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白夜行
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白夜行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 41~60 3/4ページ
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誰かが私の大好きな小説「火車」と同じくらいいいよと言っていたので、読んでみましたが。。。 沢山の登場人物もほとんど意味がない。 そして沢山の事件もほとんど意味がない。 長編ですが、長編の意味が全然ないです。 そして何より人物設定が、安っぽい。 短編事件小説を無理やり同じ登場人物でくくりつけ、ひとまとめにした感じです。 これが東野圭吾さんの代表作だとしたら、もう東野さんの小説は読むことはないでしょう。 ただただ時間の無駄でした。 なぜこんなに評価が高いのか私には謎です・・・。 今小説はゴミ箱に入ってます。 | ||||
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東野サンの小説は初めて読みました。ドラマは見ていますが。白夜行も先にドラマで見て何度も涙を流しました。ドラマは宗教学科を卒業した女性の脚本によるだけあってかなり感傷的に心に訴える,情緒的作品となっていました。私にはいつも太陽がいましたからとか 亮君がいなかったら私はひとりぼっちだよとか、私だって温かい家庭で育っていたら何でも思ったことをいえたんだとか、昼間の世界を歩けない切なさ、純愛の美しさをを 雪穂の台詞から何度もきくことができました。 その点小説は完璧に帰納法的,客観的にに書かれてあり、心理描写はなく、トリックに焦点があたっており、二人の心の関係、なぜ亮司がここまで雪穂のために陰となって行動するかという根本的な心的動機が読み取れず,正直作者の意図がよくわかりませんでした。その点がはっきりしていないと亮司の犯した犯罪はあまりに残虐で,雪穂はタダの冷血漢にしか思えないからです。犯人捜しのスリラー作品としてとして読み切ってしまえば良いかもしれないけれど、その割には動機となった状況は深刻で、落としどころがぬけている感じがしました。売れっ子の作家にこんなこというのはなんですが。 | ||||
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男は美貌で騙し、女性は暴行脅迫。 このワンパターン手口を繰り返すので、中盤あたりから幼い頃の事件の真相は予想できますが…にしてもやり方が汚すぎます。 幼い頃の事件を理由にして、周りにそれ以上のダメージを与える格の低い美女と、従う男… そんな2人の自己チューなワンパターン犯罪を長々と読んじゃったよ!って感じです。。 | ||||
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過去の殺人を隠すために次々と犯行を繰り返す男と女。 本作品はそれを描いただけの作品でしかないと私は思う。 東野圭吾作品において最高傑作というよりは失敗作だと私は思う。 過去の殺人を隠すための犯行、真相を知ろうとする者への殺人は一つや二つで十分なのだ。 この約800ページに及ぶ本作はありとあらゆる事件が起こるが、いかにもご都合主義的で良くない。 そんなにうまいこといくかいな、と感じてしまう。 おまけに一つ一つの事件に深みがないため、何の人間ドラマも感じられない事件がただただ物語を長くするために羅列されているといった感じ。 さらに言えば、この事件の影には二人の人間の苦悩があるのだと「わざとらしく」感じられ、いかにも作られた話と感じてしまう。 東野圭吾の作品において私はこの「わざとらしさ」を一つの指標にしている。 何作品か読んだが、これはちょっとと思う作品の、いけない理由はこの「わざとらしさ」にある。 逆に今回はうまく話をまとめたなというときはこういった感想はもたない。 「白夜行」についてもっと厳しいことを言わせてもらえば、ストーリー的な魅力があったとしても、文学的に心魅かれる部分は皆無だった。 文章自体は読みやすく、伏線の張り方も巧い。 しかし、それだけ。 この文章が素敵とか素晴らしいとか、この文体が綺麗とかそういったものは全く感じられなかった。 同じようなストーリーで松本清張の「砂の器」があるが、あちらの方が文学的にも優れ、唸らせるものがある。 最後に余談だが、同名の映画を先日DVDで観た。 2時間という制約のためコンパクトに仕上がっていたが、内容的に語るべきことは全て語っていたと私は思う。 むしろ無駄に長い原作を、原作以上に面白くまとめていたとすら感じる。 | ||||
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綿密な構成を感じさせます。 ぐいぐい引っ張っていく展開で惹きこまれました。 根気良く書き綴ったのだと思います。 最後まで破綻無くまとまっていてエンターテイメントとして良くできていると思います。 最近の作品と違って密度もあります。 しかし、どこか作品のテーマというか主人公の思考に底の浅さがあって 心底納得のいく読後感ではありませんでした。 東野氏の哲学(人間観とか世界観)にもうひとつ深いものが無いからだというのは 言い過ぎでしょうか。 いくつか残されたままの謎もあるように思います。 | ||||
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長い小説でしたが、読んでいて飽きませんでした。 ただ、この主人公2人にはまったく感情移入できませんでした。 いくら自分が幼いころにとんでもなくひどい目にあったからといって、その後の人生で”自分たちの魂を守るため”に他人を陥れたり殺害したりするというのにはまったく共感できませんでした。 まあ、これをエンターテイメントとして割り切れない私の了見が狭いんでしょうけども・・・。 | ||||
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これが200万部売れた小説か.. 短編を繋ぎ合わせて長編にしたらしく,無駄な事件が整理されておらず,いたずらに長編になった印象が強い. 人物描写が稚拙で,空想上の人格を持った人物が多い. 特に桐原と肉体関係を持つ女性にその傾向が強い. 女性の視点からすると「そんな女いないよ」と思わせる人物が多いのではないか. 裏を返せば男性視点で書かれた小説であり,作者の女性に対する理解が十分にあるとは思い難い. また他の方が指摘しているように,セックスシーン(レイプ)が多い. ストーリ上必要なものもあるが,そうでないものも多い. 蛇足だが,異なる登場人物が右足を使って女性の下着を脱がす場面が複数ある. ストーリー上必要な行動ではなく,わざわざ複数の登場人物にその行動をさせる必要もない. 作者の癖ではないかと訝しんでしまう. TVドラマのCM挿入のように,重要な場面の直前で章を変える手法を作者は多用する. この手法は読者を引きこむのに有効な役割を果たしているが,読破して作品の完成度が低い事を知ったときに反感として捉えられるのである. | ||||
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ペニスだとか、レイプだとか、中出しだとか、 この作者は変態ですか? 卑猥な表現が多くて、せっかくの面白さが台無しです。 私、♂ですが、中途半端な性描写の為に、 読む前はすごい期待してたのに、すっかり白けてしまいましたね。 ♂の私でさえもかなりしらけたので、女性なら尚更でしょう。 前半は全然面白くないし、宮部みゆきさんの火車の方が全然面白いですね。 | ||||
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東野圭吾作品の最高傑作のひとつと数えられている本作だが、自分にはイマイチだった。 読み終えた今、「ただ長かった・・・」という感想しか思い浮かばない。 以前から気になってはいたのだけれど、その分厚さから敬遠していた。 先日映画を見たのを機に読んでみた。 しかし、結果は先に書いたとおりだ。 だが、自分にとってイマイチだったのは「長かったから」という理由だけだろうか? 確かにその分厚さを見たときに「うわっ」と思ったことは確かだ。 しかし、総量でいえば本書を上回る、『竜馬がゆく』『関ヶ原』、同じミステリ小説でいえば乃南アサの『鎖』などではそういった感想は持たなかった。 たぶん、本書は自分には合わなかったということだろう。 第一印象で「厚いな」と思った人にはあまりお勧めしない。 なかなかそれを払拭することはできないからだ。 | ||||
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友人から勧められ今まで読んだ本で一番といわれ2年前に読みました。最近映画化されるということでレビューを書きます。感想は、エロ・グロに終始し、吐き気を催す作品でした。私にとっては最低の本でした。人の感性は様々と感じた次第です。ストーリーも突飛であり正直言って得るものは何もない作品です。本を売るために手法としてエロ・グロを入れたとしか考えらない低俗なエロ小説です。きつい意見ですが、映画化までされるのか不思議でなりません。以上が、私の感想です。 | ||||
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主人公たちが重大な犯罪を犯し続けるのに必要な心理的要因の様なものが見当たらず、 最初から最後まで意味が分からない。 そして暗いけれど、重厚とは言い難く。 レイプや堕胎が必然性もなく頻繁に登場し、でてくる女性の性格はほぼ演歌。 主人公たちの心理描写を排除する手法らしいけど、それは心理描写が上手な作家さんがやって初めて生きてくるものではないでしょうか。このストーリーだとせめて心理描写がもう少し親切でないと、説明不足になると思います。おかげさまで、誰にも感情移入もできず、興味も持てない。 読みやすいようで、続きが気にならないので読み進み辛く、戸惑いました。 陰気な昼ドラでした。 | ||||
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原作だけ読んだ感想。序盤は独特の空気を持つ登場人物に惹かれ面白いと思いましたが、中盤(3つ目の時代)以降同じことの繰り返しで、とても残念でした。最終章に何かあると思いきや、特に無く。。。子どもから大人までに渡る恋愛描写(及び性描写)をよく描いていましたが、後味の悪い内容でした。 | ||||
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時に、私が麻薬的小説と呼ぶ小説に出会う。この本もそれにあたる。 でも、好きになれない。 麻薬的小説とは、生活に支障をきたしてしまうもの。 家事も、日々の雑用も、睡眠時間も、何もかも忘れて、歩きながらでも、 読み終わるまで、本を手放せなくなってしまう小説。 これまで読んだ、麻薬的小説一例は 宮部みゆき「火の車」 松本清張「黒革の手帳」 有吉佐和子「悪女について」 これらは、名著だと思う。 しかしながら、この「白夜行」は、それらとは、異なる。 一言で言うと、「浅い」。長くなりすぎて、収集がつかなくなってしまっている気がする。 話に無理もある。例えば、雪穂の最初の御曹司との結婚では、相手の家族が、 雪穂の身辺調査をせずに、簡単に結婚が順調に進む。(同じ東野圭吾の小説「手紙」では、身辺調査によって、 殺人者の弟と暴かれ、交際が打ち切られる)、亮司の最初の殺人が、まったく完璧に時効になってしまう。 ラストの雪穂の態度も、亮司のそれまでのサポートを考えれば、「????」 加えて、好きになれない理由としては、 「救い」がなさすぎる。よく、直木賞の論評で「面白ければ、何を書いてもいいのか」というのがあるが、 まさに、それだ。 ただ、引き込まれたのは、事実。 今の東野圭吾はどんなものか。新作を読んでみようかと思ってる。 | ||||
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多くのレビューにあるように、確かに文体に引き込まれる。分厚さなど気にならなくなる。 だが、読後の不快感をどうすればいいのか…只管人間の汚濁を書き綴った本書には、「救済措置」は存在しない。 同じエゴを題材にした夏目漱石の「こころ」はラストに救いをほんのりと感じさせる。懊悩し逡巡する人物達に寄り添える。だから読み継がれ「傑作」と呼ばれる。 乙一にもそれに通じたものを感じる。雨が降っても、日はまた照らしてくれる。優しく、見守るように。 「幻夜」も読んだが、もう東野氏の本は読まないだろう。不愉快な思いをわざわざする必要はない。 | ||||
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まだ150ページぐらいしか読んでないので、感想を書くべきじゃないのかもしれませんが、最後まで読みたくなくなってきたので書いてます。 ドラマも見てなかったのですが、山田くんと綾瀬さん主演の話題作だったし、原作も面白いのかなと思って読み始めました。 それとは別に最近、思考は実現化するだの、自分の気分を良くしているだけでも明るい未来につながるなんて話を良く聞くので、この本は自分にとってマイナスかも。 もう、読んだところまでかなり気分悪くなってるんですが、他の方の感想を読んでみても、最後まで読んでも気分が良くなることはなさそうだと判断しました。 人の悪意や社会の裏側をわざわざ知る必要もないですし…。なんだか得るものがなさそうです。 | ||||
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東野ファンの友人から借りて読んだが、正直どこがいいのかわからない。 これだけの長さの小説を読んで疲れだけが残った。 東野作品を読むのはこれで三作目だが、前二作(秘密、容疑者X)は最後に落ちのようなものがあってそれなりに楽しめたが、この作品にはそれすらない。主人公の二人を取り巻くいろんな登場人物があらわれいろいろな出来事が起き、最後にはそれらがきっとあっと驚く結びつきを見せるのだろうと期待して読んでいただけについにそれらが何も語られずに終わったのには驚いた。 最後まで読んでつい私の口から洩れた言葉は「で?」だった。 消化不良の残る作品である。 | ||||
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容疑者xが面白かったので読んだが大ハズレ。無駄に長い。「最後にアッと驚くようなどんでん返しがあるのでは・・・」と多少の期待を持って、延々と続く面白みのないストーリーを我慢しつつ読み進めたものの、正直時間の無駄だった。最後もひどい終わり方。読む価値なし。 | ||||
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旦那・母に薦められて読んだけど面白くなかった 何故か考えてみると以前に読んだ火車が原因みたい 主人公の女性に共通する部分があるから、つい比べてしまう 無意味に長い〜そしてエロシーンがやたら多い。 もうちょい短くまとめたら良作になったかも?目的も復讐にしぼるとかして。 そして主人公の少年・少女の最終目的がそれなの?あんなに犯罪犯して?? あまり感情移入出来ない作品でした。 | ||||
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最近(ここ1年ほど)小説から遠ざかっていて、満を持してこの本を読んだのですが。 結果的には、うーん、こんなもの?って感じでした。 絶賛レビューが多いので、自分の感性が変わってしまったのか、期待しすぎたのか... (しばらくビジネス書ばかり読んでたからか?) 「秘密」はとても素晴らしいと思えたのですが、これはふーん、で終わってしまった。 | ||||
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いや、長かった。 正直どうだろう・・・上下巻に分けて欲しい。 中身に関してだが う〜ん、なんというか、好きな人は好きなんだろうが 個人的には「?」。スッキリしない。 ラストが完璧に完結しない物語、想像にお任せ的な物語が嫌いなわけではない 作者は別だが「青の炎」や「火車」、「クラインの壺」は大好きだ。 同作者の「手紙」だって楽しめた。 主要人物の考えが不透明であったり、ラストが曖昧だったりするのは別にいい。 しかし、何かが引っかかる、何だろう。 はっきりしている事は一つ。名作と呼ばれる作品も 人によってはそうでないという事だろう。自分にとっては今回はそうであった。 だがしかし、もう一回読んでみれば変わるのかもしれない。 しかし、この厚さはちょっと間を空けないと読む気がしない・・・。 | ||||
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