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(短編集)
天使と宇宙船
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天使と宇宙船の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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Kindleのカウントでいうと50くらいのショートショートから、300前後から500くらいの短編、一番長いもので1000くらいの「ミミズ天使」が収録されています。 「ミミズ天使」はよくもこんな変な話を思いついたなと、面白いだけでなく、感心させられる話で、SFファンならこの作品だけでも読んでおくべきだと思います。 そのほかの話もアイデア重視でバラエティに富んだ作品で楽しめますが、玉石混合のきらいがあるので、星をひとつ減らしました。 いずれにせよ、バリントン・J・ベイリーのようなSFゴリゴリのアイデアは苦手でも、落語のような意味でのアイデアに富んだ短編を読みたいという人にお勧めできると思います。 | ||||
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ミステリとSF、両刀使いの名人フレドリック・ブラウンのファンタジー作品集。ベリー・ショート・ショートから読み応えありのきっちりした短編まで収録されている。著者らしいサイエンス・フィクションもちらほら。 感情を持つライノタイプの暴走「諸行無常の物語」、ミミズの天使が現る魔訶不識「ミミズ天使」、十八万年生きた男の回想「不死鳥への手紙」、風変わりな地球侵略者「ウァヴェリ地球を征服す」、あたりがお気に入り(ライノタイプがなんだかわからないが、植字機というところだろうか)。 ちらりと毒を含んでるのもブラウン流。 | ||||
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フレドリック・ブラウンによるショートショートと短編を集めた作品。 SFというより奇想話といったテイストだが、個人的には落ちがアメリカ的で分かりにくいのと、話自体もとりとめもない展開でイマイチ何が面白いのかよく分からない作品集であった。 | ||||
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白人男性に偏った人物描写などに古さを感じるが、ユーモラスなアイディアが後の作家に影響を与えたことは分かる。現代では廃れたライノタイプなど、1950年頃のカルチャーや科学技術が興味深い。レトロフューチャー。 | ||||
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ミミズ、熱、カモ、花輪、エーテル…どういうつながりが? 答えを導き出した頭脳とその解決策の大胆さに、あっぱれ(「ミミズ天使」)。他の作品も、風が吹けば桶屋が儲かる式の(落語のような?)SF小説集。 | ||||
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人を喰ったお話が多くておかしい。 「唯我論者」とか「プラセット」とか好きだな。 「ミミズ天使」も傑作だ。 「ウァヴェリ地球を征服す」は最後の最後が粋だ。 この短篇集に限らず、一体にこの人は語呂合わせとか洒落とか地口とか 誤植とか、そういうネタが得意でしかもキレがいい。 無理がない。 そういうのを 翻訳で読むのはどうか・・・というと、訳もよくできていて違和感なく楽しめるので ご安心を。 | ||||
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ブラウンのショートショートは「オチ」が力強く、印象的ですが、オチが判っていても再読するのが楽しいです。 この短編集には長めのものと短いものとが交互に収録されています。 爽やかに終わるものや、ニヤニヤしてしまうものや、 ヒザを打つようなものやいろんなパターンといろいろあり、どれも読んでスッキリできます。 ずいぶん古い作品ですが、それでもその面白さは変わりません。 お勧めです。 | ||||
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奇想天外なアイディアの宝庫。 しかも読み易い。 「センス・オブ・ワンダー」という言葉の意味を知りたい人は、これを読め! | ||||
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想像せよ、天使ムシとは? ドキリもニヤリもお手のモノ、ショートショートの名手、F・ブラウン。 この人の頭の中はどうなっているんだろう。 この一冊は要注意、ブラウン中毒は伝染します。 | ||||
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本書は全16編が収められたSF短編集であり、短編、ショートショートから構成されている。フレドリック・ブラウンは良く知られているようにミステリー、ファンタジー、SF、普通小説と様々な分野で才能を示しているが、本短編集においてもSFという範疇に留まらない味のある奥行きを醸し出している。 個人的にブラウンの短編で最も好きなものの一つはこの短編集に収められている「ミミズ天使」。主人公チャーリーは印刷会社に勤める結婚を間近に控えた男だが、ある朝釣りの餌としてミミズを探していたところ、後光を放って羽ばたいて飛んでいくミミズを目撃してしまう。そしてそれ以降、土砂降りの中でひどい日焼けをしたりありえない場所でカモを見つけてしまうなど次々と奇怪な現象が彼の周りで発生する。!そして気が狂いそうになり結婚式も挙げることができず自殺未遂までしてしまう彼がついに見つけだした奇想天外な真実とは・・・。ファンタジーとミステリーがこれほどまでに見事に融和している短編小説はなかなかお目にかかれない。 この他、自己暗示によってあたかもなんでも言うことを聞くこびとがいるように物事が自動的に進んでしまう装置の本当の機能は驚くべきものであった「ユーディの原理」など、ファンタジー、SFファンには堪えられない一冊である。 | ||||
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