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闇の花道 天切り松 闇がたり1
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闇の花道 天切り松 闇がたり1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 21~40 2/4ページ
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家族に奨められて読みました。 よく、ドラマや映画まぁ、言語としては“花魁”春を売る人々を知っていて、そこに含まれる物語性に憧れもあったのですがきちんとした背景を知りたかったので読みました。 著者が浅田次郎さんなだけあって、文章におかしな点はなく。全体的なテンポも非常に良いです。 話の流れとしては虜囚達に、主人公であり読み手となる天切り松が昔語りをするという、とてもシンプルなものですが、その中で交わされる人情ドラマは年若い人には新鮮味を。経験豊富な方には、背景は違えど過去を想起させるものがあるかもしれません。 最初、どちらかと言えば知識不足、未熟な自分ですので所謂、説教臭さが鼻につき苛立ったものですが、読み進める内に彼が語る登場人物達に少しずつ惹かれていきました。 人間として“クズ”と言われるのが当然なあの人も、思わず姉御!と言って慕いたくなる彼女も、本当に魅力的に書かれています。 人間という生き物が、どう生きて、どう居なくなり。また、その最期をどうしたいか、どうなりたいかと考えさせてくれる作品だと思います。 そこまで小難しい表現や、遠回しな書き方はなかったので、本を読むのが苦手な人。嫌いな方に、これを機に様々な物語に触れて欲しいなと個人的に思いました。 | ||||
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仲間と信じていた相手に裏切られた時ショックは二倍になる。 大正時代の帝都・東京を舞台に伝説の怪盗が活躍する物語で、主人公、松蔵は 早くに母親を亡くし、博打打の父親は貧しさの中で姉を吉原に売り飛ばしてしまう。 が松蔵はその根底には、父親にも苦労があったと振り返る。 ぶしつけな相手にも計り知れない苦労があったと思えば、多少の無礼は許せる のではないか。 松蔵は姉を吉原から救い出そうとするが、姉の余命はあとわずかしかなかった。 それを見た永井荷風は「人はみな似たようなものだよ」と諭す。不幸や不運は誰にでも 降りかかるもので、そういう他人の心の動きを知るためにも、意識的に想像を張り巡ら せる必要がある。 姉を救えなかった松蔵に荷風は、泣いても嘆いても事態は変わらない。歌うことでも、 笑うことでもいいから、背筋を伸ばし、胸を張り、しっかりと前を向いて明るい声で話せば 気持ちを前向きにすることが出来る、と励ます。 もし「裏切られた!」と思った時は一時の感情に飲み込まれることなく、「短気は損気」と その場を離れ、時間の力を借りて冷静さを取り戻すのもいい方法かもしれない。 | ||||
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人に嫌われても金持ちにはなれるが、“成幸者”にはなれない。 この世には、歴然とした筋道がある。 通すべき。 時代が変わっても、人が人であるために必要なこと。 浮き世の旅路は、一人じゃあ寂しいよなぁ。 人に好かれる生き方をするには、義理と人情が大切だよね。 愛と恩義を忘れた、義理と人情のない世の中はつまんない。 意気に感じれない。 | ||||
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第2巻を読む前に、最初の巻を半年振りに読み直してみたが、2度読んでもやはり面白い。 登場人物がそれぞれ魅力的。 泥棒でありながら、何といなせで人情に厚いことか。 第2章のおこんの気風の良さからどんどんと話に引き込まれる。 最後の2章を費やす、姉の身請け話は、思わず涙する読者も多いのではないだろうか。 ストーリー展開の面白さ、生き生きとした大正時代の東京の表現なども含め、浅田次郎の作品中で一番のお気に入りである。 | ||||
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読みやすく、面白い。 安心、安定の浅田次郎です。 続きが読みたくなるのが欠点かな。 オフ価格で買ったから(笑) | ||||
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作家が好きで読みました、涙が止まりませんでした。人間の魅力とは?感動しました。 | ||||
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本当に読みやすい、物語に引き込まれる。流石何見ても面白い、一番いいのは、電子本に理解があるから、安く読者に提供してくれてることだな な!諸君 | ||||
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ザラザラしたときに読んで欲しい。心が揺さぶられますよ!!!! | ||||
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大正時代ってなんとなく日露戦争から第二次大戦までの間のちょっと暗い感じのイメージだと思っていましたが、全く間違っていました。 今よりもおしゃれで、それでいて江戸時代の粋や人情をそのまま残したようなそんな空気まで伝わってくるような作品です。 登場人物たちがほんとにかっこいい。 何度も読みたくなる本です。 | ||||
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とても読みやすく、読んだ後スッキリします。 内容も人情味が溢れていて、お気に入りのシリーズです。 まだ、読んでおられない方は、是非1度読んでみてください。 | ||||
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浅田次郎作品の奥の深さを実に感じました、続編を直ぐに読みたくなる衝動! | ||||
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文庫版も全て持っているのに買ってしまいました。 『男に生まれた以上はこの本を読まずして男の粋を語ることは出来ない』 僕の人生を変えた本の一つです。 | ||||
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第5巻が最近発売されたので過去に刊行された1巻~4巻がキンドル版で発売されていることがわかり取り敢えず1巻をと・・ 大変面白く、浅田作品の従来にない作風で面白い、ちなみに現在3巻を読んでます。 | ||||
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知人の薦めで読みました。 Kindleにダウンロードする際にチラッと読んだレビューの 随所に「涙」「泣」などの文字が…。 負けないわよ!と、冷静な気持ちをキープしつつ読み進んで 行きましたが…、惨敗でした。 2巻が楽しみ。 | ||||
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久しぶりに人生に経験できない世間の背景の小説に逢い 非常に懐かしく読んでいます。 味わってじっくり読みます。 | ||||
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今まで知らなかった大正時代の東京のことをこの小説で知りました。展開が早くて次はどうなるんだろうとわくわくしながら読んでしまいました。 | ||||
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私にとって、もう少し若いときに出会っていれば、これは理由もいらずに手に取ることもなかったと思うし、 たとえ読んでも心に残らず、ただ本棚にあるだけになったと思う。 警察署の中の留置所(?)にやってくる罪の重さも意味も知らない若いのに説教かます70云才。 悲しさと侘しさと儚さに涙が何度流れたか。 とても面白い作品です。 姉の話は涙なしじゃ読めません。次に姉の話が始まろうとすれば、その話のはじまりで既に涙が流れ 読み続けることができませんでした。 | ||||
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思っていたより、ずっときれいな商品だった。 次の機会にも利用したい。 | ||||
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純粋に面白かった。東京の下町弁が良く判りますね。作者の浅田さんが勉強熱心の所為か、時代背景と風物及び情景描写に違和感が無く、納得しながら読めました。作中の細目の安吉親分に関しては知りませんが、仕立屋銀次(本名富田銀蔵か銀次郎)の孫弟子に亡くなった私の知り合いの父親が居て、昔話を聞いておりましたので、作中の描写が手に取るように良く判りました。 | ||||
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いい時代だったのでしょう、悪いことをするにも仁義のある時代。 | ||||
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