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(短編集)
やなりいなり
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やなりいなりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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はじめにレシピを紹介して本編に入るという構成です。意外性がありますが、それだけです。前巻から章の構成に試行錯誤がみられるのですが、空回りしている様で先行きが少し不安です。 | ||||
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レシピがのっていたりしていつもと少し違う感じ。 いつもより長い話が多かった気がします。 | ||||
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しゃばけシリーズ大好きで、いつも楽しく読んでいますが、やっぱり、作品によっては当たりはずれもあるようです。 なぜか、今回後味のあまりよくない作品がそろっていた気がします。 でも、キャラクターは大好きですので、次回に期待です。 | ||||
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あまり良いレビューがなかったので、今までずっと購入していたものの、迷いながら購入。 確かに展開に無理があるかな、というところや、今までに比べると筋書や話の運び方が粗いような気がしますが、まあまあ楽しめました。 ただ、シリーズの次が出た時に買うかな・・・?というと、ちょっと迷うところです。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズの第十弾です。また,シリーズが刊行されて十年目という節目の作品でもあります。 もちろん,長崎屋の若旦那「一太郎」と妖(あやかし)たちがくり広げる世界という舞台設定は,変わりありません。 今回は,各話の冒頭が食べ物のレシピから始まるという,これまでにない趣向が凝らされています。もちろん,単なるレシピではなく,江戸テイストと著者独自の「味付け」がなされています。これらのくだりは,なかなかに楽しめますよ。思うにこのあたりは,同じ著者による作品『アイスクリン強し』のアイデアが盛り込まれているのでしょうか。 また,生き霊に関わる作品が二つあることも,従来と異なる「味付け」と言えましょう。 ただ,既刊以上に,妖たちが生き生きと活躍する場面が少なくなっている気がするのです。妖たちの存在感が薄れてきているとも言えましょうか。つまり,本来妖たちがその属性として持つ,人とは異なる陰性のイメージがほとんど表現されていないと思うのです。「鳴家」に至っては,ほとんどペット扱いです。 もっとも,著者は,当初から妖たちのイメージを陰性のものとしては扱っていないとは思いますが,それにしても,妖たちの特性を生かした活躍が少なすぎると感じます。 また,今回は,「設定の強引さ」といいますか,ストーリー展開における読者の「納得感」に乏しい作品が散見されます。個人的には,第一話の『こいしくて』から,それを感じてしまいました。 長期にわたって人気を博してきた作品であり,それを生み出す著者の創作の苦しみに思いをいたすと,軽々に批判するのは憚られるのですが,それにしても,本作品は,あとから題名を見返したときに,すんなりとストーリーが思い浮かんでこないのです。 ただこれは,シリーズを最初から読んでいる一読者の感想であり,新規の読者にとっては楽しめる作品であることに間違いありません。 作品の重点をどこに置くかは難しいところですが,ここらで,少々練り直してもよい時期に来たのではないでしょうか。 | ||||
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なかなかおさまらない若だんなの咳。守狐が、特製の「やなり稲荷」を持って見舞いにやってきた。 ところが!幽霊が現れて稲荷寿司を掴もうとする。若だんなに護符を貼られ、実体化されてつか まった幽霊の正体は・・・?表題作「やなりいなり」を含む5編を収録。「しゃばけシリーズ」 第10弾。 まずは、作者の畠中恵さんに「しゃばけシリーズ、10周年おめでとう!」と言いたい。最初に 「しゃばけ」を読んだとき、「なんてユニークで面白いのだろう。」と思った。だから、シリーズ化 されると分かったときには、とてもうれしかった。毎回新作が出るたびにせっせと読んできた。 今回10作目のこの作品は、料理のレシピというおまけがついている。そのレシピの描き方が しゃばけ風で愉快だ。 5編の話もそれぞれ、なかなかいい味を出している。表題作のほかに、恋しい、愛しいという 気持ちが蔓延し、ある界隈が混乱をきたす話「こいしくて」、一太郎の父藤兵衛が行方不明になる 話「からかみなり」、変わった卵が騒動を起こす話「長崎屋のたまご」、一太郎の親友栄吉が働く 安野屋の菓子を買い占める新六と、その友五一の哀しい友情を描いた話「あましょう」が収められて いる。ほのぼのとした温かみのある話からきゅんと切ない話までさまざまだが、どの話も読み手の 期待を裏切ることはない。読後は満足感が味わえる。これからもずっと、しゃばけシリーズが続き ますように♪ | ||||
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「しゃばけ」シリーズはよくも悪くも安定し、「居心地のよいしゃばけ空間」の中で、妖たちと若旦那の日常が語られていきます。 そのぶんの温かさ、ほっこりかげんが増すとともに、緊張感やドラマのはらみ方は薄くなり、今回は物語がやや動きにくい感じがしました。 特に、特別版のストラップにもなっている鳴家たちが主人公の感もあり、「ぎゅい」「ぎゅぴー」などいちいち着く擬音?が煩雑で、物語の勢いをそぐ方向に働いている気も。 それ以外の人間たちの「ひえっ」「わーっ」「ふんっ」などの感嘆詞もちょっと多いかな。 五編がそれぞれお菓子のレシピから成ることもあって、時空間の中での流れのあるファンタジーではなく、スピンオフな童話の印象。 今回の鳴家はキャラとして十分可愛いですが、個別の物語を動かすには弱い気がします。 その中で最後の「あましょう」はせつない友情の話で、ラストが怖い余韻を残し、「妖怪」やスーパーナチュラルを使った意味が生きていたと思います。 | ||||
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ちょっと今回は、あれ??と感じました。 今回はのんびりした雰囲気とか、気軽に読める内容にしてあるんだろうけど、それが児童書を読んでるような気持ちになってしまって、私にはちょっと足らなかったです。 そういう雰囲気も魅力的で大好きなんですが、ちょっとくどく感じちゃいました^_^; 一話がもっと短ければ悪くないかな? 他の方も書かれていますが、若旦那の推理にあまり説得力がないなぁ、と。 だけど。 次回も期待して待っています。 | ||||
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若旦那をはじめとした個性的なキャラクターや人情味あふれるストーリー、 妖(あやかし)の不思議な世界観にひかれて1巻目からすべて読んでいます。 が、今回はやや残念な感が否めません。 ネタバレになるので詳説を避けますが、レシピ風の冒頭から短編が 展開するのですが、このレシピが必要なのかどうか。 さらに、筋立てに無理があるのか、短くまとめすぎているのかわかりませんが、 設定についていけずに話が終わったり、「今までのヒント(事実)から そこまでの推理は無理じゃない?」という印象だったりなのです。 個人的に大好きな兄やたち二人をはじめ、キャラクターが あまり生き生きと動いていないような。 ちょっとさみしさの残る感じでした。 でも、それでもきっと次作も手が出るんだろうと思います。 シリーズものって、キャラクターに会いたいから読む、というのも 大きいので、そういう意味で、大好きな世界に浸る、というのなら よいと思います。 | ||||
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装丁やオマケにこだわる前に中身に力入れてよ、と正直思いました。 短編集ならこんなもんだろうなと納得は出来ます。 でも特装の初回版買っちゃいましたからね…。 約¥500? 高いですからね…。 これなら普通版買えば良かったと後悔してます。 何か盛り上がりに欠けるんですよね。 元気がないというか。 神とか魔とか出てきますが、レギュラー妖は全然活躍してない。 展開にも無理があるし…。 なんか残念ですね。 | ||||
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