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月下上海
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月下上海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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第二十回の松本清張賞受賞作だが、賛否両論のレビューである。 読了して、たしかに評価が難しいと思った。時代考証が弱すぎるのである。ミステリーの要素をいれた恋愛小説なのだがむしろファンタジーと呼んだほうがいい内容であった。第二次大戦下の上海ということに興味を覚えたのだが、前半は上海紀行の用で退屈である。旅先で付き人のような存在だった運転手が、憲兵であり諜報員でありと物語は徐々に盛り上がていくが、ふたたび恋愛ものに戻る。女性読者には受けるのだろうが、ややがっかり。 | ||||
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思っていた物語とは違い、自分の予想通りの展開で話が進み期待外れでした。 ただ作家には興味があり、松本清張賞をとったというので読むほうの期待が大きすぎたのかもしれません。 | ||||
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楽しく読んだ。 が、何か物足りない。 全12話のTVドラマを映画版にリメイクした時の「映像的には良くなってたけど、ちょっと物足りなくない?」って感じと似てる。 ファッション描写が楽しかった。 着替える度に「絵」を入れて欲しいと思った位に。 加藤木氏のちょっとレトロ感がある「ちゃんとした」感じの女性の絵、結構好き。 特に本書は時代的に氏のタッチとぴったり一致!で、好み的に装丁ナイス。 | ||||
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本当かなぁ、というのが正直な読後感。 戦中の上海租界における恋物語だが、これほど、緩い状態だったとは思えない。 特に前半は飽きる。 上海についてから、付き人のような運転手が、憲兵であり、諜報員だったわけだが、ここから緊迫するのかな、と思うと、 話しは結局、恋物語にもどる。 明治座の華やかな人情劇のようだ。 松本清張賞って、こんなかんじなのだろうか? | ||||
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後半はあまり乗れなかった。タイトルはうまいとおもった。全体に、映像的な文章だった。 | ||||
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アマゾンさんを検索していると読みたい本がたくさんあり、 買いだめ中です。 まだ読んでなくて、時間がほしいです。 | ||||
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本題に入るまではワクワクした。戦時下の上海、そこに降り立つ、芯の強さを秘めた美貌の画家。雰囲気に飲み込まれるように読み進めたが、主人公が脅される場面で、おや、と思った。大財閥の娘がこのくらいの脅しで怯えるだろうか。簡単に握りつぶせるのではないだろうか。相手は自分の父親と比べたら、かなり小物だ。うーん。と思っていたら、回想シーン。これがダイジェスト版みたいな感じで、読む味わいがなかった。ただ、どんどん話を飛ばすのではなくて、もうひと工夫してほしかった。そして、主人公が惹かれる男性の魅力が表現されず、過去の人は性格がワンパターンすぎて膨らみがなく、今のからんでくる人は期待するほどの背景もなかったりして、ちょっと物足りない。そういう人たちとからむから、最後には主人公も薄っぺらくなってしまったような。全体としては、もったいない感じがしました。 | ||||
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昭和17年から21年にかけて、上海を舞台にした物語。 その頃の上海の情景が、素晴らしくよく描写されていると思った。(少なくとも、知識のない私には) しかし、イベントが起きるまでの状況描写が長すぎて、もたついた感がある。 第一章の後半になってやっと、スリリングな展開を予想させるイベントが起きるが、 大変残念なことに、全章を読み通しても、謎もなければ、スリリングでもミステリアスでもドラマチックにも展開しない。 キーマンである槙大尉の行動の裏にある動機も、中途半端で説得力がない。 戦時中の上海を舞台にしたスパイもの、もしくはミステリーかと期待すると、大変がっかりする。 しかし、第二章の東京編は、昼メロをのようで、かなり面白かった。 松本清張賞受賞作との(骨太の)イメージを持って読むと期待外れだが、 主人公と同年代(アラフォー)の女性向けの、恋愛小説だと思って読むと面白いのではないかと思う。 | ||||
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話の筋は悪くない。選んだ時代背景もイイし、戦争という世紀末の中で刹那的、衝動的な行動に走る人たちに妙にリアリティも感じる。 しかし筆力はイマイチ。話の展開が臨場感もなく立て板に水の如く進んで行ってしまう。旦那の浮気、まさかの浮気相手、思わぬ相手に恋愛感情、ってのはよくよく描写しないと伝わらない。非日常に対峙した時の心情がサラっとしているので、財閥令嬢の浮世離れした支離滅裂な色恋沙汰って印象をうけなくもない。 | ||||
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食堂のおばちゃんが松本清張賞を受賞したということで話題になっていたので読んでみた。 松本清張賞なのだからミステリーなんだろうと思ったのだが、全然ミステリーではない。それもそのはず、募集要項を見てみたら「ジャンルを問わない長編エンタテイメント」という括りなので、ミステリーじゃない!と怒ってしまうのは筋違いで、こちらの勝手な思い込みであった。 おそらく男性よりも女性が好む作風だと思う。きらびやかな雰囲気(戦時下なのに)の中で、強くしたたかに生きる恋多き女。映画化されてもおかしくない雰囲気がする小説だ。文章も読みやすく、サクサクと読み進めることが出来る。 | ||||
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現地に行かないで捜索したという小説ですが、混沌とした危ない時代の人間模様が船で始まり、船(多幸丸)で終わるという潔い?切れ味の作品でした。 | ||||
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松本清張賞受賞ということで、早速購入して読んだが、歴史性、サスペンス性など、清張ファンとしてはややもの足りなかった。家内も同様な感想を持ったという。しかし、華麗な一族、戦時下、特異な恋愛など、別な視点で読めば結構おもしろいかも・・。 | ||||
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テレビに出ていた著者のトークが、おもしろかったので 作品にも興味を持ち、購入しました。 クセのない文章で、登場人物の描写、上海の情景、 食事、色彩、香りなどを思い浮かべながら読み進めることができました。 主人公・多江子の、気丈さ、美しさ、弱さなどが 爽快で、ときに、もどかしく感じました。 愛と仕事とプライドを抱えて、異国で仕事をする女性…… 舞台は戦中ですが、現代の女性にも共通する思いがたくさんあると思います。 著者の魅力が、そのまま作品に表れているようでした。 前半は怒涛の展開で勢いがあったので、ラストを楽しみにしていたのですが 期待していたより、大きなドラマがなかったかなと思いました。 結末に大きな展開を入れることによって陳腐になる可能性もあるので これは、これで、リアルでよかったのかもしれませんが……。 あとひとつ、【内容紹介】ネタバレしすぎじゃないでしょうか? 読み進めて知りたかった驚きが結構、書かれてしまっていて……。 | ||||
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ハギレのよい文に引っ張られ、最後まで読んだ。。 しかし、始まって20ページは少々我慢をしたかな…。 登場人物の姿が、まるで劇画のように浮き彫りにされていることは、おもしろい。しかし、人物の輪郭がはっきりしすぎていて、やや読んでいて疲れる気もする。 もう少し元気になってから、また読んでみようと思う。 | ||||
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