T.R.Y.

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評判

T.R.Y.の評価:

4.37/5点 レビュー 27件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.37pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 1〜20 1/3ページ
No.48
(5pt)

伊沢修再び!

前作も素晴らしかったが本作はさらにスケールが大きく騙しの仕掛けにも磨きがかかる。何よりも仲間をはじめ敵のキャラクターがとてもいい。料理人を目指す江燕、弟分の王小平、登場人物すべてが曲者で飽きさせない。殷の遺跡に隠された伝説といいエンターテイメントとして完璧なまでに面白かった。もう伊沢修の活躍が読めないのが本当に残念だ。
T.R.Y. 北京詐劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. 北京詐劇 (角川文庫)より
4043582056
No.47
(5pt)

伊沢修再び!

前作も素晴らしかったが本作はさらにスケールが大きく騙しの仕掛けにも磨きがかかる。何よりも仲間をはじめ敵のキャラクターがとてもいい。料理人を目指す江燕、弟分の王小平、登場人物すべてが曲者で飽きさせない。殷の遺跡に隠された伝説といいエンターテイメントとして完璧なまでに面白かった。もう伊沢修の活躍が読めないのが本当に残念だ。
T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル)より
4048737147
No.46
(5pt)

マンガ的で楽しめる活劇

前作が面白いものの、詰め込みすぎて消化不良の気配があったのに比べると、2作目はすっきりとしたストーリーラインになってエンターテイメント度が上がったように思います。
その一方で、今作の「袁世凱をだまして失脚させる」という狙いは、「だます」=「失脚」ではない分、前作の「日本軍高官をだまして武器を奪い取る」と比べて明快さに欠ける分、ストーリーを引っ張る力に欠けるように思いました。
その一方で、登場人物は底が浅いという指摘もあるかもしれませんが、特技のはっきりしたキャラクターが集まって、一つの目的に向けて助けあうというストーリーは、マンガ的な面白さがあると思います。
T.R.Y. 北京詐劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. 北京詐劇 (角川文庫)より
4043582056
No.45
(5pt)

マンガ的で楽しめる活劇

前作が面白いものの、詰め込みすぎて消化不良の気配があったのに比べると、2作目はすっきりとしたストーリーラインになってエンターテイメント度が上がったように思います。
その一方で、今作の「袁世凱をだまして失脚させる」という狙いは、「だます」=「失脚」ではない分、前作の「日本軍高官をだまして武器を奪い取る」と比べて明快さに欠ける分、ストーリーを引っ張る力に欠けるように思いました。
その一方で、登場人物は底が浅いという指摘もあるかもしれませんが、特技のはっきりしたキャラクターが集まって、一つの目的に向けて助けあうというストーリーは、マンガ的な面白さがあると思います。
T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル)より
4048737147
No.44
(4pt)

懲りすぎだが面白い

詐欺師たちを主人公に、歴史上の人物を登場させ、歴史のifを描いた作品で面白く読めました。
それぞれの勝手な思惑を抱えて登場する人物たちが織り成すストーリーは、複雑にしすぎという気もしますが、割と手際よく交通整理されていて、頭にすんなりと入ってきました。
とはいえ、デビュー作ということで、思い切りいろいろな要素を詰め込んだのでしょうが、詰め込みすぎて、要素が邪魔をしあって面白さを損ねている点もあるように思いました。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、船戸与一の「砂のクロニクル」のようにまとめたかったのか、それともドラマ「華麗なるペテン師たち」や「レバレッジ」のようにしたかったのか曖昧で、どっちつかずの消化不良な点もありました。
出版されてだいぶ時間が経っていますが、ストーリーは古くなっていないので、未読の方はこれから読んでも遅くは無いと思います。
T.R.Y. (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. (角川文庫)より
4043582013
No.43
(4pt)

懲りすぎだが面白い

詐欺師たちを主人公に、歴史上の人物を登場させ、歴史のifを描いた作品で面白く読めました。
それぞれの勝手な思惑を抱えて登場する人物たちが織り成すストーリーは、複雑にしすぎという気もしますが、割と手際よく交通整理されていて、頭にすんなりと入ってきました。
とはいえ、デビュー作ということで、思い切りいろいろな要素を詰め込んだのでしょうが、詰め込みすぎて、要素が邪魔をしあって面白さを損ねている点もあるように思いました。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、船戸与一の「砂のクロニクル」のようにまとめたかったのか、それともドラマ「華麗なるペテン師たち」や「レバレッジ」のようにしたかったのか曖昧で、どっちつかずの消化不良な点もありました。
出版されてだいぶ時間が経っていますが、ストーリーは古くなっていないので、未読の方はこれから読んでも遅くは無いと思います。
T.R.Y.(トライ) Amazon書評・レビュー: T.R.Y.(トライ)より
4048731793
No.42
(4pt)

T.R.Y (トライ)  井上尚登著

あまり期待していなかったんですが、これも凄い本でした。 夜読み出したら寝るのを忘れとうとう朝方近くまでなりました。詐欺師が主人公ですが、明治時代の中国と日本を股に正義心旺盛。中国の暗殺者に追いかけられながら、自分のささやかというか、壮大というか理想を追っていくんですね。明治の元勲諸氏を騙したり、それでいて誰もが慕うキップのいい花柳界の老姉さんにも愛されるんですね。 当時の史実を深く研究している著者の筆力にも感心しました。
T.R.Y. (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. (角川文庫)より
4043582013
No.41
(4pt)

T.R.Y (トライ)  井上尚登著

あまり期待していなかったんですが、これも凄い本でした。 夜読み出したら寝るのを忘れとうとう朝方近くまでなりました。詐欺師が主人公ですが、明治時代の中国と日本を股に正義心旺盛。中国の暗殺者に追いかけられながら、自分のささやかというか、壮大というか理想を追っていくんですね。明治の元勲諸氏を騙したり、それでいて誰もが慕うキップのいい花柳界の老姉さんにも愛されるんですね。 当時の史実を深く研究している著者の筆力にも感心しました。
T.R.Y.(トライ) Amazon書評・レビュー: T.R.Y.(トライ)より
4048731793
No.40
(5pt)

おバカのQ太郎

歴史的に真実であるような、ないような…全くの作り話ではない面白さがある。
T.R.Y.(トライ) Amazon書評・レビュー: T.R.Y.(トライ)より
4048731793
No.39
(5pt)

おバカのQ太郎

歴史的に真実であるような、ないような…全くの作り話ではない面白さがある。
T.R.Y. (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. (角川文庫)より
4043582013
No.38
(5pt)

ものすごく面白いです

最近新人賞を読みあさっていますが、今まで読んだ中では一番面白かったです。これとは別の新人賞を取った心臓外科医が登場するあの本より、はるかに面白いと思いました。文章に気取ったところや嫌味と感じる部分が一つも無く、好感が持てます。登場人物が多いのですが、それぞれのキャラが魅力的かつうまく計算して登場させるので、するっと頭に入ってきて、違和感を感じませんでした。ただ、中国語が全くできないと、名前が覚えにくいと言うことはあるのかな・・・。ミステリーや謎とき系の本にありがちな、人間の暗部をほじくって見せる、みたいな陰気なところがなく、主役もわき役も愛すべきキャラばかりです。特にキムが気にいったのですが、どうやら映画ではそのあたりはカットされている???
T.R.Y.(トライ) Amazon書評・レビュー: T.R.Y.(トライ)より
4048731793
No.37
(5pt)

ものすごく面白いです

最近新人賞を読みあさっていますが、今まで読んだ中では一番面白かったです。これとは別の新人賞を取った心臓外科医が登場するあの本より、はるかに面白いと思いました。文章に気取ったところや嫌味と感じる部分が一つも無く、好感が持てます。登場人物が多いのですが、それぞれのキャラが魅力的かつうまく計算して登場させるので、するっと頭に入ってきて、違和感を感じませんでした。ただ、中国語が全くできないと、名前が覚えにくいと言うことはあるのかな・・・。ミステリーや謎とき系の本にありがちな、人間の暗部をほじくって見せる、みたいな陰気なところがなく、主役もわき役も愛すべきキャラばかりです。特にキムが気にいったのですが、どうやら映画ではそのあたりはカットされている???
T.R.Y. (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. (角川文庫)より
4043582013
No.36
(5pt)

伊沢がいい

登場人物のキャラが多彩でいいです。特に伊沢は読者の数だけのイメージがあるように思えます。細かいところ、特に舞台設定に関して幾つか疑問点はありましたが、トータルとして面白かったです。
T.R.Y.(トライ) Amazon書評・レビュー: T.R.Y.(トライ)より
4048731793
No.35
(5pt)

伊沢がいい

登場人物のキャラが多彩でいいです。特に伊沢は読者の数だけのイメージがあるように思えます。細かいところ、特に舞台設定に関して幾つか疑問点はありましたが、トータルとして面白かったです。
T.R.Y. (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. (角川文庫)より
4043582013
No.34
(4pt)

誰のために、何のために騙すのか。。。

なかなか痛快な詐欺師の物語です。

アジアを股にかけた一大エンターテイメントが繰り広げられています。

もう一作呼んでみたいと思う一冊です。
T.R.Y.(トライ) Amazon書評・レビュー: T.R.Y.(トライ)より
4048731793
No.33
(4pt)

誰のために、何のために騙すのか。。。

なかなか痛快な詐欺師の物語です。

アジアを股にかけた一大エンターテイメントが繰り広げられています。

もう一作呼んでみたいと思う一冊です。
T.R.Y. (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. (角川文庫)より
4043582013
No.32
(5pt)

虚実ないまぜ 複雑な構成 そしてラストの鮮やかさ

小説は当然フィクションですが、近代史を下敷きにした登場人物と時代設定を借りることで現実味を帯び、まるで辛亥革命前夜に起こったことかのように繰り広げられる展開と舞台である上海の描写が見事です。後に織田裕二主演で映画化もされましたが、1910年に韓国を併合し、1911年に中国でおこった辛亥革命前夜という激動のアジアの息吹が通奏低音のように流れていました。

上海の裏社会を牛耳る秘密結社「青幇」という実際の上海の暗黒社会に暗躍していた集団を魅力的に配置し、ロシア革命工作で有名な明石元二郎、後の内閣総理大臣の田中義一を登場させる一方、架空の日本陸軍の東政信中将、清朝皇族であり日本陸軍に留学している愛新覚羅溥沢といういかにも実在していそうな人物を登場させ、実際は農民反乱軍であった「赤眉」を暗殺集団として登場させるなど、読者を煙に巻く技術は確かで、したたかです。本作がデビュー作とは思えないのも当然でしょう。

その激動の上海を舞台に伊沢修という希代の詐欺師を登場させ、様々な局面でだましあいが繰り返され、読者はその小説の中での虚実にまた翻弄されるという二重の揺さぶりが本書をより質の高いエンターテイメントに仕上げている理由でしょう。

ラストの何重にも張りめぐらされたワナとどんでん返しは、最後まで読者をハラハラさせ、着地点を見えなくさせながら、鮮やかな収束を図りました。
第19回横溝正史賞の受賞作品だそうですが、文章力の巧みさや構成力を見ていますと、大ベテラン作家の作品のような風格が全編に漂っていました。
T.R.Y.(トライ) Amazon書評・レビュー: T.R.Y.(トライ)より
4048731793
No.31
(5pt)

虚実ないまぜ 複雑な構成 そしてラストの鮮やかさ

小説は当然フィクションですが、近代史を下敷きにした登場人物と時代設定を借りることで現実味を帯び、まるで辛亥革命前夜に起こったことかのように繰り広げられる展開と舞台である上海の描写が見事です。後に織田裕二主演で映画化もされましたが、1910年に韓国を併合し、1911年に中国でおこった辛亥革命前夜という激動のアジアの息吹が通奏低音のように流れていました。

上海の裏社会を牛耳る秘密結社「青幇」という実際の上海の暗黒社会に暗躍していた集団を魅力的に配置し、ロシア革命工作で有名な明石元二郎、後の内閣総理大臣の田中義一を登場させる一方、架空の日本陸軍の東政信中将、清朝皇族であり日本陸軍に留学している愛新覚羅溥沢といういかにも実在していそうな人物を登場させ、実際は農民反乱軍であった「赤眉」を暗殺集団として登場させるなど、読者を煙に巻く技術は確かで、したたかです。本作がデビュー作とは思えないのも当然でしょう。

その激動の上海を舞台に伊沢修という希代の詐欺師を登場させ、様々な局面でだましあいが繰り返され、読者はその小説の中での虚実にまた翻弄されるという二重の揺さぶりが本書をより質の高いエンターテイメントに仕上げている理由でしょう。

ラストの何重にも張りめぐらされたワナとどんでん返しは、最後まで読者をハラハラさせ、着地点を見えなくさせながら、鮮やかな収束を図りました。
第19回横溝正史賞の受賞作品だそうですが、文章力の巧みさや構成力を見ていますと、大ベテラン作家の作品のような風格が全編に漂っていました。
T.R.Y. (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. (角川文庫)より
4043582013
No.30
(4pt)

あいかわらずいい話(^^)

前作を読んだのは、7〜8年前のサラリーマン時代。
筋は大方忘れてしまったが、主人公の井沢とヒロインのアイリーンが
浅草の四重の塔を逃げ回るシーンだけ、なぜかくっきりと覚えている。

 前回は中国革命軍の為に、日本軍から詐欺で武器を奪うストーリー
だったが、今回のターゲットは袁世凱。彼を詐欺で騙して失脚させる
ストーリー。殷時代の遺跡の発掘シーンがあったり、あいかわらず
スケールの大きいながら、しっかりとしたリアリティ。

 相棒の関虎飛もいい味を出している。

「恐ろしいのはひとつの生き方、ひとつの考え方しかないと教えこまれる
 ことだ。ひとはたやすく統治者や指導者に騙される。
 煽られ、感情にまかせて行動する。だが、私は子どもたちにはそうなって
 欲しくない。きちんと自分で考えること、それが重要だ」

 寡作な作家なので読むのは久しぶりだが、あいかわらずいい話を書いている。
心の磨耗してしまった部分を、少し埋めてもらったような気がした。
T.R.Y. 北京詐劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. 北京詐劇 (角川文庫)より
4043582056
No.29
(4pt)

あいかわらずいい話(^^)

前作を読んだのは、7〜8年前のサラリーマン時代。
筋は大方忘れてしまったが、主人公の井沢とヒロインのアイリーンが
浅草の四重の塔を逃げ回るシーンだけ、なぜかくっきりと覚えている。

 前回は中国革命軍の為に、日本軍から詐欺で武器を奪うストーリー
だったが、今回のターゲットは袁世凱。彼を詐欺で騙して失脚させる
ストーリー。殷時代の遺跡の発掘シーンがあったり、あいかわらず
スケールの大きいながら、しっかりとしたリアリティ。

 相棒の関虎飛もいい味を出している。

「恐ろしいのはひとつの生き方、ひとつの考え方しかないと教えこまれる
 ことだ。ひとはたやすく統治者や指導者に騙される。
 煽られ、感情にまかせて行動する。だが、私は子どもたちにはそうなって
 欲しくない。きちんと自分で考えること、それが重要だ」

 寡作な作家なので読むのは久しぶりだが、あいかわらずいい話を書いている。
心の磨耗してしまった部分を、少し埋めてもらったような気がした。
T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル) Amazon書評・レビュー: T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル)より
4048737147