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白夜行
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白夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全566件 281~300 15/29ページ
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| まず、白夜行を知ることになったのはドラマでした。 ドラマが良かったこともあり、今になって原作の本を読みました。 この本を読んだら、胸の奥底から締め付けられるような切ない気持ちになりました。 ドラマを観たことにより話の展開が読めてしまいましたが、ドラマとは違った切り口でストーリーが進んでいきます。 もし、ドラマを観ずに初めて原作から読んでいればどのように感じていたんだろうって感じです。 | ||||
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| 東野圭吾の作品は、殺人事件や犯罪をベースにしたものが多い。 その為、一部の方には「不快」とか「読後感が悪い」とうつるようである。 だけど、それらの事件や犯罪は、ベースにはなっているが、「メインテーマ」ではないことに気づいて欲しい。 おいて、「正義」か「悪」かはこの物語の中では重要ではない。 議論すべき点ではないのだ。 重要なのは、その中にメインテーマとして存在する「純愛」であったり「絆」なのだ。 その点をメインに読むと、こんなに感動する話はないのではないかと思う。 私には、この話は、絆と純愛をテーマにした感動傑作です。 | ||||
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| 東野氏というと、どちらかというとスタイリッシュでスピード感ある作風のミステリー作家という印象がありますが、 この作品はそこからかけ離れた独特の冷たい重さに満ちています。 心に傷を負った少年と少女が成長する過程で、彼らを取り巻くように様々な不気味で、居心地の悪い事件が次々と起こります。 無理にでも日のあたる場所を行こうとするかのような少女と、その周囲に影のように気配を見せながら闇を行く少年。最終的な 目的があるようでもなく、何か淡々と日常と事件が交錯し、そして哀しいとしか形容のしようの無いラストに繋がっていきます。 私は北欧旅行をした際に白夜を体験しています。夜の11時くらいですと「こんな時間でも明るくて、遊びたい放題だな」などと 気楽に思っていましたが、2時、3時になると何か落ち着かない、はやく過ぎて欲しいという不安な感情をかきたてられました。 心の闇とともに生きていく事を白夜を行く事に投影した東野氏の切れるようなセンスとミステリーの枠を超えたスケール感に ただただ圧倒されます。この作品は直木賞にノミネートされながら受賞にはいたりませんでした。理由は私には分かりませんが、 しいていうならば賞の範疇を超えてしまったから、という事ではないでしょうか。 昼と夜の境が無い世界。善と悪の境界の無い心。とても人が相容れられるとは思えないのに何故か惹きつけられて止まない、 そうした心を締め付けられるような読後感の作品です。 | ||||
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| 東野圭吾さんの作品は初めてでした。 800ページを超える長編でしたが、全く 長いと感じませんでした。他の作家の 推理小説もかなり読んでますが、この 「白夜行」は東野さん独特の味と言う んでしょうか、読むテンポを絶妙に コントロールしてくれるような感じが しました。忘れたころに現れる、 登場人物。なんとも言えません。 | ||||
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| 850ページを一気に読ませる筆力・構成力はすごいです。 最後の50ページくらいは,自分の読む速度がもどかしかったです。 でもねぇ。 幼いころに負った深い傷を胸に,永遠に太陽のない道を歩き続ける…それは確かに哀切ともいえるけど, 彼らがやっていることは,何の同情の余地もないし,感情移入できない。 特に,雪穂がしばしば使う”女性の魂を奪う手段”は,吐き気がしました。 また,亮司の方は,終始日陰を這いまわるような人生だけど, なぜそうでなければならないのか,必然性が感じられませんでした。 ノワール物というジャンルに対する好みの問題なのでしょうが, 特に終盤に出てきた美佳に対するエピソードが気分が悪くて,これでもか!という感じだったので 最後に明らかになる主人公の心の奥底の哀しみも,毒でまぶされてしまったようでした。 読後感が悪かったです。 | ||||
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| 極めて短くちぎった短時間における話を多く作成して、そのカードを極めてうまく配列したという印象を受けた。 ただこのコメントはネガティブな印象をもつという理解で取られると心外である。 大きな流れを読者に理解させながら、最後のつめを知りたいと願う人間の欲望をうまく導き出している本ではないか。 民放放映ドラマの構成は残念ながら3流である。 東野氏執筆の本書で十分満足いくはずである。 | ||||
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| ボリュームたっぷりですが、犯人を探しながら読む推理小説と違うので、じっくり読めました。 2人の心理描写に触れないからこそ奥深さを感じます。 最後に2人の関係がつながる部分で心が震えました。 これだけの量があるのに、中だるみをしないで楽しめます。 読後感はよくありませんが、満足感のある小説でした。 | ||||
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| この作品は私が今まで読んだ本で1、2を争う程ハマった本です。人間の暗の部分を徹底的に描いています。その描きかたが素晴らしい! 何度読み返したかわかりません。この本をまだ読んでいない方、読みたい本を探してる方にはぜひお勧めします。 私は東野さんの作品は基本的に大好きですので、色々と読ませていただきましたが、白夜行と手紙が特に素晴らしいと感じました。どちらも重いテーマで読後感がはんぱないですね。色々と考えさせられます。 この本を読むと、私はめぐまれて育ってきたのだなぁーっと思ってしまいましたw 実際に周りにこの本の主人公達がいたら本当に恐ろしいですよね^^; まだ読んでいない人はぜひ白夜行をお勧めします。 | ||||
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| ドラマを見てから読みました。 でもドラマ以上に面白かったです。 切なく、悲しいお話でした。 それぞれの人物の想いが重なっていく中で 雪穂と亮司のお互いを想い合う気持ちがとても悲しかったです。 | ||||
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| 初めてこの本を読んだのは高校生の時でした。 衝撃を受けました。 ミステリー小説ですが、ある意味男女間の恋愛小説でもあります。 ですが既存のミステリー小説や恋愛小説にはあり得ない斬新な手法を用いています。 ある程度シナリオの一部を読者の想像にゆだねる小説はいくらでもありますが、ここまで徹底して、なおかつ高いシナリオの整合性・完成度を持つ作品をそれまで読んだことが無かったです。 小説が好きな方なら是非!一度読むべき作品だと思います。 もしかしたら最期まで読んでもピンと来ない方もいるかも知れないですが、 私のように衝撃を受ける方も多いだろうと思います。 すいません…何を書いてもネタバレになりそうで、この程度しか書けないのですが。 個人的には東野圭吾さんの最高傑作です。 | ||||
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| 非常に複雑な愛なのかなんなのか程度に思ってて、 最初はなんとあっけない終りなのだと 思ったわけですが、実はそうではないのではないかと 嫁から説明をうけて納得。深いなあと思いました。 いろいろな情景を勝手に思い描きながら、こんな やり取りがあったのかなあという妄想を思い描きながら、 夜寝るっていう感じの作品でした。 | ||||
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| 足りない何かを考えてみたら、やはり主人公の男女がどこかで心を通わせるシーンだと思った。 実際に会うより、電話か何かで話す場面があれば良かったと思う。 ストーリーは完璧に面白かった。 | ||||
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| 白夜行。 この作品は東野圭吾さんの作品の中でも一番の傑作ではないだろうか。 この作品はミステリーと言うなの人間物語である。 東野さんの作品はこのような作品が多い。例えば、容疑者Xの献身など。 しかし、ミステリーの要素はたくさんあり、伏線が完璧に引かれている。 この伏線の構成が非常にこの作品は上手に出来ており、19年間の展開を中だるみさせない。 それに加え、この作品の異常な凄さを出しているのが、 主人公の二人である唐沢雪穂と桐原亮司が会話することが、この作品の中ではないことである。 この点については、文庫本の最後にある解説でも触れられているが、今一度ここで触れておきたい。 主人公の二人を直接的に会話するシーンを含まずに周りの描写で描く。 この長編の作品においてそれをせず、最後までつないでいくことができたのは凄いと思う。 また、この作品の魅力は登場人物にもあるのかもしれない。 唐沢雪穂は完全な悪女であるにもかかわらず、読者が嫌いになれない人物に描かれている。 桐原亮司はなぜそこまで雪穂に尽くすのか?亮司の心を読み解きたくなる人物に成っている。 また、笹垣潤三の執念の追跡。これがなければ良さは半減しただろう。 この作品は854ページにもわたりあるため、読んでやろうという気持ちにまずはならないと思われる。 だが、一度手にとり、読み始めてみると普通の小説と同じ感覚で読める。 作品に引き込まれ、ページを次から次へとめくる…あっという間に読み終えられる。 そして、読み終わったあとの余韻にたっぷりと浸る。 また、時間がたったのちに読み直す。十分に満足させられる。 この作品をやはり傑作と呼ぶことにしたい。 | ||||
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| 実は生涯を掛けて想い続けた少年とその対象である少女。その接点はあくまで あいまいで、そしてこの物語の最大の肝は、その少年少女の心の描写が全く 無い事だと思います。 あくまで客観的な視点で二人を描き出し、そして二人の深層心理は最後まで 明かされないという手法が、読了後の得も言われぬというかなんとも言えぬ 気持ちにさせてくれます。 人によると思いますが、僕は決して不快な感じはしなかった。 これは作者の間違いなく最高傑作の一つであると思います。 | ||||
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| 桐原と雪穂の人生を描いています。 東野圭吾の出身地の近くの布施(東大阪市)が物語のスタート地点であり 大阪に馴染みのある私は「ニヤっ」としてしまいました。 戦後高度成長期〜バブル崩壊までの時代背景の描写も素晴らしく、 これだけの量にも関わらず本当に読ませる作品だと思いました。 しかし最後の最後で不愉快な気分になります。 罪の無い人間が突然被害に会ったり残酷な出来事が待ち受けています。 そして最後は真実が明らかにならず“読者の想像に任せます”的な結末を迎えます。。。 真相は説明するまでもないのかもしれませんが それが東野圭吾の持ち味で東野圭吾好きにとっては最高だったりするんでしょうね。 | ||||
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| オリジナルは1999年8月リリース。文庫化は2002年5月25日。既に120万部を売っている大ベストセラーである。読後感が非常に悪いにもかかわらず、大変な傑作であることを確信できる不思議な作品である。 ここにあるのは『殺らねば殺られる』の共通認識に繋がった共生するモンスター2体の物語だ。モンスター2体は各々飛び抜けた特性を持っている。そして2体のその特性は特性をかけ合わす事によって優れたシナジー効果を生み出していく。闇の中だけで生きる2体のモンスターはたくさんの小さな光を食いつぶしながら成長する。全ては意図的で計画的なモンスターは次第にそのカタチを見せる。しかしながらこの物語の中で一度も自身とその共生について触れる事はない。客観的な事象の積み重ねによるストーリーの構成が秀逸だ。 モンスターは最後に語る。『太陽の下を生きた事なんかない』『でも暗くなかった。太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくないけれど、あたしには十分だった。あたしはその光によって、夜を昼と思って生きてくることができたの』現実の日常にもモンスターの共生を毎日垣間見る。読後に一番恐ろしいと感じるのは、人と人との見えない結びつき。そして見えないシナジー効果。そして実際にいる白夜の世界の人間たちなのだろう。 | ||||
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| 人並みな感想になってしまうが、19年という物語のスケールの大きさは圧巻だ。 犯罪に手を染める主人公2人だが、幼い頃から親や大人を信じられなくなるような境遇で育ち、 大人に頼らず共生していきていく姿は健気にさえも感じる。 800ページのボリュームだが、読み始めたらとまらなくなり、 最後の数ページまでくると、このまま終わらないでほしい、と思えるような作品だった。 | ||||
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| 最近『幻夜』を読んだので、数年振りに再読しました。やはり今読んでも面白く、長編ですが一気に読み切りました。 このあたりは、流石東野圭吾です。様々な登場人物の視点で物語が描かれる中で、最後に明かされる二人の生い立ちから事件までの背景が読んでいてゾクゾク。ただ、キーパーソンが次々と亡くなっていくのが残念といえば残念。核心に近づいたと思いきや、振り出し…。 というパターンが多い気がします。 その意味で、本作のラストはしっくり来ませんでした。しかし全体を通して見ると、不満点は5%程度。 小説としてはかなり面白いので、未読の方には是非お勧めしたいです! | ||||
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| 主人公の男と女の生活が別々に描かれていて、彼らの周りには殺人が次々に起こる。二人が関係しているというのが直接表現されることはないが、第三者の刑事や友人の目から見た事実や推測によってつながりが徐々に明らかになっていく。昭和50年前から現代まで時代が経過していき、そのときの流行が記述されていて、懐かしかった。幼少時代の二人は悪いやつではなかったが、嘘で嘘を重ねると後戻りができなくなっていった。殺人部分を中心に絶妙なトリックが随所にちりばめられていて、どんどん読み進んでしまう楽しくて悲しい一冊でした。 | ||||
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| 非常に読み応えのある作品でした。 ドラマを先に見てしまったので結末や内容はわかっていましたが それでももっと複雑に物語が進行していく過程が面白かったです。 ドラマを見る前に読めばよかった、と思います。 ただ一つだけ残念だったのが、最後の笹垣の推理描写があまりに すいすいポンポンと書かれすぎなところと、最後に種明かしを詰め込んでいる点でした。 笹垣さん勘良すぎない?という印象を受けてしまいました。 笹垣が19年にも渡って主人公2人を追いかけてきて、 やっとこさの推理だというのは理解できます。 その苦労がもっとわかれば良かったな、という感じでした。 その点に関してはドラマのほうが笹垣という人物に思いが入ると思います。(少し感情的ではありますが) 小説のようにただ心をなくした2人が残酷な人生を歩んでいくという 救いのない展開も悲しかったですが非常に面白かったです。 雪穂の「太陽の代わりになるものが私にはある」というセリフが小説にあったのはとても意外でした。 | ||||
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