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ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに
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ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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これまでの一冊につき4つほどの短編を収録する、という形式を破壊したシリーズ第8作は長編作。加えて民俗学的知識が全面に採用され、それが「事実としてのオカルト」という物語内の虚構に支えられて文句を言いようがない傑作に仕上がっている。副題こそ童歌「通りゃんせ」の歌詞から採ったもので、各章題も同様なのだが、「通りゃんせ」自体は物語には関わらない。むしろ主題は昔話「瓜子姫」であり、「マレビト」論であり、あるいは人身供犠論であるのだが、それを理屈っぽくならずストーリーとして展開するというのが素晴らしい。因習に縛られた村、という点では横溝正史の一連の作品を想起させ(それは作中でも言及されている)、その雰囲気がまた内容を盛り上げる。ホラーとミステリーが良い形で融合されたような作品。 | ||||
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満足 | ||||
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読書録「ホーンテッド・キャンパスこの子の ななつのお祝いに」4 著者 櫛木理宇 出版 角川ホラー文庫 p261より引用 “「ハイヌウェレ型神話は、インドネシアの セラム島に伝わる伝承だ。ココヤシの花から 生まれた少女ハイヌウェレは、尻からさまざ まな宝物を生むことができたという。村人た ちはそんな彼女を気味悪がり、殺してしまっ た。ハイヌウェレの父親は、掘り出した死体 を切り刻んであちこちに埋めた。すると、彼 女の死体からは芋が生えてきて、人々の飢え を満たしたそうだ」” 目次より抜粋引用 “ここはどこの細道じゃ 天神さまの細道じゃ ちいっと通してくだしゃんせ 御用のない者通しゃせぬ 御札を納めに参ります” 見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生 を主人公とした、短編連作青春オカルトミス テリの長編作。シリーズ第八弾。 副部長・三田村藍の卒業旅行を理由にして、 部員全員で温泉旅行へ出かけた雪大オカルト 研究会。色々なトラブルに見舞われた挙句、 とうとう吹雪で立ち往生までしてしまい…。 上記の引用は、昔話の瓜子姫と世界の神話 についての部長の台詞。 距離も時代も離れた世界で、同じような神話 や昔話のエピソードが語られるのは、人が生 きることはどんな所でも同じような物という ことなのかもしれませんね。 シリーズ初の長編。終わりに向けて怖さや 気持ち悪さが積み重なり、濃密になっていく のが、ここまでのシリーズとは少し違った味 わいです。ホラー度は長編の方が、高く描き やすいのかもしれませんね。 どんなことでも、執着が過ぎると人は狂っ てしまうものなのか、と思わせる話でした。 ーーーーー | ||||
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シリーズ、はまっていっきに読んでます。登場人物のキャラやセリフが丁寧なところと各ストーリーの多様なネタとの絡みが絶妙。誰か灘こよみ役を浜辺美波で映画化してほしい‼️ | ||||
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本シリーズ初めてで、オカルトミステリーという言葉につられて買ってみましたが、 期待はずれでした(;_;) 題材的には結構面白いとは思うんですが、如何せん登場人物が万能すぎて・・・ 終始ナレーターのごとく登場人物に物語を解説されては、わくわく感とかドキドキ感とかそういうのが全然感じられませんでした。 あと、登場人物は多いんですが似たような境遇の人達が多すぎて差別化できてません。。。 | ||||
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今までったのが、これは長編になっています。 小説の性質からしてあまり向いていないかな。 | ||||
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オムニバスを期待してましたけど。 藍が卒業するとどうなるのかな? | ||||
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サービス過多で面白ったです。 ただ、仕掛けが大掛かりになってきた感じがあり、食あたり気味です。 個人的にはもう少し気軽に楽しみたいです。 | ||||
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シリーズ初の長編でした。 そう知らずに読んだのですが、あっという間でした。 この本のシリーズは読みやすくほのぼのとしていて好きです。 こよみちゃんが大好きです。 ただ、中の叔母さんが要所で顔を出し過ぎな気がしました(笑)。 こよみちゃんの身辺にスポットが当たる内容だったら2回読みするんだけどな…。 | ||||
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今回は初の長編という事もあり登場人物が多く分かりにくかったので簡単な相関図をメモしながら読みました。 1〜7巻と比較してもホラー要素はそれほどなく中間くらいの位置付けでしょうか。ミステリー要素が強いと感じました。 しかしながら相変わらず読みやすいです。スッと頭に入ってくる読みやすさが大好きです。 星を減らした理由は森司とこよみの進展が少ない事の1点に尽きます笑 設定としてはありがちな距離感なんでしょうが、正直言って早く2人をくっ付けて欲しいです。その上でストーリーの幅を広げて欲しいと言うのは欲深いでしょうか。 ともあれ初の長編!情報は無しで読んで欲しいのであえて内容には触れません。が、特に寒い日に、取分け雪が降る時期に読まれると臨場感が増すかと思います。 | ||||
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個人的にホーンテッドキャンパスのシリーズの中で一番好きかもしれません!! 藍の卒業旅行で温泉旅行に行くことが物語のきっかけになるわけですが。 次回作からは藍が卒業してても違和感がないように、藍の立ち位置が薄くなっているように感じました。 二人の関係は今まで通りですが、今回は八神が「旅の解放感で、サービス過多」な発言がちらほらと(笑) 次回作が待ち遠しいです。 | ||||
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いったい、いつの時代の日本何だと言うような村が出てくるのは、この手の作品のお約束。 しかし、森司とこよみのラブコメは楽しい。 傍から見ると、こよみの方から、結構秋波を送っているのに、森司の方は、頑ななまでに、自分は片思いだと思い込んでいる。 このちぐはぐさがなんとも面白い。 ただ、このシリーズの美少女2枚看板のうちの一人である三田村藍が卒業してしまったら、どんな話になっていくのかは、若干気になる。 | ||||
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シリーズ初の長編です。 ネタバレは避けますが、全体の比率はミステリーが 6、ホラー、ラブコメ2がという感じでしょうか。 物足りないと感じたのは、物語の規模の割にハラハラする場面が少ないからです。 また、この巻に限りる訳では無いのですが、事件の全容も黒沼部長の知識頼みな処があるので、森司とこよみにもう少し活躍の機会が有ればと感じました。 (両思いの天然二人を活躍させても、いきなり急接近しない安心感?のようなものがあるので、このじれったさを堪能しつづけられると思うのですが、どうでしょう?) 文章はいつも通り読みやすいのですが、長編だけに一気読みしないと似たような境遇の登場人物が多いので、頭の中で整理しないと混乱します。 | ||||
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シリーズ初の長編ものでした。 いつもとは違う感じで拝読しましたが、櫛木さんのは、短編の方が正直、私は好きです。 | ||||
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今回は祟りの村を舞台になりましたが、今までとは違うスケールがでかい話でした。 みなさまが気になる森司とこよみの関係は、相変わらずゆっくり進展しています。 自分から見ればもう付き合っちゃえと思います。 | ||||
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