(短編集)

中国行きのスロウ・ボート

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評判

中国行きのスロウ・ボートの評価:

4.40/5点 レビュー 77件。 C ランク

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平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全226件 101〜120 6/12ページ
No.126
(5pt)

午後の最後の芝生

は、間違いなく傑作だ…理由は解らないけど、読み返すのはこの話だけである。
名画のようなピンと張った空間…何も起こらないのにとても面白い。。
春樹の最高傑作だと思うし、色あせない。。
先頃、亡くなられた安西水丸さんの表紙も美しく秀逸。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.125
(4pt)

また良い短編に出会えた。そういうことだ。

村上春樹、珠玉の初期短編集。
初さを感じた。春樹氏の短編集は名作揃いであり、この作品は今後の成熟や深みへと繋がるものである。
どの作品も、読後の空白や余韻みたいなものを読者に与えてくれる。それは走り抜けた後の青春のような、心地よくも切ない余韻である。
なかでも、「土の中の彼女の小さな犬」は独特のミステリアスな情景があり、僕はこういう作品を描いてこそ、彼の文才、タッチが活かされると思う。
「シドニーのグリーンストリート」では羊男が登場する。春樹作品ファンの僕は、思わず興奮してしまった。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.124
(4pt)

また良い短編に出会えた。そういうことだ。

村上春樹、珠玉の初期短編集。
初さを感じた。春樹氏の短編集は名作揃いであり、この作品は今後の成熟や深みへと繋がるものである。
どの作品も、読後の空白や余韻みたいなものを読者に与えてくれる。それは走り抜けた後の青春のような、心地よくも切ない余韻である。
なかでも、「土の中の彼女の小さな犬」は独特のミステリアスな情景があり、僕はこういう作品を描いてこそ、彼の文才、タッチが活かされると思う。
「シドニーのグリーンストリート」では羊男が登場する。春樹作品ファンの僕は、思わず興奮してしまった。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.123
(4pt)

また良い短編に出会えた。そういうことだ。

村上春樹、珠玉の初期短編集。
初さを感じた。春樹氏の短編集は名作揃いであり、この作品は今後の成熟や深みへと繋がるものである。
どの作品も、読後の空白や余韻みたいなものを読者に与えてくれる。それは走り抜けた後の青春のような、心地よくも切ない余韻である。
なかでも、「土の中の彼女の小さな犬」は独特のミステリアスな情景があり、僕はこういう作品を描いてこそ、彼の文才、タッチが活かされると思う。
「シドニーのグリーンストリート」では羊男が登場する。春樹作品ファンの僕は、思わず興奮してしまった。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.122
(5pt)

何度でも読みたくなる小説集です

もしもあなたが45歳以上で他に何もすることがなかったなら、わたしはこの短編集をおすすめします。20年くらい前の自分を思い出させてくれるに違いありません。そのころの空気を十分に吸い込んだリズミカルな文章は時間がたてばたつほどまた読みたくなります。私は村上さんの短編小説が大好きです。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.121
(5pt)

何度でも読みたくなる小説集です

もしもあなたが45歳以上で他に何もすることがなかったなら、わたしはこの短編集をおすすめします。20年くらい前の自分を思い出させてくれるに違いありません。そのころの空気を十分に吸い込んだリズミカルな文章は時間がたてばたつほどまた読みたくなります。私は村上さんの短編小説が大好きです。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.120
(5pt)

何度でも読みたくなる小説集です

もしもあなたが45歳以上で他に何もすることがなかったなら、わたしはこの短編集をおすすめします。20年くらい前の自分を思い出させてくれるに違いありません。そのころの空気を十分に吸い込んだリズミカルな文章は時間がたてばたつほどまた読みたくなります。私は村上さんの短編小説が大好きです。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.119
(1pt)

私には解らない

とても話題になっている作家さんなので、試しに読んでみましたが、私にはその良さが全く解りませんでした。村上春樹さんは、ナルシストなのでしょうか?有名な長編「ノルウェイの森」でも読めば、何らかの感動を得られるのかもしれませんが、今のところ、この方の小説を読む気にはなれません。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.118
(1pt)

私には解らない

とても話題になっている作家さんなので、試しに読んでみましたが、私にはその良さが全く解りませんでした。村上春樹さんは、ナルシストなのでしょうか?有名な長編「ノルウェイの森」でも読めば、何らかの感動を得られるのかもしれませんが、今のところ、この方の小説を読む気にはなれません。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.117
(1pt)

私には解らない

とても話題になっている作家さんなので、試しに読んでみましたが、私にはその良さが全く解りませんでした。村上春樹さんは、ナルシストなのでしょうか?有名な長編「ノルウェイの森」でも読めば、何らかの感動を得られるのかもしれませんが、今のところ、この方の小説を読む気にはなれません。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.116
(5pt)

不完全性定理

表題作「中国行きのスロウ・ボート」最後の2ページ。
「中国」を「真理」に置き換えて読んでみて下さい。
これは、ゲーデルの「不完全性定理」ですよ。
こんな美しい文章、滅多にないと思います。
村上春樹は、神経質ではない健やかな人(ホメてるんです)には、分かりづらいかもしれません。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.115
(5pt)

不完全性定理

表題作「中国行きのスロウ・ボート」最後の2ページ。
「中国」を「真理」に置き換えて読んでみて下さい。
これは、ゲーデルの「不完全性定理」ですよ。
こんな美しい文章、滅多にないと思います。
村上春樹は、神経質ではない健やかな人(ホメてるんです)には、分かりづらいかもしれません。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.114
(5pt)

不完全性定理

表題作「中国行きのスロウ・ボート」最後の2ページ。
「中国」を「真理」に置き換えて読んでみて下さい。
これは、ゲーデルの「不完全性定理」ですよ。
こんな美しい文章、滅多にないと思います。
村上春樹は、神経質ではない健やかな人(ホメてるんです)には、分かりづらいかもしれません。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.113
(5pt)

静かな観念たちの舞踏

初版が1980年だった本書は、村上春樹さんの短編集のうち最も古いものです。
本作品には、中国行きのスロウ・ボート、貧乏な叔母さんの話、ニューヨーク炭鉱の悲劇、カンガルー通信、午後の最後の芝生、土の中の彼女の小さな犬、シドニーのグリーン・ストリートの七篇が収録されています。

私にとって村上さんの作品の最大の魅力は、レトリックや比喩の上手さです。この短編集に、すでに村上春樹らしさがとても良く出ています。不思議で観念的なお話が多く、どう解釈するかは読者によって異なってくるでしょう。

以下はあくまで私の解釈です(ねたバレ注意)。

<中国行きのスロウ・ボート>から私が感じたのは、「居場所のない感覚」のようなものでした。「僕たちは何処にも行けるし、何処にも行けない(p50)」。ここで言う「中国」とは実際の中国ではなく、もっと観念的な「自分とは生涯関係ないであろう、どこか遠くの場所」の暗喩なのでしょう。そして「スロウ・ボートを待とう」という記述は、主人公の没主体性とパッシブな運命論的世界観のあらわれだと捉えました。

<貧乏な叔母さんの話>における「貧乏なおばさん」とは、「死ぬ前から名前が消えてしまっているタイプ(p62)」のことだと書かれています。そして「僕」の背中には「貧乏なおばさん」が張り付いている。しかしそれは「僕の背中からいつの間にか消え去って(p86)」いる。私はこの「貧乏なおばさん」のお話は、若いうちの「何者でもない」未分化な状態から、社会的に定義されうる「何者か」に分化していくプロセスのメタファーではないかと考えました。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.112
(5pt)

静かな観念たちの舞踏

初版が1980年だった本書は、村上春樹さんの短編集のうち最も古いものです。
本作品には、中国行きのスロウ・ボート、貧乏な叔母さんの話、ニューヨーク炭鉱の悲劇、カンガルー通信、午後の最後の芝生、土の中の彼女の小さな犬、シドニーのグリーン・ストリートの七篇が収録されています。

私にとって村上さんの作品の最大の魅力は、レトリックや比喩の上手さです。この短編集に、すでに村上春樹らしさがとても良く出ています。不思議で観念的なお話が多く、どう解釈するかは読者によって異なってくるでしょう。

以下はあくまで私の解釈です(ねたバレ注意)。

<中国行きのスロウ・ボート>から私が感じたのは、「居場所のない感覚」のようなものでした。「僕たちは何処にも行けるし、何処にも行けない(p50)」。ここで言う「中国」とは実際の中国ではなく、もっと観念的な「自分とは生涯関係ないであろう、どこか遠くの場所」の暗喩なのでしょう。そして「スロウ・ボートを待とう」という記述は、主人公の没主体性とパッシブな運命論的世界観のあらわれだと捉えました。

<貧乏な叔母さんの話>における「貧乏なおばさん」とは、「死ぬ前から名前が消えてしまっているタイプ(p62)」のことだと書かれています。そして「僕」の背中には「貧乏なおばさん」が張り付いている。しかしそれは「僕の背中からいつの間にか消え去って(p86)」いる。私はこの「貧乏なおばさん」のお話は、若いうちの「何者でもない」未分化な状態から、社会的に定義されうる「何者か」に分化していくプロセスのメタファーではないかと考えました。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.111
(5pt)

静かな観念たちの舞踏

初版が1980年だった本書は、村上春樹さんの短編集のうち最も古いものです。
本作品には、中国行きのスロウ・ボート、貧乏な叔母さんの話、ニューヨーク炭鉱の悲劇、カンガルー通信、午後の最後の芝生、土の中の彼女の小さな犬、シドニーのグリーン・ストリートの七篇が収録されています。

私にとって村上さんの作品の最大の魅力は、レトリックや比喩の上手さです。この短編集に、すでに村上春樹らしさがとても良く出ています。不思議で観念的なお話が多く、どう解釈するかは読者によって異なってくるでしょう。

以下はあくまで私の解釈です(ねたバレ注意)。

<中国行きのスロウ・ボート>から私が感じたのは、「居場所のない感覚」のようなものでした。「僕たちは何処にも行けるし、何処にも行けない(p50)」。ここで言う「中国」とは実際の中国ではなく、もっと観念的な「自分とは生涯関係ないであろう、どこか遠くの場所」の暗喩なのでしょう。そして「スロウ・ボートを待とう」という記述は、主人公の没主体性とパッシブな運命論的世界観のあらわれだと捉えました。

<貧乏な叔母さんの話>における「貧乏なおばさん」とは、「死ぬ前から名前が消えてしまっているタイプ(p62)」のことだと書かれています。そして「僕」の背中には「貧乏なおばさん」が張り付いている。しかしそれは「僕の背中からいつの間にか消え去って(p86)」いる。私はこの「貧乏なおばさん」のお話は、若いうちの「何者でもない」未分化な状態から、社会的に定義されうる「何者か」に分化していくプロセスのメタファーではないかと考えました。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.110
(5pt)

好きです

村上春樹さんの作品で後世にまで残るモノを挙げるとしたら、たぶんこういう短編集なんじゃないかと思います。特にこの作品は、これからも多くの読者に愛され続けることでしょう。作家として、身の回りにある全ての事象を自在な言葉で表現することが出来た時期に残してくれた珠玉の短編小説集です。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.109
(5pt)

好きです

村上春樹さんの作品で後世にまで残るモノを挙げるとしたら、たぶんこういう短編集なんじゃないかと思います。特にこの作品は、これからも多くの読者に愛され続けることでしょう。作家として、身の回りにある全ての事象を自在な言葉で表現することが出来た時期に残してくれた珠玉の短編小説集です。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.108
(5pt)

好きです

村上春樹さんの作品で後世にまで残るモノを挙げるとしたら、たぶんこういう短編集なんじゃないかと思います。特にこの作品は、これからも多くの読者に愛され続けることでしょう。作家として、身の回りにある全ての事象を自在な言葉で表現することが出来た時期に残してくれた珠玉の短編小説集です。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.107
(4pt)

独特の距離感に共感す

『中国行きのスロウ・ボート』は、私の初村上春樹作品である(恥ずかしながら)。

結論から言うと、(陳腐な表現だが)これまで読んでこなかったのを後悔してしまうくらい、良かった。

寂しさを感じさせる乾いた文章、平易だけれど巧みな表現方法、どこか異国を思わせる空気感、懐かしさを伴った幻想的な風景 ・・・。巷に溢れる村上春樹論に、目を通さず感じたままを述べるとこうなるだろうか。

特に私の琴線に触れたのは、突き放したような距離感だ。他者との間にある隔たりを、あえて乗り越えていこうとしない。あるがままを受け止める。そこに潔さのようなものが見える。私のような元来孤独な人間は、こういう距離のとり方に共感してしまうのだ。

収録作品は、タイトル作の他、「貧乏な叔母さんの話」、「ニューヨーク炭鉱の悲劇」、「カンガルー通信」、「午後の最後の芝生」、「土の中の彼女の小さな犬」、「シドニーのグリーン・ストリート」。

アメリカの小説のような「午後の最後の芝生」と、「土の中の彼女の小さな犬」が特に良かった。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880