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夕暴雨: 東京湾臨海署安積班
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夕暴雨: 東京湾臨海署安積班の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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今野敏さんの作品は好きです。今回のは娘に関しての心配、不安などが底辺にあり、爆発の恐怖を増幅させました。 部下一人一人に関する説明その他が少し詳しすぎてうっとうしい部分もありますが、情愛の表れなのでしょうか。。。 | ||||
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押井守と仲が良い今野敏だからこそ作れた作品。 安積剛志と後藤喜一率いる特車二課第二小隊が、どういうふうに絡んでくるか期待していたら・・・ 肩透かし! まず、安積と後藤隊長は同期の桜だそうですが、 後藤隊長は出てきません。 いや、出ているのですが、会話も無いし姿をみかけることもありません。 そしてこの作品の世界は、安積班シリーズの世界でも無いしパトレイバーの世界でも無い、 ここだけの特別な世界です。 とくに、パトレイバーの世界とはまったく違います。 何といっても、この世界にはレイバーが存在しません。 (えっ、じゃあなんで特車二課ができたの??) 暴徒鎮圧用に警視庁警備部が民間会社とともに開設した組織であり、 開発した重機(レイバーは存在しないので、こう呼ばれている)なのです。 そしてこの特車二課の(便宜上こう言うしかないけど)レイバーですが、 その姿は最後まで出てきません。なんとなくシルエットがわかる程度で、 それもおそらく98式AVではなく、TV版で第一小隊が使っていた アスカMPL96か、パイソンMPLー97Sあたりの無骨な巨人といった感じです。 当然、遊馬や野明たちも出てきません。 そして話の絡み具合も、 ぶっちゃけ特車二課が出てこなくても十分に成立するような話でした。 実際、中盤以降は特車二課は全く出てこず、終盤にチョロっと出てくるだけです。 普通に安積警部補たちの捜査パートが面白いだけに、余りにも残念すぎました。 自分のようなパトレイバー大好きな人には、肩透かし確実な作品です。 せめて安積と後藤隊長の会話があれば・・・ せめて野明たちが出てくれれば・・・ せめてキュッパチ式が出てくれれば・・・ いや、もう何よりもレイバーが存在しないんじゃ成立しない話なんだから、 もう一度今度はパトレイバーの世界で安積班を活躍させてもらいたいです。 のちに押井守はTNGパトレイバーのプロトタイプ小説で安積警部補を出しているけど、 これはこれでなんというか・・・。 とにかく今野敏には、 もう一度全く別のパトレイバーを使ったクロスオーバー作品を書いて欲しいです。 須田という、パト向けのキャラが安積班にはいますから! | ||||
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多分パトレイバーコラボ作品。今野敏作品は大好きだし、安積班シリーズ も文庫本はほぼ読破している。切り口としては面白いのだが、このシリーズ では特殊かも。楽しく読めるのだけど、個人的には星3つ。 | ||||
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たいへん面白く、ストーリー展開も奇抜で、最後まで飽きずに一気に読み終えた。 | ||||
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東京湾臨海署管内で大規模イベントへの爆破予告がネット上に流れた。安積警部補率いる班と相楽班は警戒警備にあたるが、爆破は狂言に終わる。だが再び、翌週のコミックイベントへの爆破予告がネット上に書き込まれた。前回と違う書き込みに、予告の信憑性を訴える須田刑事。須田の直感を信じた安積は、警備の拡大を主張するが、相楽たちの反発をうけてしまう。迫り来るイベントの日。安積班は人々を守ることができるのか? 異色のコラボが秘められた大好評シリーズ、待望の文庫化。 | ||||
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ついつい引き込まれるように、あっという間に読み終えてしまいました。 途中に出てきた巨大機械は一体何者と思っていたのですが、解説を読んで合点がいきました。 ほかの作家のシチュエーションを組み込んでいたのですね。 面白かったです。 | ||||
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すんなり読めてとても良かったです。 このシリーズは、物語がわかりやすいですね。 | ||||
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今野氏ファンにはお馴染みの安積警部補シリーズ。庁舎も建て替えられ、規模が大きくなり、強行班も2つの班となった。新しく出来るもう一つの班の班長には、これまたお馴染み本庁で安積をライバル視していた相楽。 馴染みのメンツがいつも通りの展開を魅せて事件を解決していくサマは、抜群の安定感が有る。 今回の事件は、展示会場での爆弾予告。犯人は現実的には「ちょっと出来すぎ」の感も有るが、それはさておき気になるのが、やはりTVシリーズ。 本作もまた、TV放映がし易い筋書きになっているのかな〜と感じてしまう。安積警部補はそうでも無いが、須田に至ってはつい塚地が思い浮かんでしまう。 本作は本作で面白いし、ドラマ化はドラマ化で本作のレビューとは全く関係無いが、小説には小説だけにしか出来ない世界観が有ると思う。今野氏には、(たまには)小説だけにしか出来ない世界を書いて欲しいと思う。 | ||||
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安積班の作品は全て読んでますがどれも面白いのでこの作品も期待して読み始めました。 作者の今野敏はあらゆる意味でオタです。 「慎治」と「こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説」ではオタの極地を感じさせましたが実はアイドルオタでもある事が半分隠されている「イコン」や「時空の巫女」で氏のオタであるところが分かる人には分かる。 それでいて本人は空手道場も持っていて。 私も空手二段、弓道四段でAKB48オタでガンダム大好きなので氏の作品には限りない愛着を持っています。 この作品、「夕暴雨」はそう言ったオタとは本来は遠いはずの刑事ものなのに、「特車二課?」。 今夜は、もう寝れません。 アイドルオタ、武道オタ、ガンダムオタは今野敏の作品を読んで損はありません。 | ||||
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神南署安積班から読んでる方には、臨海署が新しく立て替えられ、強行班係も2班に倍増するなどとは隔世の感があります。 事件はコミケに対する爆破予告があり、安積警部補率いる安積班が解決するのですが、異動してきた相良班との無理矢理な 解決競争に引き込まれてしまい、最後まで読み手はハラハラさせられ、ハンチョウを応援し続ける事になります。 結末としては全てがうまくいきすぎな気もしますが、部下を深く思う安積警部補、信頼している部下達、暖かく見守る署長、 あと僕が好きなのが交通機動隊の速水、全て、読み手の期待を裏切らない活躍をしてくれます。 安積ファンにとっては納得の一冊となる長編なのは間違いありません。 ただ、パトレイバーの特車二課の使い方、出てくる意味がイマイチ不明な気も・・・。まさか映画でコラボ? | ||||
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お台場近辺を管轄するベイエリア分署。 良識派だがやる時はやる頼れる係長・安積。口うるさいが几帳面な、昔ながらのタイプの刑事・村雨。 トロく見えるが抜群のツキとひらめきを持つ須田、豹のようなしなやかな身のこなしで不言実行な黒木。 村雨に弟子のごとく徹底的に教育されている桜井。そして豪快で一匹狼な速水。 個性派揃いの安積係長チームが事件解決にあたるシリーズ、最新作。今回は長編です。 今回、最大のポイントは、安積係長をやたらとライバル視する本庁所属の係長・ (年齢は安積よりも下だが同階級という設定)相楽が、人事異動のため、 安積と同じベイエリア分署の、しかも安積の隣のグループの係長に就任したことでしょうか。 とにかく、最初から最後まで、安積達に絡むこと絡むこと…まるで性質の良くない酔っ払いの方々のようです。 既刊で何度も敗北しているのに懲りない人だ…と思いますが、 実際には、どんな企業/組織にもこういうしようのないオジサマ、いますよね……。 すぐ意固地になり、上には弱く目下の者には態度が大きい。保身や出世、給料UPのことばかり考え、 視野は狭く浅はかで、人の足を引っ張ることに情熱を燃やす……。 そんな迷惑な熟年男性の典型キャラクターから、実在の人物を複数思い出したりして、 個人的には読んでいて少しストレスがたまりましたが、今回もやはり、安積達チームはやってくれます。 安積達の管轄地域にあるビッグサイトで行われる同人誌即売イベントの爆破予告がネットで発見される。 警備の強化にも関わらず、爆発が起こり、怪我人が複数出てしまう……。 安積達は、競争意識むき出しの相楽達にやりにくさを感じながらも捜査を進め、 最後には彼らが、相楽達チームに一泡吹かせる形で事件を解決します。 少し「出来すぎ」の感はありますが、彼らのチームワークと テンポの良い掛け合い、地道で堅実な捜査と無理のない結末…。 今回も期待を裏切らない面白さでした。一気読み必死です。 | ||||
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