ウィンブルドン

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ウィンブルドンの評価:

4.75/5点 レビュー 12件。 A ランク

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平均点4.75pt

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全25件 21〜25 2/2ページ
No.5
(4pt)

スポーツの興奮と脅迫劇のサスペンスの巧みな融合

ミステリの中にスポーツを取り入れる趣向はクィーンが短篇でしばしば試みているが、本作はテニスの聖地ウィンブルドンを舞台に、スポーツの熱戦をより濃密に描き、しかも脅迫劇によるサスペンス性は充分、おまけに友情小説の趣向を取り入れるという贅沢さ。

主人公はオーストラリアのキングと旧ソ連のツァラプキン(後に亡命する)。二人はライバルなのだが、いつしか友情を感じるようになる。先の亡命話もキングが手を貸そうとするくらいだ。その二人がウィンブルドンの決勝のセンター・コートで合い間見える事になる。ところが一方で脅迫状が届き、要求を飲まなければ観戦中の女王と試合の勝者を殺害するというのだ。二人の真剣勝負と捜査状況がカットバックで描かれ、いやが上にも緊迫感が高まる。巧みなストーリー展開と言える。

テニスの発祥の地イギリスでも聖地とされるウィンブルドンを舞台にして、二人の若者の友情と激しい戦いを脅迫劇を背景として描いた贅沢なサスペンス小説の傑作。
ウィンブルドン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウィンブルドン (新潮文庫)より
4102191011
No.4
(4pt)

白熱のスポーツミステリ

テニスの世界四大大会の中でも最も格式が高いといわれるイギリス ウィンブルドン大会。その男子シングルス決勝に残ったのは、ロシア出身の若手のホープとオーストラリア出身の世界ランク2位の強豪。親友どうしの二人の白熱した試合の影では、観戦に訪れた女王陛下暗殺の陰謀が進んでいた。
これはおもしろい!!テニスの決勝戦の試合と暗殺事件が交互に書かれていて、どちらも手に汗握る展開、ではあるのですが、読みすすめるうちにテニスの試合のほうがより気になってきて、間に挟まる暗殺事件を読むのがもどかしくさえ感じてしまいます。もちろん、試合と事件の二つを少しずつ書いていくことでサスペンス感が盛り上がっているのですが、たとえ事件がなかったとしても、一級のスポーツ小説として通用するでしょう。
それにしても、決勝戦を戦う二人のなんとイキイキと描かれていることか。流れる汗、肩でつく息、臨場感タップリに迫ってきます。一つのことに本気になって汗を流す人の姿は美しい。ヒマがあると本読みばかりしてないで、タマには外に出て体を動かしてみようかな。
ウィンブルドン Amazon書評・レビュー: ウィンブルドンより
4105133012
No.3
(4pt)

白熱のスポーツミステリ

テニスの世界四大大会の中でも最も格式が高いといわれるイギリス ウィンブルドン大会。その男子シングルス決勝に残ったのは、ロシア出身の若手のホープとオーストラリア出身の世界ランク2位の強豪。親友どうしの二人の白熱した試合の影では、観戦に訪れた女王陛下暗殺の陰謀が進んでいた。
これはおもしろい!!テニスの決勝戦の試合と暗殺事件が交互に書かれていて、どちらも手に汗握る展開、ではあるのですが、読みすすめるうちにテニスの試合のほうがより気になってきて、間に挟まる暗殺事件を読むのがもどかしくさえ感じてしまいます。もちろん、試合と事件の二つを少しずつ書いていくことでサスペンス感が盛り上がっているのですが、たとえ事件がなかったとしても、一級のスポーツ小説として通用するでしょう。
それにしても、決勝戦を戦う二人のなんとイキイキと描かれていることか。流れる汗、肩でつく息、臨場感タップリに迫ってきます。一つのことに本気になって汗を流す人の姿は美しい。ヒマがあると本読みばかりしてないで、タマには外に出て体を動かしてみようかな。
ウィンブルドン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウィンブルドン (新潮文庫)より
4102191011
No.2
(5pt)

ヴィサリオン・ツァラプキン

オーストラリアのテニス世界ランキング2位、ゲイリー・キングと、ロシアの天才テニスプレイヤー、ヴィサリオン・ツァラプキンの物語。二人は出会い、まるで本当の兄弟のような友情を結ぶ。そして、ツァラプキンのロシアからの亡命。二人はいつしか最大のライバル同士となります。そのクライマックスは、ウィンブルドンの決勝戦。その決勝戦に脅迫状が届けられる。その要求を呑まなければ、観戦中の女王と、試合の勝者を抹殺する。と ・・・  そこから、決勝戦での二人の迫真のプレイ描写、迫真のサスペンスが始まります。テニスなんかがサスペンス小説の素材なんかになるわけがない。・・・ とんでもありません。一級のサスペンス小説、一級のスポーツ小説がここにあります。そして、ヴィサリオン・ツァラプキン、特別、魅力的なそのキャラクター。
ウィンブルドン Amazon書評・レビュー: ウィンブルドンより
4105133012
No.1
(5pt)

ヴィサリオン・ツァラプキン

オーストラリアのテニス世界ランキング2位、ゲイリー・キングと、ロシアの天才テニスプレイヤー、ヴィサリオン・ツァラプキンの物語。二人は出会い、まるで本当の兄弟のような友情を結ぶ。そして、ツァラプキンのロシアからの亡命。二人はいつしか最大のライバル同士となります。そのクライマックスは、ウィンブルドンの決勝戦。その決勝戦に脅迫状が届けられる。その要求を呑まなければ、観戦中の女王と、試合の勝者を抹殺する。と ・・・  そこから、決勝戦での二人の迫真のプレイ描写、迫真のサスペンスが始まります。テニスなんかがサスペンス小説の素材なんかになるわけがない。・・・ とんでもありません。一級のサスペンス小説、一級のスポーツ小説がここにあります。そして、ヴィサリオン・ツァラプキン、特別、魅力的なそのキャラクター。
ウィンブルドン (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ウィンブルドン (新潮文庫)より
4102191011