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カエルの楽園



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【この小説が収録されている参考書籍】
カエルの楽園

カエルの楽園の評価: 4.31/5点 レビュー 1072件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全870件 281~300 15/44ページ
No.590:
(5pt)

読みやすい警告の童話

とても読みやすい文章で一気に読みました。難解な表現がなく、イソップ物語のようにスラスラと読めました。
でも、その内容は読みやすさとは対照的に重いです。平和のために、「今の現実、今のこの世の中で」何が大事なのか?
理想は理想で素晴らしい。世の中全員が釈迦やキリストであるならば。
でも現実の世界はどうなんだろう?・・・・・・・・・・・・・・・
ナパージュのオタマジャクシを守るには、どうすればよいのか。理想論を守るんじゃなくて、現実的に実際に守るには。
石を投げられ、悪党呼ばわりされてもなお必死にナパージュを守ろうとしたカエル達はどうなったのか。
そして、衝撃のラスト。日本国民全員に読んでもらいたい現代の童話でした。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.589:
(5pt)

議論したくなる小説

この小説は、一国の防衛について強烈なメッセージを込めた寓話だ。カエルを中心にした国がいくつかあり、平和だったある国が滅びるまでを記している。平和な国を求めて旅をするカエルを主人公にして、主人公の観察する目線で物語は展開する。

様々な種類のカエルと動物が登場する。読み進めるうちに、寓話の中の国と現世の国が重なり合う。三戒なる法度も出てきて、読み応えのある展開だった。正にその三戒で揉めている国があると叫びたい気分になる。

どの国のカエルも哀れに思えてくる。力の強いカエルも、貧弱なカエルも、滑稽で愚かで、生き抜くためには何でもしでかす。カエルを人間に置き換えても同じことが言える。哀れだからこそ、客観的な物の見方と冷静な考え方が必要であると訴求しているようにも思える。いつの時代も(カエルの世界も)生き抜くことの裏側はキナ臭さに満ちている。

作者はもっと言いたいことがあるのだろう。寓話でなく直接的に意見したい様子がうかがえる。意見することで議論を生み出し、議論によるうねりのパワーを求めているようだ。国や国防についてこれまで考えることを避けていた人に向いている。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.588:
(5pt)

予言書ですね

現在進行形で起きている日本の大問題を分かり易く、えがいている一冊です。
挿絵のカエルがかわいい、どんどん読み進んでしまうのは、百田先生の本の特徴ですね。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.587:
(5pt)

小学生

日本全国の小学生に読んでもらいたい本です。
教科書に載せるべき話です。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.586:
(4pt)

現代日本をグリム童話風にアレンジした風刺本です。

読みやすく、最後まで一気読みできました。今の日本の状況を背景にしたお話しなので、現実の世界と重ね合わせて読めたのも面白かったです。主人公のソクラテスがダルマガエルに侵略された祖国を捨て、危険な旅路の末にたどり着いたツチガエルの国、楽園ナパージュ。世界は危険に満ちているのに、どうしてナパージュだけが平和なのか・・・、いろんな人?(カエルや鷲)に話を聞きながら、ナパージュの真実を知っていくストーリー展開で、最後に楽園ナパージュの行く末が描かれています。
本を読み進めていくと、どうしても自分をツチガエルに置き換えて読まざるを得ません(笑)。自分はナパージュにおけるどんなツチガエルに当てはまるのか・・・。たぶん、盲目的に三戒を守ろうとする大勢に疑問を持ちながら何もできないツチガエルかな。実際、どうすればその時に最も良い判断を下せるかなんてすごく難しいような気がします。難しいから、三戒みたいなものに頼っちゃうのかな~。
読み終えた後に、ひとまず日本、平和でありがたい!、でもこの先どうなるの!?と思わずにはいられないでしょう。
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No.585:
(4pt)

童話仕立てで、日本の平和を考える

かえるを主人公にした童話という形態をとり、現状の日本の安全保障を風刺した小説。朝日新聞をデイブレイク(夜明け)、アメリカをスチームボート(蒸気船)などわかりやすい名前に置き換えている。

文学というより、現在の日本における安全保障について、小中学生にもわかりやすく説明した本と思ってよい。
「ぼくは戦争に行きたくない」と声高に叫んだ若者たちや、集団的自衛権について盲目に反対を唱える方は、一度まじめに読んだ方がいいだろう。
誰しもが戦争で死にたくない。しかし、盲目に戦争反対を唱えると、却って、争いが起きる可能性が高い。本当に戦争に巻き込まれたくないのであらば、どのような手段が最も戦争抑止に寄与するか考えなければならない。

作者が一番批判しているのは、明らかに大手新聞だろう。
かつて戦争を礼賛して、戦争悪化に加担した大手新聞社が、今やみくもに戦争反対を唱えることによって、戦争の火種を蒔いている状況がある。

国の安全保障を支えるのは、軍隊やシステムや条約ではあるが、何より一人一人の国民の思想が重要であることを訴えた小説でもある。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.584:
(5pt)

笑ったww

一気に読めました。話はとても分かりやすいですが、これはある皮肉を孕んでいますね。今読むのが丁度いいです。
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4103364122
No.583:
(5pt)

平和とは

『平和』とは何か、疑い考えることで本当の平和を享受できる、この本を読んで思わされました。
素晴らしい本を有難うございます!
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4103364122
No.582:
(5pt)

真実を捉えた、厳しい例え話

戦後日本を的確に捉えた百田氏の自信作。
国を侵略され破滅に至っても、扇動家は反省せず、民衆は自覚ないまま破滅に向かって行く、当にカルト宗教。
いかにもありそうで怖い話である。
百田氏は実に良いタイミングで警世の書を出してくれたが、果たしてどれだけの国民が理解できることか。

追記: この話の結末は、このままで行くと最悪の結果を招くとの警鐘であるが、今の日本の現状では侵略が始まっても、はたして防衛に立ち上がることが出来るのかという重大な問題提起をしている。また米軍の出動に関しても楽観はできない。
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4103364122
No.581:
(5pt)

この本を否定する人は似非平和主義者

「カエルの楽園」を読んで、平和主義者を侮辱する内容だと思う人は、断じて平和主義者では無い。
変な事を言っているんだと自覚しなければならない側だという事だ。
本当の平和主義者は、この本が示唆していることを教訓にする筈だ。
良心的な愚か者が一番の悲劇を招くという皮肉。
現実を振り返れば、いくら左翼が否定しようが、中国の脅威は今そこに迫った危機であり現実である。
憲法9条は国を守ってくれない。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.580:
(5pt)

本屋で買い、最後まで、真剣に読んでしまいました。

楽園と呼ばれる国家のモデルは日本、そのほかにも、自衛隊、アメリカ軍、中国、韓国問題、そして憲法9条の問題、全てが作者による皮肉の物語でした。最後の方は、現実にあった部分ではなく、作者の妄想の一部なのでしょうけれども、こうした結果が今後本当に起きないという保証はなく、最後の方は身震いをしてしまいました。
 現実にこうした事態が発生した場合、総理大臣はじめ、国会議員は憲法の解釈の仕方を変えて集団的自衛権を認めるのか、それとも煮え切らず、他国につけ入られてしまうのか、見た目はファンシーなカエルの物語ですが、現代の日本の余りの危機感のなさに作者が大きく警鐘をならした良作だと思います。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.579:
(5pt)

本当は星一つだけど…

昨今の情勢に多少知識のある方にとっては間違いなく「国民を馬鹿にした」物語に感じると思います。そしてこの本は警鐘してるだけで、作者の考えが見えません。それが意図なのだとは思いますが、本当に救いのない物語です。職業柄かなりイライラさせられましたが、せめてこの本を多くの方が読んで、多くの方に「この国をどうしたいのか」について、真剣に考えていただければと思います。個人的には今まで読んできたどの本よりも身にならない最低な物語でしたが。
私はハンニバル兄弟のようにはなりたくないですね笑
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
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No.578:
(5pt)

尖閣に来てますね…

ここのところ尖閣沖に押し寄せてきているようですね。漁船が沈没して海保が救助したようですが、これがいいきっかけになれば。しかし、果たして明治時代に日本が戦艦を救助したことをいまだに感謝してくれるトルコのように感謝してくれることはあるのでしょうか?

ナパージュですら、崖にウシガエルがあらわれると、大騒ぎになって元老会議が開かれたのに。現実の日本では漁船が押し寄せても、ミサイルが飛んできても、あまりマスコミは騒がず、芸能ニュースやオリンピックのほうが扱いが大きかったり。やっはりマスコミ界にはたくさんのデイブレイクがいるのでしょうか。
先の参議院選の某野党議員の自衛隊に対する発言や、都知事選の某候補の集団的自衛権に対する発言などを聞くに、この本は予言の書のようです。

世界の色々な場所で扇動家、独裁者が力を握り、テロもおきています。いつなにがあるかわからない。平和ボケせず、子供達と国を守るためにしっかりと国の将来を考えていきたいですね。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
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No.577:
(5pt)

予言の書

童話みたいに子供でも読みやすい内容です。
登場人物を現実と当てはめると、現在進行形な感じがします。
カエルの楽園のように成らない様にするには・・・。
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No.576:
(5pt)

これは…デイブレイク新聞は認められないわ(笑)

なるほど、面白い。届いてから一気に読みきりました。

いまの日本の状況をわかりやすく説明してくれたな、って感じでした。
寓話形式なので、小学生の高学年の子でも読めるし理解出来そうです。

ツチガエルのお花畑な頭の中、権威や流行に左右されやすく、騙されやすいところ。
ウシガエルのずる賢く押し切り侵略してくるところ。
ヌマガエルの、ツチガエルの中に住みながらツチガエルを陥れようとするところ。

これは…朝日新聞的に「アマゾンで売れ行きNo.1」は認めるわけにいかないだろうなと読み終わって笑ってしまいました。

ぜひ小学生や中学生に読んでもらいたい。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.575:
(5pt)

平和ボケしている日本人への警笛

平和を愛するカエルの国を描いた寓話。
その国の状況は現代日本にマッチしている。
平和を愛していれば他国は攻めてこない、とか他国が攻めてきても(領土に侵入しても)話合いで必ず解決すると思っている平和ボケしたカエルの国の末路は想像通り。
平和を愛し願う事は美しいことであるが、みんなで平和を愛しその願いを切望し続けさえすれば、他国もこちらの気持ち(願い)を理解してくれるはずといった思想は笑ってしまうほど日本人らしい発想である。
全体として、内容が中学生でも理解できるレベルでもあり、平和ボケした日本国民全てに読んで欲しい一冊である(さらに噛み砕いた内容の絵本を出版してもいいと思う)。
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4103364122
No.574:
(5pt)

他の国の方がよほど悪いことしてたのに。

面白く読めました。
まさにウシガエルに攻め込まれないとわたしたち日本人はわからないと思います。
70年以上前あんなに酷い目にあったのに・・・正しく伝えられていません。
まさにもう世代が入れ代わったので痛い目をみないとわかりません。
残念だけどもうそれはしょうがないことだと思います。
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No.573:
(5pt)

日本の現実をそのまま再現。だけど最後がショッキング

私が小さいころは、TVのアニメは必ず正義が勝ってハッピーエンド。
正義感って親の躾もありましたが、TVでも大いに培われました。

最近のTVではその正反対のものが少なからずあるように感じ、意図的な物のように思えてなりません。
カエルの楽園は百田尚樹さんが書かれているので、小さい頃のようなストーリー展開だと思っていましたが、
最後は大変ショックでした。

私は右でも左でもありませんが、左翼と称する方たちの考え方がどうしても理解できないので
この本を読んでいくうちに少しでも理解できるかと期待していました。
でも逆に極左の方の考え方に拒否反応するようになりました。

かなり現実的で、百田氏が「自分の最高傑作」言わしめる作品。
なるほどな、と思いました。
素晴らしい作品で皆さんも是非読まれることをお勧めします。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.572:
(5pt)

子供や若い学生さんにも読んでもらいたい作品

とある方の動画サイトの動画でこの本が紹介されているのをたまたま見て、気になったので購入しました。
面白い一冊です。いまの日本が抱える国際問題や憲法に対する考え方、とある新聞社や学生団体などモデルとなった媒体名がなんとなく浮かんでくるところが面白いです(笑)
これから日本の未来を担う学生さんにオススメだし、カエルが主人公のファンタジーっぽい作品なので政治や法律に疎い子供でも読みやすいかもしれません。
学校の図書館とかに置いてもらいたい本だと思いました。
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4103364122
No.571:
(5pt)

SEALDsに、この本を捧げます。

私のような者が書いても、他の方の解説はかないませんので、一言だけ!

「憲法9条を守れ!」「戦争法案反対!」などと、国会周辺で、ほざいている、
そこのSEALDsは全員読みなさい! あなた達にこの本を捧げます!!
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122

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