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殺人の門
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殺人の門の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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とにかく救いようのない主人公。 この一言に尽きると思う。 「いい加減学習しろよ!」 と何度本に向かって突っ込みたくなったことやらw 自分の不幸は何もかも倉持のせい、としているけれど、最終的決断を下したのはすべて主人公自身。 だからこそ、殺人を犯すまでの殺意には結局至らないでいる。 ハッキリ言ってヘタレだ(笑) それだけ苦しめられているのならば、なぜ一切関わらないようにしないのか。 もう二度と騙されない、と決意しながらも何度も何度も騙される主人公。 結局は離れられない絆みたいなものがあったのかも。 数々の伏線の張り方は、「白夜行」に通じるものがあるかも。 最後のオチ(?)はなんとなく予想できたものではあったけれど さすがに、「あそこ」までとは思ってなかったなぁ…うん。 600ページ以上もある長編であるにもかかわらず一気に読めたのはさすが東野圭吾。 でも、やっぱりなんとも言えない後味の悪さみたいなものを感じずにはいられないかも。 どよーん、と暗くなりたい人にはオススメできる作品です。 | ||||
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おもしろいですが、内容の割に、ページ数が多いです。 この内容で、2段組400ページはちょっと無理があります。 なんでもいいけど、どうせまただまされるんでしょ、という予想とともに 案の定、主人公が同じ人間にだまされる様子が 繰り返し描かれていてちょっとうんざりします。 その様子をそれなりにうまく読ませるように書いてあるが、 ページ数を稼いでる感(連載を長引かせてる感)は否めません。 せいぜい1段組200〜300ページでまとめれば もう少し引き締まった作品になったのではないかと思います。 詐欺の手法が丁寧に解説されてるので、 それに興味のある人はしっかり読んでもよいでしょう。 | ||||
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彼らしく、「人生とは」的な深遠なテーマを扱っています。 ただ、ストーリーに収斂感がなく、ラストもいまいちでした。 一部の登場人物があまりにも断片的だったりするのです。 読みやすいのは事実ですので、分厚い本ですが気楽に読み始めることはできるでしょう。 | ||||
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裕福な歯科医の息子として生まれながら,小学校で出会った悪魔のような同級生に事あるごとに邪魔をされ,コケにされ,転落していくダメ男・田島和幸。 人はどこまで追い込まれれば殺人を犯してしまうのか・・という非常に重たいテーマで,著者曰く「読者が早く殺してしまえっ,と叫びたくなったとしたら,満足」(「たぶん最後の御挨拶」文藝春秋刊)という狙いは分かるのだが,いかんせん読後感が悪い。 ストーリーテリングといい,ラストのサプライズといい,「さすが東野圭吾!」とうならされたものの,仕方がないのでしょうか。 | ||||
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タイトルと序盤の内容からとんでもない殺人鬼のお話と思いきや、主人公の不幸な話が延々と続きます。 サクサクと読み切ってしまったので面白いは面白いのですが、なんともやりきれない内容というか主人公がどこまでアホなのかと。 特に中盤からの主人公が社会人になってからの騙されっぷりは、もうお腹一杯って感じ。 小学校時代のどこにでもあるような妬みが発端で20年以上も不幸が続くというのはちょっと理解し難い気がした。 なんか意外なきっかけがあるか、単に主人公がアホだったっという方がよかったかも。 | ||||
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これだけ、読めば読むほど憂鬱になる作品はありません。 ある男に翻弄された人生って感じの作品ですが、本当に 先に進めば進むほど憂鬱になります。 これだけ、読者を憂鬱にできる作品を書けるのも、東野圭吾 さんの実力・・・。 弱ってるときには読まないほうがいいかも。 | ||||
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金持ちのボンボンの立場から、唯一の友人とも言える人物に騙され続け落ちるところまで落ちていく物語。 通常では、有り得ない設定を読ませてしまう筆力が東野 圭吾の実力ではあるが、救いの無い物語に苛立ちが募り読後感の良いものではない。 | ||||
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東野作品が好きなので、いろいろ読み漁ってるんですが これは少し問題作の部類にあてはまるのかな? この作品は好き嫌いがはっきりと分かれると思います。 ちなみに、私は後者で。 厚さを感じさせず、すらすら読めますが でも全般的に暗く、それに私とはまるで考えの違う 主人公に、少しムカムカしながら読まざるをえませんでした。 私には少し肌が合いませんでしたが 東野作品にはこんな面もあるんだと発見した 小説でもありました。 | ||||
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主人公田島和幸。名前は平和で幸せって意味なのにこんな不幸な人生ありえないっていうくらい不幸の階段を転げ落ちていきます。 小学校時代の同級生倉持修に色々と入れ知恵されたとはいえ、この人生はひどすぎる。倉持修に殺意を抱く前に、自分の精神がぼろぼろになりよく自殺しなったと感心するほど・・・ 内容がとてもくらいうえ、ページ数も多く読むのに時間がかかってしまいました。 | ||||
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本書を読んでも、ぱっと明るくなることはありません。むしろ、ずっと心の中で悶々としているようなもどかしさを感じます。主人公の田島和幸がいつ倉持修を殺すという殺人の門をくぐることになるだろうか?本書に関していえば、好き嫌いが分かれる作品だと思います。 本書は、人が殺しに至るまでの過程を田島和幸を通して思い描くことになる。つくづく、憎しみというものの動機だけでは人が殺せないということを思い知ることになる。動機だけでなく、臨界点を超えた衝動であり、環境やタイミングというものが兼ね備えていないとなかなか殺しまでには至らない。そのため、田島和幸は、倉持修にだまされ続けていて、殺意を抱くのであるが、なかなか殺人の門をくぐることができないでいる。一線を越えないということだろうか。 本書の感想は、はっきりいって好きではないですね。倉持修は、田島和幸が幸せをつかもうとしたときに現れ、また、結果的に転落するというという繰り返しで邪魔やつなんだろう。田島和幸が倉持修にだまされたということであるが、ねずみ講みたいなやつにだまされたりということは、身から出たさびという感じもするし、自分が愚かだから損をしたり、人にだまされるということではなかろうか。田島和幸の悶々とした暗さというものが、この作品を好きではなれないなあという原因ですね。 | ||||
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悪鬼のような友に魅入られ、転落の人生を歩む男の半生を描いた長編小説。 主人公「田島」の友だち「倉持」は、幼少のころから彼に付きまとい、その都度彼を不幸へと導いていた。おとなになっても、ねずみ講に始まり、金のペーパー商法、株の空取引と、法外な事業へ願ってもいない彼を手引きするのである。そのたびに、田島は倉持へ殺意を抱くのだが、饒舌家である倉持にいつも丸め込まれて、その殺意も霧散してしまうのだった。 物語はこの過程を淡々と描くのであるが、いかんせん物語が長すぎる。これだけの内容に600ページを費やす必要があったのだろうか。 作中、田島も次第に疲労困憊していくのだが、それにあわせて読者も疲労を覚えていくほど、著者が指し示したい方向性をうまく掴みきれない作品だった。 人はどんなときに殺人への一線を越えるのかという、著者がこの作品に託したであろう主題も、あまりに一方的で理不尽なことでもそれを運命として甘受してしまっている、主人公の性格付けによっていまいち伝わってこなかった。 多岐なジャンルにわたって巧くまとめられた作品をたくさん発表している作家だけに、あえて辛口な評価をさせてもらった。 | ||||
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恵まれた家庭に育ち、やがて不幸へと傾いていく主人公・田島和幸と、彼の人生を狂わせる倉持修の物語。 田島はあるきかっけから殺人に興味をもった。その興味が、倉持の出現によって具体化する。小学校時代から大人になってもなお、倉持が現れては田島を不幸へと導く。何度も煮え湯を飲まされ、他人にも平気で酷い仕打ちをする倉持を憎み、殺したいと思う。しかしその憎悪は実際に殺人を犯すまでには至らない。田島はなぜ殺せないのかと自分に問う。そして憎悪が殺意に変わる限界点を知りたいというある種の強迫観念に取りつかれ、倉持との関係を断ち切ることができなくなる。結果、ますます転落の人生を歩む羽目になっていく。 一方で二人を結びつけているのは殺人というキーワードだけではない。「この世の誰もが騙されるであろう真剣な光」が倉持の瞳には宿っており、田島がそれを信じてしまうためだ。そうして二人の歪んだ関係は続いていき、最後には・・・・・ というのがあらましであるが、殺意をテーマに歪んだ関係を描いた問題作と評価する向きもあるだろう。しかし、わたしには、 ・田島があまりにも簡単に騙されすぎる ・騙されてもなお「心底彼を恨んでいる者はいない」という倉持の魅力的な人物像が見えてこない などの理由でいまひとつ好きになれなかった。何でこんな人にあっさり騙されるのかと、歯がゆくて苛ついてしまうのだ。 本書で改めて感じたのだが、一人称で書かれた東野作品とは、自分はあまり相性がよくない気がする。個人的な好みが入っているが、期待値の高い分、星3つ(弱)とさせていただく。 | ||||
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読んでいてあまり気持ちの良い作品ではない。 なにげに読み始めて、しまった〜(x_x)(x_x)と思ったが、 どうしても、主人公の殺人が実行されるのかが気になって 読んでしまった。 それにしても、主人公が不幸なのは彼自身のせいとしか思えないため、 ほんとにイライラしてしまった。 ホラー的なミステリーとしても読めるのだが、 読後感として「イライラした」という記憶だけが残った。 | ||||
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はあげれますが、正直いって、この作品評価は星3つです。新作が出るたびに、期待しすぎてしまうのがいけないのかも…。 | ||||
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裕福なお家の坊ちゃんだった主人公が悪友に振り回される人生を送り、彼に殺意を抱きます。殺してやると思いつつも、実際に殺人を犯すまでに殺意を高まらせる事が出来ずに何年も何年も経ちます。最終的に彼は殺人の門をくぐることになるのか?それは読んでのお楽しみなんですが、とにかく、主人公はひどく悪友に振り回されるんですね。それも繰り返し何度も。どうしてこいつはこうも懲りないのだ!!と主人公に怒りさえ感じてしまいました。途中にどれだけ振り回されたかのエピソードがたくさんあって、ちょっとだれるのですが、終わりは急ピッチで締めくくられてました。恐ろしく悪知恵のきく悪友も悪友ですが、この主人公も主人公だな、というのが感想です。2人のような人生を送りたくないですね。 | ||||
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読み始めると、止めることの出来ない魅力を持った文章です。ただ、イマイチ腑に落ちない点もあったりして…何ともいえません。東野さんの緻密すぎる構成は、好き嫌いが分かれるところだと思います。心理サスペンスの好きな方なら、楽しめる話だと思います。ただ他の作品と違って、底なしの地獄に引き込まれる話です。その辺を覚悟して読めば、結構楽しめるかもしません。東野さんの軽快な話が読みたい…そう思うのは、私だけでしょうか? | ||||
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本書は、推理小説ではなく東野作品の中では「手紙」と似たような構成となっていよう。ある男が幼馴染みの人間により不幸の谷に転げ落ちていく様子を描いた作品である。 内容は、親が歯医者で裕福な暮らしをする主人公・田島和幸が幼馴染みの倉持修に騙され続ける。事の発端となったのが祖母の死で、死因は毒物ではないかという噂が広がり、一転して不幸の坂道を転げ落ちる。毒物を独学で学んだ田島少年の興味は、次第に毒物そのものからそれらを使った殺人へと移っていくのだ。不幸を救ってくれるのは、殺意だけ。幾度となく殺人のシミュレーションを行い、殺意を不幸の中を生きる大切な糧としていた。 その殺意の標的となったのは彼以外にも何人かはいた。彼とは、田島が慎ましい生活の中にも小さな幸せを見つけて生きていこうとすると決まってあらわれる人物、幼馴染みの倉持である。中学、高校、社会人と何度も騙されその度に殺意を抱くのだが、いつも寸前でやめてしまう。果たして田島は殺人の門をくぐるのか? 前述したように、不幸になっていく様、何度も繰りかえされる騙される様は「手紙」と重なる部分があるだろう。その「手紙」には感動的なラストが待ち受けていたのだが、本書では一体どうなるのか!? どのようなラストが待ち受けているのか!? 読み始めたらとまらない作品である。 | ||||
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裕福な家庭の息子・田島が、祖母の死をきっかけに転落して行くストーリー。祖母の死が毒物によるものではないかという噂が田島家を不幸へと陥れることになり、一方、田島はその噂によって殺人への興味を抱き始めることになる。そして、黒い運命の相手である小学校時代の同級生・倉持によって彼の運命は次第に狂わされて行く...。全400ページ強ありますが、正直読むのが辛くなり途中で何度かやめようと思ったことがありました。主人公である田島に共感できなかったこと、彼の倉持に対するふがいなさに私自身が苛立ってしまったこと、暗いストーリーに飽きてしまったことなどが理由です。ラストになりある衝撃的な事実が分かるのですが、全体的にストーリーに無理があるように感じました。「殺人の門」は、好みが分かれる作品ではないかと思います。 | ||||
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