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愛ある追跡
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愛ある追跡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ミステリーの核心である娘は、ほとんど出てきません。 殺人事件の容疑者として逃亡を続ける岩佐瑶子(ようこ)。 彼女の父親である獣医の一郎が、彼女を捜しまわります。 匿名の情報をもとに、地方へ出向き、 土地の動物と飼い主に関わることで人情劇が展開されます。 また警視庁の茅島(かやしま)という定年間近の刑事が、 一郎を追いかけるのですが、追いかける先々の土地で、 同世代の一郎と茅島の間でも物悲しいやり取りが交わされます。 オール讀物という本で連載されていたものが、 単行本になったようです。 ここから先はネタバレしますので、ご注意下さい。 本の帯にはミステリーと書かれていますが、 おおむね人情劇です。 張られた伏線?らしき謎が一つも解決されません。 ミステリーの要素は、物語を意味深にしているに過ぎません。 本作中の謎が謎のままなので、 ミステリー部分に期待をして読まれないことを強く勧めます。 肝心の事件の犯人も解明されず。 それでミステリーって。 40年以上作家として活動されているようなので、 この点には非常に不満が残ります。 一方で文章の流れはさすがに上手いので、 特に前半の2編は流れるように読み進められます。 ただやはり、ミステリー部分のつめが甘いので、 物語の展開上??と思う部分、ご都合主義も否めません。 心に何も残らない小説も最近久方ぶりです。 エンターテイメントが好きな私の好みではありませんでした。 帯に若干だまされたような読後もあり、 僭越ながら久しぶりの低評価とさせて頂きました。 ミステリー部分の解明に期待をしている方は、 購入を控えるアドバイスをさせて下さい。 | ||||
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表紙ののんびりした動物達の絵 これが中身をあらわしています 通り過ぎて行く町 かかわった人間 助けた動物達 今までに無い設定 良い事ずくめですが 何故か心地よい読後を得られませんでした この物語は終る事無く永遠に書き続けられるのでは? 毎週ワクワクしてTVを観た「逃亡者」を思い出しました | ||||
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