砂漠

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砂漠の評価:

3.93/5点 レビュー 318件。 A ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全727件 701〜720 36/37ページ
No.27
(4pt)

サンボマスター

伊坂幸太郎の青春もの小説。
作品の内容自体は、伊坂作品の中では好きな方ではない。
でも、この作品は伊坂作品の中でも、かなりキャラクターが
際立っていると思ってる。
とにかくアツイ西嶋、超能力+麻雀最強の南、美人だけどよくわからない東堂・・
特に西嶋はボクの中では「サンボマスターの山口」のイメージ。
「これがロックなんですよ!!」
「愛と平和!!」
なんとなくそっくり。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.26
(5pt)

いやあ、おもしろい。

前半は登場人物紹介みたいな感じややまったりと進行します。
が、ここで時間をかけた分、
その後の進行の際にそれぞれのキャラクターが生かされ、
それぞれのが自然に動いているように見えます。
ちゃんと、それぞれが、それぞれに。
今までの伊坂作品には絶対的なキャラがいて、
その人の都合のよいように、
作者の都合のよいように偶然がおきたりして
強引な展開だなぁ、と感じさせる部分が多かったのですが、
今回はそういうことも少なかった感じです。
あと、最後になってある仕掛けが判明します。
が、それもそれで途中に複線がはられているんですが。。。
大きなヤマを越える物語ではなく、
学生時代に起こる少しずつの小さな出来事を積み重ねるお話なのですが、
それでいて、それぞれが関連づけられていて、
最後にそれら張られた複線がキチンと心地よくスッキリと整理される。
だからキモチ良く読み終えることができる。
ほんと、読み手に読ませる手法が上手いなぁと思います。この作家さん。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.25
(3pt)

カバーデザインと、題名が。。。

超能力の女性が出て来たので、
すわっ。伊坂ミーツ宮部、もといキングかと思いましたが、
そんなことは無く、いつもの伊坂幸太郎でした。
只、各エピソードが弱い。
それに、以前の小説の焼き回し的雰囲気もあって、
章が進む内に、焦点がぼけてきている感がありました。
お決まりの悪が、巨悪では無いのがその理由でしょう。
でも、最後の章でまとめ上げたのは、さすがと思いました。
一人つっこみもなんとなく、らしくなかったです。
麻雀と食べ物の話だけは、変に印象的でしたが。
石田衣良もそうですが、いま旬の作家さんなので、
質と量のバランスを取るのは非常に難かしいんだなとは、
思いました。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.24
(5pt)

やっぱり自身で読むべきですね。

 当初ここのレビューで若干不評だったので、ちょっと読むのを躊躇していましたが、やっぱり伊坂ファンは自身で読んで判断したほうがいいですね。個人的にはかなり面白かったですよ。
 確かに派手な事件やどんでん返しはありませんが、相変わらずのキャラクター造形は見事ですし(人によっては薄いと感じるかもしれませんが、それこそ現代感を現している)、台詞も面白い。大学生活を描いている青春小説にしては学校関係のイベントはほとんどないし、若者たちの身の回りの難事件をいろいろな苦難をこえて乗り越えてくいといった、ある種爽快感がある伊坂作品にしてはかなりポジティブな内容でした。ただタイトルの「砂漠」という意味を考えたときには、相変わらずの作者のシニカルな一面を見た気がしました。
 最後にちょっとした仕掛けがあるので、楽しみに読み進んでくださいね。鳥井の「ぎゃはは」笑いが聞こえてきそうな気持ちになりました(笑)。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.23
(3pt)

大学新入生へ

大学生活4年間に、主人公北村がまわりの友達と一緒にあれやこれやの出来事を経験していく、そして少しの成長がある物語。特筆したいのは主人公以上の存在感をあふれさせている男、西嶋。彼の物の考え方は、実に面白い。友達に一人欲しいところだ。それに惹かれる美人の東堂もとんがったキャラを発散させている。他の登場人物もなかなかいい味を出している。ストーリー的な部分は、ひとつの章にひとつの山があるつくりで、実際にはありそうでなさそうな話である。伊坂さんにしては、いまひとつキレが足りなかったような気がする。なんだか、だらら〜んと、大学生の子供っぽさが流れているような印象だった。特にここが面白いというところは、見当たらなかった。でも時々飛び出す西嶋の奇妙な言動には、目を奪われることもあった。特に、麻雀でチョンボともとられかねない妙な役を作ってみたりするところは、伊坂さんならではユーモアでありユニークさであろう。受験シーズン、これから大学に入る人たちには、大学なんてこんもんだよ、だけど友達を大事にしてね。というメッセージが込められている。時間があったら読んでおいてもいいんじゃないかくらいの評価ですね。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.22
(5pt)

伊坂幸太郎最高ですよ。

大学生活を描いた書籍がないか探していたらこの本に出会いました。
本当にこの作品に登場するキャラクターは感情移入させられる人物ばかり。特に西嶋はその時々に多くのメッセージ性の篭った台詞をはく。
この西嶋の台詞は読み終えても又読み返したくなるそんな感じ。
又、南さんの鳥井に対する想いに対して最後は感極まった。
東野さんの受賞作を読んでいない為、少し無責任なコメントになってしまうけど「死神の精度」でなくこの「砂漠」だったら今年の直木賞を取れたんじゃないかと思う。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.21
(4pt)

私の大学生活

伊坂さんによる青春小説。
もうすぐ終わろうとしている自分の学生生活と重ねて読んでしまった。すごくスキです。
大学生活という「オアシス」から社会という「砂漠」に出て行こうとしている私にはぴったりでした。
いろいろ思い出しながら、いろいろ考えながら読みました。
西嶋のキャラが実際にいたらちょっといやかもしれないけど、
「俺は恵まれないことには慣れてないですけどね、大学に入って、友達にはめぐまれましたよ」っていう言葉がじぃんときました。
「抗生物質バンバン使えばいいんですよ」とか
「矛盾しちゃいけないっていう法律があるんですか」
とか、西嶋の言葉結構好きです。
目の前に助けを求めている人がいたら助ければいい。
これが砂漠に雪を降らせる第一歩なんだろうなぁ。
だけど、青春小説ということもあり、伊坂さんお得意の、伏線に伏線を重ねて最後に「はっ!」っとする感がちょっと薄かったので、☆4つ。
だけど、読んでそんしない作品に違いなし!!!
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.20
(4pt)

作家の「良心」を感じました

「砂漠」というタイトルと表紙のデザインを見て、今度はどんな話なんだろうと思いながら読み進めると、予想外の青春小説でした。
読み終わって思ったのは、そのバランスの良さ。
小説ですから現実には起こりえない出来事や、理不尽な部分もあって当然なのですが、登場人物のキャラクター設定を含めて、伊坂氏の文章では、それらが逸脱する手前で保たれています。例えば「運」「不運」はランダムで登場人物に回ってくるのですが、最終的には納得できる位置に収まるため、「いくらなんでも、この人物が可哀想だ」というようなことにはなりません。他の作品でもそうですが、ちゃんと「救い」を残しているところに良心を感じます。
本作は派手さはありませんが、数日読む程度の分量もあり、ゆっくり読む楽しさを味わえました。お勧めします。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.19
(5pt)

砂漠の中のオアシスについて。

伊坂幸太郎の本は3冊目でしたが、なるほど、やっぱりよくできていると感じました。
個性的なキャラクターの中に西嶋という人物を投入することによって、物語に抜群のスピード感を加えています。
物語は自分の周りにもあるような日常の中の非日常的なエピソードを中心に展開されます。
楽しいことだけではなく辛いことも何とか乗り越えようとする、その描写はリアル。
青春というにはなんだか照れくさい。
大学生のお話です。
でもやっぱり伊坂幸太郎。最後にはちょっとしたトリック(??)が用意されています。
「売れる小説」についての話を北村が回想する場面。
そのあたりの皮肉っぽいところも面白い。
私としては著者は西嶋というキャラクターを通じて、読者に伝えたいことがあったんじゃないかとうがった見方をしています。
でもパンクロックはただのお遊びじゃありません。あの時代のイギリスは大変だったんだから。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.18
(4pt)

それぞれの個性が光る、ステキな作品♪

北村、西嶋、南、東堂、鳥井。一人一人の個性が光る。特に西嶋の
キャラは圧巻。実際にいたら困るだろう、実際にいたら楽しい
だろう。この二つの思いがある。四季の移り変わりの中、彼らの
生活が鮮やかに描き出される。中にはとてもつらい季節もあったが。
全体を通して伊坂さんらしい作品だと思った。
「その気になれば砂漠に雪を降らすことだってできる!」
彼らならどんな望みも叶えてしまうのではないだろうか。そう
思わせる情熱が、この作品には確かにあった。できるなら、私も
もう一度大学生に戻りたい。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.17
(5pt)

伊坂最高傑作

ありふれた日常の普遍的なキャンパスライフに、ほんの少しの意外性とユーモアを加えた伊坂幸太郎会心の青春小説。伊坂好きで、青春小説好きの僕にとって、この小説を読んでいた数時間は凄く幸福だった。複数の視点で進んだ物語が最終的に繋がる定番の手法ではなく、季節ごとのエピソードを回想するかのように綴る。大学生活を通じて出会った仲間との友情だったり恋愛だったり、とても普通のことなのに凄くおもしろい。個性的な登場人物と無駄のない伏線の張り方。苦難を共に乗り越える姿も酷く爽快で読み心地が凄く良い。こんな仲間達に囲まれ、愉快な日常を歩むことが出来たらどれだけ愉しいだろうか。そんな羨ましさも感じる。様々な登場人物の中で伊坂作品最高のキャラと言える西嶋。ぽっちゃり体型の空気を読まない強烈な語り口で、惹かれるか完全に嫌うかの二択を迫られる特異キャラ。この西嶋の、いちいち言う台詞がおもしろくて、時に引用する言葉も何か胸に残る適度な重さを持っている。「彼方で人々が、難破しているときに、手をこまねいてはいられない!今俺が助けに行くぞ!の精神ですよ」要は先のことなんて考えないで目の前で困っている人を助ければいいんですよって事。理解は出来ても行動を伴うのが難しい。そこを難なく、あっさりと行動する西嶋の行動力。臆することなく、恥じることなく、自分の生き様を突き進む姿。うだうだ悩んでるのが酷く馬鹿らしくなるくらいにスッキリさせてくれる。今、一番おもしろい小説を提供してくれる作家、伊坂幸太郎ここに在り。大好きだ。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.16
(5pt)

いい!

これはミステリーというよりは青春小説だと思う。
春、夏、秋、冬にそれぞれ事件のようなものがあり、それについて語られていくという一見普通の小説のような気がするが、そこは伊坂先生。まったく読者を飽きさせません。
相変わらず登場人物がすばらしすぎです。特に西嶋、あんな友達1人は欲しいです。いっぱいいたら嫌だけど…。しゃべり方が好きです。
「北村、それは何々ですよ。」って人の名前呼びつけにしておいて語尾は敬語ってなんか面白いな〜って思いました。個人的には「中」のくだりが大好きです。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.15
(4pt)

もうひとつの奇跡

 去年18年飼っていた犬が死んだ。途中犬は5匹の子を産み、彼らはそれぞれ知り合いにもらわれていった。いまだ、訃報はない。血統書つきでもなければ賢い犬でもなかったが、家族にとても愛されていた。犬がいた時間はとてもかけがえのないものだった。それは、もらわれていった家でも同じことではないだろうか。ウチの犬の子供が別の家庭にもらわれ、そこで愛され、家族は犬がいることで他では知りえない幸せや愛情を得るだろう。 伊坂幸太郎が彼の作中にみせる身近な奇跡。それは人の繋がりであり、そのベースは愛なのかもしれない。
 私が伊坂作品に期待してしまうのはそこに『人の繋がり』を見つけたいからだ。オーデュボン、ラッシュ、ピエロ、強盗、アヒル、陣内、死神、魔王。彼はそれぞれの作品に繋がりを持たせることにより奇跡をおこし、ほとんどの作品を私達読者に愛させてしまった。
 今作はその中の陣内が起こしたもうひとつの奇跡の話ではないだろうか。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.14
(5pt)

重力に逆らって行け

「オーデュボン」から何年?傑作「重力ピエロ」からまだ1年半!?恐ろしい勢いで「どれを読んでも損なし!」小説を量産している伊坂。傑作「魔王」から1ヶ月でもう次!?いくら何でも限界ってもんがあるだろうよ、といぶかしく思いながら読んで溜息、またしても「損なし!」、いや「面白い!」。第二次「W村上世代」なんて口を尖らせる文壇をさらりと分断して余りある軽快さ。この人の小説のエラいところは「主人公か、それに近い人も肉体的に切られたり、殺されたりする」ことにある。そこに「ありえない話の現実味」が醸し出されてしまうので「えーーーーっ!それ、小説とは言えアリかよ!?」と毎度毎度、必ず驚かされるのだ。そして不自由になったり、死んだりしながらも軽快に物語を進めていく人々の不屈さにすっかり元気づけられている僕である。本作品でも「えーーーーーっ!それって意味あるのかよ!?」という人が完膚なきままに酷い目に合うのだが、意味なく酷い目に合うのが現実ってもんか、そうだな。相変わらず超常現象と群像劇のモチーフに変わりはないが、それでもマンネリどころか、それを期待して尚、裏切られることがないという裏切りに感心、感動。さあ、どこまで行ける!?重力に逆らう如くどこまでも行ってください。「伊坂は現在、最高に面白い小説家です。どれ読んでも損なし!」で在り続けてください。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.13
(4pt)

青春は良いですねと思える青春小説

2005年の伊坂の締めの作品です。
おなじみの仙台を舞台に繰り広げられる,ちょっとの謎かけ,ちょっとの超常能力のそしてたくさんの青春。
読後さわやか,伊坂マジック有り,と楽しい作品です。
いまどきのチャーミングさってこのような人々の中にあるのでしょうね。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.12
(5pt)

これは変化球か?直球か?

おもしろい。とにかくおもしろい。
読み終わるのがもったいないとおもいながら読みきってしまった。
一気呵成に読みきって・・・
あれ?
井坂本特有のザラザラ感やじゃりじゃり感がないぞ。
不条理感というか浮遊感というか
それがなくてなんだか喉越しまろやか。
たしかに非現実的な能力はでてくるけど現実の許容範囲。
う〜む。これは変化球か?
それともその気になれば、160キロだせるんですよ、なのか?
どっちにしてもやっぱり凄いぞ。脱帽。
さて老骨に鞭打って砂漠に雪をふらせるべく
いっちょがんばってみますか。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.11
(5pt)

大学生の甘美な時間が鮮やかに甦る1冊

大学に戻りたい、こんな感情って大学を卒業して時間が経過しないと甘美な思い出にはならない。
社会という砂漠でへとへとになって、戻れない大学の時が甘美になる。
大学の仲間とぐだぐだする、あの時間の流れ方を鮮やかに甦らせる。
いつもつるむ仲間、挨拶は交わす同級生、バイト先の仲間・・・
読みながら自分の大学時を思い出し、懐かしい顔がどんどん浮かんだ。
「俺は恵まれないことに慣れてますけどね。大学に入って、友達に恵まれましたよって」西嶋が最後の方で言う言葉は、
読中気が付けばこの仲間に入っていた自分をも感じ入る台詞になった。
大学で友達なんて大仰な話ではなく、気がつけばいつもつるんでた仲間
その仲間との春夏秋冬
大学は振りかえった時甘美になる、人生の大切な時間。
その時間が鮮やかに甦る1冊だった。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.10
(5pt)

北村、鳥井、南、東堂は悩める大学生だ。

 彼らをとりまく「大学生活」、さらにその先に漠然と広がる社会という名の「砂漠」。それら幾重にもおりかさなった殻の中で、彼らは彼らなりに、仲間の身を案じたりだとか、色恋沙汰に頭抱えたりだとか、将来のあれこれについて言い合ったりだとか、種種の諸事情に呻吟する。しかしその中にあって「自分」、あるいは「自己」といった些か不明瞭な――けれど誰でも一度は慮るであろう――「形態」を漸次見出してゆく。
 そういった意味で、本書は昨今の大学生活のもようを鮮やかにきりとった「傑作青春小説」であると同時に、昨今の悩める大学生活のもようを鮮やかきりとった「傑作成長譚」であるともいえよう。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.9
(5pt)

新境地

 伊坂の青春小説ということで、今までにない感じの作品です。「チルドレン」もミステリー要素の低い作品ではあったんですが、これはもう真っ向から青春小説に向かっている感じで、「チルドレン」のときの実験的な雰囲気がありません。
 「砂漠」というキーワードをもとにして、展開する物語は現役大学生ににとってはものすごい説得力を持っていたりします。それを踏まえても「砂漠」なんてどこにでもあるものなのかなぁと思ったりもします。大切なのはイメージというか、「魔王」でも言及されていた「想像力」のであって、「どう思うか」というのが人間の人生にとって最も大きな意味をもたらすものなんだと思いました。
 この作品hは意外と「魔王」と合わせて読むのがいいのかもしれないと思っていたりもします。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846
No.8
(4pt)

初、伊坂

初めての伊坂作品。
連作短編風に春、夏、秋、冬、そして再びエピローグに当たる春が巡ってきます。
事件は出てきますが、謎解きの要素はほとんどありません。
登場人物に役割分担的に明確な個性が与えられ、冗長になるところを割り切って省略した物語はテンポ良く読むことが出来ます。
どこかで読んだような懐かしい感じがする物語ですが、類型化しそうになるところを微妙にはずしていくところは、作者の物語作りの巧みさを垣間見せていたと思います。
砂漠 Amazon書評・レビュー: 砂漠より
4408534846