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宇宙のあいさつ
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【この小説が収録されている参考書籍】
宇宙のあいさつの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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短いので気軽に読める ストーリーがしっかりしているので自分で次はどうなるんだ?と考えながら読めるのがいいと思う。 短い話の連続なのに全然飽きないのも凄い | ||||
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星新一さんは、SF作品の最高峰の巨匠だということが、ハッキリとわかりました。 | ||||
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短編を読み終えると、なんだかふ〜っと息をつく。例え宇宙の果ての話でも必ずそうなる。人間の欲と感情をうまく操り、心を揺さぶられるからだ。 | ||||
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教科書で読んだ「繁栄の花」という話を子供に読ませてあげたくて、探していました。 子供ながら、面白いけど愚かで怖い話だと、強烈に記憶に残っていたからです。 浅はかな考えから相手を繁栄させるための奴隷となってしまった宇宙人との関係は、 クレジットカードや電子マネーの多用される社会や、スマホ依存、どれにでも当てはまる話で、大人になってから読むと、さらに怖く感じられました。 また、繁栄の影には搾取されているコミニュティがあることも、子供の頃には感じられなかった。 なんとも深い作品ばかりで、星新一がただ者ではない事を感じさせられました。 | ||||
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この著作に収められた「繁栄の花」に、蓑笠亭は最も感銘を受けました。この作品はSF仕立てのショートショートです。わかりやすく、ユーモアあふれる文体、そしてSFであるがゆえに、現実には決してあり得ない「奇想天外」なストーリーに、読者はドンドン引き込まれます。しかし最後の最後には、途轍もない恐怖を覚えるのです。「もしかすると、作中の地球人の姿とは、明日のわが身ではないのか」と読者は最後の最後に思うのです。 地球人が簡単にメール星人の手玉に取られてしまった理由。それは「洞察力の欠如」です。つまり「物事の本質を見抜く力を持たなければ、人は簡単に騙されてしまう」というメッセージを、作者は読者に投げかけているのです。 | ||||
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小学三年生の息子用に購入。 ちょっと内容が大人すぎたのかあまり見ようとはしません。 しかし本が好きな子供ですので、時期が来れば読むようになると思います。 星新一さんの本はぜひ子供におすすめしたいですもんね。 | ||||
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この短編集は、35編入っていますが、 星新一には珍しくホラーが多いです。 ですが、軽いコメディーも多いので、 長く楽しみたいという方にオススメ! 特にオススメなのは、 ・小さくて大きな事故 現代にありそうな殺人ですが、 ラストが皮肉で笑えます。 ・宇宙の男たち 悲劇なのに、なぜか ほのぼのとして泣ける! ・リンゴ 小さなバーでの一こま。 最後の1行が、いい味出してます。 ・景品 軽そうですが、鋭い風刺かも。 最後の1行でストンと落とされる! ・タバコ ありそうだから、なんだか怖い! 最後の妻のせりふが・・・(^ノ^)ニヤリ ・泉 完全なホラー。星新一ならではの 感じが、引き立ててます。 ・夜の流れ 星新一にはよくある「繰り返し」系。ですが、 他作品とは違う、ホラーになってます。 などなど。 是非、他とは一味違う星新一を、 ぜひお楽しみください。 | ||||
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奔放なアイディアと洒脱なエスプリでスマートに描いたSS集。 宇宙に関する寓話を表題にしているだけあり、宇宙のついての話が全体的に目立つ。 近未来的で現代に通ずる結末も含まれており、星新一ならではの魅力的なブラックユーモアも溢れる作品集だ。 余談だが、この作品以降については新刷版はフォントサイズが大きくなっており、本の厚さもかなり増している。 「ほ‐4‐1 ボッコちゃん」から読み進めている僕にとっては違和感がしばらく拭えなかった。 オススメ3作品は、「宇宙の男たち」、「解決」、「治療」。 | ||||
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星新一という作家は、短編・SFがテーマらしい。 読みやすく、子供にも読みこなせる文章だ。しかし、人間のエゴや欺瞞を上手に描いている。 人間というものの姿を鋭くえぐりだしているのだ。 私は、小学生のときに「繁栄の花」を教材として読んだ。当時は良く出来た話だと思っただけですが、二十歳をすぎて、政治を学んだときに繁栄の花の凄みを感じた。 同時に、国際政治の舞台では、実際にこういう「侵略」がおきている。作者は、あるいは、こういう現実をフィクションに仕上げたのだろうか。気になるところだ。 ショートショートというジャンルを作り上げた人物なのだそうで、その定義がはっきりとわからないけれども、先駆者たる方はやはり何か凄みを感じますね。 時事ネタばかりを追いかける私には、数ページで強烈なインパクトを与えてくれる本作品は非常に有意義なものでした。 | ||||
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本作には収録されているショートショートは 星さんの作品の中では長めのものとなっております。 その中で私のお気に入りは 宇宙のあいさつ 「宇宙を舞台とした人間論だと感じました」 小さくて大きな事故 「ラストが素晴らしい!!!」 宇宙の男たち 「悲劇でありながら、心が和むという不思議な一編」 悪人と善良な市民 「善と悪が表裏一体であることを示す、偉大なる会話劇」 運の悪い男 「プラスがマイナスとなり・マイナスの重なりがプラスを生む 運命の皮肉を感じさせる傑作」 | ||||
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昨年(2008年)だったでしょうか・・NHK・BSでやっていた「ショート・ショート」で、星ファンになり、手当たり次第読んでいます。 この文庫の最後に、著者の一文が掲げられていた。 控えめながら自分の全作品に対して、「それなりの自負心と自信」が読み取れた。 さもありなん、と思う。 これに入っている作品、短い作品だと、ほんの3〜4ページ。 長短に関わらず、どれもわさびが利いた寿司のごとく「ピリっと引き締まったラスト」に、一瞬本から目を離して、空を仰ぐ。 | ||||
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小学生の娘が図書館から借りてきました。 読み終わった娘は「星新一は嫌い」と一言。 理由を聞くと「怖いから」・・・ なるほど。ホラー映画や怖い話は今も昔も 大流行ですが、星新一のように、淡々とした 語り口でありながら、読後にゾッとしてその 恐怖感が後を引くようなものを作るのは難しい。 いかにも怖がらせようという過剰演出に食傷してしまったら 星新一で気持ちよく怖がることができるかもしれません。 | ||||
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確か、小学校の時に先生に薦められて、初めて読んでみたんです。そして、見事にはまりました。当時でていた星さんの本はほとんど読んでしまい、「あぁ、もうないなぁ」と残念に思ったのを覚えてます。 最近、そろそろストーリーも忘れているのではないかと思って読んでみたら、やっぱり忘れてました(笑)人生で2度目の星新一を堪能してます。 このシリーズは、タイトルとおり「ちょっと長め」ですけど、面白さは変わりませんね。非常にうまいですよね。オチがあって。天才だと思います。 | ||||
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星新一さんは文庫版単行本で読むと大人向けのかなり文章センスのある作家さんという感じがしますが、こんなふうにハードカバーにして、すこし大き目の字で書かれてみると、なんと、子どもによい書物にはやがわりです。 なかなか長い物語を読むことのできる子はいませんが、こんなふうにショートショートだと、休み時間やすこし手持ち無沙汰のときに開いて読めるので、気軽に手に取ることができます。今は朝の読書などの読書タイムの重要性が叫ばれる時代ですが、本当にそのような限られた時間にこそ、短時間で楽しめるこのような作品をおすすめしたいです。 和田誠さんの挿絵が星新一さんのどこか無機質で、冷静に観察者たる筆致にぴったりあっていて、本をより魅力的にしています。 大人も子どももとりこにする数少ない名作ですね。 | ||||
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星新一さんの本を読むようになったのは、小学生の頃ですが、 大人になっても、いつでも楽しめる本です。 子どもから大人まで幅広い年代層が読める本は、 そう滅多にありませんが、これは、オススメですね☆ちょっと長めのショートショートが詰まってますので、 面白かったです。もくじ ・華やかな三つの願い ・夜の流れ ・宇宙のあいさつ ・契約時代 ・興信所 ・振興策 ・願望 ・期待 ・理想的販売法 ・名判決一度読んでみると、星新一さんのショートショートに 惚れ込む人がかなりいるんじゃないかな?!と思っています! | ||||
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どの作品も隠れた皮肉が利いていてさりげなく上手い。 意外性の溢れるオチもいい。 こんだけ歳がたっているのに、いまだにいろあせないのはやっぱりすごい。 | ||||
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この本の、「期待」という作品は、2003年8月1日から始まっています。 そしてこの作品は、現在私たちが日常的に目にするようになった、 まさに電子ペットを扱った作品になっています。 『宇宙のあいさつ』が出たのは昭和52年。星新一の先見性と民衆の心を探る洞察力に圧倒される作品でした。若い頃は、星新一の作品に好感が持てずにいましたが、30代を前にした今 ようやく理解し、おもしろいと思えるようになりました。 | ||||
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私の星新一作品との最初の出会いは、小学校の国語の教科書でした。その教科書に載っていた「繁栄の花」の話は、当時小学4~5年生の私を強烈にに惹きつけるものでした。数ページの短編にもかかわらず、その中には私達人間の生き様がシュールにそして鮮明に映し出されていて、大人になった今読み返してみても、現代でも通じるその内容に驚くばかりです。時にコミカルに時にシリアスに描かれるSFショートショートは、日頃の疲れを癒すコーヒー1杯以上に私に活力を与えてくれるような気がします(*^。^*) | ||||
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