■スポンサードリンク


ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)

ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係の評価: 3.63/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

小説とは呼べない

ヒトイチシリーズの実質最終巻。
せっかく買ったので全巻読みましたが、
説明文と説明台詞の連続には飽きこそすれ慣れませんでした。
説明つづきなので、記憶に残っている場面は特にありません。
著者の経歴や、監察の性質上仕方ないのかもしれませんが、
何でもかんでも公安マターなのも飽きの一因です。
そこから派生して、犯人の思考や、駆け引きまで描けば面白いと思うのですが、
毎回「こういう輩がいるんですよ」で話が終わってしまうんですよね。
何度も繰り返されると、もうわかったから、という気分になってきます。
「ゴ○野郎」「ク○共」などと犯人を罵るシーンもただ不愉快で、カタルシス不足。
何しろ犯人の描き込みが薄いので、こっちの気分がそこまで盛り上がっていないんです。
元警察官・元公安の著者には、特別な感情もあるのかもしれませんが……。
著者が言いたいことを言うためのお膳立てがこうもあからさまだと、
何となく冷めてしまいます。

正直言って文章にも工夫が見られず、誤記らしきものも度々あり。
キャラクターは「頷く」ばかりで、なかなか感情が読めません。
そういえば、台詞内に丸括弧が登場したときには目を疑いました。
いつも通り、地の文で補足すればよかったのでは?

榎本の料理男子設定が再度活かされることもなく、
誰も彼もさしたる個性もないまま終わってしまったのが残念です。
メインキャラが総じてメアリー・スー的なのもむず痒い……。
榎本や山下以外のキャラはまるで彼らの引き立て役で、
ずっと接待を見せられていたような読後感です。

警察知識に関しては前巻・前々巻同様、詳細です。
知的好奇心を刺激する読み物ではありますが、小説ではないと思います。
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934
No.7:
(3pt)

短編で読みやすいです。

著者のいつもながらのスリリングな展開。一気に読んでしまいました。
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934
No.6:
(4pt)

警察組織の中にある闇にひかりを当てて、公平と正義を問う。

監察係長 榎本博史のメリハリのついた活躍がおもしろい。
公安総務課調八の係長山下が、青山望なんだね。

身代わり出頭
交通部長のベンツがひき逃げ事件のクルマだった。
息子も警察官で企画課にいて、そのクルマを運転していた。
ところが、胡散臭そうなオンナが身代わりで出頭した。
そのオンナの家にガサ入れしたら、8000万円ほどの預貯金があった。
ふーむ。オンナも出頭するなら、お金を処理してからいけよ。
どちらにしてもウカツなのだけど、そのことから、
とんでもない方向へ発展していく。
北朝鮮の工作車で、交通部長、息子の警察官が
はめられていたと言う話へ。
まったく、公安事項な話なのだね。

公安の裏金
公安の総務課長が新任の安森真人になった。
彼が気にしているのは、公安の機密費だった。
自由に使っていいお金を、自分のものにしようと、
それで、妻に 新古車のベンツを買ってやる。
こんなオトコを 課長にしたらいかんでしょ。
課長になる前に、わかるはずなのだが。
自民党の幹事長とつながりがあると言ったって。
将来は政治家になると言うことだけど、それにはくをつけるため?
政治家になったら、もっとヒドイでしょうに。
出張に 女警官を侍らして、連れて行くのもねぇ。
フィクションでありながら、そういうモデルがいるんでしょうね。

告発の行方
小笠原署で パワハラがあると相談した110相談電話が、
筒抜けで、署長のところに 届いてしまう。
署長は、怒り狂って 告発者にパワハラを始める。
署内は、事なかれ主義の課長たちが、そろっていた。
「厳しい指導」野本に、
パワハラは イジメのように発展していく。
組織のこわさが、十分にわかるのだ。
上司の品質が問題なんだよね。
また、それを正しく処理できないシステムも問題だ。
告発した係長のヨメは 以前榎本監査係長の部下だった。
そこから、榎本は、相談を受けた警察官を厳罰にし、
それを伝えた 上司も 処罰する。
小気味がいい感じがあるが、警察のドロドロした部分が
垣間みられる。

ヒトイチは、警察の組織にある闇を引きづり出そうとする
意欲がある。組織の中での公平と正義に関わるテーマ。
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934
No.5:
(5pt)

どんどん謎が....

読み進めていくうちに、どんどん、新たな事が分かっていきます。
面白かったですよ!
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934
No.4:
(5pt)

良かったです。

警察の組織も分かって興味がありました。
描写が面白く楽しめました。
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934
No.3:
(5pt)

面白いです。

このシリーズは面白い。

読むに優しいとは言えない文体だと思う。細かすぎないか?と思うほどの描写もそうだし、私程度の頭だと1度読んだだけで理解できずに読み直した箇所もあった。また、短編集にも関わらず情報量はかなりあるので、途中雑紙に関係を整理しながら読んだところも。

ただ、それが気にならなくなるくらい、夢中になって読めるシリーズだと思う。

著者の本はこのシリーズが始めてで、3冊読んでしまったので、違うシリーズも購入したい。
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934
No.2:
(4pt)

面白い

一気に読みましたなかなかスリリリングで官職名もよく出て面白かったです。
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934
No.1:
(1pt)

出版社の詐欺です!!

当該書籍は3部作の短編集です。  アマゾンの「本の説明」にも書籍の裏表紙にも短編集を示す記述は見当たりません。
私は短編集であれば、まず購入することはなかったでしょう。(絶対に購入しません)  
濱氏の前作「ヒトイチ画像解析」(同じく講談社文庫)も短編集であることを隠しています。   
売れっ子作者に随筆調の短編を造らせ、その内容を正確に知らせず発行しています!   短編ですから、内容も浅く、過去に書かれたようなシチュエーションも随所に出て、途中で読むのをやめました。
もちろん短編集を好まれる読者もいらっしゃるでしょうから、その旨を明確に記述されるべきでしょう。
こんな会社の手先になっている濱 嘉之氏にガッカリしながら同情します。
ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 内部告発 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
4062933934

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!