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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
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ぼくは明日、昨日のきみとデートするの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全223件 201~220 11/12ページ
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とても読みやすい作品で、情景ややりとりをイメージしやすいお話でした。久し振りに、嫌みのない切なさが残る恋愛小説を読んだなぁと思いました。 泣く小説の定番が、病気や事故で相手を失う……になりつつある気がする…今、この作品は2人の歴史を守るため、それを生きるためという切ない愛が伝わります。 他のレビューにもありましたが、私も帯に惹かれて購入しました。 彼女の秘密……はいつか、二人の秘密となって……最後は彼の秘密に移り変わります。 彼にとっての、また会える?は…彼女にとってのさようなら。彼女にとっての、また会える?は彼にとってのさようなら。お互いそれを受け入れながら、答え合わせをしていくような印象でした。 その流れに、もがこうとせず目の前の彼女を、彼を心から想う2人が暖かい気持ちにさせました。 20歳という設定が一層この作品を引き立てていると思います。20歳ならではの自立や愛情表現、夢、葛藤が舞台となっている京都のイメージと綺麗に重なりました。 他の方のレビューで映画化を!とありましたが、映像化するなら主人公の彼は神木隆之介さんに演じてほしいなぁと読み終わって感じています。 切ないけど優しい、同じ時間を生きられなくても結ばれている…恋愛小説ってこういうものだなぁと久し振りに泣きました。 | ||||
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学生時代の心境を思い出させる本だと思いました。恋というトキメキ感と、愛してやまない切なさ、日々生きていく中で、その大切さを、思い描いた1冊だと、思います。出来れば、もうちょっと長くても良かったかな・・・でも評価は星5つにさせてもらいました。 | ||||
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タイトルから、時間がキーであることは想像していましたが、まさかこのようなこととは・・・ 2通りの再会と別れ、その間の短くも輝きに満ちた日々、そしてその前後の歳月において運命のようにつながっている縁。 監督:新海誠さん、音楽:天門さんで、ぜひ映像化してほしいです。 | ||||
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いろんな方がレビューで触れていますが 「彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる」 この一文が秀逸すぎる、悪く言えばネタバレ一直線です。 だからいい、という感想も理解できます。が、私はもうちょっと先入観なしで読みたかったなーというのが本音です。 帯もあらすじも正直蛇足というか… 人生にパートナーと呼べる人がいる方が読めば、きっと時間をもっと大事にしたくなる、そんな素敵な一冊です。 いろいろとツッコミどころも多いですが、そういうのは気にしない方が面白く読めると思います。 | ||||
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書店でこの本を見つけた時、泣けるってことはどうせ最後は〜…みたいな感じの軽い気持ちで買いました。しかし、期待は良い方向に裏切られ、外で読んでいたため泣きはしなかったものの泣かされかけました。部屋で読んでいたら泣いてましたね。読み終わった後、購入の際にチラリとしか見ていなかった表紙を改めて見直した時、とても鳥肌が立ちました。 この本の別視点バージョンとして「わたしは明日、昨日のあなたとデートする」というタイトルで出版されないかなと勝手ながら妄想したりしてます。 | ||||
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ものすごく面白いです。何度も読み返したり、後ろから読んで、愛美の気持ちになったり、高寿の視点に戻って愛美をどう見ているか改めて描写を読んだり。 本当に読み応えがあります。 | ||||
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大学生の甘酸っぱい恋愛を描いた瑞々しい青春小説。 僕は未来に向かい、彼女は過去に向かっていくというパラドクス。 どうやっても交差しない二人の恋が悲しい。しかし、愛は時を越える。 恋愛の最も理想的な形って、お互いが損得勘定を捨てていることだと思います。 彼らの恋愛には終わりが見えているからこそ、損得勘定ではなく、お互いを思いやることにより成立している。 物語前半は愛美が高寿を思いやり、後半は高寿が愛美を思いやる。 未来がないからこその純愛が二人の絆を強くしているように思います。 高寿にとって恋愛の始まりが、愛美にとっての恋愛の終わりという胸を締め付けられるような現実は、悲しい中にも美しさがありました。 時間軸をテーマにしている作品だけど、発想が面白かったです。 人に会わない週末に読むことをお勧めします。 涙で顔を見せられませんよw | ||||
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最初は運命的な出会いを果たした男女がラブラブし、彼女が嬉し涙を流すだけのように思えますが、後半は真実がわかるとともに彼女の涙の意味もわかります。 前半で撒いた伏線が後半でどんどん回収されていき、話が二転三転してとても面白いです。 ラストは主人公も彼女も読んでいる自分も泣いていて三人で泣いている状態に。そして、読み終わり、落ち着いたところで最初から読み返すと主人公だけではなく彼女の気持ちにもなれてまた涙。 とても感動できるのですごくお勧めです! | ||||
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すごくいいお話でした。 最後まで読み終わった後もう一度読み返したくなりました。 買ってよかったです。 | ||||
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全体を通して、斬新な設定の中で二人の出会いと別れが京都の街並みと共に叙情的に描写されていて読んだ後胸が熱くなりました。 会話文が多いように感じますが、その理由も読み進めていき彼女の運命を考えると納得出来ると思います。 普段あまり恋愛小説を読まない私でもとても満足出来た作品でした。 | ||||
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凄く切なくて、でも凄く温かい気持ちになりました。彼女のことを考えると切ないし、苦しいし。でも彼も切ないし、苦しいし。もう一度やり直してあげたい。なぜ二人がこんな出会いをしなければいけないのかと苦しくなりました。それでも二人の違いを思いやる気持ちや、愛に感動しました。少し現実離れしたお話でしたが、それでもこんな風な出会いもあるんじゃないかなってスルリと飲み込めました。是非たくさんの人に読んでもらいたいと思いました。おすすめです! | ||||
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はじめは大学生の恋愛ものね。と思い、胸きゅんを求め久々に購入した本でした。 帯には泣ける とかかれていて、ほんとに????と思い読み進んでいましたが、主人公と同じように物語を読み進んでいると、ヒロインの女の子の言動に ん?と思う部分が。。 これ、泣けるの?と思ってしまいましたが、、中盤から少しずつ謎が解けだし、え?もしや?え!?そーゆーこと!?!?のように続きが気になってたまらなくなり読み進めてしまいました。 謎が解けるにつれ、主人公とヒロインの気持ちに私自身も感情移入。大泣きしてしまいました。 正直謎が解けだしたとき、自分の頭が話についていけず落ち着いて考えないと訳がわからなくなってしまいました。(゚o゚;; そして、読みながら、自分の恋人を思い出し、今一緒にいることがどんなに幸せか、そして、彼に会いたくなりました。 最後まで涙止まらなかったです。 切なさは半端ないですが、純愛、ピュアと言う言葉がぴったりな二人の恋愛。 女子が好きそうなお話ですょ。 26歳、あんまり本は読まない私なのですが、この世界に吸い込まれてあっという間に読んでしまいました。笑 良すぎてレビューまで書いてしまいました!笑 少しでもたくさんの人がみるきっかけになればと思います。。 | ||||
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書店で「泣ける!」とのPOPに興味を持ち、購入しました。 タイトルとカバーイラストで読む前からなんとなく気づきましたが、 設定が梶尾真治氏の「時尼に関する覚え書」という作品に似ています。 ということで序盤から伏線や設定には気づいていたつもりですが、 物語が核心に触れて設定が明らかになってからも最後まで二人の恋を見守りたいと思えました。 ヒロインの主人公に対する献身、健気さや主人公が葛藤を乗り越え成長する姿は 書店POPや帯で謳う「泣ける」という文句通りだと思います。 著者の七月氏の作品を読むのはこの作品が初めてですが、 二人の出会いと別れがここまで感動的であるのは設定をうまく生かした著者の手腕によるものだと思います。 そういったわけで内容としては星五つとしたいところなのですが、 設定の種明かしが重要である本書にしてはタイトルやカバーイラストがあからさますぎないかということと、 主人公のモノローグで進む本文に多少読みづらい個所があったことから 星四つとさせてもらいました。 | ||||
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暖かい話でした。 読み返したくなる話という意味でも素晴らしいと思う。 | ||||
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とても読みやすく、穏やかに進む話の展開がとても心地よかった。しかし、彼女の秘密が明らかになった時から物語の展開や見方がガラリと変化し、最後にはとても暖かい気持ちにさせてくれる本でした。彼の視点からと彼女の視点からの読み方で物語の感じ方が全く違うのも面白い所でした。是非多くの方に読んでもらいたい一冊でした、 | ||||
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店頭のPOPに惹かれて衝動買い。 一言にいうと、当たりの小説。数奇な運命に結ばれた二人の切ない恋愛小説。 どこか違和感のある出会い、どこか違和感のある二人の日々。しかしその違和感が中盤で解け、終盤までの展開に持っていくという非常によく出来た構成でした。読んでいてとてもバランスが良かったです。 ただ一つ希望を言うなら、もう少し地の文に厚みを持たせてもらいたかった。登場人物達の感情の機敏や、彼らが見た日々の様子をもっとしっかり読みたかった。 カバーにある著者紹介の「叙情的な物語を得意とする」という文句に偽りなし。物語自体はとても良いのですが、この点だけどうしても残念だったので、一つ減らして☆4つ。でも、とってもいいお話でした。次回作に期待しています。 | ||||
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いま、読み終わりました。 まず読もうとしてる方々にこれだけは忘れないで欲しいです。 【一文字一文字しっかり理解して感じ取ってください】 最後まで読むと僕のこの言葉の意味もわかります。 ほんのあらすじを見ると結構ネタバレなのかもしれません…。自分はあらすじを読んでしまいました…あらすじを全く読まないでこの本を最後まで読んでみても楽しめると思います。 純愛と思わせてのファンタジー要素、本当に泣かされました。自分、男ですが、声を出して泣いてしまいました。映画化、希望です。 最後に、〝生涯忘れることのないだろう作品でした。ありがとう。〟 | ||||
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愛美の高寿への切実なまなざしにロバート・F・ヤングのたんぽぽ娘 (奇想コレクション)を思い出しました。運命的出会いに続く、相思相愛の恋人同士の甘々のお話にぽつぽつ混ざる違和感は「時間がらみ」らしいという前半の雰囲気は似ています。でも、この作品は6割までページが進んだところで明らかになる斬新な設定が感傷と感動のレベルを桁違いに引き上げていきます。 時間物はパラドックスとか難しいので、意地悪く読めばどうして?というところはきっとあるでしょうが、理を詰める気にはなりません。高寿と愛美の障害を越えて相手のことを想い合う恋と愛に圧倒されるからです。「かけがえのない今という時間」について考えこみながらも、「不思議だな」「不思議だね」、それは恋だからと納得させられ、切ない思いに涙してしまうからです。 核心に触れないでうまく書けないので申し訳ないですが、これは見事な小説だと思います。深夜近くにエピローグを読み終わり、帯の文句通りに最初のエピローグに戻って読み返しました。そのあと、寝られませんでした。こんなこと久しくなかった。いつどこで読むかは注意が必要でしょう。 至高の恋であり、運命の出会いに幸せな二人なのに、こんなに悲しいエンディングがあろうとは思いませんでした。エンディングの後、きっと切なくも温かい思いを抱きながら前に向かう二人が暗示されているのは救いです。だって、二人には未来でやらねばならないことがあるのですから相手のためにしっかり生きないといけないのです。 古都、京都ではよくある不思議なことの一つなのでしょうね。 恋愛小説好きにはお薦めですが、特にロバート・F・ヤングのファンには文句なく。 | ||||
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京都が舞台の恋愛小説、素敵な表紙のイラストに惹かれてなんとなく手に取った一冊。 偶然会った、とても可愛い女の子にときめいて、意を決して話しかける主人公。 小さな駅のささやかな出会いという始まりには、優しくて素敵な印象を受けました。 この物語はそんな優しい雰囲気が漂い、嫌な描写は全くなく、綺麗でほんわかした気分にさせてくれます。 思いやりと優しさと、とても甘くて、だけどやっぱり切ない恋の物語。 読み終わっても、ふと読み返したくなる。そんな素敵な一冊です。 | ||||
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某所で妙に評判が良い恋愛小説の噂を聞いて作者を見たら一迅社文庫の 「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件8 (一迅社文庫)」の人… 「庶民サンプル」は独特のテンションに着いていけずに二巻でギブアップ した為、本当にあの作者にまともな恋愛物が書けるのかと半信半疑のまま拝読 物語は主人公の南山高寿が京都にある美大に通う為に乗っていた京阪電車の車内で 丹波橋駅から乗り込んできた一人の同年代らしい女性に一目惚れする場面から始まる 二十年の人生の中で初めて感じた「特別な人」という印象に戸惑い、声をかけようかと 迷っているうちに女性は叡山電鉄に乗り換え宝ヶ池駅で下車後を追って下車した高寿は 意を決して女性に一目惚れした旨を打ち明ける。福寿愛美と名乗るその女性と散策し、 言葉を交わす高寿だったが、別れ際に「また会える?」と聞かれた愛美は突然涙を 流し始める。連絡先を聞き忘れた高寿だったが、クロッキーに出かけた京都市動物園で 愛美と再会。高寿が描いたキリンのクロッキーを愛美は「教室に貼り出される奴だ」と 見てきたかのように語るが… 読み終わった後に「もう一度読みたい!」と思わせる作品が優れた小説であると するならば、本作は紛れも無い大傑作の部類に入るかと。「庶民サンプル」とは 全く違う落ち着いた雰囲気の作風にも驚かされたが、中盤で明かされる愛美の秘密を 知った瞬間から、それまで読んできた序盤からの数々の描写が持つ意味がガラリと 変わって見えるのである。上にも書いた様に高寿と出会った場面から愛美は 事あるごとに涙を流すのだが、その流す涙の持つ意味が、交わす言葉の意味が 全然変わってくるのである。さらりと読み流していた場面の一つ一つで「この場面で 愛美はこういう風に感じていたのか!」と全く異なる意味を確かめるべく読み終わった 瞬間に「これはもう一度頭から読みなおさねば!」と駆り立てられる 愛美が持つ秘密はタイトルと前半の高寿のクロッキーを見た瞬間の発言から 「時間渡航系の超能力者か何かだな」と察する事は出来るし、高寿の鉄板ネタである 五歳の時に大震災で命を落としかけた自分を助けてくれたおばさんの話、で大体の 確証は得られるのだけど、まさかパラレルワールド物であったとは…設定その物は 多少浅い気もするけど、そんなのは些細な問題であって、四十日という限られた 時間の中でしか恋人でいる事が出来ない高寿と愛美が愛おしく過ごす時間が 例えようも無く切なすぎる 愛美の時間が逆方向へと進んでいく事を知った高寿が一度は「今日の自分が 何をするか分かってて知らないふりをするなんて騙された」と憤って愛美と別れようと するのだが、愛美がどんどん「恋人では無くなっていく自分」に耐えていた事を知り、 この限られた時間を掛け替えのない物として過ごそうと決意した辺りからは読む側に とっても減っていく残りページが二人の残された時間の様に感じられてページを 捲る事が惜しまれた 人物描写も秀逸で序盤は高寿をリードする様な雰囲気だった愛美が終盤では 手を繋ぐことにもおっかなびっくりといった態度を取り高寿にリードされる様になる 逆方向に進む二人の描き方が非常に面白い。ただ、高寿の親友の上山や枚方に住む 高寿の両親が関わる部分をもう少し掘り下げてくれれば、と思わないでも無かった なんというか高寿と愛美にスポットが当たり過ぎて「二人の為に世界はあるの〜」と 歌いたくなるぐらいに本当に二人が過ごす時間に焦点が絞られているのである ラストシーンを丹波橋駅で高寿が乗る電車に乗り込んでいく愛美の側の描写で 終えたのも素晴らしい、序盤で高寿が愛美を見つける場面と見事にリンクしてこの話が 端と端で繋がる円環の様な構造になっている事が見事に演出されている。 すれ違って行く時間の物語の描写としてこれ以上の締め方は無いだろう 繰り返しになるが、中盤まで読むとそれまでの物語の意味がガラリと変わり、 「おお、もう一度逆側から見直してみたい!」となる一粒で二度美味しい構造の小説 「庶民サンプル」が苦手というだけで一ヶ月ほど読むのが遅れた事を激しく 後悔する程の傑作である。細田守監督の「時をかける少女」とかに近い雰囲気を持った 切ない恋愛小説が好きという方には超お勧め! | ||||
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