万延元年のフットボール

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万延元年のフットボールの評価:

4.17/5点 レビュー 64件。 A ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全35件 21〜35 2/2ページ
No.15
(3pt)

難解としか言いようがない。

著者の作品を読むのは「ヒロシマ・ノート」以来二冊目である。

万延元年が江戸末期の年号であるのは判るのだが、

何故、フットボールが出てくるのか最後まで理解できなかった。

著者は、この作品で乗り越えられたと最後に書いているが、

前後の作品を知らない私には理解できなかった。

他の作品も読まないと著者を理解することにはならないと感じた作品である。
万延元年のフットボール Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボールより
4061121820
No.14
(3pt)

難解としか言いようがない。

著者の作品を読むのは「ヒロシマ・ノート」以来二冊目である。

万延元年が江戸末期の年号であるのは判るのだが、

何故、フットボールが出てくるのか最後まで理解できなかった。

著者は、この作品で乗り越えられたと最後に書いているが、

前後の作品を知らない私には理解できなかった。

他の作品も読まないと著者を理解することにはならないと感じた作品である。

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)より
4061960148
No.13
(3pt)

難解としか言いようがない。

著者の作品を読むのは「ヒロシマ・ノート」以来二冊目である。

万延元年が江戸末期の年号であるのは判るのだが、

何故、フットボールが出てくるのか最後まで理解できなかった。

著者は、この作品で乗り越えられたと最後に書いているが、

前後の作品を知らない私には理解できなかった。

他の作品も読まないと著者を理解することにはならないと感じた作品である。

万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1)より
4061310275
No.12
(3pt)

フットボール?

黒船が来たころ、サッカーをやった人たちの話かと思ってたから、違和感アリアリ。 自分でもよく最後まで読んだと思う。 つまんないな~などと思いつつ、途中やめしなかったということは、それなりだったのかも。 胸を張って言えるよ、「万延元年の・・」読んだと。 読まないとどんな話なのかわからないよね。 それくらい説明するのが難しい展開だよ。 フットボールが日本に来たのは確かにもっと後だね、言われてみれば。
万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1)より
4061310275
No.11
(3pt)

フットボール?

黒船が来たころ、サッカーをやった人たちの話かと思ってたから、違和感アリアリ。 自分でもよく最後まで読んだと思う。 つまんないな~などと思いつつ、途中やめしなかったということは、それなりだったのかも。 胸を張って言えるよ、「万延元年の・・」読んだと。 読まないとどんな話なのかわからないよね。 それくらい説明するのが難しい展開だよ。 フットボールが日本に来たのは確かにもっと後だね、言われてみれば。
万延元年のフットボール Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボールより
4061121820
No.10
(3pt)

フットボール?

黒船が来たころ、サッカーをやった人たちの話かと思ってたから、違和感アリアリ。 自分でもよく最後まで読んだと思う。 つまんないな~などと思いつつ、途中やめしなかったということは、それなりだったのかも。 胸を張って言えるよ、「万延元年の・・」読んだと。 読まないとどんな話なのかわからないよね。 それくらい説明するのが難しい展開だよ。 フットボールが日本に来たのは確かにもっと後だね、言われてみれば。
万延元年のフットボール (講談社文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)より
4061960148
No.9
(3pt)

「生き延び」ないといけないにしても。

読んでいると不愉快が雪の奥でも進行する腐敗さながらに押しよせてくる。そしてその不愉快は細部から喚起されている。つまり、うまいぐあいに読者は小説世界にのみこまれてゆく・・・。してやられるのである。読んでいる期間に私はこの村のリアルな夢を見たほどだ。

いつもながらの大江の大道具小道具が出てきて、しかもそれらは重層的構造的に相互作用する。太い枠組みのうちにみっしりと詰め込まれた古い文書、新しい文書――まるで蔵の奥から取り出してきて眺めるみたいな――を読んでいく感覚である。

「救済」がテーマのひとつになっている。それはとても気に入らない。蜜にはやはり出口が用意されており、彼は、いちばんさいしょ入っていた「穴ぼこ」、それからさいごに入っていた「穴ぼこ」からも、出ていくことをする。私は用心に用心してその救済や希望を拒否するつもりでいたのに、大江の強い引き縄のせいで解決や希望や期待や救済や和解の方面へずるずると引っ張っていかれた。これこそすばらしい大江の手腕というわけなんだろう。だがそれでも読み終えて私は憮然とする。蜜や菜採子が子どもたちを育てる決心をし、谷間から出てゆき、鷹への無理解を理解し、鷹の骨はS兄の骨とともに墓に入り、鷹は御霊となり・・・などなどに私は満足できない。結局は出ていって「生き延び」ないといけないにしても、だ。甘い、ちいさい、ということをどうしても思う。
万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1)より
4061310275
No.8
(3pt)

「生き延び」ないといけないにしても。

読んでいると不愉快が雪の奥でも進行する腐敗さながらに押しよせてくる。そしてその不愉快は細部から喚起されている。つまり、うまいぐあいに読者は小説世界にのみこまれてゆく・・・。してやられるのである。読んでいる期間に私はこの村のリアルな夢を見たほどだ。

いつもながらの大江の大道具小道具が出てきて、しかもそれらは重層的構造的に相互作用する。太い枠組みのうちにみっしりと詰め込まれた古い文書、新しい文書――まるで蔵の奥から取り出してきて眺めるみたいな――を読んでいく感覚である。

「救済」がテーマのひとつになっている。それはとても気に入らない。蜜にはやはり出口が用意されており、彼は、いちばんさいしょ入っていた「穴ぼこ」、それからさいごに入っていた「穴ぼこ」からも、出ていくことをする。私は用心に用心してその救済や希望を拒否するつもりでいたのに、大江の強い引き縄のせいで解決や希望や期待や救済や和解の方面へずるずると引っ張っていかれた。これこそすばらしい大江の手腕というわけなんだろう。だがそれでも読み終えて私は憮然とする。蜜や菜採子が子どもたちを育てる決心をし、谷間から出てゆき、鷹への無理解を理解し、鷹の骨はS兄の骨とともに墓に入り、鷹は御霊となり・・・などなどに私は満足できない。結局は出ていって「生き延び」ないといけないにしても、だ。甘い、ちいさい、ということをどうしても思う。
万延元年のフットボール Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボールより
4061121820
No.7
(3pt)

「生き延び」ないといけないにしても。

読んでいると不愉快が雪の奥でも進行する腐敗さながらに押しよせてくる。そしてその不愉快は細部から喚起されている。つまり、うまいぐあいに読者は小説世界にのみこまれてゆく・・・。してやられるのである。読んでいる期間に私はこの村のリアルな夢を見たほどだ。

いつもながらの大江の大道具小道具が出てきて、しかもそれらは重層的構造的に相互作用する。太い枠組みのうちにみっしりと詰め込まれた古い文書、新しい文書――まるで蔵の奥から取り出してきて眺めるみたいな――を読んでいく感覚である。

「救済」がテーマのひとつになっている。それはとても気に入らない。蜜にはやはり出口が用意されており、彼は、いちばんさいしょ入っていた「穴ぼこ」、それからさいごに入っていた「穴ぼこ」からも、出ていくことをする。私は用心に用心してその救済や希望を拒否するつもりでいたのに、大江の強い引き縄のせいで解決や希望や期待や救済や和解の方面へずるずると引っ張っていかれた。これこそすばらしい大江の手腕というわけなんだろう。だがそれでも読み終えて私は憮然とする。蜜や菜採子が子どもたちを育てる決心をし、谷間から出てゆき、鷹への無理解を理解し、鷹の骨はS兄の骨とともに墓に入り、鷹は御霊となり・・・などなどに私は満足できない。結局は出ていって「生き延び」ないといけないにしても、だ。甘い、ちいさい、ということをどうしても思う。
万延元年のフットボール (講談社文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)より
4061960148
No.6
(3pt)

どうなんでしょ? タイムスリップ小説で錯乱しているとこがいいのか?

なんか、村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドのモチーフになっているような気もする。 つまりは新鮮ではある。 彼らしくない長編だし。 だが、猟奇的な性差別表現的な変態性は大江文学の真骨頂なので慣れないと、ちょっと考えられない精神・本納欲求の表現の正確理解は難しいかも? ちょっと長すぎるが、読むのは文学好きのステータス、のひとつ、名作として避けては通れない。 必読。
万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1)より
4061310275
No.5
(3pt)

どうなんでしょ? タイムスリップ小説で錯乱しているとこがいいのか?

なんか、村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドのモチーフになっているような気もする。 つまりは新鮮ではある。 彼らしくない長編だし。 だが、猟奇的な性差別表現的な変態性は大江文学の真骨頂なので慣れないと、ちょっと考えられない精神・本納欲求の表現の正確理解は難しいかも? ちょっと長すぎるが、読むのは文学好きのステータス、のひとつ、名作として避けては通れない。 必読。
万延元年のフットボール Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボールより
4061121820
No.4
(3pt)

どうなんでしょ? タイムスリップ小説で錯乱しているとこがいいのか?

なんか、村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドのモチーフになっているような気もする。 つまりは新鮮ではある。 彼らしくない長編だし。 だが、猟奇的な性差別表現的な変態性は大江文学の真骨頂なので慣れないと、ちょっと考えられない精神・本納欲求の表現の正確理解は難しいかも? ちょっと長すぎるが、読むのは文学好きのステータス、のひとつ、名作として避けては通れない。 必読。
万延元年のフットボール (講談社文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)より
4061960148
No.3
(3pt)

the Over-Self-Conscious

いくら蓼食う虫も好き好きとは言え、個人的には大江の文章は感情過多・装飾過剰の悪文だと思います。しかしその賛否は別にしても彼の個性が存分に発揮された本書(の文章)の検証はそれ自体興味深いものだとも思います。例えば心理学的にナンセンスだと悪名高い書き出しの「夜明けまえの暗闇に目ざめながら、熱い「期待」の感覚をもとめて、辛い夢の気分の残っている意識を手探りする」(心理学的に言えば「気分」は「意識」に「残る」ものではなく、また「意識」は「手探り」出来るものではない)という部分はJohn Besterによる英訳版では「A wakening in the predwan darkness, Ⅰ grope among the anguished remnants of dreams that linger in my consciousness, in search of some ardent sense of expectation.」と慎重かつ微妙に修正されており、原書全体を英訳版と比較研究すると大江文学そのものの長所と短所の両方が見えてくるかと思います。
万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文庫 お 2-1)より
4061310275
No.2
(3pt)

the Over-Self-Conscious

いくら蓼食う虫も好き好きとは言え、個人的には大江の文章は感情過多・装飾過剰の悪文だと思います。しかしその賛否は別にしても彼の個性が存分に発揮された本書(の文章)の検証はそれ自体興味深いものだとも思います。例えば心理学的にナンセンスだと悪名高い書き出しの「夜明けまえの暗闇に目ざめながら、熱い「期待」の感覚をもとめて、辛い夢の気分の残っている意識を手探りする」(心理学的に言えば「気分」は「意識」に「残る」ものではなく、また「意識」は「手探り」出来るものではない)という部分はJohn Besterによる英訳版では「A wakening in the predwan darkness, Ⅰ grope among the anguished remnants of dreams that linger in my consciousness, in search of some ardent sense of expectation.」と慎重かつ微妙に修正されており、原書全体を英訳版と比較研究すると大江文学そのものの長所と短所の両方が見えてくるかと思います。
万延元年のフットボール Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボールより
4061121820
No.1
(3pt)

the Over-Self-Conscious

いくら蓼食う虫も好き好きとは言え、個人的には大江の文章は感情過多・装飾過剰の悪文だと思います。しかしその賛否は別にしても彼の個性が存分に発揮された本書(の文章)の検証はそれ自体興味深いものだとも思います。例えば心理学的にナンセンスだと悪名高い書き出しの「夜明けまえの暗闇に目ざめながら、熱い「期待」の感覚をもとめて、辛い夢の気分の残っている意識を手探りする」(心理学的に言えば「気分」は「意識」に「残る」ものではなく、また「意識」は「手探り」出来るものではない)という部分はJohn Besterによる英訳版では「A wakening in the predwan darkness, Ⅰ grope among the anguished remnants of dreams that linger in my consciousness, in search of some ardent sense of expectation.」と慎重かつ微妙に修正されており、原書全体を英訳版と比較研究すると大江文学そのものの長所と短所の両方が見えてくるかと思います。
万延元年のフットボール (講談社文芸文庫) Amazon書評・レビュー: 万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)より
4061960148