7月24日通り

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評判

7月24日通りの評価:

3.75/5点 レビュー 40件。 A ランク

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平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(3pt)

ハッピーエンドは自分で作るしかない、ということ

多くの人はコンプレックスを自己正当化して生きている。主人公は、生まれ住む地方の町に、ポルトガルの街の地名や通りの名前を勝手に割り振っているが、この“みすぼらしい”町こそが彼女自身でもあるのだ。

 コンプレックスは若い頃の恋愛について廻る。“相手にとって自分は不釣合いではないか”という自信のなさ。拒絶されることの不安からの勝手な自主規制。思いがけなく付き合うことになっても、裏切られるのが怖くて常に行動は相手基準。そのうち、それが辛くなり自ら恋愛から降りるというネガティヴ・スパイラル。

 “吉野朔美やくらもちふさこのマンガ”っていうのが小説の中に暗示的に登場してくるけど、この小説のモチーフは古き良き時代の「少女マンガ」だと思う。

 自分を見ているようで辛い、かっこいい弟のパッとしない彼女も、“みすぼらしい”と感じていた故郷の町も、許せる気持ちが芽生えてくる。そして、主人公は最後まで決断の付かなかった憧れの人と、一緒に歩んでいくのか、それとも留まるのか?結論はどうであれ「少女マンガ」のハッピーエンドは、自分で作っていくしかない。自己に閉じこもることなく現実に向き合い、その中で自分の居場所を見つけていく。

 多くの人々の共感を得られそうな、ポピュラリティのある作品に仕上がっている。
7月24日通り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 7月24日通り (新潮文庫)より
4101287538
No.15
(3pt)

後押ししたくなる平凡な女の子

主人公はごく平凡な、20代の女性。

美人でもなく、これというとりえがあるわけでもない彼女だが、

どこか空想癖のようなところがあり、自分の住む街を異国の街に見立てて

さまざま思いを巡らせていたりする。

心理描写、情景描写はこの人らしい冴えを見せている。

「告白してくる男によって、私の女としてのレベルはこんなものかと思った」

「かっこいい弟には、それに相応しい女の子と付き合って欲しい」

などというところは、主人公の平凡さと相まって、女性読者の共感を呼ぶのではないか。

ささくれを抜くような、小さな痛みをともなわせつつ。

そこが絶妙である。

誰もが主人公を普通に応援してしまうのでないか。

そして、彼女の最後の決断を後押ししたくさせる運びは、うまい。

主人公や登場人物たちが口に出すセリフは、なにかテレビドラマを見ているような雰囲気のものが多い。

少々キャッチー過ぎるか?と思う反面、同氏の芥川賞受賞作である「パークライフ」に比べると非常に分かりやすく、

誰でも面白く読める作品ではないかと思う。吉田作品を読んだことのない人には、こちらのほうが入りやすいのではないか。

特に女性にはオススメできる。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
4104628034
No.14
(3pt)

後押ししたくなる平凡な女の子

主人公はごく平凡な、20代の女性。

美人でもなく、これというとりえがあるわけでもない彼女だが、

どこか空想癖のようなところがあり、自分の住む街を異国の街に見立てて

さまざま思いを巡らせていたりする。

心理描写、情景描写はこの人らしい冴えを見せている。

「告白してくる男によって、私の女としてのレベルはこんなものかと思った」

「かっこいい弟には、それに相応しい女の子と付き合って欲しい」

などというところは、主人公の平凡さと相まって、女性読者の共感を呼ぶのではないか。

ささくれを抜くような、小さな痛みをともなわせつつ。

そこが絶妙である。

誰もが主人公を普通に応援してしまうのでないか。

そして、彼女の最後の決断を後押ししたくさせる運びは、うまい。

主人公や登場人物たちが口に出すセリフは、なにかテレビドラマを見ているような雰囲気のものが多い。

少々キャッチー過ぎるか?と思う反面、同氏の芥川賞受賞作である「パークライフ」に比べると非常に分かりやすく、

誰でも面白く読める作品ではないかと思う。吉田作品を読んだことのない人には、こちらのほうが入りやすいのではないか。

特に女性にはオススメできる。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
B0099FKL10
No.13
(3pt)

後押ししたくなる平凡な女の子

主人公はごく平凡な、20代の女性。

美人でもなく、これというとりえがあるわけでもない彼女だが、

どこか空想癖のようなところがあり、自分の住む街を異国の街に見立てて

さまざま思いを巡らせていたりする。

心理描写、情景描写はこの人らしい冴えを見せている。

「告白してくる男によって、私の女としてのレベルはこんなものかと思った」

「かっこいい弟には、それに相応しい女の子と付き合って欲しい」

などというところは、主人公の平凡さと相まって、女性読者の共感を呼ぶのではないか。

ささくれを抜くような、小さな痛みをともなわせつつ。

そこが絶妙である。

誰もが主人公を普通に応援してしまうのでないか。

そして、彼女の最後の決断を後押ししたくさせる運びは、うまい。

主人公や登場人物たちが口に出すセリフは、なにかテレビドラマを見ているような雰囲気のものが多い。

少々キャッチー過ぎるか?と思う反面、同氏の芥川賞受賞作である「パークライフ」に比べると非常に分かりやすく、

誰でも面白く読める作品ではないかと思う。吉田作品を読んだことのない人には、こちらのほうが入りやすいのではないか。

特に女性にはオススメできる。
7月24日通り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 7月24日通り (新潮文庫)より
4101287538
No.12
(3pt)

ポルトガルのリスボンと日本の郊外都市が想像で重なる。

「自分の住む平凡な郊外都市とポルトガルのリスボンと地形が重なる」

偶然、そのことを知ったごく平凡な20代の女の人が、

リスボンの街並みをあてはめて平凡な日々を過ごしていたが、

高校時代の憧れの先輩との再会をきっかけにカラフルになっていく…。

という、「地元に残った」人の話です。

「ごく普通の人たち」、さらに「地元に残った地味な子」という設定

なのですが、だからでしょうか、彼らの関係の中で時折浮かぶ感情が、

とても生々しくて、激しい。胸を衝かれます。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
4104628034
No.11
(3pt)

ポルトガルのリスボンと日本の郊外都市が想像で重なる。

「自分の住む平凡な郊外都市とポルトガルのリスボンと地形が重なる」

偶然、そのことを知ったごく平凡な20代の女の人が、

リスボンの街並みをあてはめて平凡な日々を過ごしていたが、

高校時代の憧れの先輩との再会をきっかけにカラフルになっていく…。

という、「地元に残った」人の話です。

「ごく普通の人たち」、さらに「地元に残った地味な子」という設定

なのですが、だからでしょうか、彼らの関係の中で時折浮かぶ感情が、

とても生々しくて、激しい。胸を衝かれます。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
B0099FKL10
No.10
(3pt)

ポルトガルのリスボンと日本の郊外都市が想像で重なる。

「自分の住む平凡な郊外都市とポルトガルのリスボンと地形が重なる」

偶然、そのことを知ったごく平凡な20代の女の人が、

リスボンの街並みをあてはめて平凡な日々を過ごしていたが、

高校時代の憧れの先輩との再会をきっかけにカラフルになっていく…。

という、「地元に残った」人の話です。

「ごく普通の人たち」、さらに「地元に残った地味な子」という設定

なのですが、だからでしょうか、彼らの関係の中で時折浮かぶ感情が、

とても生々しくて、激しい。胸を衝かれます。
7月24日通り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 7月24日通り (新潮文庫)より
4101287538
No.9
(3pt)

ハッピーエンドは自分で作るしかない、ということ

多くの人はコンプレックスを自己正当化して生きている。主人公は、生まれ住む地方の町に、ポルトガルの街の地名や通りの名前を勝手に割り振っているが、この“みすぼらしい”町こそが彼女自身でもあるのだ。
 コンプレックスは若い頃の恋愛について廻る。“相手にとって自分は不釣合いではないか”という自信のなさ。拒絶されることの不安からの勝手な自主規制。思いがけなく付き合うことになっても、裏切られるのが怖くて常に行動は相手基準。そのうち、それが辛くなり自ら恋愛から降りるというネガティヴ・スパイラル。
 “吉野朔美やくらもちふさこのマンガ”っていうのが小説の中に暗示的に登場してくるけど、この小説のモチーフは古き良き時代の「少女マンガ」だと思う。
 自分を見ているようで辛い、かっこいい弟のパッとしない彼女も、“みすぼらしい”と感じていた故郷の町も、許せる気持ちが芽生えてくる。そして、主人公は最後まで決断の付かなかった憧れの人と、一緒に歩んでいくのか、それとも留まるのか?結論はどうであれ「少女マンガ」のハッピーエンドは、自分で作っていくしかない。自己に閉じこもることなく現実に向き合い、その中で自分の居場所を見つけていく。
 多くの人々の共感を得られそうな、ポピュラリティのある作品に仕上がっている。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
4104628034
No.8
(3pt)

ハッピーエンドは自分で作るしかない、ということ

多くの人はコンプレックスを自己正当化して生きている。主人公は、生まれ住む地方の町に、ポルトガルの街の地名や通りの名前を勝手に割り振っているが、この“みすぼらしい”町こそが彼女自身でもあるのだ。
 コンプレックスは若い頃の恋愛について廻る。“相手にとって自分は不釣合いではないか”という自信のなさ。拒絶されることの不安からの勝手な自主規制。思いがけなく付き合うことになっても、裏切られるのが怖くて常に行動は相手基準。そのうち、それが辛くなり自ら恋愛から降りるというネガティヴ・スパイラル。
 “吉野朔美やくらもちふさこのマンガ”っていうのが小説の中に暗示的に登場してくるけど、この小説のモチーフは古き良き時代の「少女マンガ」だと思う。
 自分を見ているようで辛い、かっこいい弟のパッとしない彼女も、“みすぼらしい”と感じていた故郷の町も、許せる気持ちが芽生えてくる。そして、主人公は最後まで決断の付かなかった憧れの人と、一緒に歩んでいくのか、それとも留まるのか?結論はどうであれ「少女マンガ」のハッピーエンドは、自分で作っていくしかない。自己に閉じこもることなく現実に向き合い、その中で自分の居場所を見つけていく。
 多くの人々の共感を得られそうな、ポピュラリティのある作品に仕上がっている。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
B0099FKL10
No.7
(3pt)

ハッピーエンドは自分で作るしかない、ということ

多くの人はコンプレックスを自己正当化して生きている。主人公は、生まれ住む地方の町に、ポルトガルの街の地名や通りの名前を勝手に割り振っているが、この“みすぼらしい”町こそが彼女自身でもあるのだ。
 コンプレックスは若い頃の恋愛について廻る。“相手にとって自分は不釣合いではないか”という自信のなさ。拒絶されることの不安からの勝手な自主規制。思いがけなく付き合うことになっても、裏切られるのが怖くて常に行動は相手基準。そのうち、それが辛くなり自ら恋愛から降りるというネガティヴ・スパイラル。
 “吉野朔美やくらもちふさこのマンガ”っていうのが小説の中に暗示的に登場してくるけど、この小説のモチーフは古き良き時代の「少女マンガ」だと思う。
 自分を見ているようで辛い、かっこいい弟のパッとしない彼女も、“みすぼらしい”と感じていた故郷の町も、許せる気持ちが芽生えてくる。そして、主人公は最後まで決断の付かなかった憧れの人と、一緒に歩んでいくのか、それとも留まるのか?結論はどうであれ「少女マンガ」のハッピーエンドは、自分で作っていくしかない。自己に閉じこもることなく現実に向き合い、その中で自分の居場所を見つけていく。
 多くの人々の共感を得られそうな、ポピュラリティのある作品に仕上がっている。
7月24日通り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 7月24日通り (新潮文庫)より
4101287538
No.6
(3pt)

優等生の殻を破るまで

主人公の20代前半らしき女性は、間違いを冒さない人生を歩んできた。
2枚目でモテモテの弟や、自分を好きになってくれた男の子、本当に自分が好きだった男の人。
常に冷静に自分の置かれた立場を見、考えながら行動している。
それは、自分に自信がないから。というより、傷つくのを恐れているから。
自分に対する自信は、彼女に告白した男の子のレベルを冷静に見て、その相手として自分が選ばれたことに悲しみを感じる所からも、本当は自信を隠してるにすぎない。
その、いつも自分を庇う人生を歩んできた主人公が、頑丈な自分の殻を破るまでの話。
かなり、女性がリアルに書かれてます。
リアルすぎるので、殻を破るまでのうじうじした感情がしんどい所あり。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
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No.5
(3pt)

優等生の殻を破るまで

主人公の20代前半らしき女性は、間違いを冒さない人生を歩んできた。
2枚目でモテモテの弟や、自分を好きになってくれた男の子、本当に自分が好きだった男の人。
常に冷静に自分の置かれた立場を見、考えながら行動している。
それは、自分に自信がないから。というより、傷つくのを恐れているから。
自分に対する自信は、彼女に告白した男の子のレベルを冷静に見て、その相手として自分が選ばれたことに悲しみを感じる所からも、本当は自信を隠してるにすぎない。
その、いつも自分を庇う人生を歩んできた主人公が、頑丈な自分の殻を破るまでの話。
かなり、女性がリアルに書かれてます。
リアルすぎるので、殻を破るまでのうじうじした感情がしんどい所あり。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
B0099FKL10
No.4
(3pt)

優等生の殻を破るまで

主人公の20代前半らしき女性は、間違いを冒さない人生を歩んできた。
2枚目でモテモテの弟や、自分を好きになってくれた男の子、本当に自分が好きだった男の人。
常に冷静に自分の置かれた立場を見、考えながら行動している。
それは、自分に自信がないから。というより、傷つくのを恐れているから。
自分に対する自信は、彼女に告白した男の子のレベルを冷静に見て、その相手として自分が選ばれたことに悲しみを感じる所からも、本当は自信を隠してるにすぎない。
その、いつも自分を庇う人生を歩んできた主人公が、頑丈な自分の殻を破るまでの話。
かなり、女性がリアルに書かれてます。
リアルすぎるので、殻を破るまでのうじうじした感情がしんどい所あり。
7月24日通り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 7月24日通り (新潮文庫)より
4101287538
No.3
(3pt)

ちょこっとヒネリが足りなかったかな?

この本の前に読んだ作品が、ひねりにひねった作品でとても映画・ドラマにはできないような内容だったこともあり、今回はあまり面白みがなかったように感じてしまった。
しかし、一つの小さな街を舞台とした物語は中盤以降に話の流れがわかってくるようで面白みがでてきた。街をヨーロッパのある街に照らし合わせるのが好きな主人公が、恋愛もたまにはダメだとわかっている方に進んでもいいと思うまでの物語。こんな街に住んでみたいと思う想像が膨らんだ作品です。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
4104628034
No.2
(3pt)

ちょこっとヒネリが足りなかったかな?

この本の前に読んだ作品が、ひねりにひねった作品でとても映画・ドラマにはできないような内容だったこともあり、今回はあまり面白みがなかったように感じてしまった。
しかし、一つの小さな街を舞台とした物語は中盤以降に話の流れがわかってくるようで面白みがでてきた。街をヨーロッパのある街に照らし合わせるのが好きな主人公が、恋愛もたまにはダメだとわかっている方に進んでもいいと思うまでの物語。こんな街に住んでみたいと思う想像が膨らんだ作品です。
7月24日通り Amazon書評・レビュー: 7月24日通りより
B0099FKL10
No.1
(3pt)

ちょこっとヒネリが足りなかったかな?

この本の前に読んだ作品が、ひねりにひねった作品でとても映画・ドラマにはできないような内容だったこともあり、今回はあまり面白みがなかったように感じてしまった。
しかし、一つの小さな街を舞台とした物語は中盤以降に話の流れがわかってくるようで面白みがでてきた。街をヨーロッパのある街に照らし合わせるのが好きな主人公が、恋愛もたまにはダメだとわかっている方に進んでもいいと思うまでの物語。こんな街に住んでみたいと思う想像が膨らんだ作品です。
7月24日通り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 7月24日通り (新潮文庫)より
4101287538