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偽偽満州



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【この小説が収録されている参考書籍】
偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)

偽偽満州の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

読後感が不思議と良いのが、志麻子さんの魅力の一つ

退廃的でエロチックで人生転落していくのに女の情念 なのかそれが不思議と
心地よいような気にさえなってしまう。

最初の頃の岡山シリーズの雰囲気が感じられる作品です。
偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)Amazon書評・レビュー:偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)より
4087746844
No.2:
(4pt)

独特の世界

岩井志麻子の独特の世界をかもし出しています。岡山弁も相変わらずです。後半部分、前半の展開に比べて、少々雑な感じがしましたが、それも、岩井志麻子の世界なのかも? 
 狂気の匂いもする暗さが、鮮やかな色彩の中で際立っています。
 自称活字中毒の私のお勧めです。
 蛇足ですが、岡山北部の貧困と残酷なまでの暗さが、岩井作品には、よく登場しますが、住まわれてる方気分悪くしてないかな?!
偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)Amazon書評・レビュー:偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)より
4087746844
No.1:
(4pt)

匂いたつ悪夢

ご存知の方も多いと思いますが、作者の岩井さんは「シベリア超特急3」という映画で満州帰りの女郎を演じています。
おそらくはそこから発想を得て書かれた小説ではないか、と勝手に思っておりますが。
うまい。
本当に岩井さんは読ませます。逃げた情夫を求めて大陸を彷徨する主人公。
かわった娼館にたどり着き、そこで男に無上の快楽をもたらす・・・
纏足のシナ娘の退廃的な魅力も味わってください。
戦後のことは書かれていませんが、きっと彼女はしたたかに生き抜いたのではないか、と思います。
偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)Amazon書評・レビュー:偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)より
4087746844

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