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翼を持つ少女: BISビブリオバトル部1
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翼を持つ少女: BISビブリオバトル部1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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先生の本を久しぶりに読みました 病気になられて大変だと思いますがまた新しい作品をと思いました。 | ||||
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ビブリオバトルをテーマにした小説ということで、読んでみました。 前半は十分に面白く、キャラクターも魅力的です。興味深い本もたくさん出てきます。 ですが、後半は全く評価に値しない。 別にどういう主義主張を持とうが個人の自由であり、それをエンターテインメントとしての小説に注ぐこと自体は悪くありません。 しかし、とにかくこの作品はやり方が不快すぎる。どいつもこいつも他人を貶すことしか考えていない。ビブリオバトルとは自分の主義主張を押し付け、他人を貶し、さらには周囲の人間までも嫌な気持ちにさせるためにあるのではない。そんなものを見たいならひろゆきの動画でも見ていればよい。 一応作中でも当該部分が不快であったと諫める発言はあるものの、わかっているならなぜこう書いた? 重ねて言うが主義主張は自由であり、それ自体はいかなる場合も尊重されてよい。しかし魅力的な本を魅力的に紹介する競技であるはずのビブリオバトルを題材にしたエンターテインメント小説で、こんな不快な形でそれを発信するのは失格としか言いようがない。 | ||||
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SF好きの女の子によるSF好き礼賛小説だと思ったら、違った。人をやりこめるビブリオバトルの後味の悪さ。 (ここからネタバレ含む) 最初は楽しく読んでいた。だが、下巻になると、頭のよいお金持ち私立学校の生徒(と教員)が、公立のダサくてちょっとおバカな生徒をコテンパンにやりこめ、言い負かした後で、「ちょっとやりすぎたかも」テヘペロするお話でした。おかげさまでビブリオバトルが嫌いになりましたよ。 | ||||
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読書が好きな人には多かれ少なかれ同意できるところ、「そうそう!そうなんだよ!」とヒザを打ちたくなる箇所があるように思う。無論同意できない箇所もあろうが、そこは「自分の嗜好を押し付けない」でいきましょう。ね。 | ||||
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著者の小説以外の執筆活動についてある程度知っていると上巻を読み終えた時点でこの小説の全体的な構造がある程度見えるように思った、と上巻の感想に書いたと思うが、実際にこうして読んでみてその予想が概ね当たっていたなと確認することが出来た。 本作では現実の思想に関するやり取りが非常に多い。これを「著者の思想を登場人物に代弁させている」と批判するのも可能であろうし、そこに反発する人もいるかもしれない。ただ、著者の小説を何冊か読んだことがある自分には相変わらずだなあと可笑しくなるくらいだったし、本作に問題があるとすればそれは別の部分だと思う。 その”別の部分”に該当する、後半のビブリオバトルシーンは読みながら、「これを読んで実際に自分もビブリオバトルをやってみたい」と思う読者が現れるのか?とさえ思うのだが著者の”と学会”時代のテキストとこの集団の目的等を踏まえた上で読むと、非常に著者らしい展開だなあ、とも思う。で、何処に問題があるのかというと、このバトルのあとで先生のお説教シーンがあるのだが、お説教がこのビブリオバトルの問題点を正確に捉えていない、という点にあると思われる。どう捉えられていないのかという点を具体的に語るのは本書で小説のネタばれは厳禁とあるので差し控える。 個人的に一番興味深いシーンはBISの生徒達が自分たちの校風の緩さで相手の高校生にマウントを取るシーンである。はっきりと言わせてもらえば、ここのやり取りは失笑するしかないのだが、その”自由な校風”に込められたニュアンスを自分なりに読み取ると、色々と複雑な感情が芽生えるのだけども、それを言語化するのは、ネタばれにはならないが、差し控えることにする。 人称が変わりながら伏木と野火という2人お主人公の感情が客観と主観、ふたつの視点を提示しながら結びついていくあたりなどは小説として上手いなあと感心した。最近適当に何冊か読んだ小説が無残な代物ばかりだったので、久々にプロの仕事を見たなという気分であった。 …もやっとした感じのレビューになったが、具体的に色々言うのもなんだな、と思ったのでこのような感想になった次第。上巻でも書いたのを繰り返すが、本書を読んだ人は「バーナード嬢曰く。」という漫画の3巻を読んでほしい。この巻にビブリオバトルについての話があるのと、もうひとつ、登場人物がシン・ゴジラについて語る話があるので、その2話だけでもいいので読んでみてほしい。そして、BISの生徒たちとド嬢の登場人物の、どちらとビブリオバトルをやりたいか?と問われたらあなたはどう答えるだろうか。 | ||||
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細やかな支援の気持ちも含みつつ購入。 ビブリオバトルというのが何なのかしらないけど何処かで聞いたことがあるなあ、と考えたら施川ユウキの「バーナード嬢曰く」のなかで一度ビブリオバトルに触れた話があったのでそれで知っていたのだった。しかし本作を読むとド嬢のそれは実際のビブリオバトルとは趣旨が全く異なるのだな、と思わせる。ちなみにビブリオバトルとはなんぞやというのは冒頭で説明されており、具体的な内容についてもこの上巻を読めばわかる。 物語は主人公が知り合った少女がSFマニアであり、彼女が冒頭から延々SF薀蓄を語り続ける。上巻の序盤3割近くがこのSF薀蓄に費やされる。ビブリオバトルの話はそこでは全く出てこない。話のマクラが長すぎる、とも言えるが、著者の過去作をいくつか読んだことがあるのだが、この薀蓄乱れ打ちは殆ど作風のように思われたので、相変わらずだなあ、と笑ってしまった。薀蓄はそれ以降も多く出てくる。相変わらず、と言えば作中に「俺はロリコンだ。何が悪い?」と言い放つ人物が登場するのも同様で可笑しい。 ただこの少女の冗長なSF薀蓄語りはこの上巻の後半にて語られる彼女の過去と繋がるのでストーリー的な必然性はちゃんと存在する。途中で物語の語り手が主人公からヒロインに交代するので、おとなしそうな彼女の熱いSF語りの背景が伺えるのも巧みな構成である。そんでもって著者と同年代…所謂オタク第一世代というところに属する人たちが語りがちなオタク論と、著者の小説家以外の活動を重ねて考えると、この小説の構造がまだ下巻を読まずとも、上巻の時点でなんとなく見えてくるが、万が一ネタばれになったらまずいので、それを言うのは避けておく。 ビブリオバトルを”知識を繋ぐ知的ゲーム”と称しているのが本作を象徴しているように思える。この上巻で行なわれる、まだヒロイン不参加のビブリオバトルの模様を読んでいるだけでも感じる。適当に言うと読書という体験の向こうに何か得るものがあるという考えである。長広舌を振るう登場人物たちは皆、その”何か”を聞き手に伝えたく、それが本に興味を持つきっかけとなる、という話である。 話を逸らすが、著者がお勧めしていたのが切っ掛けで読んだ本がある。有川浩の「海の底」という小説である。著者は同作を紹介するにあたって、自分が似たような設定の短編を執筆したと語った上で「自分の小説より面白い」とはっきり言っていて、小説家が同じ土俵で負けを認めるのはなんか凄いな、と思って読んでみたのである。そしたら実際…いや何でも。確か同じ本で冲方丁「マルドゥック・スクランブル」、高畑京一郎「タイムリープ」も紹介していて(別の本だった気もするが紹介していたのが著者だったのは間違いない)、この人の目利きに間違いはないだろうと思いこれらも読んだのだが、実はこの「海の底」、「タイムリープ」、そして冲方の同作の続編「マルドゥック・ヴェロシティ」が自分の生涯ベスト小説3作であったりする。つまり、自分の好きな小説は全部著者が出会わせてくれたのだ。ただこれらを読むにあたって自分に知的好奇心のようなものがあったか、というとどうかなという気もする。 ちなみに著者はアニメ化前に涼宮ハルヒの原作1巻をお勧めしていたので矢張り目利きのある人だと思う。逆に先見の明が全く無い自分はこの時ハルヒはスルーしてしまったのだが…。 著者は「と学会」という集団の中心人物としても知られた人だったが、2000年代初頭に出た”R”で知り、それ以外の本もそこそこ読んだが、自分が知った時点ですでにこの集団は役割を終えており、そもそも最初からやっていること自体が余り好ましいようには思えなかった。著者のと学会会長としての仕事で最も好きなのは、ノストラダムス本の2冊めで、MMRの内容を金田一少年の事件簿の解決編にして突っ込みまくるテキストだった。あれが著者の書いた文章で最も笑えたものだった。今読んでも会心の傑作だと思う。MMRへの突っ込みを金田一少年の二次創作に落とし込むのは小説家ならではのパロディと練られたユーモアがあって、著者にしか描けない代物だろうし、”トンデモを笑って楽しむ”というのはああいうものだろう、と思う。 そういう経緯を知りつつ、冒頭で触れたド嬢のビブリオバトル回(確か単行本の3巻に収録されていたと思う)と、本作を併せて読むと、色々と見えてくるものがあって、面白いと思う。…自分は文章が下手なのでこれでこの本を読んでみたいと思わせられはしないだろうけども。 | ||||
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最初は面白くて読んでたけど、登場人物たちに語らせる作者のナマの主張がイヤになって途中で止めた。残念。それに、こんな高校生なんかいねーよ、とも思うし。この作者のお子様はさぞかし意識高い系におなりだろな。MM9あたりは面白かったのになあ。残念。 | ||||
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社会に対する自己主張をフィクションの中で一方的に論じる輩、ノンフィクションで書けばいいのに。 | ||||
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中高一貫の美心国際学園(BIS)の高等部へ編入した、SF小説が大好きな15歳のヒロインは、 SFに理解のない同級生・埋火武人に誘われ、ビブリオバトル部に入部、個性的な五人の仲間と活動を始める。 日本初の本格的ビブリオバトル青春小説。 以上、そんな内容の、読書会の発展イベント『ビブリオバトル(参加者はそれぞれ、5分の制限時間内に自分が選んだ本について自由に語り、全員が語り終えた後、1番読みたい本に投票してNo.1の本を決める)』 を題材にした青春作品で、 前々からビブリオバトル楽しそうだなと思っていた僕には、ビブリオバトルがより良く理解出来、近場で開催されたら是非ビブリオバトルに参加したい!と思えた作品でした(^-^*)/ また、作品のビブリオバトル部には、ヒロインを含めて6人の部員がいて、それぞれのキャラクター性も際立っており見事でした! ただ、僕としてはてっきり『様々な名作小説をビブリオバトルで紹介してくれる作品で、新たな名作小説情報をたくさん得られそうで楽しみ!』と思っていたのに、 部員で小説を語るのはヒロインのみ(しかもSF小説限定)で、 他はノンフィクションや科学書や図鑑やら。 正直、僕は小説が好きなのであって、自分の専門分野や興味分野以外のノンフィクションには興味が沸きませんし、作品内でも少し興味沸いたノンフィクションは2冊ありましたが、興味沸かない本の方が圧倒的に多くガッカリしました。 更にヒロインはSF小説好きとは言っても、過去の海外古典SF小説好きであり、紹介されるのは海外古典SF小説ばかり。 確かに僕も中学時代は古典SF小説をたくさん読みましたし、ウェルズの意外なエピソードには感心させられましたし、古典SFにも稀に『夏の扉』のように今読んでも面白い名作はあります。 でも今作を書いた動機の1つが『SF小説が売れない現状をどうにかしたい』なら、 『様々な現代の日本SF小説』を紹介するべきであり、海外古典SF小説をこんなに推す意義が伝わってきません。 僕にも何冊かオススメの現代の名作日本SF小説があり、それらをヒロインが語らない事が無念でした(>_<) そして恐らくは読者に対するSF入門話として、特撮の『仮面ライダークウガ』とアニメの『魔法少女まどか☆マギカ』を名作として紹介していますが、 個人的には、『仮面ライダークウガ』は物凄く期待して見たら途中で飽きて見るのやめましたし(個人的な、真に昭和ライダーを継承した唯一の平成ライダーはオーズ)、 『魔法少女まどか☆マギカ』もあの種のアニメの中では異例の名作ですが、小説と比べたら特に秀でるものとは思えず、 2作共にわざわざ小説で推すレベルの作品ではなく、これなら先程と同じく 『オススメの現代の名作日本SF小説 』を載せるべき!と思うばかりです(>_<) ビブリオバトルという題材とキャラクター性は良いので、ひとまず2巻も読みますが、僕の不満点が解消されてると良いなと願うばかりです。 | ||||
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中盤までは良いのだが、それ以降に出てくる話題が 「これこの作品の中で語る事か?」と思える内容に。 特に又この話か、と思ったのが「関東大震災後の韓国人虐殺の話は捏造ではなく本当にあった」 同じ話が過去作シェアワールド(妖魔夜行ノベル)の中でも出てきており、余程話したいんだろうな、と。 ネトウヨ・ブサヨの戦いも、ビブリオバトルに関係ないだろ。 本の内容は面白いのですが、中盤以降に出てくる著者の妙な語りたがりが邪魔で残念でなりません。 | ||||
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メインストーリーに入るまでがあまりに長くて、疲れてしまいました・・・・・・ | ||||
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ビブリオバトルなるものが、失礼ながら実在するとは思いませんでした。とっても楽しそう。読んでみたい本もたくさん出来ました。 | ||||
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他人を見下しているいけ好かないガキが屁理屈をこねて他人をおとしめる物語 というのが上巻を読んでの感想でした。 しかし、終盤の朝日奈先生の一喝を見て、それさえもこの物語のテーマだったのだと理解しました。 そのための一人称だったのですね。納得です。 ところで、「誕生日が一二月二四日」で「キリスト様といっしょ」というセリフのオチはどこでしょう? ちょっと気付かなかったのですが。 他人の些細な思い込みを、重箱の隅をつつくように、針小棒大に騒ぎ立ててリテラシーがどうのと扱き下ろす登場人物達が、まさかクリスマスが12月24日だなどという壮大なボケに突っ込まないハズはないのですが、どこか読み落としている部分があったのでしょうか。自分の読解力の無さに恥じ入るばかりです。 | ||||
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下巻を読み終えました。上下巻、本棚に並べたときの、微妙な厚みの差、気になっていたのですが…。ページ数で言えば一冊に纏まっても不自然じゃないのに?とぶつぶつ言いながら読み進めましたが…絶妙なヒキだったのですね。 クライマックスのビブリオバトルの件も、アクションに制限のかかった展開をものとしない筆致でエピローグまで引っ張っていかれました。 ところで、改めて背表紙を見ると、SF文庫なんですね(今更!)。確かにヒロインのキャラクターを反映してか「ヨコジュンのSF塾」(集英社コバルトシリーズ)並みにSF関係の作家名、作品名、年号とか出てきますが。 確かに阪神タイガースの優勝をテーマにした、かんべむさしの「決戦・日本シリーズ」(ハヤカワ文庫JA)といった作品もありますけど…。 こういうディスカッション中心のSF小説と言えば、安部公房の「人間そっくり」とか…。いや、そのもっと他に高校生の一団が終始ディスカッションに明け暮れているうちに巻数が進んでいった作品が…。そうだ!平井和正「幻魔大戦」! | ||||
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ビブリオバトルってひところ話題になった"詩のボクシング”みたいなものなのかな?と思いつつ読み進めました。 著者である山本弘センセイの趣味なのか、プロット上の必然なのか?僕の好きな本が話題に上っていました。 伏木、埋火、安土、輿水、小金井、菊地・・・5人のビブリオバトル部員はある意味、本好きを自認するひとが少なからず持ち合わせてる性質のメタファーではないだろうか? SFマニアな祖父を持ちながら、その趣味を否定しノンフィクションばかり読んでる埋火クン。彼にSFを読みたいといわせたいSF少女の伏木さんのタタカイに後半の焦点が絞られていくのかな?本業を守るべくお役所と戦いを繰り広げたお爺さんの生きざまは酒造版「人民は弱し官吏は強し」? 出先で読み始め上巻読み終えて気がつけば下巻持って来てない。間に別の一冊ハサみます。 | ||||
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登場人物の名前に違和感を覚えるが、作者らしい、細部へのこだわりなど安心して読める。まだ上巻のみなので、評価も暫定的だが、面白いSFを紹介して欲しいですね。 | ||||
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扱っている本がと学会関係の本ではないか❗もう少しバリエーションが欲しかったが、作者の実体験に基づいたビブリオバトルは心に響いた。ビブリオバトルの悪用について考察しているのも、この時代を考えると必要な視点だと思う。やや堅苦しいが、この物語に付き合っていきたいと思いました。 | ||||
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本を愛する著者の気持ちが良く伝わってきた。 本を愛するのであって、小説に限定しておらず ノンフィクション、マンガなどに至るまで 色々な本をストーリを通じて紹介している ストーリーそのものは若者向けだが、あとがきにもあるように 若者が本を読んでほしいという気持ちから書いているのでそれでいいと思う 歳を取った私たちは付いていけないと思うか 若い頃を思い出して楽しむか、人それぞれだと思う 続編もあり惹かれるが、先に紹介されている本を何冊か読んでみたい気分である | ||||
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最近、読書傾向が偏っているので、いつもとは違うものを読もうと思い、 苦手なSFで面白そうな本を探すために手に取りました。 ダブル主人公の伏木空はSF、 もう一人の主人公である埋火武人はノンフィクションというように、 ビブリオバトル部の部員はそれぞれ違うジャンルの本を愛好しているので、 幅広いジャンルで面白い本を知ることができて嬉しかったです。 ストーリーやビブリオバトル自体も面白くて、 すぐに続編を取り寄せたほどなのですが、 ただ、対外試合編はそういうのはネット上だけでお腹いっぱい…という感じでした。 そこだけ楽しい物語がしぼんだようでちょっと残念でした。 | ||||
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楽しく読みました。 ですが作者さんの歴史修正主義批判が作中に生煮えのまま出ちゃってます。 私もSF好きでしたそれも翻訳ハードSF、いつの間にか読まなくなったなぁ、映画やアニメは今でも見るけど。 正義を振りかざす今の日本のガラパゴスリベラルとは違いますがちょっと露骨です。 同じ情熱で中国の歴史捏造や韓国の排外主義的民族主義を相対化できる日はいつなんでしょうね。 | ||||
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