金色機械

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評判

金色機械の評価:

4.15/5点 レビュー 47件。 B ランク

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平均点4.15pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 21〜40 2/4ページ
No.47
(5pt)

ストーリーだけじゃない

何も目新しいアイテムは無いのに、こんな物語を語れるなんて・・・
やはり江戸時代に金色様を放り込んだというのがいいんだね。
見事な描写に絡まったストーリー・・・だけではなくて深いテーマが感じられる。
映像でも見たい作品。月日が経つほどに名作と言われる作品になるだろう。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.46
(5pt)

波乱万丈のSF時代劇

見つけてすぐに買ったのに、なぜか積読化していた。
掘り起こして読むとえらく面白かったので、得した気分だ。
作者の本はけっこう読んでいる。ホラーか幻想風味の中短編作家というイメージを持っていた。
最近は長編を精力的に書いているらしい。

遊郭の主人・熊悟朗の元に、妙齢の娘・遥香が面談にやってきた。
熊悟朗には殺気を予知する能力がある。この女は危険だ。
だが、遥香が「金色様」に導かれたとあっては、無視できない。実は遥香にも余人にはない能力があるのだ。

過去と現代を行きつ戻りつ、波乱万丈のストーリーが語られる。伝奇SF時代劇とでも言おうか。
解説に半村良の「妖星伝」に言及しているが、私はむしろ横山光輝の「魔界衆」を連想した。
プロットは本書のほうがずっと複雑だが、ありえない物を時代劇の枠に放り込む実験の面白さが共通している。

主要人物は三人だ。
親から逃げ出し、野盗見習いから遊郭の主人に昇りつめる熊悟朗。
医師の養女で、生命に関する不思議な力を持つ遥香。
そして数百年の時を経て老いることもなく、人の営みに手を貸す「金色様」。

暴力が支配し身分格差が当然とされる世界でも、よりよい明日のために今日を生きる人々の姿勢に大いに共感できる。主役はまっすぐで純粋な遥香なのだろうが、生きるために闇の世界に身を置く熊悟朗も魅力的だ。
「金色様」は人間以上の存在ではあるが、好き勝手な行動はできない。
ある論理に生まれたときから縛られているのだ。実にレトロSFファン泣かせのクールな奴だ。奴と言っては失礼か。

作者のセンスやアイデアは昔から高く評価していたが、こんな凄い長編を書いていたのか。
しばらくこだわってみよう。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.45
(5pt)

波乱万丈のSF時代劇

見つけてすぐに買ったのに、なぜか積読化していた。
掘り起こして読むとえらく面白かったので、得した気分だ。
作者の本はけっこう読んでいる。ホラーか幻想風味の中短編作家というイメージを持っていた。
最近は長編を精力的に書いているらしい。

遊郭の主人・熊悟朗の元に、妙齢の娘・遥香が面談にやってきた。
熊悟朗には殺気を予知する能力がある。この女は危険だ。
だが、遥香が「金色様」に導かれたとあっては、無視できない。実は遥香にも余人にはない能力があるのだ。

過去と現代を行きつ戻りつ、波乱万丈のストーリーが語られる。伝奇SF時代劇とでも言おうか。
解説に半村良の「妖星伝」に言及しているが、私はむしろ横山光輝の「魔界衆」を連想した。
プロットは本書のほうがずっと複雑だが、ありえない物を時代劇の枠に放り込む実験の面白さが共通している。

主要人物は三人だ。
親から逃げ出し、野盗見習いから遊郭の主人に昇りつめる熊悟朗。
医師の養女で、生命に関する不思議な力を持つ遥香。
そして数百年の時を経て老いることもなく、人の営みに手を貸す「金色様」。

暴力が支配し身分格差が当然とされる世界でも、よりよい明日のために今日を生きる人々の姿勢に大いに共感できる。主役はまっすぐで純粋な遥香なのだろうが、生きるために闇の世界に身を置く熊悟朗も魅力的だ。
「金色様」は人間以上の存在ではあるが、好き勝手な行動はできない。
ある論理に生まれたときから縛られているのだ。実にレトロSFファン泣かせのクールな奴だ。奴と言っては失礼か。

作者のセンスやアイデアは昔から高く評価していたが、こんな凄い長編を書いていたのか。
しばらくこだわってみよう。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.44
(5pt)

天才!

恒川さんの作品は決して「ホラー」ではありません。
なぜホラーの分類になるのか理解できません。
ただ一言、読み終わるのが惜しい作品です。
常々思います。恒川さんは天才だと・・・
ある意味、阿部公房さんに近いと思います。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.43
(5pt)

天才!

恒川さんの作品は決して「ホラー」ではありません。
なぜホラーの分類になるのか理解できません。
ただ一言、読み終わるのが惜しい作品です。
常々思います。恒川さんは天才だと・・・
ある意味、阿部公房さんに近いと思います。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.42
(5pt)

えにしが織りなす伝奇ロマンの大作

まるでジグソーパズルのようにあちらに飛び、こちらの時代に戻りして少しずつピースが埋まってきま
す。やがて大きな絵が見えて来て、あたかもタイムトラベルを楽しんでいる様な不思議な感覚を覚えま
す。えっ!このピースはそこに嵌るの? ならば彼女はもしかしたら・・・等々。

 奇妙な力を持つ二人の主人公の数奇な人生と、それに絡んでくる(スターウォーズのC-3POのような)
金色様が織りなす人の世の縁(えにし)。胸を締め付けられるような切なさがつのります。絵の完成が
近づくにつれ大いなる伝奇ロマンの名作が現れ、いつまでも余韻に浸っていたかった。 ★7つです‼
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.41
(5pt)

えにしが織りなす伝奇ロマンの大作

まるでジグソーパズルのようにあちらに飛び、こちらの時代に戻りして少しずつピースが埋まってくる。
やがて大きな絵が見えて来て、あたかもタイムトラベルを楽しんでいる様な不思議な感覚を覚える。
えっ!このピースはそこに嵌るの? ならば彼女はもしかしたら・・・等々。奇妙な力を持つ二人の主
人公の数奇な人生と、それに絡んでくる(スターウォーズのC-3POのような)金色様が織りなす人の世
の縁(えにし)。胸を締め付けられるような切なさがつのる。絵の完成が近づくにつれ大いなる伝奇ロ
マンの名作が現れ、いつまでも余韻に浸っていたかった。 ★7つです‼
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.40
(5pt)

伝奇作品を読みたい時にオススメの作品です

『ヘブンメイカー(スタープレイヤー2)』が神作だった恒川光太郎さんの貴重な長編作品。(基本的に短編集が得意な作家さんなので)
執筆順番は今作品→『スタープレイヤー』→ 『ヘブンメイカー(スタープレイヤー2)』 となるのも頷ける作りで、
今作品から膨らんだ要素が 『スタープレイヤー』に化け、そこから今作品で未消化の善悪とは?というテーマを、『ヘブンメイカー』で完全に昇華させたんだなと思いました。

内容としては、数百年前?に日本に降りてきた金色機械が、様々な人間と関わりながら終焉へ至る様を描いた物語であり、様々な人たちがそれぞれの立場で必死に生き抜く姿に心を打たれ、魅了されるばかりでした!
特に遥香と厳信の生き様は圧巻に感じましたし、金色様も見事で感服しましたし、ラストも素晴らしい締め方で大満足!

個人的に時代物作品は、幼少期に親の影響で様々な時代劇を見せられたり、10歳まで倉敷の美観地区近辺に住んでいた影響もあり、時代物というだけで心が落ち着きつつもはしゃいでしまうジャンルですが、
そんなはしゃぎを、上手く数百年の一代絵巻としてまとめてくれた名作でした!
伝奇作品を読みたい時にオススメの作品ですし、
併せて『ヘブンメイカー』は誰にでもオススメです(^-^*)/
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.39
(5pt)

伝奇作品を読みたい時にオススメの作品です

『ヘブンメイカー(スタープレイヤー2)』が神作だった恒川光太郎さんの貴重な長編作品。(基本的に短編集が得意な作家さんなので)
執筆順番は今作品→『スタープレイヤー』→ 『ヘブンメイカー(スタープレイヤー2)』 となるのも頷ける作りで、
今作品から膨らんだ要素が 『スタープレイヤー』に化け、そこから今作品で未消化の善悪とは?というテーマを、『ヘブンメイカー』で完全に昇華させたんだなと思いました。

内容としては、数百年前?に日本に降りてきた金色機械が、様々な人間と関わりながら終焉へ至る様を描いた物語であり、様々な人たちがそれぞれの立場で必死に生き抜く姿に心を打たれ、魅了されるばかりでした!
特に遥香と厳信の生き様は圧巻に感じましたし、金色様も見事で感服しましたし、ラストも素晴らしい締め方で大満足!

個人的に時代物作品は、幼少期に親の影響で様々な時代劇を見せられたり、10歳まで倉敷の美観地区近辺に住んでいた影響もあり、時代物というだけで心が落ち着きつつもはしゃいでしまうジャンルですが、
そんなはしゃぎを、上手く数百年の一代絵巻としてまとめてくれた名作でした!
伝奇作品を読みたい時にオススメの作品ですし、
併せて『ヘブンメイカー』は誰にでもオススメです(^-^*)/
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.38
(5pt)

諸行無常

恒川さんのファンなので、期待をもって購入しました。結果、期待を裏切らない作品でした。
どんな物語にも終わりがある。生きていた人たちは皆去り、全てが過去のものとなっていく。この壮大な物語も、いつかは誰もが忘れ去る。そしてその連綿と続く流れが歴史となる。そんな当たり前が少し寂しく、同時に尊いことだと感じました。
恒川作品を読んだことのない方にも胸を張ってお勧めする一作です。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.37
(5pt)

諸行無常

恒川さんのファンなので、期待をもって購入しました。結果、期待を裏切らない作品でした。
どんな物語にも終わりがある。生きていた人たちは皆去り、全てが過去のものとなっていく。この壮大な物語も、いつかは誰もが忘れ去る。そしてその連綿と続く流れが歴史となる。そんな当たり前が少し寂しく、同時に尊いことだと感じました。
恒川作品を読んだことのない方にも胸を張ってお勧めする一作です。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.36
(5pt)

江戸の世でC-3POが大暴れする話。

もはやそうとしか言いようがない。
協会賞受賞作品。
話はめちゃくちゃ面白い。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.35
(5pt)

江戸の世でC-3POが大暴れする話。

もはやそうとしか言いようがない。
協会賞受賞作品。
話はめちゃくちゃ面白い。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.34
(4pt)

上手く数百年の一代絵巻としてまとめてくれた名作でした!

時は江戸。とある大遊廓の創業者・熊悟朗は、人が抱く殺意の有無を見抜くことができた。
ある日熊悟朗は手で触れるだけで生物を殺せるという女性・遙香と出会う。
謎の存在「金色様」に導かれてやってきたという遙香が熊悟朗に願ったこととは―?
壮大なスケールの時代伝奇作品。

『ヘブンメイカー(スタープレイヤー2)』が神作だった恒川光太郎さんの貴重な長編作品。(基本的に短編集が得意な作家さんなので)
執筆順番は今作品→『スタープレイヤー』→ 『ヘブンメイカー(スタープレイヤー2)』 となるのも頷ける作りで、
今作品から膨らんだ要素が 『スタープレイヤー』に化け、そこから今作品で未消化の善悪とは?というテーマを、『ヘブンメイカー』で完全に昇華させたんだなと思いました。

内容としては、数百年前?に日本に降りてきた金色機械が、様々な人間と関わりながら終焉へ至る様を描いた物語であり、様々な人たちがそれぞれの立場で必死に生き抜く姿に心を打たれ、魅了されるばかりでした!
特に遥香と厳信の生き様は圧巻に感じましたし、金色様も見事で感服しましたし、ラストも素晴らしい締め方で大満足!

個人的に時代物作品は、幼少期に親の影響で様々な時代劇を見せられたり、10歳まで倉敷の美観地区近辺に住んでいた影響もあり、時代物というだけで心が落ち着きつつもはしゃいでしまうジャンルですが、
そんなはしゃぎを、上手く数百年の一代絵巻としてまとめてくれた名作でした!
伝奇作品を読みたい時にオススメの作品ですし、
併せて『ヘブンメイカー』は誰にでもオススメです(^-^*)/
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.33
(5pt)

これは傑作です!

恒川光太郎のファンとしては,この作品は少し異質の部類に入ると認識しています。でも,ストーリーが秀逸で,登場する金色機械もシュールでかっこいいです。読んでる内に中身に没頭して最後は,読み足りなさを感じてしまいました。続編がでることを期待しています。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.32
(5pt)

これは傑作です!

恒川光太郎のファンとしては,この作品は少し異質の部類に入ると認識しています。でも,ストーリーが秀逸で,登場する金色機械もシュールでかっこいいです。読んでる内に中身に没頭して最後は,読み足りなさを感じてしまいました。続編がでることを期待しています。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.31
(5pt)

SF的な設定でありながら、歴史的な背景もしっかりあって、面白く一気読みできました。

SF的な設定でありながら、歴史的な背景もしっかりあって、面白く一気読みできました。

結果的に遥香の目的が達成されるストーリーには裏切られず、最後まで好奇心をもって読み進めることができました。

大きな世の中の出来事であっても、時が過ぎれば、ただの昔話となるという、流れる時間的感覚がさっぱりした読了感に繋がるのだと思いました。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.30
(4pt)

異世界描写の名手・恒川光太郎による伝奇時代小説

恒川光太郎が描く異世界は非常に魅力的である。しかも、語り口が三人称からいつの間にか一人称へ移るという独特の文章展開が、読むほうには心地よく感じられる。世界観、ストーリー、そして文章の操りかたの巧さという三拍子がそろった作家である。短編はいずれも読後感がよく、どれもお勧めだ。

本書は、そんな恒川光太郎の長編小説である。時代設定は1700年半ばの江戸時代。これまで読んだ恒川作品とは違い、「人外の異世界」というのは出てこないが、「人外の存在」は出てくる。それがタイトル直球の「金色機械」だ。金色機械がどういう類いのものかは早々に明かされるが、ここでは触れないでおく。

決して面白くなかったわけではないが、これまでの恒川ワールドを期待して読むと肩すかしをくらうだろう。敢えて厳しく言えば、見劣りがするという評価すらあり得る。恒川作品は初めてという人なら違和感も落胆もないかもしれないが、どうせなら彼の短編集、それも初期のものを何冊か読んでみて欲しい。きっと本書とは比べものにならないワクワク感を体験できるだろう。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606
No.29
(5pt)

偶像劇

不思議な物語ですね。章ごとに時代も主人公も変わるのですが、段々と繋がりが見えてきます。全体の話の中心にいるのは金色機械という謎の存在です。登場人物はみな簡単に善悪で区別できない者ばかりで、様々な一面を持っています。みなそれぞれの立場で生きていて、それを淡々と描写しています。
金色機械 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 金色機械 (文春文庫)より
4167906090
No.28
(5pt)

偶像劇

不思議な物語ですね。章ごとに時代も主人公も変わるのですが、段々と繋がりが見えてきます。全体の話の中心にいるのは金色機械という謎の存在です。登場人物はみな簡単に善悪で区別できない者ばかりで、様々な一面を持っています。みなそれぞれの立場で生きていて、それを淡々と描写しています。
金色機械 Amazon書評・レビュー: 金色機械より
4163825606