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空飛ぶタイヤ
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空飛ぶタイヤの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全699件 141~160 8/35ページ
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筆者の勧善懲悪ストーリーの中でも、メーカー事情や赤松の父親としての心境、同年代の柚木の心境が自分に重ねられ、早く続きが読みたくなるような非常に素晴らしい作品でした。 | ||||
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分量はありますが、面白いため直ぐに読めます❗️痛快でスッキリします。内容も分かりやすくオススメです。 | ||||
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これでもかというくらい幾重にも絶望的に追い詰められた状況から、わずかずつ希望の光があらわれ、やがて痛快な逆転劇を楽しめるエンターテイメント小説です。 | ||||
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以前から読みたいとは思ってたが、講談社文庫では上下巻に分かれており、2冊になるのが嫌で購入をためらってたが、実業之日本社から合本版として1冊にまとまった文庫が発売されたのでこちらを購入。 実業之日本社文庫は1冊で1080円。 一方、講談社文庫は上下巻合わせて2冊で1490円。 内容は同じなので、私としては価格の安い実業之日本社版の方をおすすめする。 合本だと分厚いので読みづらいかもという懸念はあるが、解説を含めて837ページ。 それほど持ちにくいわけでもなく、私は電車でも普通に持って読めた。 京極夏彦氏の分厚い文庫に比べればはるかにまし。 唯一の内容の違いとしては、巻末解説で、講談社文庫の方は大沢在昌氏が書いており、実業之日本社文庫の方は文芸評論家の村上貴史氏が書いている。人気作家の大沢氏の解説が読みたいなら講談社文庫かな。 後は装丁は当然違うのだが、これは好みの問題。 講談社文庫は多摩川沿いの写真を使っており、実業之日本社文庫は田中寛崇氏のイラスト。 私としては、イラストの方が味があって温かみがあって好きかな。 作品の内容については、多くの方がレビューを書かれてるので、そちらにお任せする。 まあ、池井戸作品でおなじみの勧善懲悪の内容で、スカッとするのは間違いない。 マンネリとも言われるが、それでも圧倒的なリーダビリティで楽しませてくれるのはさすが。 | ||||
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とっても 面白かった。食事の用意をしながらでも 横に置いてよみました。 | ||||
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素晴らしい物語だ。説明不要。 この1冊に大切な事が凝縮されている。 社会を、人間を知るのにうってつけの1冊だ。 | ||||
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負けたりしない! 諦めたりしない! 逃げたりしない! これが、私の生きる道。 家族があること、仲間があること、守るべきものがあること、それが私の原動力。 俺がやらなきゃ、誰がやる! 信じて、待ってくれている人の為にも、やるしかないしょっ! 苦しい時こそ、上を向いて歩こう。 この世界は、こんなに広いんだ、必ず解決策はある。 勇気を出せ! 自分に負けたら、そこで終わり。 諦めずにジタバタすると、女神が微笑む。 他人任せでは何も始まらない。逆境をブチ破る力は我にあり。 過去は変えられない。 過ぎしことに固執するより、今を精一杯に生ききることでしか、未来を明るく照らす術はない。 熱く、熱く、プレッシャーに押し潰されそうな時が、踏ん張り時。 そこで、どう動く? 考えながら、走れ。 願わくば、我に七難八苦を与えたまえ(山中 幸盛)。 | ||||
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以前WOWOWでドラマを見たのですが、 この春、三菱自動車の燃費不正があり、 改めて読んでみました。 巨大企業(ホープグループ=三菱グループ)と 町の運送屋赤松社長との対決。 フィクションとされていますが、 三菱自動車のリコール隠しをモチーフにした ほぼノンフィクションなドラマに 池井戸さんならではの人物描写が加わり、 ぐいぐい引き込まれる作品になっています。 ホープ自動車は、人の命に関わる企業でありながら、 死亡事故を起こしても、なお事実を隠蔽し、 会社の利益、自らの出世を優先。 立場の弱い者にその責任を押しつけます。 ポープ(三菱)グループは、 対企業には強いが、対消費者にはからきし弱い。 そういえば、うちには三菱電機の商品はない。 そんな三菱電機が「東京五輪オフィシャルパートナー」なのは、 いかがなものか。 まあ、カテゴリーが「エレベーター・エスカレーター」で 対消費者ではないのですが.... 悪辣なホープ自動車、ホープ銀行、そしてPTAのおばはん、 弱い立場に追い込まれた赤松社長は、周囲に支えられながら 正義の戦いを続けます。 そして最後は... とてもおもしろくページをめくりました。 おすすめの1冊です。 | ||||
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手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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商品の状態も非常に良く、新品同様でした。 久しぶりに面白い小説に出会いました、上下巻を3日で一気に読んでしまいました。 | ||||
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とにかく読んでください!! 実話を元に書かれたこの本。 是非オススメです!! | ||||
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展開が面白い。いろんな立場からの見解があり、(赤松運送、ホープ自動車マーケティング課、ホープ銀行、柚木家)それぞれの思惑が交錯し、真相追及、隠蔽工作、状況観察、支援・・・お勧めできる1冊です。ですが、「ロスジェネの逆襲」の方が個人的には面白かった。 | ||||
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信じられない事が、そこで起きた。 そんな書き出しからどんどんと、作品に引き込まれていきました。 一つの事件を中心に大企業、中小企業、ジャーナリスト、警察、銀行と様々な立場の人間が、好むと好まざるに関わらず巻き込まれていく。 楽しく読める作品でした。 | ||||
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自動車会社のリコール隠しという身近で起こっている問題について、非常にリアルに描写されている。1つの事故で影響を受ける数多くの人々の心情を細かく丁寧に書けるのはすごい。 私自身、結婚したばかりでもうすぐ子どもが生まれるという状況でこの本を読んだので、赤松や柚木に自分を投影すると涙が止まらなかった。 筆者の本は何冊も読んでいるがこれだけ泣いた本はない。読んで絶対に後悔しない本。 | ||||
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いやあ、ページ数もさることながら、氏の最高傑作と言われることもあって、読み応えのある作品でした。 しかし、池井戸氏って、元バンカーだけあって、「先見の明」がありますね。実際の「三菱自動車」は、2回目の「リコール隠し」は、何とか、「三菱グループの支援」で持ちこたえるのですが、「燃費不正」によって、「日産」傘下入り。 でも、本書では、2回目の「リコール隠し」が判明した時点で、「日産」と思われる大手自動車グループの「傘下」入り。本日の日経にも自動車各社の「開発投資額」が出ていましたが、「三菱」は最下位の7位。ゴーン氏は「小規模のメーカーに多額の開発投資をする余裕はない」とのコメント。 当面、「三菱自動車」というブランド名は残るかもしれませんが、行く行くは、「日産」に吸収され、「三菱マン」たちも、本当の実力によって、残れるか、退職を迫られるかになるんでしょうね。 さて、本書で「赤松運送」と出ている以外は、全て、「ホープ」を「三菱」と読み替えれば、実在の企業。それぞれの様子を簡単にレビューしておきます。 〇赤松運送 ・2代目社長が引っ張る、中小運送会社 ・トラックからタイヤが外れる事故が起き、倒産の危機に瀕します 〇ホープ自動車 ・日本最大の財閥である「ホープ」グループの自動車会社 ・3年前にも、「リコール隠し」を起こしていますが、「グループ企業」に支援されます ・今回の赤松運送の事故に当たっても、自社のせいではなく、赤松運送側の整備不良を主張 ・「ホープ」グループに属することを鼻にかけた「エリート集団」 〇東京ホープ銀行 ・「ホープ」グループの中でも、「重工」「商社」と並ぶ御三家 ・「出世」争いでグループ内の「自動車」を助けたい「専務派」と、「自動車」を一般企業とみて「融資できない」とする「営業本部」が対立 さて、タイヤ事故で死傷者を出した赤松運送は、大手取引先離れ、メインバンクからの融資引揚げ、被害者からの訴訟等によって、「資金繰り」が苦しくなり、倒産寸前まで行きます。 一方のホープ自動車は、事故の原因となった「ハブ」を出せという赤松運送の要求にも耳を傾けず、マスコミのスクープ記事も金で片付け、 また、運送会社側の「整備不良」で乗り切り、「グループ」に支援してもらおうとします。 結局は、「内部告発者」の残したPCにより、ホープ自動車側の隠蔽が明るみに出、赤松運送の無罪が確定します。 でも、本書を読んで、自分を「ホープ自動車」担当者に置き換えた場合、どうだろうかと思います。上司からは、暗に「隠せ」の指示を貰い、隠した場合「出世の道」が約束される。 自分も「ホープ自動車」担当者と、同じことをしたのではないかと思うと、恐ろしくなります。 赤松家の子供の騒動等、やや冗長な場面もありますが、読み応え、そして、考えごたえのある1冊です。「10倍返し」シリーズしか池井戸作品を読んだことがない人にも、お奨めの1冊です。 | ||||
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現実にあるような内容で大変面白くあっとゆうまに読み終えました | ||||
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題名をみて 下町ロケットみたいに タイヤを 飛ばすのか と思ったが 違っていた。 扱っている題材は もっと 重く 厳しいものだった。 そして ホープ自動車に 立ち向かう 中堅どころの運送会社社長赤松。 ホープ自動車のカスタマー戦略室 沢田。 バランスをとり、政治的な力学をみながら、自分のやりたいことをめざす。 ホープ銀行の融資担当 井崎。 バンカーとは なにかを考えて、グループ企業の融資に対処する。 週刊潮流の記者 榎本。 追求するが 企業に買われるジャーナリスト。 それぞれが 仕事とはなにか を問いかけながら 組織の論理の中で、翻弄され、 ある時は 自分を見失いながら、 子供や妻に励まされながら、自分のいくべき道を見いだしていく。 銀行の持つ 複雑な顔が 様々な形で 浮かび出て、そのなかに 非情さを感じる。 それでも アカマツ は 家族と職員を守るために 奮闘する。 | ||||
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読み終わって、なぜか 爽快になる本ですね。 ニンゲン 捨てたもんじゃない。 中小企業のオヤジさんたちへの励ましがしっかりとあり、 物語の構成が実に巧みであることに感心する。 悪役をきちんと、明確に 浮き彫りにする手法は 実にうまく、その描写が なんとも言えない。 組織の中における『立場』があり、 そのなかで 保身に苦心するか もっと、本質的なものに 目を向けるかで 大きな違いが生まれてくる と思う。 アカマツ がんばれ と応援してやりたくなるし はるな銀行の進藤が なんともいい役目だね。 また 刑事さんも なんとか、がんばった。 『オレは、プライドを捨てる。』といったことが、 ニンゲンの変わり目なんですね。 それにしても、女王蜂は ほとんど変わらず だったのが、返す返すも 悔しいと思ってしまう。 池井戸潤 あんたは、たいしたヤツだよ。 | ||||
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どんどん中に引き込まれていきました。非常に面白かった。続編が出ないかなー。 | ||||
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