(短編集)

どんがらがん

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

どんがらがんの評価:

3.69/5点 レビュー 13件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(4pt)

空気のいい小説

正直に言って、ストーリーが面白いかって訊ねられると僕は首をかしげたくなる。
つまんなくはないけど、特別面白くもない。全編通してそんな感じ。

だけど独特の雰囲気がある。
文体と会話文と背景の描写とが、この人の目に見えていた世界をくっきりと作り上げているのだ。
僕の場合、どんな小説も本を閉じた瞬間からさらさらーっと頭の中から出て行ってしまうのだけど、たまに読んだ後もしっかり印象が残っているものがあって、この小説はまさにそれなのだ。

僕は物語の盛り上がりとかよりも、空気を感じたいっていう方なので、この作品は僕の好みにマッチしている。
従って星4つだけど、ストーリーやわあっと驚くプロット派の方だと、そんなに楽しめないかもしれないと思った。
どんがらがん (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: どんがらがん (奇想コレクション)より
4309621872
No.5
(5pt)

ナポリの痛み

収録されている16編、そのどれもが独自の世界観を内包しているように思います。
「どんがらがん」を読んで、
久々に素晴らしい作品に出会えたという満足感を得ることが出来ました。
もっとも好きな作品は「ナポリ」です。
読み終えたあと、鳥肌が立ちました。
1年経った今でも「ナポリ」に感じた畏怖心は変わりません。
アヴラム・デイヴィッドスンという素晴らしい作家のBESTは
この中にあるように思います。

ご覧になることはないと思いますが……
殊能将之さん、本当にありがとうございます。
どんがらがん (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: どんがらがん (奇想コレクション)より
4309621872
No.4
(3pt)

もはや

難解、というか、作者が何を書きたいのかさっぱりな話が半分くらいある。ここまでくると、わけのわからさが美徳のように思えて不思議。

 決して読みやすくはないのだけれど、みょうな面白さがある。
どんがらがん (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: どんがらがん (奇想コレクション)より
4309621872
No.3
(4pt)

もっと読みたい

Amazonのレビュー(翻訳者が有名どころぞろい、という内容の)を読んで読もうと思った。おもしろかった。ただ、私が未熟な読者のせいか、落ちがなかなかわからない話もあった。アヴラム・デイヴィッドスンの文章は翻訳しづらい、翻訳者泣かせとのことだが、ぜひ、他の作品も紹介してほしい(SFは、あまり売れないだろうけど)特に未訳の長編が読んでみたい。
どんがらがん (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: どんがらがん (奇想コレクション)より
4309621872
No.2
(1pt)

邦題改変に反対!

このたび、異能作家アヴラム・デイヴィッドスンの短編集、「どんがらがん」が河出書房新社の”奇想コレクション”の一冊として出版されました。

 が、そこでは作家の重大作、”Or All the Seas with Oysters”の邦題が、長年にわたってSFファンが馴染んで来た「あるいは牡蠣でいっぱいの海」から「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」なる、座りの悪いものに改変されてしまっています。

 そのようなものにせねばならぬ必然性は特に感じられず、また、新邦題が日本語訳として特に適切であるとも思えません。むしろ、編者の自己満足や功名心から、このような改変がなされたとしか理解できないのです。このような愚挙を座視して良いのでしょうか?

 私はここに邦題改変に抗議するため、あえてこの作品集に最低点を献上いたします。内容については触れません。邦題を元に戻せ。話はそれからだ。
どんがらがん (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: どんがらがん (奇想コレクション)より
4309621872
No.1
(4pt)

どんがらがーん!

なんつー題名だ、と呆れて表題作を読んだら、これ以上はない題名でした。

何それ?と思った人は、すでに作者と訳者の術中です。ぜひご一読を。

河出書房新社「奇想コレクション」シリーズ最新にして最高の奇想短編集。

凝りに凝ったタイトル(『さもなくば海は牡蠣でいっぱいに』『尾をつながれた王族』『そして赤い薔薇一輪を忘れずに』etc)と、それを悉く裏切るぶっ飛んだ物語の数々。

超難解と世評に高い『ナポリ』を始め、どの作品も一筋縄ではいかないめくるめく言葉の洪水。無駄な抵抗はやめて、大人しく呑み込まれましょう。

でも、やっぱりわからないよぅ(笑)
どんがらがん (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: どんがらがん (奇想コレクション)より
4309621872