霧越邸殺人事件

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評判

霧越邸殺人事件の評価:

3.79/5点 レビュー 76件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全163件 41〜60 3/9ページ
No.123
(5pt)

綾辻行人が読みたくなって購入しました

綾辻行人の本は暇な時間をつくって読んでいます。 綾辻行人のシリーズはほとんど読んでいます。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.122
(5pt)

綾辻行人が読みたくなって購入しました

綾辻行人の本は暇な時間をつくって読んでいます。 綾辻行人のシリーズはほとんど読んでいます。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.121
(5pt)

綾辻行人が読みたくなって購入しました

綾辻行人の本は暇な時間をつくって読んでいます。 綾辻行人のシリーズはほとんど読んでいます。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.120
(4pt)

綾辻作品の中でも特に好き

霧越邸というまるでまぼろしのような魅力のある屋敷内での殺人事件。 綾辻作品の中でも最も好きな作品です。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.119
(4pt)

綾辻作品の中でも特に好き

霧越邸というまるでまぼろしのような魅力のある屋敷内での殺人事件。 綾辻作品の中でも最も好きな作品です。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.118
(4pt)

綾辻作品の中でも特に好き

霧越邸というまるでまぼろしのような魅力のある屋敷内での殺人事件。 綾辻作品の中でも最も好きな作品です。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.117
(4pt)

佳作

筆者の館シリーズの中では異色といってもいい作品だが、
「挑戦状」の下りなども、興奮して読める。
推理小説の王道といってもいい、佳作。
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)より
4041008484
No.116
(4pt)

佳作

筆者の館シリーズの中では異色といってもいい作品だが、 「挑戦状」の下りなども、興奮して読める。 推理小説の王道といってもいい、佳作。
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)より
4041008484
No.115
(3pt)

中途半端な印象

著者の作品は十角館の殺人、アナザーを読んだが、この作品はミステリーとオカルトを足したような印象だった。ただし、オカルト要素が本筋の解決にはほとんど絡んでこなかったので、正直あまり必要なかったのではないかと思う。また推理小説としてもあまり新鮮な驚きは感じなかったので三つ星で
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.114
(3pt)

中途半端な印象

著者の作品は十角館の殺人、アナザーを読んだが、この作品はミステリーとオカルトを足したような印象だった。ただし、オカルト要素が本筋の解決にはほとんど絡んでこなかったので、正直あまり必要なかったのではないかと思う。また推理小説としてもあまり新鮮な驚きは感じなかったので三つ星で
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.113
(3pt)

中途半端な印象

著者の作品は十角館の殺人、アナザーを読んだが、この作品はミステリーとオカルトを足したような印象だった。ただし、オカルト要素が本筋の解決にはほとんど絡んでこなかったので、正直あまり必要なかったのではないかと思う。また推理小説としてもあまり新鮮な驚きは感じなかったので三つ星で
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.112
(2pt)

難点が2つ


深月の美しさが伝わってこない事。
ヒロインともいうべき登場人物である深月という女性は、作中で幾度もその美しさが強調されます。
加えてその美しさが事件の重要なキーにもなるのです。謂わば、深月の美しさはこの小説の一つの基礎、柱といえる。
ただその美しさが読んでいてまったく伝わって来ないんですよね。美しいということは主人公たちによって語られるのですが
ではそれがどのように美しいのか、それがまったく感じてこない。
所謂、グルメ番組で「おいしい」と連呼するレポーターの如く、「おいしい」というのはわかりましたから、では具体的に「どのようにおいしいの」
というのを教えて欲しいのですが、その具体性がまるでない。だから「おいしい」のはわかりますが、その旨味が舌の上で一切再現もされず、涎も出て来ないのです。
そうしたことから、、クライマックスにおける犯人の主張にも、共鳴も、関心も、納得もできませんでした。


見立て殺人による面白さが感じられなかった。
折角、見立て殺人という展開が起きているというのにその魅力が読んでいてまるでなかった。
それは私と本の中の登場人物たちのあいだの呼吸のズレを感じたからだと思う。
要するに、見立て殺人が起き、私としては「うわ見立てだ、この先どんどん人が死んでいくんだろうな、怖いだろうな、戦々恐々だろうな、次に誰が殺されるのか登場人物たちは怯えて、お互いを警戒するだろうな」と読んでいて思うのだ。
が、登場人物たちは見立て殺人などまったく気にする素振りもなく、非常に淡々と過ごしているのです。怯えのようなものがない。次に誰が殺されるのかもという警戒感がない。まるで飄々と過ごしているのだ。食べ物が喉に通らない描写は出てくるけれども、他人に対する警戒心、次は自分かもという怯えがまるでないのだ。
見立て殺人というのは謂わば連続殺人の宣告だ。次は自分ではないかという怯えがあって当然。登場人物たちもこれが見立て殺人というのは早々に気づき、そうした見立て殺人が行われた小説を例に出している。だから当然連続殺人が起こるかもしれないと思ってしかるべき。
にもかかわらず、彼らにそうした怯えがない。どんなに見立てで人が次々と殺されても、やはり怯えない。

こうしたことから、物語全体が淡々と進むうえに、種明かしでのクライマックスにおいても腑に落ちないというか、感動も、なるほどという納得感も得られなかった。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.111
(2pt)

難点が2つ


深月の美しさが伝わってこない事。
ヒロインともいうべき登場人物である深月という女性は、作中で幾度もその美しさが強調されます。
加えてその美しさが事件の重要なキーにもなるのです。謂わば、深月の美しさはこの小説の一つの基礎、柱といえる。
ただその美しさが読んでいてまったく伝わって来ないんですよね。美しいということは主人公たちによって語られるのですが
ではそれがどのように美しいのか、それがまったく感じてこない。
所謂、グルメ番組で「おいしい」と連呼するレポーターの如く、「おいしい」というのはわかりましたから、では具体的に「どのようにおいしいの」
というのを教えて欲しいのですが、その具体性がまるでない。だから「おいしい」のはわかりますが、その旨味が舌の上で一切再現もされず、涎も出て来ないのです。
そうしたことから、、クライマックスにおける犯人の主張にも、共鳴も、関心も、納得もできませんでした。


見立て殺人による面白さが感じられなかった。
折角、見立て殺人という展開が起きているというのにその魅力が読んでいてまるでなかった。
それは私と本の中の登場人物たちのあいだの呼吸のズレを感じたからだと思う。
要するに、見立て殺人が起き、私としては「うわ見立てだ、この先どんどん人が死んでいくんだろうな、怖いだろうな、戦々恐々だろうな、次に誰が殺されるのか登場人物たちは怯えて、お互いを警戒するだろうな」と読んでいて思うのだ。
が、登場人物たちは見立て殺人などまったく気にする素振りもなく、非常に淡々と過ごしているのです。怯えのようなものがない。次に誰が殺されるのかもという警戒感がない。まるで飄々と過ごしているのだ。食べ物が喉に通らない描写は出てくるけれども、他人に対する警戒心、次は自分かもという怯えがまるでないのだ。
見立て殺人というのは謂わば連続殺人の宣告だ。次は自分ではないかという怯えがあって当然。登場人物たちもこれが見立て殺人というのは早々に気づき、そうした見立て殺人が行われた小説を例に出している。だから当然連続殺人が起こるかもしれないと思ってしかるべき。
にもかかわらず、彼らにそうした怯えがない。どんなに見立てで人が次々と殺されても、やはり怯えない。

こうしたことから、物語全体が淡々と進むうえに、種明かしでのクライマックスにおいても腑に落ちないというか、感動も、なるほどという納得感も得られなかった。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.110
(2pt)

難点が2つ


深月の美しさが伝わってこない事。
ヒロインともいうべき登場人物である深月という女性は、作中で幾度もその美しさが強調されます。
加えてその美しさが事件の重要なキーにもなるのです。謂わば、深月の美しさはこの小説の一つの基礎、柱といえる。
ただその美しさが読んでいてまったく伝わって来ないんですよね。美しいということは主人公たちによって語られるのですが
ではそれがどのように美しいのか、それがまったく感じてこない。
所謂、グルメ番組で「おいしい」と連呼するレポーターの如く、「おいしい」というのはわかりましたから、では具体的に「どのようにおいしいの」
というのを教えて欲しいのですが、その具体性がまるでない。だから「おいしい」のはわかりますが、その旨味が舌の上で一切再現もされず、涎も出て来ないのです。
そうしたことから、、クライマックスにおける犯人の主張にも、共鳴も、関心も、納得もできませんでした。


見立て殺人による面白さが感じられなかった。
折角、見立て殺人という展開が起きているというのにその魅力が読んでいてまるでなかった。
それは私と本の中の登場人物たちのあいだの呼吸のズレを感じたからだと思う。
要するに、見立て殺人が起き、私としては「うわ見立てだ、この先どんどん人が死んでいくんだろうな、怖いだろうな、戦々恐々だろうな、次に誰が殺されるのか登場人物たちは怯えて、お互いを警戒するだろうな」と読んでいて思うのだ。
が、登場人物たちは見立て殺人などまったく気にする素振りもなく、非常に淡々と過ごしているのです。怯えのようなものがない。次に誰が殺されるのかもという警戒感がない。まるで飄々と過ごしているのだ。食べ物が喉に通らない描写は出てくるけれども、他人に対する警戒心、次は自分かもという怯えがまるでないのだ。
見立て殺人というのは謂わば連続殺人の宣告だ。次は自分ではないかという怯えがあって当然。登場人物たちもこれが見立て殺人というのは早々に気づき、そうした見立て殺人が行われた小説を例に出している。だから当然連続殺人が起こるかもしれないと思ってしかるべき。
にもかかわらず、彼らにそうした怯えがない。どんなに見立てで人が次々と殺されても、やはり怯えない。

こうしたことから、物語全体が淡々と進むうえに、種明かしでのクライマックスにおいても腑に落ちないというか、感動も、なるほどという納得感も得られなかった。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.109
(5pt)

たいへん面白いです

久しぶりに没頭して、時間を忘れました。
また、同様の本を購入したいです。
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)より
4041008484
No.108
(5pt)

たいへん面白いです。

下巻が楽しみです。久しぶりにこの作者に出会いましたが、やっぱり面白い!
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)より
4041008476
No.107
(5pt)

魅惑的な舞台

一連の館シリーズも全部読みましたが、もっとも魅力を感じ、現存するなら訪れてみたいのが、この霧越邸です。
作中の人物が”祈り”と表現した静謐な雰囲気、丁寧な描写が映える数々の高級コレクション・・・。
自分が足を踏み入れたら、吉兆の動きを見せて欲しいものですが・・・。

一覧表の符号とやら、気づきませんでした。あの並びではわかりませんがな。
でも、そこに登場人物の名前が出たからって、何だって気もする。
直接的な”館の動き”ではないし、こじつけ過ぎでは?という気もする。

同じく金糸雀の見立てがあったって、そのままでもどうという話じゃないだろうと。
それは人為的なものなのだから、「館の動きかんけーねぇ!」だし。
これまた”金糸雀からある人物の名前を浮かべられなかった”というのもあありますが
やっぱり釈然としません。

んでもまぁ、見立ての趣向が変更されていた!というのは面白い展開でした。
これに気づけた方、真面目に尊敬します。
便乗しちゃったのがあの立場の人!というのも、個人的には”星降り山荘”より納得出来ました。
ついでながら、終わりのシーンは、廃墟になった邸だったら良かったなー。

読書中、館シリーズとの関連性は全く見いだせず、藤沼姓の画家(一成でも紀一でもない)の絵に
遠い因縁を想起したくらいでしたが、ついさっき迷路館をパラパラ見てて気付きました。
「迷路館の被害者に、”暗色天幕”の元団員がいる!」
霧越邸事件に巻き込まれることはなかったものの、その後(前か)別の事件に巻き込まれてたんですねぇ。
年季の入ったアヤツジストのみなさんは、とっくに知っている事なんでしょうけど(苦)。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.106
(5pt)

魅惑的な舞台

一連の館シリーズも全部読みましたが、もっとも魅力を感じ、現存するなら訪れてみたいのが、この霧越邸です。
作中の人物が”祈り”と表現した静謐な雰囲気、丁寧な描写が映える数々の高級コレクション・・・。
自分が足を踏み入れたら、吉兆の動きを見せて欲しいものですが・・・。

一覧表の符号とやら、気づきませんでした。あの並びではわかりませんがな。
でも、そこに登場人物の名前が出たからって、何だって気もする。
直接的な”館の動き”ではないし、こじつけ過ぎでは?という気もする。

同じく金糸雀の見立てがあったって、そのままでもどうという話じゃないだろうと。
それは人為的なものなのだから、「館の動きかんけーねぇ!」だし。
これまた”金糸雀からある人物の名前を浮かべられなかった”というのもあありますが
やっぱり釈然としません。

んでもまぁ、見立ての趣向が変更されていた!というのは面白い展開でした。
これに気づけた方、真面目に尊敬します。
便乗しちゃったのがあの立場の人!というのも、個人的には”星降り山荘”より納得出来ました。
ついでながら、終わりのシーンは、廃墟になった邸だったら良かったなー。

読書中、館シリーズとの関連性は全く見いだせず、藤沼姓の画家(一成でも紀一でもない)の絵に
遠い因縁を想起したくらいでしたが、ついさっき迷路館をパラパラ見てて気付きました。
「迷路館の被害者に、”暗色天幕”の元団員がいる!」
霧越邸事件に巻き込まれることはなかったものの、その後(前か)別の事件に巻き込まれてたんですねぇ。
年季の入ったアヤツジストのみなさんは、とっくに知っている事なんでしょうけど(苦)。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.105
(5pt)

魅惑的な舞台

一連の館シリーズも全部読みましたが、もっとも魅力を感じ、現存するなら訪れてみたいのが、この霧越邸です。
作中の人物が”祈り”と表現した静謐な雰囲気、丁寧な描写が映える数々の高級コレクション・・・。
自分が足を踏み入れたら、吉兆の動きを見せて欲しいものですが・・・。

一覧表の符号とやら、気づきませんでした。あの並びではわかりませんがな。
でも、そこに登場人物の名前が出たからって、何だって気もする。
直接的な”館の動き”ではないし、こじつけ過ぎでは?という気もする。

同じく金糸雀の見立てがあったって、そのままでもどうという話じゃないだろうと。
それは人為的なものなのだから、「館の動きかんけーねぇ!」だし。
これまた”金糸雀からある人物の名前を浮かべられなかった”というのもあありますが
やっぱり釈然としません。

んでもまぁ、見立ての趣向が変更されていた!というのは面白い展開でした。
これに気づけた方、真面目に尊敬します。
便乗しちゃったのがあの立場の人!というのも、個人的には”星降り山荘”より納得出来ました。
ついでながら、終わりのシーンは、廃墟になった邸だったら良かったなー。

読書中、館シリーズとの関連性は全く見いだせず、藤沼姓の画家(一成でも紀一でもない)の絵に
遠い因縁を想起したくらいでしたが、ついさっき迷路館をパラパラ見てて気付きました。
「迷路館の被害者に、”暗色天幕”の元団員がいる!」
霧越邸事件に巻き込まれることはなかったものの、その後(前か)別の事件に巻き込まれてたんですねぇ。
年季の入ったアヤツジストのみなさんは、とっくに知っている事なんでしょうけど(苦)。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.104
(3pt)

謎が明らかにされる下巻。

数々の謎、奇妙な点を引きずったまま紡がれる下巻です。
主人公にはほとんど謎が解けぬまま後半で一気に謎が解き明かされます。
事件の全貌に関してはなるほど!の一言でした。ただ、ちょっと拍子抜けしてしまったのも事実です。
というのも第一の事件はほぼ真相が予想できてしまった点と、犯人はどちらかだろうなというところまで絞り込めていたため
明かされた真相にああそうだったのか、だから…となりました。
動機が少し弱いのではないか、という点も気になります。
まぁ私自身が論理的な筋道を通して展開される推理小説のほうが好みであるということも影響しているとは思います。
犯罪者の美徳感、世界観で殺した理由を語られるのはあまり好きではないからです。
またちりばめられていた奇妙な謎についても、幻想的な霧越邸だからこそ起き得たのだ、という説明もある種肩すかしでした。
きっとなにか理由があるはずだ、と思いながら読んでいた私としては少し残念です。
途中で主人公が予測した、「偶然とあとでこじつける」のではなく「起きた偶然を利用して被害者を決めている」
との推理のほうがまだピンときた気がします。
ということで、フィクションの部分を多く含んだ物語であることを考慮の上、読んでいただくことを推奨します。
雰囲気としての物語の完成度はかなり高いです。さらっと読んでみてください。
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下) (角川文庫)より
4041008484