アリス殺し
評判
アリス殺しの評価:
3.29/5点 レビュー 102件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1〜20 1/2ページ
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アリス殺しの評価:
3.29/5点 レビュー 102件。 B ランク
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ハンプティ・ダンプティの墜落死、グリフォンの食中毒、白兎の刺殺…などなど、不思議の国でキャラクターが死ぬと現実世界でそのキャラクターと同調していた人物が同じ死に方をするという設定が面白い。ひょんなことから容疑者になってしまったアリスは仲間と一緒に冤罪を晴らそうとするが…というストーリー。
地の文は少なく、ほぼ会話文で進行していくので1〜2日で読みきれると思います。絵本の文体を意識してるのかな?世界観の説明はあるものの小難しい単語や言い回しはないのでめちゃくちゃ読みやすい。
メルヘンな世界観ですがそこは小林泰三、グロ描写は容赦ないです。不思議の国のアリスの設定をフルに活用して多種多様な殺し方でキャラクターを退場させていくのでグロ耐性がない方は注意。アリスに親身になった登場人物ほどエグい死に方をするのがしんどかった…。
トリックはなるほど〜と思いましたが犯人の名前を言おうとしていた牡蠣をビルが食べてしまうとか親類でもないアリスと犯人の体臭がそっくりだとかご都合な部分も目立ち、ミステリーとしてはいまいち。不思議の国のアバターと現実世界の人物の外見や人となりは必ずしも一致しない、という部分を念頭に置いておけば真相に辿り着きやすいと思います。なので推理の難易度は比較的イージー。
小林泰三といえば胸糞のイメージが強いですが本作は勧善懲悪でまとめられていて読後感がよかった。まあ被害者が多いのでハッピーエンドかと言われれば微妙ですが、犯人はそれ相応の罰を受けることになるので溜飲は下がります。
不思議の国のキャラクターは知能が低いという設定上、同じセリフを何度も繰り返したりまどろっこしい言い回しをするので、アリスと一緒に「もういいから!」とイライラするシーンが多々ありました。そこも含めて総括して☆3評価です。