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(短編集)
ガリレオの苦悩
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ガリレオの苦悩の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 21~40 2/7ページ
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ドラマから手に取りました。 ドラマもテンポが良くて好きなのですが、小説の方が面白かったです。 あまりこういう理系のミステリーを読んだことがないので新鮮でした。 長編も読んでみたいと思います。 | ||||
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ドラマを見た後で読みましたが、新たな発見と登場人物のドラマでは再現されないやり取りがとても面白かった。 | ||||
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東野圭吾は、ハズレ作品ないです。 この作品も期待を外しませんでした。 | ||||
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人間の心理的描写がとても素晴らしいと思った。短編なので読みやすかった。 | ||||
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従来の推理小説とは一線を画すガリレオシリーズ。 相変わらず面白い。 犯行もそうだけど、動機も現代化している中で 「自分は悪くない。あいつのせいだ」とのたまう、 最後の悪魔の手事件はその最たるものですね。 東野さんの小説は現代の確信をついていて、 事件そのものよりも動機が恐ろしい。 今回から内海が初登場。 女性ならではの勘の鋭さと諦めの悪さと気ままさがリアル。 「密室る」は密室モノに新たな手品の種を出してきたような感じかな。 全体を通して、湯川准教授の人間臭さが出てきましたね。 「うまくいったケースだけを誇張して発表する。科学者の世界では、それは常識なんだ」 という一言、ちょっと耳が痛いかな。 第二章「操縦る」はガリレオシリーズにしては久々に泣ける話でした。 最後に友永先生に訴えかける湯川先生の言葉がまた良かった。 「人の心も科学です。とてつもなく奥深い」本当ににそのとおりだと思う。 「みんなおまえのことを、科学者としては素晴らしいといっている」 もちろんそうでしょう。 「人間としての評判はともかく」 個人的には長編が好きだけど、 ガリレオの苦悩は短編ならではの面白さが炸裂している。 そして一番好きな話は「操作る」 自分の知り合いが事件に関与していることがわかってもなお、 その事件を解決することから逃げない湯川。 過ちを正すだけでなく、その後に手を差し伸べる様が描かれていて、 それもまた良かった。 | ||||
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「予知夢」と同様に5編の短編が収められている。 私もご多分に漏れず、映画やドラマから東野作品に入った者なので、 どうしても物理学者湯川学には福山雅治を重ね、女刑事の内海薫には 柴崎コウを重ねて読んだ。 さくさくと読め、楽しめる。 そして、もっともっと東野作品が読みたくなる。 | ||||
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短編集で、さくっと読めます。ドラマ化されたストーリーも中にはあり、ガリレオを思い出すことが多かったです。あのドラマを見てから、福山さんと柴崎さん、北村さんが浮かんできてしまいます。 | ||||
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湯川先生の実験の裏付けにより 事件の解決を 図られていく・・ 東野さんは、いつも面白い。 短編集は 謎解きが当然 主体になるので 人物像なり 事件の背景などをもっと知りたい と思ってしまう。 個人的には 人物に深く入り込んでいる作品の方が 読み応えがあって好みです・・・ | ||||
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これほど中身のつまった濃い短編集は久しぶり。単なる殺人トリックではなく、もちろんそこに科学がからんでくるわけだが、推理小説の要素と登場人物たちの心理描写と科学の面白さ。短いページの間にこれだけのものがつまっている。実にすばらしい短編集だと思う。 また、「人の心も科学です。とてつもなく奥深い。」という湯川の台詞が印象的だった。人の心の奥深さもわかるからこそ、科学者としても一流なんだと思う。人間味を増してさらに魅力的になった湯川准教授、これからもずっとこのシリーズを続けてほしいと思う。しかし、ネタを考えるのも、調査をするのも大変だろうなあ。 | ||||
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東野圭吾さんの作品はいつも読みやすくて 助かってます。 かといってつまらないわけでもなく、読者 側への配慮はあるので、毎回楽しく読ませ てもらえます。 作者の本は過去のものも読み出しましたが ますますファンになっていってます(笑) | ||||
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東野圭吾さんによるガリレオシリーズ。 内容的に草薙の発言から(母子に関して)容疑者Xの献身の後であることが分かります。 本書では短編が5つ掲載されてます。 ガリレオの苦悩というタイトルと最も合っていたのは2つ目の操作るだったかな。 恩師の犯行を察し、なお苦悩する姿は容疑者Xの献身の時とダブった感じがありました。 科学的要素の絡む小説内容であるのは斬新。 著者の東野健吾さんも大阪府立大学工学部卒というのも影響しているのだろうか。 前回東野圭吾さんの秘密を読んだのですけど、それと比べると読後感もすっきりしている。 湯川学の発したメッセージが印象的であるのも特徴。 帯に掲載されていた数々の言葉が良い。書き上げてみたい。 科学を殺人の道具に使う人間は許さない。―絶対に。 落下る アイデアがあるなら試せばいい。価値のない実験なんかない 操作る 人の心も科学です。とてつもなく奥深い 密室る 人間が生み出した謎を解くには、人間のことを知っておく必要がある 指標す 神秘的なものを否定するのが科学の目的じゃない 撹乱す 魔法なんてものは、この世に存在しない | ||||
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『ガリレオの苦悩』の待望の文庫化。購入して読了しました。 ガリレオシリーズ第4弾です。 最も大きな変化点は、テレビ版の内海薫の登場ですね。 柴咲コウがやってる役とは、微妙に違う雰囲気を感じましたが。 今回も期待を裏切らない内容だと思います。及第点でしょうね。 この『ガリレオの苦悩』では、トリックの追求というよりは、人間ドラマに比重を置いていたように感じました。 5つの短編からなるもので、今後のガリレオシリーズもこの形で行くみたいですね。 最初の2編「落下る(おちる)」「操縦る(あやつる)」は、テレビのスペシャルドラマを小説化したものでした。 5つの中では、トリの「撹乱す(みだす)」が一番面白かったです。 東野さん的にも、そう思ったからトリに持ってきたんだろうと思います。 東野圭吾さんは、量産体制にある売れっ子ミステリー小説家です。 ただこれまでは、シリーズ物ではなくて、単発読み切りが多かったように思います。 東野さんが今後、このガリレオシリーズをどう育てていくかは分からないですけど。 私としては、期待したい所ではあります。 そしてまた、フジテレビで「ガリレオseason2」をやってほしいものです。 単発特番ドラマ「ガリレオ 撹乱す(みだす)」かもしれないですけど。 | ||||
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「操縦る」を読んだときに、古畑任三郎「再会」を連想した。 再会は、津川雅彦演じる古い友人との心温まる話であり、殺人事件とならない古畑任三郎シリーズの中で希少な作品である。この操縦るは、殺人は起るが最後は心温まるものが我々に残る。推理という枠を超えた話となっている。秀作である。それに比べて、他の作品はいま一つ弱い。最後にある「攪乱す」の犯人は一見傑作「容疑者Xの献身」の石神を連想させるが、程度があまりにも低い相手であり物足りない。 | ||||
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ガリレオシリーズの短編集です。内海刑事が登場し純粋にドラマの福山雅治や柴崎コウをイメージしながら読むことができます。科学的なトリックは、よくわかりませんが、どの話も大変読みやすいストーリーとなっておりストレスなく読み進めます。謎解きと湯川と内海刑事の掛け合いなど十分に楽しめる内容でした。個人的な満足度は100点満点中87点です。(^-^) | ||||
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東野圭吾さんのシリーズで新刊を買ったのですから問題なく良いに決まってますよね! 次も楽しみです。 | ||||
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ドラマを見て以来のガリレオシリーズのファンです。 今回は短編5話が収録されています。 それぞれ怪奇な事件が発生し、それを物理学に基づいて解決していくという基本は変わりません。 ただ、今回の場合は湯川教授の知り合いに関する事件も多く、人間的な側面も見ることができます。 ドラマを見たのが先立ったため、湯川准教授と福山雅治が重なってしまいますが、非常にリアルに想像できます。 すべての話が面白くて、一気に読み終わりました。 | ||||
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東野氏のガリレオシリーズ。短編が数話で構成されている。 今回から、草薙刑事の部下の女性"内海薫"が加わり、ガリレオ(湯川氏)とのコンタクトは、この薫氏が担っている。 当初のガリレオに近い短編作で、動機付けなどの複雑な背景ではなく、科学的に実現できるかどうかをガリレオと薫氏を中心に証明していくストーリーが楽しめる。 お手軽な一冊としてお勧めします。 | ||||
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ずいぶん昔に前作を読んだきり、しばらくぶりにこれを読みました。 福山主演のドラマや映画を見てしまったせいか、湯川先生のイメージがカッコいいカタブツで出来上がってしまっていたのですが、これを読んで、私はこっちの湯川先生のほうが好きだーと思ってしまいました。 第一章は、本当にリアリティを感じてしまって、しかも笑えます。そうですよね、多分実際にはこんなかんじになるでしょう。。茶目っ気たっぷりの先生がカワイイです。 第二章は、犯人とトリック自体はあまり驚きませんでしたが、その背景にあるものと話の構成がおもしろい。人の心も科学です。なあるほど。 第三章は、とてもリアリティのあるシチュエーションでおもしろいです。悲しいけれど、さっぱりする清々しいお話。湯川先生がウンチクは垂れるが味音痴って…白髪って…(笑) 第四章は、ダウジングですよ。どうやって終息させるんだろうと思いつつどきどきしましたが…最後の終わりかたは良いですね。 第五章は、うってかわって大がかりなものに…これはこれでスリリングですね。「人間としての評判はともかく」は笑えます。 | ||||
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物理学者 湯川学シリーズの第4弾である。 私は医師なので、基本的な頭の構造が理系である。そのためか、理系出身の推理小説家である東野圭吾の小説をよく読ませてもらっている。 1章完結の話が5章で1冊の本となっている。個人的には湯川本人を標的にした第5章が最も面白いと思う。第1章と第2章はすでにドラマ化されており、テレビを見た人は要注意である。実際私はドラマの方を先に見てしまい、結論を知っていたので、面白さは半減であったが、ドラマとの違いも探しながら読んだので、それなりに楽しかった。 理系の人には湯川学シリーズはお勧めです。 | ||||
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東野のガリレオ先生シリーズの第4弾。今回は短編集だ。 例によって、オカルトじみた事件が発生し、警視庁からガリレオ先生こと湯川准教授に相談が…という例の流れである。主要登場人物として、警視庁の切れ者新人女性刑事が登場するのが、今回のアクセントになっている。 収録作の中でも、巻末の「撹乱す」がなかなか良い。部分的に倒叙形式をとっているのと、そもそも使われているトリック(というか道具立て)が、ミステリとしては奇想天外、エンジニアリングとしてはある意味納得感バリバリ、というもの。本格ミステリが好きな読者からは、なんじゃいこのトリック、などと言われるかもしれないが、エンジニアな人が読むとえぇーと思いながらも納得してしまう内容だ。そしてまた犯人の動機が奮っている。まぁ、確かにそういう状況ってよくあるよね、というものなのだ(そんなので恨まれていたら命がいくつあっても足りないが)。 ともあれ、ガリレオシリーズをこれまで楽しんできた人には、この作品も確実にお勧め。ぜひ。 | ||||
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