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(短編集)
探偵部への挑戦状: 放課後はミステリーとともに2
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探偵部への挑戦状: 放課後はミステリーとともに2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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東川氏の作品は基本どんなユーモア系でも本格ミステリーであるのだが、この放課後はミステリーとともには殺人事件が起きない学園もの推理ということもあって、本格ユーモアというよりは赤川次郎系の本当にユーモアミステリーとして書かれている節がある。 トリックは発想自体は奇抜だが、本格風味ではないため、ややバカバカしいところが目立つ。 本作は新趣向としてライバルの推理研究会によるミステリーコンテスト趣向の作品が2作あるが、こういう疑似本格ミステリーテイストだと途端に本格推理っぽくなっていて、この2編だけはトリックの出来は本格テイストで出来は良い。 | ||||
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11-13年に『月刊ジェイ・ノベル』に掲載の七篇(書き下ろしはなし)を収めた連作短篇集. シリーズの2作目で,本家(?)『鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ』との合流も見られる一冊です. 序盤でのいくつか,体育祭や文化祭と,学園ものらしいイベントに絡めた事件と解決は, トリックもおおよそ,もしくは十分なもので,短編ながらも考える事を促される話の運び, そして,学園や日常にスッと織り込まれた伏線も含めて,コンパクトにまとめられています. ただ,複数の篇で謎や状況が被るのが気になり,ギャグならいわゆる『天丼』で笑えても, メインの要素,しかも同じ作品の中で既視感を抱かされるのは,どうしてもマイナスの印象. 最初はスマートだった謎も,半分を過ぎたあたりから,強引,首を傾げることが増えましたし, ヒロインに引っ掛けたライバルキャラの名前も,ちょっと狙い過ぎように思えて微妙な感じが…. とはいえ,名前はさておき,ライバルの存在をこの巻だけで終わらせるのはもったいなく, 結末の雰囲気からも,続編への含みも無きにしも非ずで,できればもう少し読みたいところ. まずはミステリの部分をしっかり,そしてまたユーモラスなやり取りで楽しませてほしいです. | ||||
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