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蛇の書



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【この小説が収録されている参考書籍】
蛇の書 (〔ハヤカワ文庫NV〕)

蛇の書の評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

余計な情報をとっぱらって読む事を勧めたい、期待の新人のデビュー作

考古学を学んでいる女子学生の研究と連続殺人が交差し・・・というお話。

巨匠、ジョン・ル・カレの孫にあたる方のデビュー作という事で、その話題性で買ったり、読んだりする人が多いと思いますし、私もそうですが、読む際はそういう情報をとっぱらって、作品として優れているか、面白いかという風になるべく読みました。

結果は、想像以上に良くできた、考古学スリラーとして、評価していいと思う出来だと思いました。デビュー作でここまで歴史を深く掘り下げる事と現代を舞台にしたサスペンスを絡めて描ければ、堂々のデビュー作だと思いました。

☆をこうしたのは、これからまだ伸びる才能に思えたので、期待をこめてこういう風にしておきました。今後の活躍が期待されます。

余計な情報をとっぱらって読む事を勧めたい、期待の新人のデビュー作。機会があったら是非ご一読を。
蛇の書 (〔ハヤカワ文庫NV〕)Amazon書評・レビュー:蛇の書 (〔ハヤカワ文庫NV〕)より
4150413916
No.1:
(5pt)

読者を選ぶかも。

知的好奇心が満たされる。ヨーロッパの精神構造に関しての関心がない人には「チンプンカンプン」だろうが。
羊皮紙は高価なので、表面を削って再利用されているパリンプセスト。そして、その削られた古代キリスト教の写本の内容とは?
中世の錬金術師が追い求めた人間社会の意味とは?
現代の殺人事件と絡めてこれらの謎が複層的に書かれています。
蛇の書 (〔ハヤカワ文庫NV〕)Amazon書評・レビュー:蛇の書 (〔ハヤカワ文庫NV〕)より
4150413916

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