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漂流者たち
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漂流者たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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最近では社会派としての著作も多い、柴田氏。本作も東日本大震災の発生当時を舞台としながら、原発の問題などをストーリーに織り込んでいく。 主人公はお馴染みの神山健介。なので、あくまで本書は探偵モノであって社会派として原発を深く掘り下げている訳では無い。 恐らくは2013年11月現在の最新刊だと思うが、50歳を越えている年齢にも関わらず、どんどん質が上がっている気がする。そう言う意味では☆4つでも十分な内容だが、どうも読後感としては粗が目立ってしまい、辛い評価となってしまう。 まず、登場人物それぞれの出会いなどが不自然。被災地と“漂流”している人との出会いはごく自然だが、それ以外は違和感が有る。 また、この作者のクセなのだろうが、相変わらず意味不明の商品名の羅列(だいぶ減ったが・・・)。 そして、何ヶ所か出てきた意味不明の語句。例えば「バビルの塔」。バビルの塔ってなんだ?ハードボイルド風を装っているくせにこんな所でアニメにしか出てこない語句(一般はバベルの塔)を使ってしまうあたりが、まだまだ荒い。 | ||||
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