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第三の銃弾
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第三の銃弾の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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冗長な感じがしました。読み終わってから初期のスワガーシリーズを読むと、無駄のなさ、完成度の高さが よく分かります。スティーブン・ハンターさんは、ボブと共に老いてしまったのではないでしょうか。 | ||||
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やっとハンターの神髄、ボブリーが帰ってきてくれました。20年ぶりの感動が味わえます。 | ||||
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やっと、ハンターさんの神髄に戻ってきてくれた感があります。・。・) | ||||
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読者をぐいぐい引き込むという描写が無い、なのでもう下巻は買わない | ||||
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JFJ暗殺に関しては陰謀説が2000以上もあり、それぞれが知的財産化しているという。それを題材に出版をするということは、それらに触れてしまうリスクがある。それでもなお、作者がこれを題材にしたのは、暗殺50周年という機会もあっただろうが、自身新説を持っていいたことが大きいのではないだろうか。 本作で提示された新説はもともとボブ・リー・スワガー シリーズ第1作で使おうとしたネタだったものの断念したものだそうだ。本シリーズは20年続いているが、第1作の登場上人物を再登場させて、スワガーがJFK暗殺の真相を追及する形で進められる。その説の質については筆者の不案内で不明であるが、今までになかったアプローチで、しかもかなり真面目に整合性を取り、実験もしているということなので、かなり力が入っている。 途中、犯人視点での描写が長く、冗長に感じたが、それだけ綿密に検証していると後になって知り、もう少し力を入れて読めばとやや後悔している。JFK暗殺に関する新説本としてももちろんだが、ボブ・リー・スワガー シリーズの新作としても非常に楽しめた。 | ||||
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スワガーシリーズの中でも出色の出来です。 第1作の極大射程に次ぐ名作と言っていいでしょう。 登場人物につながりがあるため、極大射程をまだ読んでいない方はそちらを先に読むことをおすすめします。 ストーリーは、スワガーがJFK暗殺の真相を突き止めるというもの。 スワガーらしく、「銃」と「銃弾」にまつわる疑惑から謎の真相に迫っていきます。 本作の素晴らしいところは、本来のJFK暗殺に関する事実と矛盾させずに、新たな陰謀説をしっかりと作り上げている点。 練りこまれた動機・暗殺手段・細部のディテール。 よく注意していないと、この物語がフィクションであることも忘れてしまうでしょう。 スワガーシリーズのファンはもちろん、そうでない方にもおすすめします。 (もちろん、極大射程を読んだあとに、ですが。) | ||||
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上巻のレビューでも書いたとおり、本作は素晴らしい出来でした。 下巻の一番の盛り上がりどころは、なんといっても最後の銃撃戦です。 スワガーを待ち受ける一流のヒットマンたち。 たったひとりで立ち向かうスワガー。 そして、真の黒幕の解明。 銃に関する詳しい描写が、銃撃戦の臨場感を引き立てています。 それでいて冗長に感じないところが、スティーブン・ハンターの描写のうまさなのでしょう。 | ||||
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上下巻通しての感想となりますが、使用した銃から謎を解くといった処に新鮮さを感じました。 ライフルの弾頭を別のライフルの口径に合わせるために、外径を削ってなどというシーンがありますが、流石に追い込む寸法を考えるとDIYで購入できる旋盤では無理で、当時ならダイヤル目盛はinchでなくメートルになりますが、フランスのカズヌーブ旋盤(日本ではヤンマーの工作機械部門・昌運工作所のHB500が有名)で横手方向(径方向の意)の1/1000mmダイヤルを頼りに寸法を追い込むといった作業が必要ではと、考えてしまいました。 昔この旋盤で3um追い込んだ事があるので。 一方気になったのが、弾頭先端を削る事と後部から穴をあける事で、何れの行為も銃の暴発を招き兼ねない加工なので不思議に思っていましたが、エピローグの部分で「実射テストはしましたが危険が伴うので、皆様はマネしない様に」的な注意が記してあったので安心しました。 でもこれが事実だったなら、ロンの役というか任務を達成した人は余程覚悟があったのではと、ぞうとしました。 成功するか暴発してスナイパーとしての経歴が皆無になるだけでなく、電気椅子待っているのですから。 ガンマニヤや旋盤工(CNCを除く)にお勧めの一冊です。 | ||||
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最初の10ページを読んで、傑作の確信をしました。 66歳のボブリー スワガーがJFKの暗殺事件に挑みます。 この緊張感、縦横無尽に動き回る主人公の活躍、素晴らしいの一言です。 あの名作「極大射程」に勝るとも劣らない一作でしょう。 Sハンター、この作品で復活しましたね。 | ||||
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2020年まで待つ必要があったが、これで真相が垣間見える? 後は自分で読んでみて判断。 娘は今は日本大使。どう思っているのか? | ||||
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2020年まで待つ必要があったが、これで真相が垣間見える? 後は自分で読んでみて判断。 娘は今は日本大使。どう思っているのか? | ||||
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買って損なし 極大射程以来の興奮が待っていると思います 陰謀説の絶えない、ケネディ大統領暗殺 その真実をボブが追い、唸らせる暗殺の”事実”解明が続きます そして、それが”やつ”を追い詰めます ・ ・ ネタバレあり 作者スティーブンハンターは、ボブとほぼ同じくらいの年齢です 67歳ですか 富も名声も得て、齢には勝てないが、それでも誰にも負けないと思っている それは、ボブにも”やつ”にも投影されていると思います より投影されていると思われるのは”やつ”ですが 素晴らしい作品ですが、やつがケネディを暗殺しようとした理由が弱すぎます ケネディがヴェトナム戦争を終結させようとしていたのは、定説です そのことを、情報の最前線にいた”やつ”が知らないとは思えません 綺麗ごとで、協力者の心を動かすのは、可能だったのでしょうか? ボブと、ジーンマルケスとの出会いも ちょっとなあという思いは消えません なにより、50年もたって、陰謀説のひとつが追加されるにすぎない着想を得た 作家を殺すというのは・・・・・ 巨万の富を得、猜疑心に凝り固まった老人の心は、同じような立場の作者にしかわからないのかもしれませんが ボブの活躍は素直に嬉しい でも、ニックの見せ場があまりにも無さすぎるという思いもあります とはいうものの、極大射程以来の傑作であることは間違いありません ページが薄くなるのが惜しいと思う稀な本です 正月にゆっくり再読するつもりです | ||||
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下巻を読み切っての第一声は、やはり、物凄く面白かった!! 今回のボブ・リー・スワガーはJFK暗殺の真相に迫る探偵という役回りを演じるのだが、お約束のスナイプ・アクションも十分楽しめる。JFK暗殺から50年。まさに今しか無いというタイミングで描かれたボブ・リー・スワガー・シリーズの最高傑作。 JFK暗殺事件の謎に迫るボブ・リー・スワガーと事件の黒幕の回顧録が交互に描かれ、次第に事件の真相が明らかになり、両者が時を同じくした時… もちろん、JFK暗殺事件の事実を捻じ曲げることなく、スティーヴン・ハンター独自の潤色を加え、読者が納得する真相が描かれている。また、ボブ・リー・スワガーがその真相究明にこだわる理由さえも、すこぶる奮っている。 上巻の感想にも書いたのだが、読み切ると扶桑社ミステリーが突然『極大射程』を復刊させた意味が理解出来る。『極大射程』の答えが本書であり、67歳になったボブ・リー・スワガーが己れの忌まわしき過去と対峙し、対決するのだ。 『極大射程』から20年。ここまで、ストーリーを盛り上げたスティーヴン・ハンターという希代稀なる銃器オタク作家の着想は本当に凄い。 本書を読む前に『極大射程』と『四十七番目の男』の二作は読んでおく事をお勧めする。 | ||||
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凄い!のひと言!ボブ・リー・スワガー・シリーズの最高傑作。冒険小説、スナイパー・アクション、ミステリーの要素がふんだんに盛り込まれ、過去のシリーズを集大成したような素晴らしい作品に仕上がっている。どのくらい面白いかと言うと、横山秀夫の『64』よりも面白いと言ったら、分かり易いだろうか。久々に読むのが勿体無いと思った。 『四十七人目の男』で、ついにボブ・リーも終わったかと思ったのだが、『黄昏の狙撃手』で復活し、『蘇るスナイパー』で文字通り完全に蘇った。その後、ボブ・リーは息子のレイ・クルーズに代を譲り、隠居するのかと思われたのだが… 今回は66歳のボブ・リーがJFK暗殺の真相に迫るという興味深いストーリー。かつて『極大射程』で大統領暗殺犯の汚名を着せられたボブ・リーがスナイパーという視点でJFK暗殺事件の真相に迫るというのだから面白い。 銃器やスナイパーに関する著作を書いている作家が車で轢き殺される。被害者の作家はJFK暗殺の真相の暴露本を執筆予定だった。被害者の妻に轢き逃げ事件の調査を依頼されたボブ・リー・スワガーは、事件の調査を進めるうちにJFK暗殺事件の真相に迫っていく…まさか、まさかの連続。扶桑社ミステリーが『極大射程』を復刊させた意味が理解出来た。 蛇足であるが、自分は数年前にJFK暗殺事件の現場になったダラスのディーリー・プラザを訪ねた事がある。この作品にもテキサス教科書倉庫ビルの佇まいやホームレスが物乞いしたり、JFK暗殺事件に関する『陰謀の歴史』なるグロテスクな写真雑誌を売り付ける様子などが正確に描かれており、当時を思い出した。 | ||||
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前作のソフトターゲットは、ダイ・ハードばりのアクション小説。軽い味付けの電車内で読み切る代物でした。 ボブがアメリカを飛び出すのは驚きました。 本作は、じっくり腰を据えて読んだ方がよい長編です。 真犯人に迫るボブと、真犯人の回顧録形式で話が進みます。哲学的な部分や難解な謎解き、銃そのものの解説などもある反面、アクションシーンは少な目なので 読むのには忍耐力も必要になるかもしれません。 ただし、その謎が解けた時は、なるほど、と思いますし、最後にはデザート(勿論、プロフェッショナル同士の戦いです)もついてきます。 本作は色々な情報に加え、筆者の得意分野の銃に知見を活かしたドラマになっています。 なお、スーヴェニアショップやブルーヴァードは、なぜ素直に「お土産店」や「大通り」と訳さなかったのか疑問です。何か意図があったのかな。 次回作「She sniper」も楽しみです。 | ||||
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ある作家が殺害された。その妻が、ボブに調査を依頼したところから、ボブの死闘の冒険が始まる。 なぜなら、それはケネディ暗殺に関する真相に迫る調査だったからだ!というストーリー。 銃器というスワガー独特の視点から、世紀の暗殺事件を再考する、という新しいアプローチを試みた力作で、かなりボリュームがあります。 専門用語等も頻出し、単なる冒険小説にはなっていないのですが、所々出てくる激烈なアクション描写は凄まじいものがあります。 迫りくる強大な敵をなぎ倒しながら真実を掴もうとする姿勢は、このシリーズの一貫した特徴で非常に楽しく読めます。 真相に肉薄する下巻を前に、十分な期待感を高めてくれる上巻となっています。 | ||||
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