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殺人方程式



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殺人方程式の評価: 2.81/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21~31 2/2ページ
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No.11:
(4pt)

綾辻さんの他作品とは違ったおもしろさ

今まで、館シリーズや囁きシリーズを一通り、そして「霧越邸殺人事件」を読みましたが、この作品はこれらとは一線を画するものであると思います。綾辻さんの作品がいつもかもし出していた幻想的、ホラー的な雰囲気はこの作品にはありません。綾辻さんの作品はそういった作品の性質のせいもあると思いますが、犯人の動機付けや、トリックに非現実性を感じて、時折それに納得できないこともありました(逆説的ですが、僕の綾辻さんの作品で一番好きなところはそこです)。ですが、この作品では、ほとんどの謎が論理的な動機付けの元に説明されていて、そういったものはほとんど見当たりません。ただ、これまでの綾辻さんの作風が好きだ、という人には少し馴染まないかもしれません。物語の中の全ての出来事が論理的に解決しないと気がすまない、という生粋の理系の推理小説ファンの方にはうってつけの作品であると思います。
殺人方程式―切断された死体の問題 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (光文社文庫)より
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No.10:
(4pt)

綾辻さんの他作品とは違ったおもしろさ

今まで、館シリーズや囁きシリーズを一通り、そして「霧越邸殺人事件」を読みましたが、この作品はこれらとは一線を画するものであると思います。綾辻さんの作品がいつもかもし出していた幻想的、ホラー的な雰囲気はこの作品にはありません。綾辻さんの作品はそういった作品の性質のせいもあると思いますが、犯人の動機付けや、トリックに非現実性を感じて、時折それに納得できないこともありました(逆説的ですが、僕の綾辻さんの作品で一番好きなところはそこです)。ですが、この作品では、ほとんどの謎が論理的な動機付けの元に説明されていて、そういったものはほとんど見当たりません。ただ、これまでの綾辻さんの作風が好きだ、という人には少し馴染まないかもしれません。物語の中の全ての出来事が論理的に解決しないと気がすまない、という生粋の理系の推理小説ファンの方にはうってつけの作品であると思います。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
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No.9:
(3pt)

良くも悪くも

普通の本格ミステリーですね。ずいぶん前に書かれたもので、当時はこういうミステリーの要請が強かったのかもしれませんが、あまり綾辻氏には向いていない、というか、無理をして書いたんじゃないかな、と思えます。ミステリーとしての完成度は高いし、犯人の意外性なども申し分ないのですが、やはりこの作者には「霧越邸」とか「暗黒館」とか、あのような系列の幻想ミステリーを期待してしまいます。
でも逆に、綾辻氏の幻想風味が苦手という人には、この作品の方がお奨めかもしれません。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.8:
(4pt)

ホントに方程式が出てきます

綾辻行人が初めて光文社から発表した本作は、館シリーズや囁きシリーズとは全く雰囲気が違うものとなりました。従来の彼の作風は、異常な世界の構築に重点がありましたが、本作は雰囲気としてはごくごく一般的な推理小説という感じです。犯罪の捜査にあたるのは基本的に警察だし、ビルやマンションなど極めて現実的な舞台で事件が展開します。しかも、主人公の刑事が気弱で死体を見るのが苦手な点など、ユーモア・ミステリ的な要素も導入されています。

結果として、本作は綾辻行人が館シリーズや囁きシリーズのような異常な舞台設定を持ち出さなくても、十分に魅力的なミステリを提示できる作家であることを証明するものに仕上がったと思います。「おどろおどろしいミステリは苦手」という読者にもオススメです。個人的には、『殺人方程式』というタイトルはいい加減に付けたのだと思っていたのですが、ちゃんと推理の中に方程式が登場することにも感銘を受けました。
殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)より
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No.7:
(5pt)

偶然が多すぎるきらいはあるけれど

アヤツジ作品と言えば
館シリーズ、囁きシリーズなのですが。
ご本人もおっしゃっているように版元の要請などもあって
若干毛色のちがう作品に仕上がってます。
偶然が多すぎるきらいはありますし
トリックもありがちと言えばありがちではあるのですが
それでも星5つにしてしまいます。
理由その1
何と言っても読みやすい。
氏の作品は文体自体は読みやすいのですが句読点その他でどうも引っかかることが多いのですが、この作品はスイスイと。
理由その2
本格という枠内においてではあるけれど、おのおのの登場人物のキャラがそこそこたっている。
理由その3
それぞれの思惑がそれなりに解消されている。
理由その4
本格の場合 推理やトリック謎解き自体は楽しめても
やっぱり後味の悪さが残ることが多いけれど
この作品には割合にそれがない。
というわけで
あくまで個人的な感想ですが星5つ。
ただ生粋のアヤツジファンには受けがよくないかもしれませんが、
そんな人はこんなレヴューみないでしょうから。(笑)
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
4062749912
No.6:
(2pt)

残念ながら

綾辻行人は好きな作家で全作持っているが、このシリーズはちょっと。 綾辻氏の書くこういったキャラクター物は、40歳のおばさんが若い人の服を着ている様な、そんな痛々しさを感じる。 トリックもありがちな感じ。 とは言え、全体的に軽いタッチなので「重苦しいのが苦手」と言う方にはお勧めかも知れない。
殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)より
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No.5:
(4pt)

本格ミステリ

ふと手にしたので読んでみました。新興宗教の教祖が殺されて→刑事の身内が謎解き→解決って、いかにもドラマチックな内容ではありましたがなかなか面白かったです。
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
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No.4:
(2pt)

物理学を勉強しないと・・・

綾辻さんの、新しいシリーズ。 「殺人方程式」というだけあって、 謎解きには、数学・物理学の知識が必要です。 あと、なんだろう、あまり面白くなかったんだよなぁ。 人間味っていうか、 登場人物の個性が、あまり書かれてない。 分からない。 あと、風景の描写も駄目。 この本の世界観に入れませんでした。 残念。 綾辻さんの中では、一番つらい作品かもしれません。
殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)より
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No.3:
(5pt)

いつもと違う綾辻作品

この本は、綾辻作品の、”館シリーズ”や”囁きシリーズ”とは一味違った作品です。刑事が事件を捜査するといった、綾辻氏には珍しい構図ながら、物理トリックを駆使した作品だったので、私も本当に驚きました!!
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉Amazon書評・レビュー:殺人方程式 〈切断された死体の問題〉より
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No.2:
(3pt)

バラバラの魅力。

ミステリにおける切断殺人は謎として面白みを持っていながら、それは一種の遠い世界(物語)と思わせてくれる手法になっている。新本格の書き手として、綾辻は手法としてではなく、完全なトリックとして用いたかったのではないだろうか。厳密に練られた『理由』は大変面白いと同時に、リアリティから不思議と面白くなさも感じてしまう。しかし、完成された美しさは流石、と思わせる。
殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (カッパ・ノベルズ)より
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No.1:
(1pt)

中途半端

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殺人方程式―切断された死体の問題 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:殺人方程式―切断された死体の問題 (光文社文庫)より
4334718345

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