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光秀の定理
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光秀の定理の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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出尽くし感がある歴史モノは「解釈」が楽しめるかどうかがキモ。 本書の光秀はリベラル派(←自分はそう読んだ)だった 「この時代の人間は自らの感情を韜晦することを覚えてない」と、「自己への憐憫の薄さ」 が、時代的な通念ってモノを凄く分かり易く表してるなあ。と このラスト好きだ 余り関係ないが「足利義輝」に興味が湧いた そういえば、その辺って自分的には丁度「隙間」になってるなあ | ||||
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普通の光秀を書いた本とは視点を変えたストーリーは面白い。 光秀の人となりに関する印象も変わるかも! | ||||
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道ばたで怪しげなバクチをしては日々の糧をかせぐ僧・愚息。 剣の道を究めるため京に上ってきた若い兵法者・新九郎。 運命的な出会いをした二人が歩む道に、落魄した光秀が交差する。 家を再興し出世の道を探る光秀と自由に生きる愚息と新九郎。 “怪しげなバクチ”が縁となり、反りの合わないはずの三者が、 お互いに引かれあい不思議な友情を育んでゆく。 織田家に破格の高禄で召し抱えられた光秀の乾坤一擲の初陣で、 愚息が密かに与えた助言が、光秀の一生を決めるところが見もの! | ||||
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おわんの話は「モンティ・ホール問題」として知られている。 おわんのところは、いいのだが。 光秀の道の選択の確率論は、この作品は間違っているのでは。 つまり。 1. 光秀は城攻めで4つの道のどれかを選択しないといけない。 2. そのうちのひとつの道は敵の兵がいないので、選べば正解。 3. 光秀はAという道を選ぶことに決める。 4. 調べた結果、C,Dという二つの道には敵の兵がいた。 5. 残りA,B、どちらにするべきか。 6. そのままか、変えるべきか。 ここでこの小説は、おわんの石当てと同じ原理であるとして、Aのままだと25%だとしていた。 しかし、この2つの話は、同じとはいえない。 おわんの方は、からの二つは、親が、意図的に見せたもの。 光秀のほうは、C、D、に敵の兵がいるのは、敵方大将がわざと教えてくれたのが、たまたま分かったのかが不明。 わざと教えたのであれば、おわんと同じにはなる。 でもその場合、敵方大将は、兵の配分をしたあとに、光秀がAを通ることを知らなければならない。しかし、光秀はAの選択を明かしていないので、それはできないはずである。 兵の配分の前から、光秀がAの選択をすると敵方が予想して対策を講じたのであれば、ABCDの4つは同条件とは言えず、まったく別の話となる。 よって、光秀の方は「モンティ・ホール問題」の条件は満たさず、A,Bどちらを選んでも50%ではないのか。 というわけでこの小説でのモンティ・ホール問題の扱いはちょっと無理があると思った。 | ||||
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