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鎌倉香房メモリーズ
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【この小説が収録されている参考書籍】
鎌倉香房メモリーズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 41~55 3/3ページ
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今回もとても読みごたえがあり、また私は毎巻大いに感動して泣けています(笑) 3話(だったか)収録されていました。 1.雪弥さんの(自称)親友、高橋くんの秘密 2.香乃ちゃんの高校の文化祭にて 3.香乃ちゃんのご両親登場!そして・・・ 香乃ちゃんの一人称で語られているのに、それがとても人情味があり共感できます。 ミステリーというよりは心温まる人情譚といった感じです。 オレンジ文庫さんは風情ある街、場所で特殊な才能のある主人公が親と離れて暮らしてる設定が好きなようですが(笑)、その中でもこれは秀逸な物語だと思います。 次巻は半年後でしょうか、めずらしく巻末に事件が起きて悲しく切ない終わり方をしています。 う~ん待ち遠しい!続きが気になります! 3巻までを何度も読み返しながら、次を待ちたいと思います。楽しみにしてます! | ||||
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発売を楽しみにしていたシリーズ第3弾。 今回もほろりとくるお話ばかりでとてもよかったです。 今回は『拝啓 忘れえぬ人』『あの日の君へ』『かがやける星』の3話構成。 香乃の高校の文化祭が舞台の『あの日の君へ』が、妹の香凛やアサトくん、そして例の強烈な叔父上などのおなじみキャラクターが出てきて楽しかったです(そしてもう一人気になる人も。 つまり、彼が、そうなのか?) 香乃と雪弥さんの関係が前回までよりもスピードを上げて深くなっている印象なんですが、最後の最後で、急展開。 もしかして、次あたりで完結なのかな?と思ったりもしました。 佳境にむけて走り出した印象です。 次巻が楽しみです。 | ||||
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今流行のライトミステリー。 破綻なくまとまっていて、文書も無理がなく御上手なので読んでいて全く疲れません。 とくに内気な主人公の心情がストーリーとあいまって、次回作も是非読みたいという気にさせられました。 以前、この方の他の本を読んだ時も思ったのですが、何気ない日常描写や深い心情描写が非常にうまいな、思いました。 これだけ上手い方なのだから、本気でもっと色々な人にこのかたの作品を手に取って欲しいと感じました。 | ||||
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思い出のとき修理します。 という、本を読んだあとに読みました。 両方とも、主人公の初々しい恋愛とともに進む周りの暖かいストーリーが僕は好きです。 | ||||
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「星の川を渡って」「あなたとずっと」「祈りのケーキ」「亡き人に捧げる香り」の四話構成。 1巻よりも2巻のほうが個人的には面白かった。 1巻は結構ほのぼのした雰囲気だったが、2巻は切ない展開が多い。 ただ全部最後には救いがあるので、温かい気持ちで読み終えられた。 彼の過去も少しずつ明らかになってきたので、次巻に期待。 | ||||
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続編!!発売嬉しいです!! 今回はおはなしが4つ入っています。 「星の川を渡って」は、七夕とある女性のおはなし。これは読んでいて切なかったです。 織姫と彦星。そして戦争によって引き離された夫婦。 「あなたとずっと」は、主人公である香乃ちゃんの祖母・三春さんの過去に触れます。 三春さんの若い頃のお話、驚きました。行動力といいますか...とにかくすごいなと思いました! 銀二さんとの出会いも描かれていますよ。二人の会話がおもしろくて好きです(笑 「祈りのケーキ」では、花月香房でアルバイトをしている大学生・岸田雪弥の叔父が登場します。 この人がまたキャラが濃くて...香乃ちゃんが大変な目に!笑 また、雪弥の過去が少し明らかになります。雪弥の叔父が花月香房に来たのには理由が...。 「亡き人に捧げる香り」は、香乃の祖父と親しかった、花月香房のご近所さん・貞臣さんのおはなし。 このおはなしは泣いちゃいました。特に最後のほう、貞臣さんが香乃にかける言葉が...。 今回は「家族」がテーマだったのかなと思いました。読んでいて「家族」の在り方など強く感じました。 まだ雪弥には謎の部分が多いですが、いつか香乃に自分の事を話せる日がくるといいなと思います。 欲を言うと、二人のシーンがもう少しみたいかな?笑 二人の今後を見守っていきたいです。続きが楽しみです。 | ||||
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「あなたの態度ひとつで、わたしは簡単に世界の終わりのような気分になる。 」名文だと思う。 苦労して ひねり出したのかぱっと思いついたのか分からないが、若い恋というものを極めて的確に表現した一文 だと思った。 この一文の為だけでも買った価値があった。 2冊目。 重いネタが多いが、すんなり読めるし気分も落ち込まないし嫌な気分にならない。 主人公の 恋いも発展していく傾向。 とてもよかった。 | ||||
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続きが出るみたいなので買ってみたのですが、とてもよかったです。 香道にまつわる話で、ヒロインに特殊な能力がそなわっています。でもファンタジーというわけでもなくて、細やかな心理描写に共感しながらぐんぐん読まされてしまいます。とくに1話目が好きです。ヒーローがまた独特なキャラで、完璧なんだけど人間臭いマイナス面もうっすらと描かれていて、登場人物がみんな生きている感じがします。たぶん両想いな主役ふたりの恋の行方も含めて続きが楽しみです。迷っている方はぜひ読んでみてください。おススメです。 | ||||
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鎌倉の表情がとてもよく出ています。古都の奥ゆかしさと、湘南のモダンさが、上手く溶け合った傑作です。それは登場人物にも表れていて、祖母三春さんと主人公で高校生の香乃の対比にそのまま置きなおされている。物語は、長編というよりも、連作短編型である。そこが若干、物足りない。全編を通しての、一本の柱が、香乃の両親、妹への不信とその払拭への成長物語では、ちょいと細い。それでも、充分に読みごたえがあったのは、香木の種類、内容への詳しい記述がリアリティを生み、同時に、鎌倉の風情をたっぷりと感じさてくれたからだろう。 | ||||
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香房って行ったことないし、お香自体が貴族的(?)でとっつきにくいイメージがあったんですが、この作品を読みはじめてすぐに、そんな先入観はふっ飛びました。お香の予備知識がゼロでも、すらすら読めます。むしろ私はこの作品を読んで香房に行ってみたくなりました♪ 全四話の連作短編集で、私は特に第三話が好き。香乃や雪弥さんをはじめとするキャラクターはみんな魅力的だし、細やかな心理描写には心を揺さぶられ、切なくなったりきゅんきゅんしたりしました。香乃と雪弥さんの関係がどう変化していくのか気になるので、続編希望です! | ||||
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普通に内容として面白かったことに加えて、 香りを題材に話が進められていて、よりよかったです。 | ||||
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主人公は生まれつき特殊な嗅覚を持った女子高生、香乃。 他の人が気づかない匂いを感じ取り、その人の感情が判ってしまう能力を持っています。 幼い頃は嘘つき呼ばわりされたり、気味悪がられたりして、小学生の時に両親の元を離れ、鎌倉に住む理解ある祖父母の家に預けられ、育てられてきました。 その祖父母が営む商店が香道に使う道具やお香の専門店であることから、匂いにまつわる日常の謎解きに巻き込まれていくと言うミステリです。 ヒロインの香乃を支えるアルバイト男子大学生、雪弥は、言ってみれば、お姫様(探偵)にかしずく騎士(有能な助手)の役割。 二人のほんわかした活躍振りで周りが少しずつ動き始め、終盤はかなり切羽詰まった展開になり、ハラハラする場面も出てきます。 「どうして、そんなにかなしいの?」 突然声をかけられて泣き出した男の子。おろおろして、一緒に泣いた女の子。 「私」ではなく「わたし」が使われるなど、ひらがなを適度に多く配置することで視覚的にも読み易く丸い感じの文章となり、小説全体から「良い香り」が立ち上ってくるようです。 特別、吃驚するような謎やどんでん返しは出てきません。 午後の紅茶を飲みながら、マカロンをおやつに読むのに最適な本だと思います。 | ||||
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ほんわかしたお話です。温かい気分になりました。 香りを通していろいろ解決しながら日常というか。 また、続きも出てほしいです。 | ||||
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帯に「香り」ミステリーとあり、どんな物語なんだろうと興味を持ち購入しました。 主人公の香乃は、「香り」で人の心の動きを感じとることができる女の子。鎌倉で祖母が営む『花月香房』を手伝いながら暮らしています。 「香り」で人の心の動きがわかるというのは、その人が今どんな気持ちでいるかがわかるというもの。動揺したときや嘘をついたときなど、気持ちに変化があったときも、香乃にはそれがわかってしまう。 全部で4つのお話が入っていますが、どれもとてもおもしろいです。 また「香り」がテーマとなっているので、今まで聞いたことのない単語も登場しますが、どれも興味深くて私は読んでいて楽しかったです。 聞香体験してみたいと思いました。 『花月香房』には雪弥という大学生もアルバイトで通っています。この雪弥という青年、隙がない。初対面でもずけずけ物を言うタイプだなという印象を受けました。香乃と同じくヒヤヒヤするシーンもありました(笑 2人の出会い方には少し驚きました。 第3話を読み終わったときは、続き気になる!と思いましたが、期待していた方向へいかなかったので少し残念でした(笑 でも、第4話はお話としてはとても良かったです!!香乃と雪弥のこれからがまだ読みたいです!!続編希望です! | ||||
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ほのぼのミステリーという感じです。 香木を取り扱うお店を切り盛りしている女子高生が主人公ですが、謎を解くのはそのお店のアルバイト君で、この二人の関係も微笑ましく書かれていて読んでいて本当に楽しかったです。主人公の女の子はちょっと特異体質で、それが故に辛い思いをしてきたようなんですが、そんな彼女をこのアルバイト君(とてもクールビューティー)がよく支えてくれているのがわかります。 短編集4話から成り立っていますが、どれもドロドロとした展開はなく、心暖まるお話ばかりでした。 続編希望です。 | ||||
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