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歪んだ蝸牛
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歪んだ蝸牛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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設定が弱い。本書では東京の民放5局が再編され、 テレビ局は合併2局+合併2局+独立1局の計3局になった世界が描かれる。 これはいつの時代のことなのか。 近未来には違いないだろうが、そのあたりがはっきりしない。 近未来の話であるはずなのに、描かれるテレビ局の現場の世界は その業界的な構造を含めて著者が居る現在である。 違和感に襲われる。 本書内では、成立しない番組が創られている。 警察のがさ入れ、つまり突撃捜査を毎週生放送で届ける。 こんなことをしたら、警察情報が、毎週ダダ漏れしていると大問題になる。 一民放局のために警察が毎週生で、何らかのがさ入れをする、こんな便宜供与をしたら 警察解体の声さえ上がりかねない。 少なくとも警察庁長官は、首になる。 近未来のSFとして書いた、と言うことなら、冒頭でそれを読者に知らせないのは 叙述のルール違反だ。 | ||||
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