χの悲劇 The Tragedy of χ

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評判

χの悲劇 The Tragedy of χの評価:

4.51/5点 レビュー 43件。 B ランク

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平均点4.51pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 41〜52 3/3ページ
No.12
(5pt)

S&MとVがつながった瞬間が、ついにGシリーズにも

今の人工知能ブームに思いをはせつつ(それに素敵な冷や水をかけつつ)、これだけ読んでもXの悲劇へのオマージュはあるものの単独のミステリとしてはそこまで面白くはないでしょうが、S&Mシリーズ10巻、Vシリーズ10巻、四季4巻、Gシリーズ(数えたらちょうど10巻目)がついに一つの大きなお話として収束していくメルクマールとなる一巻でした。

ネタバレはしませんが、χはしゃべり方からひょっとしたらあのキャラクタ?、と思いつつでも○○○が合わない・・・と考えていたところでの最後のネタ明かしと最後の一行はまさに「やられた!」と、ミステリーを読む醍醐味を久しぶりに味合わせてもらいました。こういうぞくっとする瞬間を味わえるのが偶にあるからミステリー読みは止められないですね。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.11
(5pt)

かなめとなる作品

これから森博嗣作品を読み始める方にも、昔ながらのファンにもお勧めの一冊。
一連のシリーズの、かなめとなる一冊ではないでしょうか。
鳥肌が立ちました。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.10
(5pt)

一気によみきった

最近、懐かしの島田さんが登場されるなーと思っていたら、海月くんの登場にびっくり
次回が楽しみでたまらない。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.9
(5pt)

終着駅への出発点、Xより。

本のカバーの「次巻以降の予定」にこの本のタイトルを見たときから、
今年の目玉はこれだろうと思っていた。

要はエラリークイーンの超名作と同タイトルであるが、こちらは「エックス」ではなく
ギリシャ文字の「カイ」であるが、事件性といい、名作へのオマージュを添えている。

「すべてがFになる」のS&MシリーズからGシリーズの今作に至るまで、
実際の読者のリアルタイムの時間は1996年から2016年に至る20年であるが、
これは作者が作品に対して、意図的に出版の時期をずらして発表していると思われる。
(各シリーズの作品を通して読んできた人ならば、その意味がわかる)

尻切れ蜻蛉と思わせていたそれぞれの作品のピースが形をなして終息に向かっていることが
この作品で伝わり始める。ただし単品読みの人には何のこっちゃとなる可能性が高いが、
それはそれで良いという作者の潔さがここにある。
つまり事件が起きて、犯人は誰でというところに主眼はすでになく、
シリーズを飛び越えた楽しみ方を提示している。

クイーンの三部作はX、Y、Zであるが、
こちらはギリシャ文字のラストのX(カイ)、Ψ(プサイ)、Ω(オメガ)が
Gシリーズの後期三部作となるようで、残りのトラジディを楽しみにしながら
過去の作者の作品の頁を少しずつ読み返し
Wシリーズと共に読んでいきたい気分になった。

本作は森博嗣ここにあり、と、まざまざと見せつけられた気がする。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.8
(5pt)

誰にとっての悲劇か

テンポの良い物語の展開であり、同時に長期的な時間の流れを意識させられる作品であった
森博嗣作品の繋がりを色々と考えさせられる内容である
物語中の時代設定と、現代が重なってとれる部分もあり、出版スケジュールを長いスパンで考えられている、
というのは我々がいる"リアル"な世界の時々の風潮も物語へ反映させる為、という意図もあるのだろうかと推測した
印象的であったのは、物語中終始"端末"と表現していたことである
もう"スマホ"や "PC" という言葉が将来死語になることを予見してのことだったのだろう
χの悲劇 The Tragedy of χ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 The Tragedy of χ (講談社文庫)より
4065142539
No.7
(5pt)

誰にとっての悲劇か

テンポの良い物語の展開であり、同時に長期的な時間の流れを意識させられる作品であった
森博嗣作品の繋がりを色々と考えさせられる内容である
物語中の時代設定と、現代が重なってとれる部分もあり、出版スケジュールを長いスパンで考えられている、
というのは我々がいる"リアル"な世界の時々の風潮も物語へ反映させる為、という意図もあるのだろうかと推測した
印象的であったのは、物語中終始"端末"と表現していたことである
もう"スマホ"や "PC" という言葉が将来死語になることを予見してのことだったのだろう
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.6
(4pt)

まだまだ手の内は晒さない

確かに衝撃の作品だけど、この作品をファンが高く評価することすら森氏の手の内だろう。
これまでのシリーズ同様、Gシリーズもパズルのピースだと思う。

四季の計画、やろうとしている事の具体性は未だに不明だし、「このキャラクターが実は〇〇だった」的な驚きはVシリーズの結末、どちらかが魔女とかですでにある意味慣れてしまった。

僕としては四季が、どうやら「不死」に価値を置いている点がわかって興味深かった。
彼女はやはり人間的な悩みや葛藤はないのか。
それはそれで一つのファンタジーなんだけど、なるほど森博嗣はファンタジーを書こうとしているのかと妙に納得する。

森氏は僕にとっては天才だけれど、森氏自身にとってはそうでもないのだろう。真賀田四季はだからこそ完全無欠な天才としてシリーズに君臨する。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.5
(5pt)

森博嗣がなんで天才と呼ばれるか

1作でも味わえるが、シリーズものとして破綻なく、伏線を巻数をかけて配置し、丁寧に回収していく作者なのだ。
あれは伏線だったわけではない。後付けだ。週刊連載漫画などを見ていると言いたいことが多い。
しかし森博嗣の伏線は、もしそれが後付けだとしても読者には分からない。まるで、あらかじめ配置されていたかのよう。
また「無駄な描写が無い」のも特徴だ。あのとき何故?無駄なシーンじゃない?と思っても、そこに理由や結末があったりする。
今作は間違いなくGシリーズの転換点である。激動、と言っても良い。すべてはここに繋がるのだ。すべてがΧになる。
ここに向かって我々はGシリーズを読んでいたのだ。「すべてがFになる」はここに向かっていたのだ。
色々書いたがそういうことだ。
ただ、一作だけでもレベルが高いと思う。最初からドキドキしてハラハラして涙がでて思わず叫ぶ(何度か)
こういう読書体験はなかなか無い。いままでのシリーズを読んできたから味わえるものなのだろうか?それは読んだ人しか分からない。
間違いなく言えるのは、これはGシリーズの最高傑作であるということだ。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.4
(5pt)

凄味

内容については何も言えませんが、この作品は、森先生がどれほど凄い作家であるかを物語っているように感じられます

この先にどんな展開が待っていようとも、期待を裏切られようとも、最後まで見届けるつもりです
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.3
(5pt)

後期三部作開幕にして衝撃の作品

これまでのシリーズが結びつき収束に向かっていくのを感じます。

読了後はその構成の凄さに感嘆しました。

内容について詳しくは言えませんが、これまでシリーズを追いかけてきた人にとって最高の作品となることは間違いないです。

そして、一連のシリーズをまた読み返したくなる衝動にかられるはずです。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.2
(5pt)

必読です。

電子版が出る気配がないので待ちきれず紙版で。一気に読みました。
これまでのgシリーズ9冊でモヤモヤされていた方々は必読です!
あと2冊でこのシリーズが終わってしまうのが、惜しいような、待ち遠しいような…
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733
No.1
(5pt)

ただただ、溜息。

絶佳というに相応しい本だ。少々オーバーな気もするが、私自身がそう感じ他ので書いてある。今迄の尻切れとんぼのような不自然さの理由が一部だが理解できた気がした。そして、何より悲劇というネーミングセンスにも脱帽した。さすがにこれ以上書くと(悲劇のネーミングセンスに脱帽した理由など)ネタバレを禁じえないのでここらで筆を置く。後は読んでのお楽しみ。
χの悲劇 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: χの悲劇 (講談社ノベルス)より
4062990733