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疾風ロンド
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疾風ロンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全81件 81~81 5/5ページ
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そうなんですよね、最高に気持ちいいんです、滑ることは。 疾風になれたと感じる瞬間。 題材となっている野沢温泉に行って、キャンペーン応募用のスタンプも貰いながら滑りたい。 各シーンと思われるところを想像しながら、広いゲレンデを滑るのも楽しそう。 RECCOやビーコンをリフト上が振り回して、前作にも登場する根津なりきりゴッコもしてみたい。 みんなそれぞれ色んな想いを抱えながら雪山と向き合っている。 小説を読むことも、斜面を滑ることも、温泉に浸かるのもひとときの単なる現実逃避じゃない。 自分自身と向き合い現実と向き合うための時間になるような気がする、登場人物も読者も。 現実の程度を知らず口先だけがどれだけ無力で無意味であるか。 実行力の伴う判断が達成に至ることが、雪山に踏み入ると痛感できる。 同じ状況でも、もがくだけの人と、自由に移動できる人と大きく差が出る、人生も同じ。 善と悪の対立ではなく、登場人物全員がその人なりの正義の意思に従い行動している、正義と正義の争い・競い合い。 子供でも中学生でも大人でも意思の強さにハンデはない面白さ、理解や表現の力量に経験や技術の差はあるけれど。 新雪は曇天となるのが当たり前ですが、 夜にたっぷりと雪が降り、真っ白でふかふかなパウダーを澄み渡る空の元、奇跡的な舞台で繰り広げられるドラマ。 映像化して欲しい、熱望します。 | ||||
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