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ぼくは明日、昨日のきみとデートする



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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

ぼくは明日、昨日のきみとデートするの評価: 3.75/5点 レビュー 341件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全223件 221~223 12/12ページ
No.3:
(5pt)

読み終わったあと、きっと最初から読み返したくなる。

タイトル通りです。
このタイトルは文庫本の帯に同じように書かれています。
感想を一言で表すとこのレビューのタイトルになりました。

レビューというのはある程度のあらすじを書き、自身の感想を書き綴るものがセオリーなのかな、と
思いますがこの作品に関しては少しの説明がネタバレにつながってしまいそうで迂闊に書けません笑
何の前情報も無しに読み始めて欲しいです。

物語はある男女が「出会う」ところから始まります

読み始めた時から中盤くらいまでで「なんだろうな、この違和感」、あるいは「もしかしてこの作品ってこういうこと・・・?」と
お思いになるでしょう。
そういった疑問がある時点で解消されます。
そこからの流れが本当に素晴らしく思わず泣いてしまいました。
小説を読みながら目が潤んだのは始めてです。

私は読み終えてすぐに冒頭部分を読み返しました。
「そういうことだったんだ」と、納得し、そして最後まで読んでよかったと思いました。

知らない誰かとの出会いは、偶然かもしれないし、必然なのかもしれない。
けれどその人は「大勢」いる人間の中の一人だった存在であり、その出会いは
間違いなく「運命」だったのだと。

相手を愛する想い、相手への献身、そしてお互いがお互いを大事にしようとする愛情。

この作品がひとりでも多くの手に取られ、読み終えたあとの余韻に浸ってほしいです。
一気読みした作品は久しぶりだったのでついつらつらと書いてしまいました。
定期的に読み返す愛読書となりそうです。
ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)より
4800226104
No.2:
(5pt)

帯の煽り文に偽りなし!

帯の「彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる」という煽りに引かれ、思わず購入しましたが、大変楽しませていただきました。当初はベタ甘恋愛小説かと思いきやそのままでは終わらずタイトルの意味に気付いた時にはハッとさせられました。 設定に多少の無理、矛盾の様なものを感じたのは確かでしたが、後半、真相が明かされてからの主人公の苦悩やヒロインの健気さに思わず感情移入してしまい、思わず涙ぐんでしまいました。また読了した後に表紙絵を改めて見るとその意味に気づき、また泣かされます。久しぶりに切なくも温かい気持ちの良い小説を読むことが出来ました。
ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)より
4800226104
No.1:
(5pt)

京都・大阪を舞台に繰り広げられる、美しく切ない恋愛模様。

「運命」。

このありきたりな、時に陳腐と感じられる単語がこれほど似合う作品はないと思えた。
それほど引き寄せられる2人の不思議な関係を喩える言葉は思いつかない。
この最高のカップルが過ごす時間は人々がすれ違う電車の中で、行き交う交差点で遭遇する奇跡。
読み進めるにつれて、彼女の行動、言動の本当の意味が分かる。
「あぁ。そういう伏線だから、おそらくこんな結末なのかな」と思ったけれども読んでみると…。
奇跡とも思える出逢いの中に、驚く仕掛けが隠されていた。最後までぜひ読み進めてみてほしい。

私も残された日々を大切に過ごそう、そう思った。
そして本書を「きっと最初から読み返したくなる」。帯に書かれたこの言葉がすべてを表現していた。
切なさの涙が止まらない。こんなにも「運命」は切なくも美しいのか。
私にとって、恋愛小説ジャンルの中でも、大好きで大切な作品のひとつとなった。
ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)より
4800226104

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