■スポンサードリンク
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヒトイチシリーズの実質最終巻。 せっかく買ったので全巻読みましたが、 説明文と説明台詞の連続には飽きこそすれ慣れませんでした。 説明つづきなので、記憶に残っている場面は特にありません。 著者の経歴や、監察の性質上仕方ないのかもしれませんが、 何でもかんでも公安マターなのも飽きの一因です。 そこから派生して、犯人の思考や、駆け引きまで描けば面白いと思うのですが、 毎回「こういう輩がいるんですよ」で話が終わってしまうんですよね。 何度も繰り返されると、もうわかったから、という気分になってきます。 「ゴ○野郎」「ク○共」などと犯人を罵るシーンもただ不愉快で、カタルシス不足。 何しろ犯人の描き込みが薄いので、こっちの気分がそこまで盛り上がっていないんです。 元警察官・元公安の著者には、特別な感情もあるのかもしれませんが……。 著者が言いたいことを言うためのお膳立てがこうもあからさまだと、 何となく冷めてしまいます。 正直言って文章にも工夫が見られず、誤記らしきものも度々あり。 キャラクターは「頷く」ばかりで、なかなか感情が読めません。 そういえば、台詞内に丸括弧が登場したときには目を疑いました。 いつも通り、地の文で補足すればよかったのでは? 榎本の料理男子設定が再度活かされることもなく、 誰も彼もさしたる個性もないまま終わってしまったのが残念です。 メインキャラが総じてメアリー・スー的なのもむず痒い……。 榎本や山下以外のキャラはまるで彼らの引き立て役で、 ずっと接待を見せられていたような読後感です。 警察知識に関しては前巻・前々巻同様、詳細です。 知的好奇心を刺激する読み物ではありますが、小説ではないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
当該書籍は3部作の短編集です。 アマゾンの「本の説明」にも書籍の裏表紙にも短編集を示す記述は見当たりません。 私は短編集であれば、まず購入することはなかったでしょう。(絶対に購入しません) 濱氏の前作「ヒトイチ画像解析」(同じく講談社文庫)も短編集であることを隠しています。 売れっ子作者に随筆調の短編を造らせ、その内容を正確に知らせず発行しています! 短編ですから、内容も浅く、過去に書かれたようなシチュエーションも随所に出て、途中で読むのをやめました。 もちろん短編集を好まれる読者もいらっしゃるでしょうから、その旨を明確に記述されるべきでしょう。 こんな会社の手先になっている濱 嘉之氏にガッカリしながら同情します。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!