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陸王
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陸王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全240件 221~240 12/12ページ
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大変面白く読ませてもらいました。大企業に立ち向かう中小企業という構図は下町ロケットも空飛ぶタイヤも同じですが。 | ||||
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予定調和と御都合主義 これが読みたくて手にした本だからもちろん不満はないし一気に読める面白さ このパターンなら間違いないのは知ってるけど、そろそろ違うテイストでこのクオリティの作品を読みたいと思ってしまうのは贅沢なのだろうか | ||||
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働く意義を毎回感じさせてもらえる作品です。 「本当のプライドってのは、どれだけ自分と、自分の仕事に責任と価値を見いだせるかさ。」 響きますねぇ~ | ||||
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素晴らしかった。ものづくりにかける者の情熱、スポーツの世界に人生をかける者の情熱、それを支える者の情熱。 様々な人の情熱、その熱量、息遣いが伝わってくる。 走りの描写は、そのスピード感がリアルに伝わってきた。 応援の歓声も伝わってきます。 近頃億劫になっていたジョギングを再開しようかな。そして、仕事、がんばるぞ!!と前向きに思わせてくれた一冊です。 | ||||
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期待通りの池井戸潤です。期待通りの人物が登場し、期待通りの展開となり、期待通りの結末を迎えます。 分かっているのに、分かっているから、ページをめくる手が止まりません。 「ワンパターン」と揶揄する方もいるでしょうが、僕は作者の「期待通りの世界観」を絶賛します。 両手に本の重みを感じながら、分厚い単行本が残り少なくなるにつれて湧き上がる高揚感と寂寥感を 久しぶりに味わいました。 たった1日でこの幸福が終わるとはなあ・・・ 続編はあるのだろうか? 中小企業・スポーツつながりで「下町ロケット」や「ルーズヴェルトゲーム」とリンクさせるコトは出来まいか? 更に、半沢直樹を絡ませれば・・・ ・・・すみませんでした。 | ||||
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タイトルからして「シューズ・ランニング」満載のマニア内容なのかなぁと思い読みはじめましたが、池井戸さんらしい話の展開にどんどん吸い込まれていき、ドラマをみている感覚で楽しめました。さらに、実際に市民ランナー向けに「シューフィッター」をされているシューズアドバイザーさんが神奈川県で活動されているのですが、わたしも参加したうちの一人として、途中その方を思い出す内容もあり、レースの展開なども素晴らしく、ランナーとしても十分楽しめる内容でした。ランナーならば絶対に読んでもらいたい1冊ですね | ||||
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一気に読みました。あらためて、池井戸ワールドの凄さに、酷暑も忘れました。 | ||||
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ものづくりは、いつもゼロからのスタートです。 真似事のような事から始まり、技術のタネ(シーズ)を発掘し、注力していきます。 山積みになった様々な要素の原因を追究しながら、限られた時間との闘い、改良に向けて積み重ねる試行錯誤。 「工夫と改善 = 考案と実験」を何度も繰り返したインテグラルなものづくり。 ありとあらゆる知恵を働かせ、悶絶しつつも、まるで夢物語のようなあるべき姿を目指しものづくり世界で描いていきます。 そして、競争社会の激流にもまれ、速く、正確に、安くのQuality Cost Delivery戦略を展開していく。 ユーザーの信頼性獲得と満足向上の為に、使いやすさ、安全性、品質、信頼性、環境等のあらゆるニーズに応えていく。 まだ世の中にない技術ですので、決まりきった学校の教科書では決して解決しません。 そして、体力も気力も限界に近いものを感じるとき。 ものづくりへの成功の道が拓ける。 本書では、100年続く足袋の零細老舗メーカーが、イノベーションを起こし、執念のものづくり姿を描いています。 倍返しもあり、「下町ロケット」のような派手さはないですが、地道にコツコツと積み重ねていくところはリアル感たっぷり。 「陸王」というタイトル名がフィットする。 無我夢中でひたすら走り続けていく姿を追いかけています。 それは、ゼロからスタートするランナーであり、就活生であり、そしてものづくりをするメーカーなのです。 592頁の結末は、つい涙腺が緩くなってしまいました。 | ||||
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読み応えがありました。想定内の展開ですが、読む側としても展開してほしい方向に向かうため、満足感があります。現代社会でおざなりにされがちな「信頼関係」「仁義」について深く考えさせられます。 | ||||
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最後は逆転して勝つ、というお決まりな展開だとわかりつつ、逆にわかっているからこそ、安心して痛快さを味わうことができるのだと思います。 | ||||
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池井戸潤の十八番ともいえる大企業VS町工場の構図は「下町ロケット」同様で、まさにテッパンの作品です。 そこに創業100年という会社の「伝統」や、陸上界とスポンサーとの関係、復活をかける陸上選手、就職活動で不採用続きの息子の成長などをうまくとりこんだ作品となっています。 「伝統を守るのと、伝統にとらわれるのとは違う。その殻を破るとすれば、いまがそのときではないか。」 「新しいことをやるなら、まだ体力のあるこのタイミングしかない。リスクのないところに成長はないんだ」 そう信じてシューズ業界に殴り込みをかけるべく奮闘する足袋会社こはぜ屋の社長宮沢。 そんな彼の一途な想いとひたむきな努力を受け、徐々に人や技術が集まってきて 「ビジネスというのは、ひとりでやるもんじゃないんだな。理解してくれる協力者がいて、技術があって情熱がある」 との事実に気づく。 しかし、この「進むべき道を決めたら、あとは最大限の努力をして可能性を信じるしかない」との姿勢は、実はそれが一番苦しい。 保証のないものを信じるってことが。 努力の末うまくいきかけると、大企業の看板にあぐらをかいて、仕事の中身よりも社名や肩書きにプライドを感じる連中らの横やりがはいり、次から次へと苦難に立ち向かうという展開は、相変わらずの池井戸潤らしい作品といえますが、それでも最後まで飽きさせずに読ませる力業は健在で、本作もそのうちドラマ化されるかもしれません。 | ||||
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イッキに読めました。創業100年のたび作り零細企業がランニングシューズという新たなジャンルに挑戦し試行錯誤の末に世界的大企業と競うあたりが痛快です。 | ||||
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スポーツとビジネス 池井戸さんの作品だとルーズベルトゲームと一見似ている。 野球とビジネス しかし、陸王の中身は全く違う ルーズベルとゲームは野球部と事業のストーリーが2軸で進んでいく それに対し陸王では、こはぜ屋の事業とマラソンの二つのストーリーが 車輪のように交互に回転してストーリーが展開されていく こはぜ屋が陸王を開発すればランナーがそれを使う フィードバックを元に陸王が改善されていく 美しいスパイラルを描きながら両方のストーリーが展開されていく ストーリーだけではなく、心を揺さぶられた言葉があった。 「ただの金儲けじゃ仕事としてつまらないもんねえ」 「人生は一度だけだ。やりたいことをやろう。」 「相手がどこに行こうとしているのか、何をしたいのか、それすらわからずにサポートなんかできないだろ。」 「好きなことをやれ。見栄張ってカッコつけて、本当に好きでもないことをする人生ほど後悔するものはない」 「決めるのは、オレだ」 何のためになぜ働くのか、なぜ走るのか、自分は何をしたいのか そんな本質を考えるきっかけをあたえてくれた この本、買ってよかった。 | ||||
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身もふたもなく言ってしまえば、大筋としては「下町ロケット」と同じ。 が、創意工夫と思考錯誤の描写自体がとても面白くぐいぐい読ませる。あ、これも「下町ロケット」と同じですねw 読後は「いっぱしのシューズ通」になった気分だ。 個人的には「ゲンさん」に共感。勢いがつけばつくほどどっかで「ブレーキ」かける存在も必要な訳で「そうだよねえ。派手な表じゃないけど地味に頑張ってるんだよねえ」としみじみしんみり語りあいたいキャラだ。 | ||||
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下町ロケットのスポーツシューズバージョン?かな。 この人は、出自の金融機関の動きは絶妙なツボにハマる。特に小規模、零細の経営現場の悩みの様子など。 今回は、たびの老舗が、スポーツシューズに挑むというストーリーに一気に魅力されて読んだ。個人的には、小学生時代の運動会では、ホンキのヤツはタビをはいていた。そういう話を周りにすると同年代=50代後半でも賛同の声が全く無い!おかしい!自分の地域、町田市周辺、及び物語の地域のみか? また、この小説は、コミックみたいに試し読み販促物が、10ページくらいある。意外に小さいフォントなので、これを読み切る時には本編を買わざるを得ない心境となつている。電子書籍の試し読みと同じだが、ペーパーでは、金が掛かるのに版元のチカラの入れようが分かる。 この小説のもう一つの見所は、陸上競技会の内幕を覗けることか。三浦しをんは、駅伝の選手のナマを伝えたが、こちらは、シューズを介して、別の一面を伝えている。おそらく、モデルがいると思うが、シューフィッターの村野の存在が作家のイマジネーションを刺激したのだと思う。 ただ、この小説、面白いのだが、また読み返したくなるか、というと、多分、否なのである。何というか起承転結の明確なドラマを観たという感じで読み返して細部を味わいたくなる気にならない。この人は、そういうものを書く気が無いのかもしれない。それならそれで、水戸黄門のように流れと結末が見えていても良いくらいになれば、また別の話。でも、そういう訳でも無いみたいな? という事で古本屋行きなのです。 | ||||
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発売前に予約して購入しました。3日間で読み切りました。創業百年を数える「こはぜ屋」はたびを作る会社。業績は右肩下がり。そこで社長の宮沢はスポーツシューズの開発に会社の活路を見いだす。故障に悩む元箱根駅伝の花形ランナー。シューフィッターが、ひょんなことから、こはぜ屋のランニングシューズ「陸王」をランナーに勧める。故障するのは走法とシューズに問題がある。「陸王」を履いたランナーは、人々の思いをしる。ライバル社からの横槍。機械の故障から、資金が必要になる。銀行は貸し渋る。宮沢は苦悩しながら「陸王」を作り続ける道を探す。下町の工場の団結力と愛情。こんな熱い社長の下で働いてみたい。そう思わせてくれる作品です。「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」私の中では、大好きな池井戸潤氏の2作に並ぶ作品になりました。 | ||||
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痛快な物語は涙も溢れる。 登場人物を、きっとテレビドラマ化されるはずと思ってこの人はどんな俳優がやるのだろうか、と考えながら読み続けていたらちっとも進まないので諦めた(笑 ただ私の中であけみさんだけは最初から何故かあき竹城さんだった。 エンターテインメントとして是非読んでみてください。 読み終わった後とても幸福感を感じました。 | ||||
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斜陽産業の起死回生の製品「陸王」はなかなか読み応えがあります。 ピンチの連続で、ラストも決してスッキリ胸がすくもので ありませんが、よりリアルに感じました。 主人公の社長も突出した人物ではありません、 一般の人がもがきながらも、その場その場のBESTを 選ぶところは、臨場感をもっていて、感情移入してしまいます。 | ||||
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さすが、池井戸先生と思える作品。ビジネスマンが普段直面する人間関係や中小企業の経営者が抱えるロマンとそろばんの葛藤など、元銀行員だからこそ描けるクォリティーの高さであった。個人的には、就活生が会社選びをする上で参考になるのではないかと思った。「仕事のやりがいとは何か」を考える上で、非常に示唆に富んでいる。作品の構成は『下町ロケット』に近いが、社長の夢に共感した協力者が続々と現れ、夢の実現に向かっていくというストーリー展開は、ワンピースのようでワクワクした。 | ||||
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私の会社もそうなんだけど、効率だけを求め始めると何故か不思議と商売が先細りし始めるだよな、アトランティスの様な会社多いんじゃないかな、このまま成果主義、能力主義を推し進めるだけでいいのだろうか?以前はこはぜ屋みたいな会社て多かったじゃないのかな、と考えさせられながら読めました。最後には商売を頑張ろうと、力がわきました。皆さんにもお勧めです。 | ||||
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