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もしかして彼女はレベル97



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【この小説が収録されている参考書籍】
もしかして彼女はレベル97 (講談社ノベルス)

もしかして彼女はレベル97の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

終盤での『暴走』に混乱させられる

99から始まり巻を重ねるたびに値はマイナス.この巻でついに97まで下がりましたが,
これが主人公の魔法レベルなら,少しずつ普通の女の子にはまだまだ遠そうな第三巻.

全四篇となりますが,各篇やシリーズを通じた大きなストーリのようなものは見えず,
彼女や友人,お付きの妖怪たちを取り巻く事件が,良くも悪くもダラダラ続く印象です.
とはいえ,それ自体が悪いわけではなく,奥行きを広げ,補足もする二・三篇目の構成や,
現世に馴染みきった妖怪たちと,そうでない彼女とのやり取りはおかしく読ませてくれます.

ただ,最後の四篇目に入ると,話も文章も急にゴチャついて詠みづらくなってしまい,
それまでにもあった各種パロディや,デジタル系の用語やスラングの多さにはグッタリ.
著者の好きな分野なのでしょうが,自分だけが突っ走り,こちらは置いていかれた感覚で,
おかげで,人物の区別や結局のところはなど,肝心の中身がなかなか入ってきませんでした.

彼女のレベルは一体どこまで下がるのか,そして下がり続けるとどうなってしまうのか.
『あちら』へ染まりつつある友人の変化も併せ,そのあたりが今後の見どころでしょうか.
もしかして彼女はレベル97 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:もしかして彼女はレベル97 (講談社ノベルス)より
4062990709

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