ハーモニー

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評判

ハーモニーの評価:

4.16/5点 レビュー 253件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全394件 1〜20 1/20ページ
No.394
(5pt)

ハーモニーとは

日本が誇るSF長編です。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.393
(5pt)

ハーモニーとは

日本が誇るSF長編です。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.392
(5pt)

重いテーマを扱いながら、エンタメとしても極上

すごい小説を読んだな、というのが率直な感想。「人間と何か」を考えさせる、重いテーマを扱いながら、エンタテイメントとしても極上。同著者の「虐殺器官」も面白かったが、個人的にはそれ以上に衝撃的だった。日本を代表するSFのひとつだろう。
ホワイト社会を突き詰めたような、息苦しいほどに調和した社会で突然発生した集団自殺をめぐり、その謎と背景を解明していく。ディストピアSFであろうが、SFミステリの要素もあり、物語に引き込まれる。現代はホワイト社会化が進んでいるが、これを予言するような作品だと感じた。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.391
(5pt)

重いテーマを扱いながら、エンタメとしても極上

すごい小説を読んだな、というのが率直な感想。「人間と何か」を考えさせる、重いテーマを扱いながら、エンタテイメントとしても極上。同著者の「虐殺器官」も面白かったが、個人的にはそれ以上に衝撃的だった。日本を代表するSFのひとつだろう。
ホワイト社会を突き詰めたような、息苦しいほどに調和した社会で突然発生した集団自殺をめぐり、その謎と背景を解明していく。ディストピアSFであろうが、SFミステリの要素もあり、物語に引き込まれる。現代はホワイト社会化が進んでいるが、これを予言するような作品だと感じた。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.390
(5pt)

先に虐殺器官を読んだ方が吉

虐殺器官を含むネタバレ有の評なので、未読の方は注意。

表題の通り世界観としては虐殺器官の後年を描いた作品。
テーマや内容としても虐殺器官で語られていた内容を更に推し進め、
突き詰めた内容になっている為、先に虐殺器官を読んでいた方が判りやすい。

虐殺器官のラストに於いて、あっちの主人公が引き起こした現象が世界を荒廃かつ一変させ、
また人類に生得的に備わった危険な性質が世界中に暴露されてしまった。

その事実への怖れは他者の生き方からメンタルの有り様、考え方まで極端に監視し管理する。
虐殺器官で危惧されていた管理社会への懐疑や嫌悪、それをより突き詰めた代物になっている。
しかもそれはもう社会に根付いて、切除不可能なレベルで浸透しているという世界観。

この本では善意や思いやりで押しつぶすみたいな書き方をしているが、
個人的には此処は少しずれてると思う。そういう人もゼロじゃないけど多数派ではたぶんない。
正しさの名の元に、他者に物申す行為そのものが脳への報酬足りえるので、其処に善意はいらない。

正義マンや不倫炎上など、またはホワイト社会などと形容される流れがそれに相当する。
書かれた時期から、タバコに対する社会の扱いに対してが、
たぶん本書を書く切っ掛けの一つかもなと思ったりもする。

まあ何にせよ、正しい事以外は許容せず排斥し、自由が失われていく社会の果てとして、
心身ともに健康であらねばならない社会が到来し、その究極は思い悩む自我そのものが不要。
我思うゆえに我あり、の我の喪失こそが行きつく先だよなあというのが本書のラスト。

何処までが本当の自分だ? という前作の葛藤は少し古いなとか思っていたが、
やはりここら辺まで判った上で書いてたんだなと本書を読んで納得した。

人間より優れたAIが人間の仕事を根こそぎ奪う時代に於いて、人間はどうすればいいの?
という問いに対して、ある人曰く、面白く間違う事が人間の仕事だと言っていた。

人間らしさとは究極間違う部分にこそあり、本書のタイトルのハーモニーに準じて言うなら、ノイズこそ人である。でもそれは正しくないのでこのままだと取り除かれて、無くなっていくんじゃないの? 正しくないものや間違いへの意識を少し変えた方がいいんじゃないの? みたいな作者の皮肉というか呟きが本書なのかなと。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.389
(5pt)

先に虐殺器官を読んだ方が吉

虐殺器官を含むネタバレ有の評なので、未読の方は注意。

表題の通り世界観としては虐殺器官の後年を描いた作品。
テーマや内容としても虐殺器官で語られていた内容を更に推し進め、
突き詰めた内容になっている為、先に虐殺器官を読んでいた方が判りやすい。

虐殺器官のラストに於いて、あっちの主人公が引き起こした現象が世界を荒廃かつ一変させ、
また人類に生得的に備わった危険な性質が世界中に暴露されてしまった。

その事実への怖れは他者の生き方からメンタルの有り様、考え方まで極端に監視し管理する。
虐殺器官で危惧されていた管理社会への懐疑や嫌悪、それをより突き詰めた代物になっている。
しかもそれはもう社会に根付いて、切除不可能なレベルで浸透しているという世界観。

この本では善意や思いやりで押しつぶすみたいな書き方をしているが、
個人的には此処は少しずれてると思う。そういう人もゼロじゃないけど多数派ではたぶんない。
正しさの名の元に、他者に物申す行為そのものが脳への報酬足りえるので、其処に善意はいらない。

正義マンや不倫炎上など、またはホワイト社会などと形容される流れがそれに相当する。
書かれた時期から、タバコに対する社会の扱いに対してが、
たぶん本書を書く切っ掛けの一つかもなと思ったりもする。

まあ何にせよ、正しい事以外は許容せず排斥し、自由が失われていく社会の果てとして、
心身ともに健康であらねばならない社会が到来し、その究極は思い悩む自我そのものが不要。
我思うゆえに我あり、の我の喪失こそが行きつく先だよなあというのが本書のラスト。

何処までが本当の自分だ? という前作の葛藤は少し古いなとか思っていたが、
やはりここら辺まで判った上で書いてたんだなと本書を読んで納得した。

人間より優れたAIが人間の仕事を根こそぎ奪う時代に於いて、人間はどうすればいいの?
という問いに対して、ある人曰く、面白く間違う事が人間の仕事だと言っていた。

人間らしさとは究極間違う部分にこそあり、本書のタイトルのハーモニーに準じて言うなら、ノイズこそ人である。でもそれは正しくないのでこのままだと取り除かれて、無くなっていくんじゃないの? 正しくないものや間違いへの意識を少し変えた方がいいんじゃないの? みたいな作者の皮肉というか呟きが本書なのかなと。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.388
(5pt)

ディストピアとして描かれているけど個人的には素晴らしい世界に思えた。

病気を克服し人々が管理された優しい世界。
ディストピアとして描かれているけど個人的には素晴らしい世界に思えた。
結末は歓迎できない驚きのものだった。
著者が若くして亡くなってしまっているのは本当に残念。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.387
(5pt)

ディストピアとして描かれているけど個人的には素晴らしい世界に思えた。

病気を克服し人々が管理された優しい世界。
ディストピアとして描かれているけど個人的には素晴らしい世界に思えた。
結末は歓迎できない驚きのものだった。
著者が若くして亡くなってしまっているのは本当に残念。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.386
(5pt)

残酷性を無くすことは不可能。じゃあどうする?

現代社会は残酷である。「虐殺」は集団内の結束を高める。虐殺は人命を奪うだけでなく生存者から未来を奪う。今なお残虐行為は無くならない。遠い未来のある日、認知能力の限界を超えた残虐性を体験した誰かが、この物語の主人公と同じ決断をするのかもしれない。この物語の主人公は全人類から意識を取り去ることを選択した。残虐性を無くすことを諦めて、残虐性を感じる心を無くすのである。意識とは何かという問題を別にすれば、史上稀に見る悲しい結末である。こうならないことを祈る。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.385
(5pt)

残酷性を無くすことは不可能。じゃあどうする?

現代社会は残酷である。「虐殺」は集団内の結束を高める。虐殺は人命を奪うだけでなく生存者から未来を奪う。今なお残虐行為は無くならない。遠い未来のある日、認知能力の限界を超えた残虐性を体験した誰かが、この物語の主人公と同じ決断をするのかもしれない。この物語の主人公は全人類から意識を取り去ることを選択した。残虐性を無くすことを諦めて、残虐性を感じる心を無くすのである。意識とは何かという問題を別にすれば、史上稀に見る悲しい結末である。こうならないことを祈る。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.384
(5pt)

医療が進歩した結果....

読んでて面白かった。何か考えさせられた一冊だった。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.383
(5pt)

医療が進歩した結果....

読んでて面白かった。何か考えさせられた一冊だった。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.382
(5pt)

いいほんです

オススメされて読みました。なんとなく気怠い感じの文調で、壮大なのにリラックスして読めました。オススメしてきた友人は「いい百合だよ、、、」としみじみ言っていました。ここで晒しときます。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.381
(5pt)

いいほんです

オススメされて読みました。なんとなく気怠い感じの文調で、壮大なのにリラックスして読めました。オススメしてきた友人は「いい百合だよ、、、」としみじみ言っていました。ここで晒しときます。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.380
(5pt)

素晴らしいだけに 今この時代、新作が読めないことが残念

「虐殺器官」よりもディテールや組み立てがしっかりし、読み物として完成していて著者の天才性が楽しめる。
ただ、予測不能な社会情勢の劇的な変化や、AIの進化による読み切れない部分がチラホラ見受けられるのは否めない。が、差しい引いても、見事なストーリーに依って ☆満点は充分に満たしている。

もし、現代社会をベースに著者が執筆するとしたらどんな作品を書かれただろうか?と、最近何故か頻繁に夢想してしまう。。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.379
(5pt)

素晴らしいだけに 今この時代、新作が読めないことが残念

「虐殺器官」よりもディテールや組み立てがしっかりし、読み物として完成していて著者の天才性が楽しめる。
ただ、予測不能な社会情勢の劇的な変化や、AIの進化による読み切れない部分がチラホラ見受けられるのは否めない。が、差しい引いても、見事なストーリーに依って ☆満点は充分に満たしている。

もし、現代社会をベースに著者が執筆するとしたらどんな作品を書かれただろうか?と、最近何故か頻繁に夢想してしまう。。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.378
(5pt)

おすすめのSF小説に挙げられていたので

たびたび挟まれるコードのような記述。
螺旋監察官という名称の職業など、なーんかかっこつけてるなぁ。という印象。
さらに作中の世界背景、登場人物の過去から現在の立ち位置、振る舞いなど終始
説明に近い記述ばかりで最初は正直あまり楽しんで読めていませんでした。

しかし物語が動き始めた途端、加速度的に面白く。

前半、丁寧すぎて退屈にすら思わせた人物描写が
全世界同時集団自殺の後に主人公が取る行動。首謀者の動機などに説得力を持たせています。

SFっぽさを出したかったのかな?などと勝手に思っていた
作中に散見されたコードのような記述も意味あるものとして生きてくる手法はお見事でした。

おすすめSF作品として挙げられていたので、はじめて著者の作品を拝読しましたが
確かにおすすめです。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.377
(5pt)

おすすめのSF小説に挙げられていたので

たびたび挟まれるコードのような記述。
螺旋監察官という名称の職業など、なーんかかっこつけてるなぁ。という印象。
さらに作中の世界背景、登場人物の過去から現在の立ち位置、振る舞いなど終始
説明に近い記述ばかりで最初は正直あまり楽しんで読めていませんでした。

しかし物語が動き始めた途端、加速度的に面白く。

前半、丁寧すぎて退屈にすら思わせた人物描写が
全世界同時集団自殺の後に主人公が取る行動。首謀者の動機などに説得力を持たせています。

SFっぽさを出したかったのかな?などと勝手に思っていた
作中に散見されたコードのような記述も意味あるものとして生きてくる手法はお見事でした。

おすすめSF作品として挙げられていたので、はじめて著者の作品を拝読しましたが
確かにおすすめです。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X
No.376
(5pt)

剥き出しの言葉

初めてこの本を読んだ時、虐殺器官ほど面白くはないな、と思った。多分高校生くらいの頃だったと思う。
10年以上経ち、改めて読み直すと作者の内面をそのまま抜き出したような言葉に頭をぶん殴られたような衝撃を受けた。
エンタメとしてはやはり虐殺器官の方がずっと面白いとは思うのだけれど、この本に並んでいる言葉は前作よりももっとずっと純度の高い。
今までの人生でそれなりに本を読んできたつもりではあるけれど、これほどまでにシンプルに「作者の気持ち」が書かれた本を読んだ覚えがない。
その言葉は純粋過ぎてある意味で暴力的なほどだ。あまり性能が良くないと自負している私の頭でも、伊藤計劃という一個人の見ていた世界、魂の表面が見えるのだから相当に暴力的に思える。
個人的には高校生くらいの多感な時期か、会社勤めを始めていくらか経って心が錆びつき始めたくらいの人に読んでほしい。
読んで、ぜひ自分の世界を「伊藤計劃」という世界に侵食されてみて欲しい。
唯一この本、というよりこの作者の欠点はもう決して伊藤計劃が書く新しい作品を読むことが出来ないということだろう。
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)より
415031019X
No.375
(5pt)

剥き出しの言葉

初めてこの本を読んだ時、虐殺器官ほど面白くはないな、と思った。多分高校生くらいの頃だったと思う。
10年以上経ち、改めて読み直すと作者の内面をそのまま抜き出したような言葉に頭をぶん殴られたような衝撃を受けた。
エンタメとしてはやはり虐殺器官の方がずっと面白いとは思うのだけれど、この本に並んでいる言葉は前作よりももっとずっと純度の高い。
今までの人生でそれなりに本を読んできたつもりではあるけれど、これほどまでにシンプルに「作者の気持ち」が書かれた本を読んだ覚えがない。
その言葉は純粋過ぎてある意味で暴力的なほどだ。あまり性能が良くないと自負している私の頭でも、伊藤計劃という一個人の見ていた世界、魂の表面が見えるのだから相当に暴力的に思える。
個人的には高校生くらいの多感な時期か、会社勤めを始めていくらか経って心が錆びつき始めたくらいの人に読んでほしい。
読んで、ぜひ自分の世界を「伊藤計劃」という世界に侵食されてみて欲しい。
唯一この本、というよりこの作者の欠点はもう決して伊藤計劃が書く新しい作品を読むことが出来ないということだろう。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) Amazon書評・レビュー: ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
415208992X