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愛ある追跡



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【この小説が収録されている参考書籍】
愛ある追跡
愛ある追跡 (文春文庫)

愛ある追跡の評価: 3.13/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

殺人容疑をかけられた娘を追い掛ける、父親の人情劇です。

ミステリーの核心である娘は、ほとんど出てきません。

殺人事件の容疑者として逃亡を続ける岩佐瑶子(ようこ)。
彼女の父親である獣医の一郎が、彼女を捜しまわります。
匿名の情報をもとに、地方へ出向き、
土地の動物と飼い主に関わることで人情劇が展開されます。

また警視庁の茅島(かやしま)という定年間近の刑事が、
一郎を追いかけるのですが、追いかける先々の土地で、
同世代の一郎と茅島の間でも物悲しいやり取りが交わされます。

オール讀物という本で連載されていたものが、
単行本になったようです。

ここから先はネタバレしますので、ご注意下さい。

本の帯にはミステリーと書かれていますが、
おおむね人情劇です。
張られた伏線?らしき謎が一つも解決されません。
ミステリーの要素は、物語を意味深にしているに過ぎません。
本作中の謎が謎のままなので、
ミステリー部分に期待をして読まれないことを強く勧めます。
肝心の事件の犯人も解明されず。

それでミステリーって。

40年以上作家として活動されているようなので、
この点には非常に不満が残ります。
一方で文章の流れはさすがに上手いので、
特に前半の2編は流れるように読み進められます。
ただやはり、ミステリー部分のつめが甘いので、
物語の展開上??と思う部分、ご都合主義も否めません。

心に何も残らない小説も最近久方ぶりです。
エンターテイメントが好きな私の好みではありませんでした。
帯に若干だまされたような読後もあり、
僭越ながら久しぶりの低評価とさせて頂きました。

ミステリー部分の解明に期待をしている方は、
購入を控えるアドバイスをさせて下さい。
愛ある追跡Amazon書評・レビュー:愛ある追跡より
4163806202
No.1:
(2pt)

女版 逃亡者

表紙ののんびりした動物達の絵
これが中身をあらわしています
通り過ぎて行く町
かかわった人間
助けた動物達

今までに無い設定

良い事ずくめですが
何故か心地よい読後を得られませんでした

この物語は終る事無く永遠に書き続けられるのでは?
毎週ワクワクしてTVを観た「逃亡者」を思い出しました
愛ある追跡Amazon書評・レビュー:愛ある追跡より
4163806202

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