■スポンサードリンク
小さいおじさん
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
小さいおじさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルが面白そうで、何気なく手にしたのが失敗の始まり。夜11時から読み出して、読了する頃には、新聞配達のカブのエンジン音が… 前者のレビュアーの方のご指摘どおり、矛盾する設定と話しの飛躍が少し気になりましたが、まぁそれはご愛嬌ということで、文句なく面白かったです。 公務員が過去の殺人事件の解決に肩入れする羽目になり、真犯人が5年ぶりに明かされるだけなら、たんなるミステリーでした。 ところがそれだけではなかった。小ちゃいおじさんがいい味出しているし、主人公の千秋もおじさんに負けないくらいのキャラて、笑わせてくれます。作者と世代の乖離があまりないのか、臭いギャグや、死後のオンパレードは、還暦オヤジには笑えました。 千秋と小ちゃいおじさんの距離の置き方と、大人の常識的距離間の違いを描く筆力も感心させられるところ。 クライマックス!の素晴らしいこと! でも最後は、小ちゃいおじさんとお別れするのが、わたしは、寂しかったですが、それは千秋にとってはハッピーエンドなんだよね。よかった! さらっと読めて、心地よい余韻を楽しめます。 設定は変わるけど、続編が手元にあるので、またハマってしまうでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
孤独な人にだけ見える小さいおじさん。 小さなおじさんは、猫に乗って、巫女装束の緑を守る会の代表と戦う。 身長15cmほどなのに、一升瓶を飲み干せる。 等々、コミカルなだけな作品に見えがちだが、しっかり推理小説として、 殺人事件を解き明かし、現代日本のあれこれも映し出している。 「西沢女史、院長とは高校の同窓で、就職に失敗してスナックに勤めていたところを」208頁 西沢は院長と同じ高校の出身。232頁 この西沢さん、院長の次女の婚約者を、寝取って奪って、彼の妻の座に納まったのだが、 設定に謎が残る。 婚約者の父親と同じ年の女性と、過ちを犯す…か? | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!