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銀河英雄伝説8 乱離篇
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銀河英雄伝説8 乱離篇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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ウッ、ウソでしょ! (しばし絶句) かつて小説の世界に入り込みこれほど泣かされたことがあっただろうか? いったいどうしてくれるんだ!思わず叫んでしまうところである。 まあそれだけ夢中にさせてくれるストーリーだからこそなんだけど。 よーし、この先どうなるのか見届けてやろうじゃないの。 ネタバレを避けるために、こんな感想になってしまいました。 | ||||
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初めて手に取ったのは30年前。8巻に衝撃を受けた中学生の日を今も思い返すことができます。 それからも折りにふれて読みかえすのは、そこに人の生きざまがあるからです。 とりわけヤン・ウェンリーの柔らかだけど毅然とした生き方には大きな影響を受けました。 こんな本はほかにありません | ||||
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ほとんど汚れもなく、保存状態がよかった。書店や他のサイトで見つからず、購入できてよかった。 | ||||
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ここまで来たか!!!という言葉しか出ない。 これをエンタメとして自分は読んでいるのかもしれない。でも生きる自分もリアルの歴史の中にいる。明日は分からない。そんなことを考えてしまう。フィクションの登場人物たちにそう思わせられる。 激動の巻。 | ||||
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やはり、8巻は悲しい感だなぁーと思う….これから、ヤン・ウェンリーとラインハルトとの対峙がどのようになって行くのか、楽しみだったのに・・・地球教団は何をしているのだ・・・何回読んでも・・この展開は、面白くない。けれども….銀河英雄伝説は面白い。 | ||||
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常勝と不敗の直接対決。この物語のヤマ場であることは間違いない。 しかし、その直接対決こそ、物語の転換点であり、主役が入れ替わる というドラマティックなシナリオが用意されている。 思想は受け継がれるが、受け継ぐものにも受け継がれるものにも、物 語がある。受け継ぐものの物語は、いったんはそこで幕を閉じるが、 受け継がれるものの所作や行動、その結果如何で、伝説にもなろう。 一方の雄の物語が、この後いかに紡がれていくのか。乱離というサブ タイトルに思う。 | ||||
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銀英伝のファンになってからうん十年。この巻だけは読むのに勇気が要ります。 それでも時々読み返したくなり、ぽつぽつと読んではおいてを繰り返す。 | ||||
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田中芳樹『銀河英雄伝説 8 乱離篇』(創元SF文庫)は最もテロに似つかわしくない人物がテロの標的になる。まだラインハルトがテロに倒れる方が因果応報的で納得できる。テロ組織にとってラインハルト以上に思想的に危険ということだろう。集団的権威への不信や反骨精神は、実はラインハルト以上のものがある。 ヤン・ウェンリーは査問会体質の自由惑星同盟から離反して独立勢力を打ち立てた。ラインハルトならば査問会ごっこを正面から打ち破るかもしれない。それは結構なことであるが、正面から打ち破ることに成功すると査問会ごっこの関係者を包摂する結果になるかもしれない。査問会ごっこの関係者を無視して独立勢力を打ち立てる方が思想的に過激である。 物語の途中でイゼルローン側の主役が交代することになるが、専制対民主制という物語の枠組みからは妥当である。ヤンは民主制の信奉者との位置付けであるが、ヤン艦隊では強烈なカリスマであり、民主的とは言い難い。ヤンは多様な個性を活かすことに長けているが、ボトムアップで知恵を集めることは必要としていない。実際、銀英伝の二次小説には、もしヤンが貴族に生まれていたら、優れた領主になっただろうとの指摘もある。 ヤンの思想の本質は民主主義よりも個人主義や自由主義になるだろう。本人がやりたくないことを強制されない自由である。本人の意思が尊重される社会である。それは同盟の査問会体質の対極にある。 この巻では多くの名将が倒れる。中でもファーレンハイト提督は印象に残る。闘いに決着が着く直前の回想挿入は多くの作品で使われている。中でも『BLEACH―ブリーチ―』は多用している。それらと比べてもファーレンハイトの独白は秀逸である。これでキャラクターが確立したと言っても過言ではない。 | ||||
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巡洋艦と駆逐艦、例え会談の為だとは言え 最低乗員数は巡洋艦の方が多いはずなのに ましてやCICにいる乗員は何をやっているのか それにヤンは護衛無用だと言っても エルファシル政権には誰も護衛が付かないのか? ヤンにも護衛部隊は付くはず 例え帝国軍駆逐艦でも異常接近をすれば 巡洋艦なので威嚇攻撃程度は許容出来るはずでは その間に帝国軍司令部に異常接近の理由を尋ねる事は 可能では 因みに日本ではどうか知らぬがアメリカならば 停止命令を無視すれば即、発砲・撃墜のはず 要するに接近等、絶対にさせない 護衛部隊は通常、護衛対象者の命令は無視する様に 命令を受けている これがこの第8巻と云うか銀英伝で どうしても納得出来ない点の一つで 且つ銀英伝で最も不満な事 このミスは大き過ぎる 殺す為に書いたな どうせ書くならもっと自然に そうでしょう「皆殺しの田中¥さん あまりにも不自然な書き方、よって この巻に限り星3個減 | ||||
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10数年ぶりにKindleを機に一挙読破。政治に翻弄され続けたヤンがテロに斃れるのは何度読んでも悲しい。書き始めたころからこうやって死ぬことは決まっていたと何かで読んだけど、やっぱり悲しい。こんなに簡単に死ぬものかなと | ||||
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帝国軍は名将に事欠かない。 “疾風ウォルフ”ミッターマイヤー、“金銀妖瞳”ロイエンタール、“鉄壁”ミュラー、“芸術家提督”メックリンガー、前巻のレビューでも述べた“黒色槍騎兵艦隊”の猛将ビッテンフェルトなど、質・量ともに豊富な人材が揃う。 そして、彼らを束ねるのが、常勝の皇帝ラインハルトなのである。 そんな彼らを相手に、ヤンらは戦わねばならなかったが、不思議と悲壮感はない。 ヤンを取り巻く連中に、悲壮や絶望といった文字は似つかわしくなかった。 狭い回廊での、14日間におよぶ激闘は終わった。 ある種の静謐さが漂う中、その陰謀は計画され、そして実行された。 宇宙歴800年6月1日。 宇宙はさらに、流血を望むのであろうか?(>_<) | ||||
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素晴らしいです。だいたいの流れはわかってはいたものの、見たくなかった。でも見てよかった。ここがクライマックスと言って良いほどの両英雄の活躍に涙なしでは語れません。 | ||||
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アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト提督はウィルバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ提督ともにラインハルトが大将だったころに一時麾下にあった。 その後、リップシュタット連合でともにラインハルト軍と戦い、その後、袂を分かった。 ファーレンハイトはラインハルトによって登用され、メルカッツは自決をシュナイダーにとめられヤン・ウェンリーに投降した。 宇宙歴800年のイゼルローン回廊の決戦「回廊の戦い」は二人の英雄の最後の戦いだが、その中の一齣としてファーレンハイトとメルカッツの対決がある。 どこか、中世の騎士の決闘を思わせるこの対決は戦争と体制の変転の哀しさを描き出す。 勇将ファーレンハイトはメルカッツが指揮するヤン艦隊右翼と戦い、敗れる。 だが、戦後にヤン艦隊はさらに計り知れない打撃をこうむる。帝国軍との戦いではなく地球教のテロによって。 そのことでメルカッツ提督はさらに死に場所を失うことになる。だが、老いた名将にとってそれは決して不幸なものではなかった。 同盟側の主役がヤン・ウェンリーからユリアン・ミンツに交代する巻です。 主役の交代なんて珍しいことが起きるのも本作が「歴史」をテーマにしているためでしょう。 | ||||
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理想と希望の戦いは熱砂の如く煮え滾(たぎ)る。 限定された戦場が奇跡を呼び込む。 終幕が上がる時、人々は涙の意味を知る。 英雄が地にひれ伏す時 神々は涙を零す。 人は大切なものを守る為に戦う。 戦場で血が流れる度に嘆く者がいる事を 忘れてはならない。 | ||||
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民主共和制の可能性を心から信じ、自分についてきてくれる仲間たちのためにも戦っている無敗の名将ヤン・ウェンリー。決して恵まれた立場にいるとは言えないが、「魔術師ヤン」、「奇術師」とも呼ばれる戦略家、戦術家である彼は、専制国家銀河帝国の天才にして、優秀な部下を幾人も持つラインハルトと互角に渡り合っている。 ヤン艦隊は圧倒的勢力を誇る帝国軍を迎え撃つ。善戦をしたヤン艦隊は、当初の目的である停戦と会談を求める通信を受け、ヤンはそれに応えるために、本拠地である宇宙惑星要塞イゼルローンを旅立つが・・・というのがこの巻のあらすじ 銀河英雄伝説のひとつの大きな転換点になるこの8巻。上記以上のあらすじはネタばれになるので控えます。しかし、もっと見ていたかった・・・ | ||||
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物語は最高潮をむかえたかに見えた。 二人のライバルは久方ぶりに砲火を交え、 もっともはげしい会戦となった。 しかし・・・ ヤン・ウェンリーのファンなら泣いてください。 涙の分だけ感情移入していたんですね・・・ いい思い出です。 | ||||
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