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(短編集)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘



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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘の評価: 4.47/5点 レビュー 19件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(3pt)

ツンデレ美女の探偵譚

●目玉は何と言っても主人公のキャラクター。頭が良くてめっぽう美人。おまけにスタイルは抜群。
口数は少なく尊大な人柄で、いわゆるツンデレ美女である。女性作家の描く主人公の典型的なパター
ン。あんがい女性たち共通に抱いている”理想的な女性像”なのかもしれないな。
 若者たちの等身大の会話は、和気あいあいでユーモラス。日常会話から本筋へと進展して行くテク
ニックは軽妙である。端緒はオカルト風だが本格推理へと導き、かつどんでん返しも用意している。
女性読者の支持率が高い作品だと思います。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている  雨と九月と君の嘘 (日本文学)Amazon書評・レビュー:櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘 (日本文学)より
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No.18:
(4pt)

正太郎の人間的な成長が感じられる充実の3冊目です。

少し暗くて陰気だけれど北海道・旭川の自然と風土に触れられて人骨と人生の勉強になるスケルトン探偵ミステリの3冊目です。今回は3つの話で櫻子さん、ばあやさん、正太郎の推理がそれぞれに味わえるヴァラエティ豊かな趣向になっていますね。著者が最も力を注ぐ第3話では櫻子さんの何故か素っ気無く冷たい性格の理由が明らかになりますが、若い正太郎が頑張って不吉なジンクスを跳ね返して欲しいですね。正太郎は骨学と人生の師匠・櫻子さんの厳しいご指導のお陰で愚かなと言われながらも経験を積んで確実な成長が感じられるのが頼もしいですね。

キャラクター紹介のイラスト頁が充実して来て嬉しいですが、ばあやさんと初登場の登場犬物ふわふわのサモエド犬のヘクターも描いて欲しかったですね。処で櫻子さんと許婚者の在原さんは本当に結婚するのでしょうか?『呪われた男』短命の家系に生まれ迫り来る死の恐怖に怯える男の謎を解き必死で人命を救う櫻子さんの活躍。『お祖母ちゃんのプリン』数年前に癌で亡くなった祖母の真実の心情を告げられ激しく悔やむ正太郎。『託された骨』高校の文化祭に来た櫻子さんが理科準備室で人骨を発見して大騒ぎに。正太郎の名推理に櫻子さんも脱帽でしたね。
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No.17:
(5pt)

お気に入り。

主人公の高校生が、骨にしか興味がない櫻子さんに振り回される話です。一気に読めます。
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No.16:
(4pt)

面白いです。

このシリーズ、今はまっています。
あとどのくらい続くんでしょう?
このまま中だるむ事無く終了して欲しいです。
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No.15:
(5pt)

櫻子さん

とても面白かったです!
櫻子さんの先生が出てきたり、櫻子さんの過去が少しずつ明らかになってきて次の展開が楽しみです!
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No.14:
(5pt)

アニメを見て知りました。

製骨師であり検屍の知識を持つ櫻子さんのお話し。 本を見てつくづく感じるのはアニメでは見事に映像化を果たしていると言うことですね。 本としてのこの作品と映像化されたアニメとは全く違和感がありませでした。 しかしながらアニメは終了してしまったのが残念です。 たが原作を読んでいるとアニメ化されていないストーリーもあるのでこれが原作の醍醐味です。 長過ぎず、短過ぎずとても読みやすく、一冊読み切りなのでオススメです!
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No.13:
(5pt)

櫻子さんシリーズ、3冊目

TVアニメから入った人は、アニメになった部分なので、原作とどうちがうのか?、一見の価値あり。 原作も売れ、テレビでの反響も大きく、この1月には、9冊目の発行。 これからも、櫻子さんシリーズは、熱い!!
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No.12:
(4pt)

3巻読破。これは後に残すとどの巻なのか確実に分からないので今の時点の点数を暫定で上げることにする

僕としてはこの時点では4が妥当だと思う。先に言っておくが、もしこの本がここで終わりだとすれば5をあげても良いくらいである。それくらいの満足度はあった。

1巻の時点での予想は当たっていた。やはりこの本の最大のミステリーは櫻子さん本人である。彼女にまつわる死体の話はむしろ味付けであると言っても過言ではない。

3巻まで通して読んだ結果、明らかに彼女の人物としての描写が深まってきていることが分かる。予想通り、作者は櫻子というキャラクターを一枚一枚薄皮をはぐように、もしくは骨を少しずつ組み立てるようにしながら描いている。

むしろ後者か。この巻のメインが・・・ああ、英語名で言おうか、レイディアスとアルナ(いやー、どうしてもウルナと言いたくなっちゃうね。ヨーロッパ語圏でも頻繁に使われる言葉だし、英語以外のほとんどの言語でウルナ、って言うからね)、橈骨と尺骨であったことを考えると、案外一巻や二巻、それぞれに骨に模した意識があったのだろうか。いや、2巻の大地主の死は薬の飲み合わせによる病死か。しいて言えばuterus(子宮)が主題だったと言えなくもない。だが、この人の作品は子供とその死に関する扱いが多いから・・・話の流れ上、骨盤の話題は何度も出る。一巻はやや頭に傾いている傾向がある。ちと強引が過ぎる推測だ。

まあ、どの巻がどの部分をつかさどっているかなど、作者も考えすぎたらかえってドツボにはまるだろうから、適度にいろんな部位を交えて、その話から彼女という人格を組み立てなおそうとする試みが見られるのだろう。

さすがに、作品中、骨のそれぞれの部位について、その組み合わせとそれぞれの妙について語るだけはあり、彼女についての描写も同じように見せながら(骨ゆえに似る部分が多いのは当たり前か)少しずつその表情や思い、彼女のバックグラウンドが組み立てられて行っているのを読んでて心地よく感じる。

3巻まで読んだ時点で、ようやく彼女の輪郭がかなりはっきりしてきた。そしてこの巻から、彼女はついに少年に自分の考えていることを伝えるようになる。拒絶と言う形で少年の心の直接触れてくるのだ。

この巻でこの物語のプロローグは終了したと言えよう。

彼女をめぐるミステリーはむしろ深まったと言える。いや、結局のところ、少年の言うところの「彼女のことを理解しても、彼女の心は理解できないだろう」と言うところに行き着くような気がしなくもない。人間の心が一つの言葉で命題知としてそこに提示された時点で、その人の心もまた動いている。つまりその命題知は過去のものとなる。そんなことを言い始めたら小説に書かれる一字一句が読まれて言ったその後から過去のものになっていくわけだが・・・

骨と言うものに思いを寄せると、どうしてもハイデガーの「人間は絶対的に時間的存在である」と言う言葉に行き着く。いや、むしろすべての生きとし生けるものは絶対的に時間的な存在なのだが。

最初に扱うことを決めた題材がよかったと言えるだろう。割と浅めのところから(つまり頭が一時的メモリーで考えることはもっとも浅い部分であると言えよう)始まった物語は、骨を接ぐようにしてどんどん深化していく。一人の人間を語ると言うことは、その人の骨を語るようなものだ。何かが欠けていると、それは徹底的にその人を説明できていないとこちらに感じさせる。そのことを意識すると、作者はヒロインの人物像を余すことなく書こうとする情熱に駆られるだろう。肉体は時間とともに姿を変える。それはそれを支える骨も例外ではない。ゆえにそこに答えが出たときにすべては過去のものになるのだが・・・

物語というものはいわば実践知なのだろう。命題知は実践知に内包される。それゆえに彼女の存在は物語を通して、たとえすべてが説明されなくてもこちらの中でかなりの部分が出来上がる。それが現時点で読者として彼女を理解する(つまり輪郭を捉えるということ)と言うことであり、しかし少年、つまりほぼ読み手が(ここがライトノベルのライトノベルたるゆえんですよね)彼女の心が理解できないと感じるのは、命題知そのものの齟齬ではなく、命題知が受け取り手によってその意味が変化する可能性について(分かりやすい例として、嘘はよくない、しかしよい嘘もあるというパラドックス)、つまり知覚と認知の個々人のズレは受容することにより共有できると言う可能性について考えるだけの、少年の人生における経験値の足りなさのようにも思える。

自分がそう認知しているかかはさほど問題ではない。彼女がどう認知しているかを知り、そしてそれを受容できるか。

これは理解ではなく、受容なのだから。理解できることは一生ないと思う。基本的にはあなたがあなたであることを受け入れる。それが愛であると、とりあえず命題知としては僕は考える。ほかのひとがどう考えるのかは知らない。この考え方は作者も似通っていると感じる。この巻の自殺を試みる投資家の奥さんの発言は、今僕がここに書いたことと非常に似通っている。(実際にそれが出来るのは本当にすごいと思う。愛は偉大だ)

ああ、つまり、この巻の終わりで、少年(=ほぼ読み手の意思。中二病を呪うなかれ。それは物語の読み手としては結局健康そのものの心であると言って差し支えない。ゆえに何を読むのかはとても大事なのだ。そしてどの物語に己の心を投影するか。これが本人にとっての時間の有意義の度合いを、長い目で見ると結局決めてしまっていることは残念ながら否めない。簡単に言うと「自分が面白いと思ったものを読め」と言うことだ。)はその受容を試みる決意をしている。

少年は、櫻子さんの「こころ」の扉に自分からノックをすることを、初めて決意するのだ。正直、多少唐突にも見えるが、3巻までの流れをあくまで少年と櫻子さんの心の通い合いとして捉えると、これはあくまでこの物語の脊髄に当たる部分であることは明白である。

非常に興味深い展開であると言えよう。人の心の働きかけあいは、そこに意思を持ったときに大きく揺れ動く。それは危険な賭けでもある。そこからバランスが崩れてすべてがお釈迦になることなんて、多くのひとが体験したことだろう。(そして体験するごとに、その起こることの恐ろしさに、容易にその天秤に錘を載せようとしなくなる。年をとればとるほど、人間は臆病になるのだ。ゆえにこの大胆さに、おじさんは憧れる)

ゆえに、読者(=少年)は、この決断を心地よく思うと同時に、大きな不安にも駆られるのだ。

どちらに振れるとしても、天秤に錘は載せられてしまったのである。物語の運命は、鼓動を始めたと言える。

さて、ここまでほぼ絶賛コメントしておきながら。

どうして4かというと、僕は彼女をめぐるミステリーを読みきってないからだ。彼女と彼の心の通い合いが時間と言う制約に縛られながら一つの到達点(おそらくそれは時間切れという形で提示される)に行き着くとき、僕がその答えに満足するかどうかは、この巻を読んだ時点では全く分からないのである。

ゆえに評価の仕様がない部分が残る。これがライトノベルのライトノベルたるゆえんだろう。

そう考えるとアガサ・クリスティーのすべての一人の探偵による物語も同じようにライトノベルだったのかというと、結局のところ、最大の違いは「探偵以外の主人公が辿り着く答えが、探偵の存在以上にインパクトを与えているか」と言う点が違う。

この巻における佐々木先生とその姉と夏子さんとにまつわる話はそれなりにインパクトがある。いかんせん、どうしてもヒロインである櫻子さんの「心の動き」にこちらの注意力の多くが削がれてしまう。いや、むしろ彼女の心の動きをメインに書いているのだから、その結果は当然なのだけれど。

ある意味当然か。クリスティーの探偵はみな、老人か変人である。物語そのもののヒーローにもヒロインにもなれないのだ。ただその老い先やその思索が気にかかる。だがそれは若い人達のそれほどのインパクトをこちらに残さない。彼らはあくまで物語をこちらに与えてくれる存在である。彼ら自身は大きく物語そのものにはならない。いや、最終的にはミス・マープルはそれでも作者本人と重なってしまうのだが。いやはや、小説家にとって探偵の役割は恐ろしい。どうしても作者本人の鑑と成ってしまうから。なぜか。そこには善悪と正義が絡むからである。(この物語においてそれは少年と櫻子さんの間のリフレクションで表現されているが。主に少年が考えているように読ませるが、それは櫻子という鑑があるからこそできることであり、時折その役目は反転する。そうでなくては男女は描けない。)そこに主観すら客観視するなんてポストモダニズム、大衆小説には似合わない。小説家本人が迷っているくらいが、読んでいるほうも共感しやすい。それこそライトノベルの範疇を超える。

いずれにせよ、彼女の心の流れがこの物語の中心である以上、彼女と彼の心の通い合わせ、そしてその結果が見られない限り、この本の最終的に正当な評価が出せるとは、正直とても思えない。

作品の質もレベルも内容も全く違うが、結局僕の中で起こっているわだかまりは「ゼロの使い魔」と同じことだと言う事実。これはライトのベルだから仕方がないのだが、なんとも自分の頭の中が残念である。でも仕方がない。文句があるのならこの商売の仕方を生み出したライトノベル産業自体に文句を言わないといけない。

ライトノベルは「終わらない乳繰り合い」と言えば下品極まりないが、どうしても同じところをこねくり回してなかなかこちらに答えを見せない(名探偵コナンなど、このまま作者が死ぬまで終わらない予感すらある。あれはライトノベルと同じ手法だ)売り方をこちらにしてくる。果たしてこの物語はきちんと終わりを迎えてくれるのだろうか、と言う思いと、これだけ丁寧に一個一個骨を接ぐように物語を書いているのだから、いずれこの物語りの骨格標本はこちらに美しい姿を現してくれるはずだという願望が綯い交ぜになって、こちらを次の巻に進ませようとしている。結論は、物語が終わるまででない。

西尾維新ほどではないだろうが、この暇つぶしと言う名の甘美な牢獄に、作者はこちらを出来るだけ長いこと取り込もうとするだろう。そこに文句を言っちゃいけない。そこに文句を言うのならば、ライトノベルに手を出してはいけないのだ。

繰り返すが、描写は巻を追うごとに深まっており、この物語の結末がぼくの望むようなものでないとしても(そもそもどのような結末をこの物語に僕が望んでいるかが現時点でかなり朧気であり、読み勧めないとこうあってほしい、と言うところまで行き着かないのだが)、この巻をそのまま1巻から読んだら、この時点での評価はかなり高い。

そう。ここまでの満足度に関しては5をあげてよいほどに。

ゆえに多くのひとが5をあげているのはある意味正当である。ただ、おじさんは今までライトノベルのこういう形式に何度となくがっかりさせられてきた(そもそも終わらない話で終わらせるものが多すぎる。そういう意味でマンガではあるが高橋留美子はいつも頑張る。彼女が尊敬されるゆえんであろう)ので、ここでうかつに5をあげられないんですよ。

長々と書きました。なに書いているのか良く分からないところが多いし、あまりにも散文的でしょう。僕も勢いで書いているところがあります。すいません。

一言で書くと「読んで損はしないよ」と言うことです。

物語を読むのは、まるで一個一個の骨をついで行くような作業だ。丁寧にやるほど、頭の中に出来上がる標本は、美しい。

その作業を苦もなくこちらにやらせる、そういう意味では間違いなく良作です。
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No.11:
(5pt)

七巻目にして。

相変わらずな櫻子さんが、素敵です。知りたかったことも分かる一冊でした。
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No.10:
(5pt)

良かったです!

とても引き込まれる話ばかりでした。また、旭川を舞台にしていて、自分も旭川に住んでいるのでとても理解しやすくて楽しく読めました。
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No.9:
(3pt)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘を読んで

本格ミステリーの形態をとっていますが、それほど困難なわけではなく、ライトミステリーです。
よって、しっかり読もうという人のは向きまんが、少しまとまった時間をつぶすのには最適です。
内容も、この目的であれば十分です。
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No.8:
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骨と旭川の歴史

旭川を舞台にしたライトミステリの第三巻。

一巻、二巻ではまだ文章や構成に拙いところが見られたが、ストーリーや文章のレベルが確実に上がっている。
ストーリー自体を楽しむのはもちろん、作者のレベル向上や、旭川ネタも楽しめる。

第三巻では、犬のへクターが初登場。
旭川ネタとしては、旭岡、神楽岡、近文、春光台、末広などの地名が登場。
旭川のソウルフード、バナナ焼きも登場。

そして、旭川に遊郭があったという歴史や、旭山動物園の骨格標本など、専門的な内容もよく調べられていておもしろい。

骨と旭川という基本のネタに加えて、ストーリーや登場人物も魅力的になれば、この作品はますます面白くなっていくだろう。
これからも楽しみな作品。
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No.7:
(5pt)

櫻子さん大好き~

櫻子さんのつっぱねる優しさが好き~^^  少年のおせっかい&優しさが好き~^^
一度みなさん会いに行ってみて~^^v
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No.6:
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号泣しました

独特な世界観が構築されたシリーズだと思います
どちらかというと嫌ミスになるんでしょうか?
爽快感や笑いを期待できない、重いお話ばかりなんですが
少年と櫻子さん、そして周囲の人たちとの絶妙な会話や、旭川あるあるやおいしい描写が上手くクッションになってくれています
さくさくと読みやすい印象です
それにしても一冊の中に喜怒哀楽がこんなに盛り込まれている本は珍しい!
特に今回は、真ん中の話に本当に泣かされました
巻を追うごとにおもしろくなっていきますね
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No.5:
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櫻子さんは魅力的

骨格標本が趣味の女性、とてもクールだけどさりげなくやさしいな。初年とのコンビが終わってしまうのかな。
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No.4:
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奥が深いねー

櫻子さんのクールビューティーと男勝りの発言のギャップが良い。
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No.3:
(5pt)

とても気に入った

前作が気に入った方は今作も買って満足だと思います。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、読み終わって櫻子さんがさらに好きになりました。
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No.2:
(4pt)

3作目

死体シリーズ三作目です。
相変わらず櫻子さんの周りには死体がつきまといますが、生々しい死体ではなく、
死後、年月を経た遺骨なのでグロさはありませんので安心してください。
今回は3つのエピソードで構成されています。
タイトルからは想像できない、とても温かみのあるお話です。
今までで一番良かった巻かもしれませんが、
この巻を楽しむには過去作が必読なのはシリースものの宿命でしょうか。
興味を持たれた方は、第一巻から読むことをお勧めします。
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No.1:
(5pt)

角川書店グループの戦略展開は・・

作者の太田紫織さんの出身地・北海道旭川が舞台。
 各所に“旭川愛”があふれる文章、ものすごく心地よく、当三作目の
発売心待ちにしておりました。
 あっ、もちろん、ヒロイン櫻子さんのキャラ、オジサンのマゾ心を
くすぐります・・・。

 さて、そこでやはり思い浮かべてしまうのは、
 『ビブリア古書店の事件簿』シリーズのヒロイン・栞子さん。
 櫻子さんと栞子さん、スタイルも対照的だ〜〜〜。

 『ビブリア〜』シリーズは、メディアワークス文庫からの刊行でしたが、
こちらは角川文庫から。
 そこに、『ビブリア〜』シリーズを上回るヒットを目論む角川書店の戦略
展開を感じます。終章「エピローグ」なんて、もろ連続テレビドラマの「次週
へ続く」シーンですし・・・。

 作者太田紫織さんには、いろいろな“注文”が殺到しているとは思いますが、
重圧に負けませんように。次回作にも、期待させて頂きます。

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