(短編集)

天使たちの探偵

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

天使たちの探偵の評価:

4.41/5点 レビュー 22件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.41pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 1〜20 1/3ページ
No.44
(4pt)

随分と古い本だけど

古さを感じさせない、年齢にせいもあるけど、携帯電話のないころのストーリー、人間の考え方がきちんと描かれている。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.43
(4pt)

随分と古い本だけど

古さを感じさせない、年齢にせいもあるけど、携帯電話のないころのストーリー、人間の考え方がきちんと描かれている。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.42
(5pt)

受け取り連絡 ありがとうございました。

受け取っています。ありがとうございました。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.41
(5pt)

受け取り連絡 ありがとうございました。

受け取っています。ありがとうございました。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.40
(4pt)

クセになる、というのでは足りないもっと何かが食いこんでくるハードボイルド短篇集

著者唯一の短篇集。6編のタイトルには、いずれも「少年の見た男」「歩道橋の男」など、「~男」として統一してある。いずれの短篇の一行目にも「梅雨」「残暑」「春先」「五月中旬」「冬」「四月」と必ず季語のような符牒が打たれている。いや、符牒はそれだけにとどまらない。主人公はいずれも沢崎という私立探偵。探偵は依頼される側なので、いつも受動態であるにもかかわらず、沢崎はいつも依頼の範囲を超えたところまで踏み込んでしまう。ハードボイルドを貫けないというよりも、ハードボイルド気質が、彼をそこまで導いてしまうようだ。それは、彼にとって探偵というものが、職業の域を超えて彼の生き方そのものになってしまっていることと関係があるだろう。
<十八年生きても、芸大で絵を学んでも、二百万円ゆすり取っても、恋人をバー勤めに出しても、それだけでは大人になれない。自分の恐怖を自分ひとりで始末できなければ、いくつ年を重ねても大人とは言えなかった。>というような警句めいた言辞はハードボイルドものの常套であるかもしれないが、所を得て放たれると、けっこう後を引くものだ。また、長篇、短篇関係なく、最後の最後まで息をもつけない―サスペンスというのとも違う、作者自身を納得させるため、とでもいうしかない―終わりそうで終らない落としどころを決めかねているようなエンディングも符牒と言っていいかもしれない。いずれにせよ、原尞という“頑固な趣味人”と言うだけでは足りない、繊細とも大胆とも判別し難い、名手ともアマチュアともにわかには決めかねない男の紡ぎだす、少なくとも巧緻や完成された定型からはほど遠い、破れ目から見え隠れしている何かまではあえて説明しない、不親切で往生際のわるい、そのくせその後姿をずーっと見ていたくなるような独特の文体が奏でる作品たちから眼をそらすのは至難の業だ。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.39
(4pt)

クセになる、というのでは足りないもっと何かが食いこんでくるハードボイルド短篇集

著者唯一の短篇集。6編のタイトルには、いずれも「少年の見た男」「歩道橋の男」など、「~男」として統一してある。いずれの短篇の一行目にも「梅雨」「残暑」「春先」「五月中旬」「冬」「四月」と必ず季語のような符牒が打たれている。いや、符牒はそれだけにとどまらない。主人公はいずれも沢崎という私立探偵。探偵は依頼される側なので、いつも受動態であるにもかかわらず、沢崎はいつも依頼の範囲を超えたところまで踏み込んでしまう。ハードボイルドを貫けないというよりも、ハードボイルド気質が、彼をそこまで導いてしまうようだ。それは、彼にとって探偵というものが、職業の域を超えて彼の生き方そのものになってしまっていることと関係があるだろう。
<十八年生きても、芸大で絵を学んでも、二百万円ゆすり取っても、恋人をバー勤めに出しても、それだけでは大人になれない。自分の恐怖を自分ひとりで始末できなければ、いくつ年を重ねても大人とは言えなかった。>というような警句めいた言辞はハードボイルドものの常套であるかもしれないが、所を得て放たれると、けっこう後を引くものだ。また、長篇、短篇関係なく、最後の最後まで息をもつけない―サスペンスというのとも違う、作者自身を納得させるため、とでもいうしかない―終わりそうで終らない落としどころを決めかねているようなエンディングも符牒と言っていいかもしれない。いずれにせよ、原尞という“頑固な趣味人”と言うだけでは足りない、繊細とも大胆とも判別し難い、名手ともアマチュアともにわかには決めかねない男の紡ぎだす、少なくとも巧緻や完成された定型からはほど遠い、破れ目から見え隠れしている何かまではあえて説明しない、不親切で往生際のわるい、そのくせその後姿をずーっと見ていたくなるような独特の文体が奏でる作品たちから眼をそらすのは至難の業だ。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.38
(4pt)

良い味が出ている

チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを模した文体で書かれた、一人称のハードボイルドです。
著者は割と子どもを登場させるのが好きな人のようで、本書の短編も全て子ども(未成年者)が登場します。
ただ、個人的に子ども相手にハードボイルド探偵が偉そうな態度をとるのが、なんとなくダサいな感じでしまいます。
ワイズクラック(減らず口)の相手は、ヤクザと警察に限定した方がベターかなと思いました。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.37
(4pt)

良い味が出ている

チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを模した文体で書かれた、一人称のハードボイルドです。
著者は割と子どもを登場させるのが好きな人のようで、本書の短編も全て子ども(未成年者)が登場します。
ただ、個人的に子ども相手にハードボイルド探偵が偉そうな態度をとるのが、なんとなくダサいな感じでしまいます。
ワイズクラック(減らず口)の相手は、ヤクザと警察に限定した方がベターかなと思いました。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.36
(4pt)

「帰りたまえ」って

60年ほど生きてきて、いまだに「・・・したまえ」「・・・なのだ」という生の声を聞いたことがない。沢崎は作中で41歳だが、たばこをくわえて斜に構えて「帰りたまえ」なんて言われたら、吹き出す自信がある。そんなことを思いながら、ずっと沢崎ものを読んでいる。これは全体としてひとつのパロディーなのだ。・・・許し給え。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.35
(4pt)

「帰りたまえ」って

60年ほど生きてきて、いまだに「・・・したまえ」「・・・なのだ」という生の声を聞いたことがない。沢崎は作中で41歳だが、たばこをくわえて斜に構えて「帰りたまえ」なんて言われたら、吹き出す自信がある。そんなことを思いながら、ずっと沢崎ものを読んでいる。これは全体としてひとつのパロディーなのだ。・・・許し給え。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.34
(5pt)

とても良い

雰囲気も好きですが、活字の文面から読み手のこちらが浮かべる人物像がかっこいい。時間の流れというか物語のリズムというか進行がタイミングよく感じられて、まるで良質の音楽を聴いているような感覚。読み終えて気付いたら本の中でしゃべっていた登場人物のほとんど全員が好きになっていた。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.33
(5pt)

とても良い

雰囲気も好きですが、活字の文面から読み手のこちらが浮かべる人物像がかっこいい。時間の流れというか物語のリズムというか進行がタイミングよく感じられて、まるで良質の音楽を聴いているような感覚。読み終えて気付いたら本の中でしゃべっていた登場人物のほとんど全員が好きになっていた。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.32
(3pt)

天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.31
(3pt)

天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.30
(5pt)

相変わらずいい

原尞が短編を書くとは!長編と同様に読みごたえありだ。沢崎は依頼に対して誠実に、しかも効果的に活動する。勘所を決して外さない。事態を見抜く鋭い力を作者から与えられている。どれもどちらかというとやるせない結末が待っているが、下手に隠すようなこともしないし、規定以外の報酬も決して受け取らない。探偵の矜持というより性分というものだろう。そこがかっこいいね。皮肉っぽい文章は相変わらずで、それもかっこいい。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.29
(5pt)

相変わらずいい

原尞が短編を書くとは!長編と同様に読みごたえありだ。沢崎は依頼に対して誠実に、しかも効果的に活動する。勘所を決して外さない。事態を見抜く鋭い力を作者から与えられている。どれもどちらかというとやるせない結末が待っているが、下手に隠すようなこともしないし、規定以外の報酬も決して受け取らない。探偵の矜持というより性分というものだろう。そこがかっこいいね。皮肉っぽい文章は相変わらずで、それもかっこいい。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.28
(4pt)

頑固なまでに維持されたスタイル

久方ぶりに原尞の作品を読む。彼にとって初めての短編集らしい。この短編の多くは1990年前に書かれている。30年弱
前の作品だが、明らかに今とは異なる雰囲気の街や人を背景に、原得意のハードボイルドの探偵である沢崎の事件を追う姿
を描いている。沢崎のセリフが気障には思えぬぎりぎりのところでやたらと格好がいいし、それぞれの作品のストーリーもさす
がに手馴れて読者に先を読ませない。私にとってはやや肩透かしの結末の作品(「歩道橋の男」)もあったが、軒並み
上質の作品集である。私にとって、原尞の作品との出会いは当時非常に高い評価を受けた「私が殺した少女」だが、
頑固なまでにその後もそのスタイルを維持しているところがいい。読んでいていつも安心出来るし、何か裏切られない感じ
がいつもする。このスタイルを是非今後も維持してほしい。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.27
(4pt)

頑固なまでに維持されたスタイル

久方ぶりに原尞の作品を読む。彼にとって初めての短編集らしい。この短編の多くは1990年前に書かれている。30年弱
前の作品だが、明らかに今とは異なる雰囲気の街や人を背景に、原得意のハードボイルドの探偵である沢崎の事件を追う姿
を描いている。沢崎のセリフが気障には思えぬぎりぎりのところでやたらと格好がいいし、それぞれの作品のストーリーもさす
がに手馴れて読者に先を読ませない。私にとってはやや肩透かしの結末の作品(「歩道橋の男」)もあったが、軒並み
上質の作品集である。私にとって、原尞の作品との出会いは当時非常に高い評価を受けた「私が殺した少女」だが、
頑固なまでにその後もそのスタイルを維持しているところがいい。読んでいていつも安心出来るし、何か裏切られない感じ
がいつもする。このスタイルを是非今後も維持してほしい。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300
No.26
(5pt)

今回は短編集だが、いつも通りのクオリティー

ハードボイルドな探偵物語。いつものシリーズ。

今回は短編集だが、いつも通りのクオリティー。短い方がサクッと読めるので、個人的にはこっちの方が好き。

相変わらずたばこ吸いまくり。いつ廃車になってもおかしくないブルーバード。携帯なんてないから公衆電話を使う等々、1980年代後半の雰囲気が伝わってくる渋い小説。

面白かった。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)より
4150305765
No.25
(5pt)

今回は短編集だが、いつも通りのクオリティー

ハードボイルドな探偵物語。いつものシリーズ。

今回は短編集だが、いつも通りのクオリティー。短い方がサクッと読めるので、個人的にはこっちの方が好き。

相変わらずたばこ吸いまくり。いつ廃車になってもおかしくないブルーバード。携帯なんてないから公衆電話を使う等々、1980年代後半の雰囲気が伝わってくる渋い小説。

面白かった。
天使たちの探偵 Amazon書評・レビュー: 天使たちの探偵より
4152034300