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殺人の門
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殺人の門の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 81~95 5/5ページ
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どれだけの動機があれば人は人を殺せるのか。 その「臨界点」を探す主人公と20年も騙し続ける主人公の幼馴染。何度ひどい目に合わされても「これでひとつ動機が増えた」と考えなが、一方でなかなか実行に移せない主人公がもどかしくも、これが普通の人間の感覚である、とも思う。 昨今の実子殺しや自殺のニュースを聞くたびに漠然とした違和感があったが、この小説のように葛藤し、実行できずにいる、という感覚を持ち続けるほうがやっぱり人間としては正しい気がする。 緻密さを求める東野圭吾らしい、彼にしか書けない作品だろう。 | ||||
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東野作品は推理ものと心の機微を細かく吐露していく作品に二極化していて、今回のものは後者にあたると思います。「容疑者Xの献身」や「手紙」などが好きな方にはオススメです。内容は、騙され続けた人間は殺人の門を越えられるかという重いテーマです。 | ||||
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賛否両論あれど、やはり東野作品で面白かった。程度の差はあれ、こういう人間っていると思うし、結婚した女が豹変するところなんて、ああそういうものか、と妙に納得しました。やはり、東野圭吾は、面白い! | ||||
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文量はありましたが、意外と早く読了。 主人公が古くからの友人に幾度となくハメられてます。友人倉持は「今度は大丈夫」などと言ってますが、中盤から少々物足りなさを感じました。徐々に抜けているピースが埋まる面白さはありましたし、何より東野圭吾作品は好きなので一応☆4つ。 それにしても、最近は簡単に殺人の門を越えてしまう若者が多いですね。そういう私もまだ若者ですが・・・。 | ||||
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歯医者の父を持ち裕福な家庭に育った田島和幸。 家政婦がいるほど裕福な豪邸に住んでいたのだ。 祖母の死をきっかけに「死」に対する固執が強くなった和幸は 【毒殺】について調べたり「殺意」というものにも興味を強くしていく。 人はどのように「殺意」を育てていくのか、 どこまでいけば気持ちが「殺意」につながるのか。 小学校の幼馴染である倉持修との出会いは 和幸の人生をも左右するほどの腐れ縁。 中学でのイジメや両親の離婚、父の転落の人生、 一人で生きていかなくてはならなかった和幸は 地道に生きようとするのだけど、 そこには、いつも倉持修が歩み寄ってきては不幸を届けていく。 老人を騙す悪徳商法。それを平気でやってのける倉持。 和幸が平穏に暮らし始めると必ず倉持が近づいてくるのだ。 悪魔のような倉持に幼い頃から育ててきてしまった 心の奥に潜む「殺意」はどう育っていくのか?? | ||||
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一人の人間のせいで人生が180度変わってしまう。 あいつに会わなければ・・・ ほとんどの作品で思うことですが、同じ東野氏が書いてるとは思えなような作品に仕上がってます。 読み始めたら止まりません。 物語は推理ものではなく、どんどん進んでいきますがおもしろかったです。 ただ、主人公が計算高いところは違和感がありました。 殺すに値するほど憎ければ毒殺や足のつかない方法を選ぶ余裕はない気がしました。 | ||||
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2004年度版このミス18位 作品ごとに様々な顔を見せる作者であるが、本作品は、1999年に刊行された「白夜行」に近い作品である。従って、この「白夜行」あるいは、「天国への階段(白川道)」を面白いと感じた方々には特にお勧めである。前作の「手紙」では「犯罪者家族の人権」テーマを求めた作者だが、本作品では「殺人」という行為にテーマをおいている。 本作品は私こと田島が過去を語るという、一人称の文章で進行する。歯科医の家に生まれ、裕福に育った田島だが、彼の人生の歯車は、小学5年生時の「死」「殺人」「不幸の手紙」に端を発して狂い始める。そして田島なりに軌道修正をして歯車がうまく回り始めると彼の前に現れる小学校以来の友人・倉持修。倉持により田島の人生の歯車が再び狂っていく。 読者の私たちは「いい加減気付よ」と思いながら、倉持の手練手管にはまり、田島の人生が翻弄される様にページをめくる手を止めることができなくなる。そして、歯車を狂わされるたびに「殺意」は強くなるが、「殺人の門」をなかなかくぐることのできない田島。これほどの目に遭いながらくぐるためには何が足りないのだろうか?そして、倉持の真の目的が明らかになったとき、田島は無事(?)「殺人の門」をくぐることができるのだろうか? | ||||
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主人公・田島は自分の不幸を他人(倉持)のせいにしているが、はっきり言って、完全に自分でその不幸を呼び込んでいる。話の中で田島が倉持の悪巧みの中にはまっていく度に、ドリフの「シムラ〜!!後ろ後ろ!!!」ならぬ思いが何度もよぎった。読んでる人間でさえ「そりゃおかしいだろ」と思う話に、主人公・田島はなんどもはまる・・・。読み終わった後、これって究極のパロディ?と思ってしまった。東野圭吾はうまい!!! | ||||
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白夜行、幻夜を髣髴させる何十年に渡り、不浄な運命に振り回せる男の物語。白夜行、幻夜が圧倒的だったからかもしれないが、この2作ほどのスケールはない。しかし、東野作品の叙事詩的かつ人間のダークサイドの描写力に魅力を感じる人なら是非読むべきだと思う。 | ||||
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東野圭吾にしては今ひとつという感じですが、それでもレベルは高いです。綿密な構成、伏線は一流です。しかしこの作品はもうタイトルからして主人公は「殺人の門」をくぐるんだろうなあということが見えていますから、その門をくぐるまでにどんな過程をたどるかに重点が置かれるわけですが、その描写が冗長です。はよやれや!とつっこみたくなる程です。好みの問題ですが、殺人の動機としては考察が足りないと感じました。現実はこんなに単純ではないし、動機ももっと複雑じゃないかなあと思います。 | ||||
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主人公がおさななじみに何年もの間、裏切られ騙されて会社を辞めさせられたり一家離散したり次々と不幸な出来事が起きる。おさななじみを殺そうとした主人公は殺人の準備をするだけで殺すまではいたらない。実際に「あいつを殺してやりたい」と思う気持ちは誰にでもあると思う。「腹立つ→殺す→犯人探し」というストーリーが多い中「殺してやりたい」という心理描写をリアルに書いた作品。でも主人公の情けなさやおさななじみの狡猾さはとってつけたような感じがあって★一つ減点。ぱっと見げんなりするようなとても分厚い本だが、読み始めたらとまらない魅力があった。 | ||||
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さすが東野圭吾って感じさせられる作品です。全体としては、かなり長い作品なので、途中、冗長に感じるところもありますが、ラストに向けての主人公の心の動きは読者を引き付けるのではないでしょうか?ラスト近く、一人の人物が登場するのですが、前半の伏線が見事にスパイスとして効いてて、ウ~ン・・・、と唸らされてしまいました。東野氏の「白夜行」や「手紙」などを好まれる方でしたら、きっと楽しめる作品だと思います。途中、冗長に感じる部分があったので星は4個ですが、作品の出来自体(特にラストなど)は申し分ないと思います。 | ||||
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人はどんな時に人を殺すのか? なぜ殺人を犯すのか?そんなテーマに正面から挑んだ東野啓吾の意欲作である。物語は、金持ちの家に生まれながらも一家離散。その後も堅実に生きようとするもののいつもここ一番で不幸に見舞われるという男と、その影にいつも見え隠れする1人の男の話である。話の雰囲気自体は「白夜行」に通じるものがある。また、織り込まれるエピソードや話の組み立て、登場人物の描写も見事で一気に読ませてしまう。息もつかせぬ展開はさすが東野作品と感じた。確かに話としてはおもしろいし、前回の「手紙」同様に作者の意欲は感じるものの東野作品に期待するようなミステリの部分が無いためにちょっと物足りなさを感じた。東野啓吾はもうこの路線で走ってしまうのだろうか!。個人的には東野ミステリを読んでみたいのだが・・・。 | ||||
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著者の作品では、ある意味「白夜行」に通じるような、二人の人間の年代記である。しかしここに描かれているものは「白夜行」の悲劇性とは、全く異質な「心の闇」である。人間はどんな瞬間に「殺人の門」をくぐるのか、そして人間の心の闇はどこまで深くなれるものなのか。作者なりの解答が示されているのかもしれない。どうしても自分の心の闇まで覗かされてしまう力作ではある。 | ||||
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