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愛ある追跡
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愛ある追跡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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題名はちょっと恥ずかしい感じだが、内容の濃い作品。行く先々で傷ついた動物と出会い、治していく。水戸黄門的な勧善懲悪を思わせる異色作。ミステリー性もしっかり残しており面白い作品。謎を残したまま終演させるのはミステリーでは禁じ手だが余韻を読者に抱かせたままにさせるのも悪くはないかも。次回作があるのかも。 | ||||
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スリルがあって非常に面白いのですが、結局、ラストがどうなったのかが分からず、そこが引っかかる作品です。 読者の想像にお任せ、ということなのでしょうか。 しかしいくら想像を働かせても私にはラストのイメージが湧かない。 最後は読者に丸投げという印象を受けました。 ちょっと残念。 | ||||
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殺人事件の容疑者とされながら無実を訴え逃亡する娘を追跡する父、というミステリー仕立てだが、事件の背景、娘の関わりといったところはほとんど明らかにならない。ミステリーとして読むと確実に失望する。 著者の恋愛小説でもはっきりとした結末を持たないものがあるが、この小説もそうである。 主人公である59歳の獣医が追跡先で出会う人々や、捜査する刑事とのやりとりがメインで話が進んでいく。「愛ある追跡」の「愛」は娘への「愛」だが、そもそも娘との関係が「不確か」なのだ。50歳代後半の父と20歳代の娘の、その「不確か」な関係(平たく言えば娘のことがなんもわかっちゃいなかったという)がリアルだし、主人公が仕事を捨てて(動物病院を閉めて)追跡していく中で、結局は獣医という職業を通じての人との接点以外は「不確か」なものに囲まれているだけなのだ。 | ||||
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ミステリーと思って読むと違和感を覚えるかも……。 連作のようなスタイルをとっているが、作者は続編を予定しているのだろうか!? 結末がどうもしっくりこない。 藤田流の恋愛モノと探偵モノの中間的位置付けのような作品。 1ファンとして続編の執筆を期待したい! | ||||
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殺人の疑いを掛けられて失踪した娘を捜す獣医の父親を描いた連作短編集。 父親の岩佐一郎が無実を信じて、娘を捜す旅の中で巡り合った人々との心の交流が何とも言えない。 スッキリしない結末、物足りない… | ||||
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ミステリーの核心である娘は、ほとんど出てきません。 殺人事件の容疑者として逃亡を続ける岩佐瑶子(ようこ)。 彼女の父親である獣医の一郎が、彼女を捜しまわります。 匿名の情報をもとに、地方へ出向き、 土地の動物と飼い主に関わることで人情劇が展開されます。 また警視庁の茅島(かやしま)という定年間近の刑事が、 一郎を追いかけるのですが、追いかける先々の土地で、 同世代の一郎と茅島の間でも物悲しいやり取りが交わされます。 オール讀物という本で連載されていたものが、 単行本になったようです。 ここから先はネタバレしますので、ご注意下さい。 本の帯にはミステリーと書かれていますが、 おおむね人情劇です。 張られた伏線?らしき謎が一つも解決されません。 ミステリーの要素は、物語を意味深にしているに過ぎません。 本作中の謎が謎のままなので、 ミステリー部分に期待をして読まれないことを強く勧めます。 肝心の事件の犯人も解明されず。 それでミステリーって。 40年以上作家として活動されているようなので、 この点には非常に不満が残ります。 一方で文章の流れはさすがに上手いので、 特に前半の2編は流れるように読み進められます。 ただやはり、ミステリー部分のつめが甘いので、 物語の展開上??と思う部分、ご都合主義も否めません。 心に何も残らない小説も最近久方ぶりです。 エンターテイメントが好きな私の好みではありませんでした。 帯に若干だまされたような読後もあり、 僭越ながら久しぶりの低評価とさせて頂きました。 ミステリー部分の解明に期待をしている方は、 購入を控えるアドバイスをさせて下さい。 | ||||
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表紙ののんびりした動物達の絵 これが中身をあらわしています 通り過ぎて行く町 かかわった人間 助けた動物達 今までに無い設定 良い事ずくめですが 何故か心地よい読後を得られませんでした この物語は終る事無く永遠に書き続けられるのでは? 毎週ワクワクしてTVを観た「逃亡者」を思い出しました | ||||
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殺人容疑で逃亡中の娘を追って、獣医師の父親が探偵まがいの冒険を繰り広げる物語。 ジェットコースターのように目まぐるしく展開していくのではなく、淡々と話は進んでいく。それでも気持ちよく読み進めてしまうのは、主人公が行く先々で出会う登場人物が、それぞれ強さと弱さを併せ持つ人間臭さが出ていて、そういう人との出会いを楽めるからだと思う。 危険と隣り合わせのスリルとサスペンス、というよりは登場人物との出会いを味わう本。 | ||||
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