アルモニカ・ディアボリカ

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評判

アルモニカ・ディアボリカの評価:

4.00/5点 レビュー 13件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(5pt)

ラストの終わり方が素晴らしい

前作開かせていただきますがとても面白かったのでこちらもすぐに読みました。 ミステリー小説は好きでよく読みますがいつも登場人物に感情移入できるものが少なく星5はめったにつけませんがこれは文句なしによかったです。 ミステリー小説としてももちろん逸ですがあまりにも不条理なナイジェルの生い立ちと合間に少しだけ登場するエドへの思いが印象的でした。 ラスト二行のナイジェルの手記の言葉がもしかしたらナイジェルの最初で最後の願いでそれがもう二度と叶うことがないと思うと非常に切なくやるせないです。
アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA)より
4150312141
No.7
(5pt)

ラストの終わり方が素晴らしい

前作開かせていただきますがとても面白かったのでこちらもすぐに読みました。
ミステリー小説は好きでよく読みますがいつも登場人物に感情移入できるものが少なく星5はめったにつけませんがこれは文句なしによかったです。

ミステリー小説としてももちろん逸ですがあまりにも不条理なナイジェルの生い立ちと合間に少しだけ登場するエドへの思いが印象的でした。

ラスト二行のナイジェルの手記の言葉がもしかしたらナイジェルの最初で最後の願いでそれがもう二度と叶うことがないと思うと非常に切なくやるせないです。
アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド)より
4152094222
No.6
(5pt)

続編もあり?

18世紀ロンドン
5年前の連続殺人事件で愛弟子エド、ナイジェルを失った解剖医・ダニエルは失意の日々を送っていた
やはりダニエルの弟子だったアル、ベン、クラレンスは盲目の判事・ジョンの要請で犯罪防止のための新聞を作っていた
ある日、正体不明の屍体の情報を求める広告依頼が舞い込む
屍体の胸には〈ベツレヘムの子よ、よみがえれ! アルモニカ・ディアボリカ〉と謎の暗号が残されていた
アル、ベン、クラレンス、ネイサン、ジョン、ジョンの姪・アンらは再び事件の渦中へ

ベンジャミン・フランクリンがガラス職人に制作を依頼したという謎の楽器「アルモニカ」
王族や貴族たちの腐敗した政治
理不尽に引き裂かれ辛酸を嘗める恋人たち

本作では、ある精神病院が重要な舞台のひとつになっています
そこで育った若者、上の人間の思惑に絡み強制的に収容されていた人々の受けた屈辱的で非人道的な扱いは前作で著されたネイサンの投獄体験を遥かに上回る悲惨さです

「ベツレヘム」が繋ぐ過去と現在
前作(開かせていただき光栄です)より数段面白く出来た作品だと思います

ラストからすると
もしかしたら続々編もあり?

あったら嬉しいけど
アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド)より
4152094222
No.5
(5pt)

続編もあり?

18世紀ロンドン
5年前の連続殺人事件で愛弟子エド、ナイジェルを失った解剖医・ダニエルは失意の日々を送っていた
やはりダニエルの弟子だったアル、ベン、クラレンスは盲目の判事・ジョンの要請で犯罪防止のための新聞を作っていた
ある日、正体不明の屍体の情報を求める広告依頼が舞い込む
屍体の胸には〈ベツレヘムの子よ、よみがえれ! アルモニカ・ディアボリカ〉と謎の暗号が残されていた
アル、ベン、クラレンス、ネイサン、ジョン、ジョンの姪・アンらは再び事件の渦中へ

ベンジャミン・フランクリンがガラス職人に制作を依頼したという謎の楽器「アルモニカ」
王族や貴族たちの腐敗した政治
理不尽に引き裂かれ辛酸を嘗める恋人たち

本作では、ある精神病院が重要な舞台のひとつになっています
そこで育った若者、上の人間の思惑に絡み強制的に収容されていた人々の受けた屈辱的で非人道的な扱いは前作で著されたネイサンの投獄体験を遥かに上回る悲惨さです

「ベツレヘム」が繋ぐ過去と現在
前作(開かせていただき光栄です)より数段面白く出来た作品だと思います

ラストからすると
もしかしたら続々編もあり?

あったら嬉しいけど
アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA)より
4150312141
No.4
(5pt)

闇の底で見た光……18世紀倫敦版『ショーシャンクの空に』。

アルモニカーーかのベンジャミン・フランクリンが考案した、あえかな音を響かせるガラス製楽器。
その製作は困難を極め……脆く儚い。

ビッグネームも関わり、前作を凌ぐスケールと複雑さで重厚かつダークに展開。
登場人物がめっちゃ多く、前作の主だった人物は“名前だけ場面”も含め、ほぼ全員関わって来るため、
前作は必読。

.
廃坑道の深い闇の底から引き上げられた「天使」と見まがう遺体……
その胸には血でメッセージが書かれていた。

 〔ベツレヘムの子よ、よみがえれ! アルモニア・ディアボリカ〕

盲目判事やアルたちが捜査に乗り出した途端、その天使の遺体はすり替えられ……
本物の遺体は別の場所に隠匿した形で発見される。

“胸に書かれた意味深なメッセージと、遺体のすりかえ”は、前作の事件と重なり、
呼応する。ハーモニー(アルモニカ)のごとく。

厳重に箝口令が敷かれた楽器:アルモニカ……
その楽器の周囲で、理不尽に引き裂かれ・想像を絶する辛酸を舐める羽目に陥った2組のカップル。

そして、前作:ネイサンの投獄体験よりも重く・辛く・屈辱的・理不尽で、絶望的な「精神病院」の内情。

そんな絶望的状況に幽閉され、堪え難い拷問を受けてもなお、魂の清廉さを保ち、
目の前の“か弱く美しい人”を愛し慈しみ、守り抜こうとした、楽器奏者と画家と小説家。

何の希望もない・地獄のような閉鎖空間で、彼らが音楽を奏で、皆が唱和する短い場面が、感動的☆☆。

懐かしい歌が、無気力な人々の心にいっとき明かりを灯したように……
暗闇の底で育ったナイジェルが
“理不尽と悪意が蔓延したこの世界に見た光”は、エドだったんだろう。
アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド)より
4152094222
No.3
(5pt)

闇の底で見た光……18世紀倫敦版『ショーシャンクの空に』。

アルモニカーーかのベンジャミン・フランクリンが考案した、あえかな音を響かせるガラス製楽器。
その製作は困難を極め脆く儚い。

ビッグネームも関わり、前作を凌ぐスケールと複雑さで重厚かつダークに展開。
登場人物がめっちゃ多く、前作の主だった人物は“名前だけ場面”も含め、ほぼ全員関わって来るため、
前作は必読。

.
廃坑道の深い闇の底から引き上げられた「天使」と見まがう遺体
その胸には血でメッセージが書かれていた。

 〔ベツレヘムの子よ、よみがえれ! アルモニア・ディアボリカ〕

盲目判事やアルたちが捜査に乗り出した途端、その天使の遺体はすり替えられ
本物の遺体は別の場所に隠匿した形で発見される。

“胸に書かれた意味深なメッセージと、遺体のすりかえ”は、前作の事件と重なり、
呼応する。ハーモニー(アルモニカ)のごとく。

厳重に箝口令が敷かれた楽器:アルモニカ
その楽器の周囲で、理不尽に引き裂かれ・想像を絶する辛酸を舐める羽目に陥った2組のカップル。

そして、前作:ネイサンの投獄体験よりも重く・辛く・屈辱的・理不尽で、絶望的な「精神病院」の内情。

そんな絶望的状況に幽閉され、堪え難い拷問を受けてもなお、魂の清廉さを保ち、
目の前の“か弱く美しい人”を愛し慈しみ、守り抜こうとした、楽器奏者と画家と小説家。

何の希望もない・地獄のような閉鎖空間で、彼らが音楽を奏で、皆が唱和する短い場面が、感動的☆☆。

懐かしい歌が、無気力な人々の心にいっとき明かりを灯したように
暗闇の底で育ったナイジェルが
“理不尽と悪意が蔓延したこの世界に見た光”は、エドだったんだろう。
アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA)より
4150312141
No.2
(5pt)

皆川ワールド深々・・

前作『開かせていただき光栄です』の続編です。
冒頭から衝撃というか、前作を上回る「変死体」の登場です。

(1)前作を未読の方へ
皆川さん自身がミステリマガジン2014年2月号(ハヤカワ)で
仰っている通りですが、今作は前作の「ネタバレ」を多分に含んでおります。
老婆心ながら、今作を読むと必ず前作を読まずにはおれませんので、
まずは前作をお読みになられることを強く強く推奨いたします。

文庫版はこちら
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)

(2)前作を既読の方へ
既に今作にも大変なご興味を持たれていることとは存じますが、
「天才少年ナイジェルの過去」というだけでもう読まずにいれますか?

皆川さん自身がこうした続編を書かれること自体がかなり珍しく、
なるほど直木賞の『恋紅』の続編(『散りしきる花』)のことを思うと、
続編への期待が少々削がれる(奇特な)方もいらっしゃるかもしれません。

科学と奇術、光と狂気が交錯する当時のロンドンへ誘われ、
いざ皆川ワールドへ深々と。
そして深々と、「書いていただき光栄です」と低頭せずにはおれない感動を。
アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド)より
4152094222
No.1
(5pt)

皆川ワールド深々・・

前作『開かせていただき光栄です』の続編です。
冒頭から衝撃というか、前作を上回る「変死体」の登場です。

(1)前作を未読の方へ
皆川さん自身がミステリマガジン2014年2月号(ハヤカワ)で
仰っている通りですが、今作は前作の「ネタバレ」を多分に含んでおります。
老婆心ながら、今作を読むと必ず前作を読まずにはおれませんので、
まずは前作をお読みになられることを強く強く推奨いたします。

文庫版はこちら
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)

(2)前作を既読の方へ
既に今作にも大変なご興味を持たれていることとは存じますが、
「天才少年ナイジェルの過去」というだけでもう読まずにいれますか?

皆川さん自身がこうした続編を書かれること自体がかなり珍しく、
なるほど直木賞の『恋紅』の続編(『散りしきる花』)のことを思うと、
続編への期待が少々削がれる(奇特な)方もいらっしゃるかもしれません。

科学と奇術、光と狂気が交錯する当時のロンドンへ誘われ、
いざ皆川ワールドへ深々と。
そして深々と、「書いていただき光栄です」と低頭せずにはおれない感動を。
アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA)より
4150312141