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光秀の定理



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【この小説が収録されている参考書籍】
光秀の定理 (角川書店単行本)

光秀の定理の評価: 4.24/5点 レビュー 25件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

楽しく読んだ

出尽くし感がある歴史モノは「解釈」が楽しめるかどうかがキモ。
本書の光秀はリベラル派(←自分はそう読んだ)だった

「この時代の人間は自らの感情を韜晦することを覚えてない」と、「自己への憐憫の薄さ」
が、時代的な通念ってモノを凄く分かり易く表してるなあ。と

このラスト好きだ

余り関係ないが「足利義輝」に興味が湧いた
そういえば、その辺って自分的には丁度「隙間」になってるなあ
光秀の定理 (角川書店単行本)Amazon書評・レビュー:光秀の定理 (角川書店単行本)より
B00EVQ00G8
No.3:
(3pt)

視点が面白い

普通の光秀を書いた本とは視点を変えたストーリーは面白い。
光秀の人となりに関する印象も変わるかも!
光秀の定理 (角川書店単行本)Amazon書評・レビュー:光秀の定理 (角川書店単行本)より
B00EVQ00G8
No.2:
(3pt)

僧・愚息が利用する、数学的論理とは!?

道ばたで怪しげなバクチをしては日々の糧をかせぐ僧・愚息。
剣の道を究めるため京に上ってきた若い兵法者・新九郎。
運命的な出会いをした二人が歩む道に、落魄した光秀が交差する。
家を再興し出世の道を探る光秀と自由に生きる愚息と新九郎。
“怪しげなバクチ”が縁となり、反りの合わないはずの三者が、
お互いに引かれあい不思議な友情を育んでゆく。

織田家に破格の高禄で召し抱えられた光秀の乾坤一擲の初陣で、
愚息が密かに与えた助言が、光秀の一生を決めるところが見もの!
光秀の定理 (角川書店単行本)Amazon書評・レビュー:光秀の定理 (角川書店単行本)より
B00EVQ00G8
No.1:
(3pt)

「モンティ・ホール問題」を適用しているのは誤りではないか。

おわんの話は「モンティ・ホール問題」として知られている。
おわんのところは、いいのだが。
光秀の道の選択の確率論は、この作品は間違っているのでは。
つまり。
1. 光秀は城攻めで4つの道のどれかを選択しないといけない。
2. そのうちのひとつの道は敵の兵がいないので、選べば正解。
3. 光秀はAという道を選ぶことに決める。
4. 調べた結果、C,Dという二つの道には敵の兵がいた。
5. 残りA,B、どちらにするべきか。
6. そのままか、変えるべきか。

ここでこの小説は、おわんの石当てと同じ原理であるとして、Aのままだと25%だとしていた。
しかし、この2つの話は、同じとはいえない。
おわんの方は、からの二つは、親が、意図的に見せたもの。
光秀のほうは、C、D、に敵の兵がいるのは、敵方大将がわざと教えてくれたのが、たまたま分かったのかが不明。
わざと教えたのであれば、おわんと同じにはなる。

でもその場合、敵方大将は、兵の配分をしたあとに、光秀がAを通ることを知らなければならない。しかし、光秀はAの選択を明かしていないので、それはできないはずである。
兵の配分の前から、光秀がAの選択をすると敵方が予想して対策を講じたのであれば、ABCDの4つは同条件とは言えず、まったく別の話となる。
よって、光秀の方は「モンティ・ホール問題」の条件は満たさず、A,Bどちらを選んでも50%ではないのか。
というわけでこの小説でのモンティ・ホール問題の扱いはちょっと無理があると思った。
光秀の定理 (角川書店単行本)Amazon書評・レビュー:光秀の定理 (角川書店単行本)より
B00EVQ00G8

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